みなさんのご自宅では、食器を洗うのに食洗機を利用していますか?
近年では、新築を建てる際などには食洗機をつける家庭がとても増えてきたように思います。
そんな食洗機ですが、実は通常の食器洗剤ではなく、専用の食器洗剤を使っているのはご存知でしたか?
というわけで、
について調べてみました。
なくなった時の代用品なども合わせてご紹介していきたいと思います!
参考にしてください。
目次
通常の食器洗剤と、食洗機専用の洗剤の違いとは?
人の手間なく食器を洗ってくれる「食洗機」。
汚れたお皿や調理器具も、そのまま食洗機に入れればボタンを押すだけで簡単に汚れを落とすことができてとっても便利ですよね。
手が荒れやすい冬場なども、水を触らずにお皿を洗える。
ということで肌にも影響を与えず、まさしくいいことづくめの食洗機。
しかし、実はデメリットとして、
専用の洗剤を使わなければいけないという点があります。
私も、実家のキッチンに食洗機があります。
大きめの調理器具や、あまりにも油汚れのある食器は食洗機で洗うことができないので、別で手洗いをしているそうなのですが、
そうすると、通常の洗剤と食器洗い専用洗剤どちらも用意しなければいけないということになりますよね。
洗剤以外にも水回りにはグッズがたくさんあり、置くのも大変ですし把握するのも大変だと思います。
そもそも、なぜ食洗機の洗剤がなくなった際に通常の食器用洗剤を使用してはいけないのでしょうか?
同じ洗剤を使えば収納場所を取ることもないですし間違えて入れてしまった、という問題もありません。
台所用洗剤の方がコスパがいい気がするのですが一体何のために、わざわざ洗剤を分けているのでしょうか?
その理由としては、「成分の違い」がポイントになります。
食洗機専用洗剤は
漂白効果のある成分や酵素など、主に洗浄力の強い成分(刺激の強い成分)が入っていて、泡立ちしにくくなっています。
これは、「手で洗わない」という前提の洗剤です。
手で洗わないので、刺激が強くても洗浄力重視。
ということです。
食洗機の中が泡でたくさんにならないように泡立ちしにくい。という点は、食洗機専用洗剤の特徴です。
ちなみに、人気が高い食洗機用洗剤は、
ライオンケミカル
ピクス
食器洗い機用洗剤
ずばり、コスパがいいです。
安心の容量と洗浄力でおすすめです。
頼りになる洗剤といえます。
イーナ
matsukiyo
食器洗い機専用洗剤
安定の洗浄力を発揮するのがこちら。
マツモトキヨシのオリジナル洗剤です。
洗浄後、若干柑橘系の匂いが残るので、爽やかな感じでに後片付けができて心地いいんです。
おすすめです^^
(個人的感想)
手洗い用台所洗剤は
手で洗うので、
人の肌に被害の少ない成分で作られていて、冷たい水やぬるま湯でも汚れが落ちやすいように発泡性が極めて高くなっています。
泡で汚れを落とすイメージが強いのも、この泡立ちが多い成分があるからですよね。
食洗機用の洗剤とは逆の特徴を持つこの点は、「手洗いのための洗剤」ということです。
また、
肌に優しいという点で、洗浄能力が食洗機の洗剤より落ちる。という点は、確かにそうかもしれません。
しかし、「手で洗う(こする)」という作業は、時間はかかりますが食洗機ではできない仕事でもあります。
ここで「どちらがいい」ということはいいませんが、どちらも長短がある。ということです。
ちなみに、人気が高い台所用洗剤は、
ライオン
CHARMY(チャーミー)
泡のチカラ手肌プレミアム
油汚れもしっかり洗浄。そして、手肌の刺激をブロック。
洗浄力と、肌へのやさしさを兼ね備えたおすすめ洗剤。
ライオン
ママレモン
私が生まれた頃からあり続ける「ママレモン」。
昭和の販売開始時から「手を荒らさない洗剤」というキャッチフレーズ。
歴史がこの商品の品質を説明してくれますよね。
レモンの香りがなつかしい^^
食洗機に普通の台所用洗剤を使うとどうなる?
「なくなったから…」ダメ?!
間違えて食洗機に台所用洗剤を入れてしまうと、
故障や異常(エラー)を感知して停止。
開けてみると、食洗機内がびっくりするほど泡だらけになってて立ちすくみます。
間違えや、「なくなったから普通の台所用洗剤で……」はダメです。
一回食洗機内が泡っ泡になると…
- 食器を取り出す
- 食器をシンクですすぎなおす
(悲しい時間) - 食洗機内の泡を拭き取る
- 食洗機内を水ですすぐ
- 乾燥させる
(乾燥モード) - 動くかどうか試す
(ダメなら4からリスタート)
先にも説明したように、台所用洗剤は極めて発泡性が高い特徴を持つ洗剤です。
間違えて入れてしまうと、食洗機内が泡だらけになってしまい異常を感知するセンサーが働きます。
なので、
「よりきれいにしたい」ということで、台所洗剤で軽く洗ってから食洗機へ。
という場合(あることもある?)は、要注意ですよ。
その場合は、台所用洗剤をしっかりすすいでから食洗機に入れるようにしましょう。
台所用洗剤は、少しでも予想以上に発泡します。
食洗機専用の洗剤がない!
そんな時は酵素系漂白剤を使おう!
食洗機の洗剤がなくなった場合には、台所用洗剤を使って手で洗えばいいのですが……
せっかく購入した食洗機を横目に手で洗うのって、くやしいですよね(涙)。
前項でお伝えしたように、台所用洗剤を食洗機に入れることはできません。
ならば、
専用の洗剤がなくなった場合に、どれが代用できるのかを把握しておくことは大切なことだと思いませんか?
実は、食洗機用洗剤の代用は「酵素系漂白剤」が効果的なんです。
「酵素系漂白剤」とは、
衣類の汚れを落とすのに適している洗剤なのですが、その他にもコップの茶しぶだったり調理器具などの汚れにも効くと言われている、万能な洗剤です。
この「酵素系漂白剤」を食洗機専用の洗剤代わりにすることで、汚れとなるたんぱく質の成分を溶かし、お皿をピカピカに洗い流すことができるんです。
私も実際に、まな板などがすごく汚れて通常の洗剤では落ちなかった汚れを取るために「酵素系漂白剤」を使ったことがあります。
最初は衣類だけに使うものだと思っていたので少し抵抗もありましたが、実際に使ってみると、カルキのようなキツイにおいもなくすごく使用感が良かったです。
容量も多いものがあるので、ストックには持ってこいの洗剤です。
もし、食洗機用洗剤のストックがない場合でも、他の様々な用途で使える「酵素系漂白剤」を常備しておけばサッと代用もできて助かりますよね。
おすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
同じ「食器を洗う」でも洗い方によっては全く違う洗剤を使うということがわかりました!
最近、より利用している人が多くなってきた食洗機。
簡単な作業で、しかも手荒れが少なくて済むと考えると少し洗剤にお金がかかっても使いたい!と思う人も多いですよね。
中に入っている成分が違うため、洗剤は必ず専用のものを使うことが大切です。
そして、万が一その洗剤がなくなってしまった場合には、応急処置として「酵素系漂白剤」を使用しましょう。
泡切れも良く、様々なシーンで使用できるので1家に1つあるととても便利ですよ。
食洗機は、使い方によっては家事の時短になったり、手荒れを防げたりといいことがたくさんあります。
皆さんも、ぜひ試してみてくださいね!
今回はここまで!
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