湿気の多い時期が来ると憂鬱になるのは私だけではないでしょう。
部屋の中はジメジメするし、なんとなく空気も重いし、体も重い感じがしますよね^^;
しかも洗濯物は乾かない!
気分まで鬱々してしまいます。
せめて、部屋の中だけでも快適に過ごせたらいいのに…
そんな思いも出てきます。
というわけで、
などについて調べてみました。
参考にしてみてくださいね。
目次
湿度とは?湿度が私たちの生活に与える影響とは?
私たちが普段使っている「湿度」。
そもそも湿度って何なのかご存じですか?
湿度とは
湿度というのは、空気の中に含まれる水蒸気の量を指します。
この湿度には、
「相対湿度」と「絶対湿度」という2種類があり、私たちが普段使っているのは「相対湿度」。
これは、
温度によって水蒸気を含むことができる空気の上限に対して、水蒸気がどのくらい含まれているかを表したものです。
通常「湿度◯%」と表されます。
要するに、
- 空気中に蒸発できる「水」には限界があって、それは温度が高くなるほど多くなる
- その温度で蒸発できる限界に対して、実際の空気中に含まれる水蒸気がどのくらいの割合か?(何%か?)
この値が「湿度」です。
なので、
【同じ湿度(%)でも】
- 冬は気温が低い
空気中の水蒸気が少ない
→「カラっ」と感じる - 夏は気温が高い
空気中の水蒸気が多い
→「ジメっ」と感じる
この2つ季節の空気中の水蒸気量は、
湿度(%)が同じでも気温が違うので異なる。
ということがわかると思います。
ちなみに湿度は「1立方メートルに含まれる」
という単位です。
一方、絶対湿度というのは、
空気の中1立方メートルにある水蒸気の量(g)を示したものです。
先程説明した湿度(%)とは違い、単純に「1立方メートルに何グラム水蒸気があるか」という単位になります。
湿度が私たちの生活に与える影響
では湿度は私たちの生活にどんな影響を与えるのでしょうか?
環境に、または私たちの心身にも影響を与えているのが湿度なのです。
まず、私たちが快適と感じる湿度はどのくらいなのでしょう?
適切な湿度は、
夏は、
50%~60%
冬は、
40%~50%
といわれています。
夏は蒸発する条件が整っているので、
→適度に湿度を保てる高い湿度が必要
冬は物が乾かない状況なので、
→適度に乾燥できる低い湿度が必要
ということです。
40%以下だと乾燥しているし、60%以上になると湿度が高いということになります。
湿度が高いとどうなる?
湿度が高くなると不都合なことも増えてきます。
- 部屋の中にカビが発生しやすくなる
- 梅雨から夏にかけての時期には部屋にダニやムカデなどの害虫が発生しやすくなる
- カビによるアレルギー疾患や感染症を引き起こす
- 体内に熱がこもるので、体がだるく感じる
- 発汗による体温調節効果が下がり熱中症にかかりやすくなる
- 空気が重く感じられ、体もだるいと気分も憂鬱になる
といった悪影響があるのですね。
多くの人が感じていることだと思います。
湿度が低いとどうなる?
逆に湿度が低いとどうなのでしょう?
- 空気が乾燥することでインフルエンザなどのウイルスが活発になる
- 喉や鼻の粘膜が乾燥し、ウイルスに感染しやすくなる
- 肌や髪が乾燥し、パサつきや肌荒れの原因となる
- 静電気が発生しやすくなり、機械類の故障の原因となる
- 野菜や果物の鮮度や品質が落ちる
- 絵画や古美術品のひび割れ、劣化が起こりやすくなる
などといった影響が考えられます。
湿度が低いとジメジメしているよりは過ごしやすく感じられるのですが、あまりに湿度が低すぎると乾燥して健康によくないこともあります。
乾燥する冬に風邪やインフルエンザなどが流行るのもこのためなのです。
要注意!こんな部屋や場所には湿気がたまりやすい!
湿気がたまりやすい部屋があるんですよね。
できれば引っ越しなどを考えているときには、湿気がたまりにくい部屋を選ぶのが良いですよね。
どんな部屋、そしてどんな場所に湿気がたまりやすいのか見ていきましょう。
湿気がたまりやすい部屋
【通気性の悪い部屋】
窓が少ない、また窓の位置が悪くて風通しがよくない部屋は湿気もたまりやすくなります。
【日当たりのよくない部屋】
北向きの部屋や、すぐそばに建物があって日光がさえぎられている部屋などですね。
【コンクリート製の建物】
コンクリートは調湿性が低く、木造住宅に比べて湿気がたまりやすくなります。
【その他】
壁紙がういていたり、フローリングが浮いていたりする部屋は湿気が多い可能性が高い。
湿気がたまりやすい部屋というのはこういう部屋だということを頭に置いて、これから部屋探しをする人は参考にしてくださいね。
また自分の家が湿気がたまりやすいかどうかもチェックしてみると良いでしょう。
湿気がたまりやすい場所
家の中でも湿気がたまりやすい場所というものがあります。
【水回り】
キッチンや洗濯機のあるところ、洗面所、お風呂などがありますね。
【加湿器の周り】
加湿器が蒸気を出しますのでその周りはどうしても湿気がたまりやすくなります。
【押し入れ、クローゼット、靴入れの中】
狭い空間であり、また扉をしめ切っていることが多いので、湿気がたまりやすいのです。
【家具や家電の裏】
家具や家電など長年同じ場所においておくと、その狭い空間に湿気がたまり、カビが生えることも多々ありますね。
さて、我が家のこうした場所、湿気がたまっていないかどうかチェックしてみましょう。
部屋の湿気対策はどうする?
では具体的な湿気対策を見ていきましょう。
部屋に湿気がたまらないように、また湿気がたまってしまった時にはどうしたらよいのでしょうか?
換気
部屋全体の湿気対策としては、とにもかくにも「換気」が大切です。
窓を閉めっぱなしにしていると、空気が滞ってしまいます。
なので湿気もそのまま部屋の中にたまってしまい湿度が高くなるのです。
なので、まめに窓を開けて換気をするということが湿気対策の第一歩とも言えるのです。
一つの窓を開けるだけではなく、反対側にある窓や玄関のドアなども開けると空気の出入りがしやすくなり換気がスムーズになりますよ。
また、窓を開けて換気をするときに、合わせてレンジフードや浴室の換気扇を回したり、サーキュレーターなどを回して換気するとより効果的です。
カーテンを利用した湿度調整
カーテンで湿気対策?
ちょっと意外でしたが、そういうこともできるのです。
ただし、どんなカーテンでも良いわけではなく、「麻」を素材にしたリネンカーテンで湿度調整ができるのです。
湿度が高いときには、水分を吸い込んでくれ、逆に湿度が低いときには水分を放出してくれるというものです。
また速乾性や通気性も優秀な素材なので、換気もしやすいですし、抗菌防臭効果もあるので、カーテンを新調しようと考えてる方は、「麻素材」のものを選んでみてはいかがでしょうか。
エアコンの除湿機能
暑いときには「冷房機能」。
ジメジメした湿度の高いときにはエアコンの「除湿機能」を賢く使って湿度を下げましょう。
ただ、エアコンの除湿機能をつけても、外の風を入れて換気をするというのもまた大切なことなので、2~3時間に一度は窓を開けて換気しましょう。
エアコンの除湿機能に「再熱除湿」と「弱冷房除湿」という二つの機能がある場合には、これも上手に使いこなしてみましょう。
- 「再熱除湿」
気温が低いけれどジメジメしているとき - 「弱冷房除湿」
気温が高くてジメジメしているとき
家具の置き方で湿気対策
部屋の中にはタンスやソファなど家具が置いてありますね。
この家具の置き方によっても湿気対策ができるのです。
壁にピッタリつけて家具を置いていませんか?
そうした部分は湿気が好む場所です。
壁から少し間隔をあけて家具を設置するようにしましょう。
そして、何年も同じ場所に家具を置いていると、そこもカビなどが生える可能性が高くなります。
できれば定期的に模様替えをして、空気も気分もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
押し入れ、クローゼット、シューズボックスなどの湿気対策はこうしよう
押し入れやクローゼット、シューズボックスといった場所は、言ってみれば密室状態のところです。
しょっちゅう扉を開けていれば別ですが、1日のうちに1,2回くらいしか開けていないこともありますし、必要がなければ1日の中でも一度も開けないこともあります。
そうしたところにはやはり湿気がたまっています。
まずは換気、そして湿ったものを入れない
基本的には、定期的に扉を開けて、中の空気を入れ替えてあげる「換気」が大切ですよね。
また、布団を押し入れに入れている場合には、布団を天日干しにしてから、あるいは布団乾燥機で乾燥させてから押し入れに入れることをおススメします。
なぜ?
寝ている間に布団も汗をいっぱい吸っていて湿っぽいのです。
その布団をそのまま押し入れにいれて、扉を閉めてしまったら、湿気がたまるのは目に見えてますよね。
乾かした布団を入れてしまうのが一番良いのです。
これはシューズボックスにも同じことが言えます。
1日履いた靴や運動靴も足の汗を吸っているので、一晩、または1日くらいシューズボックスに入れず、通気性の良いところに置いておいてから、しまうのが良いでしょう。
それでも、湿気の多い季節にはどうしても押し入れやクローゼットなどにも湿気がたまりがち。
そんな時には除湿剤を使ってみるのもおススメです。
ここで、除湿剤について詳しく紹介していきますね。
除湿剤の種類
除湿剤にもいくつかの種類があります。
タイプ別には3つに分けられます。
シートタイプ
薄いシートタイプの除湿剤。
これはタンスに入れるのにピッタリですね。
シートの中にはシリカゲルAが入っていて、素早く湿気を吸い取ってくれます。
据え置きタイプ
据え置きタイプの除湿剤は多くの湿気を吸い取ってくれます。
容器の中には塩化カルシウムが入っていて、クローゼットやシューズボックスなどに入れておくのにピッタリです。
ハンガータイプ
クローゼットなどに掛けておくタイプの除湿剤ですね。
掛けるタイプなのでフックがついていますし、クローゼットで服の間にかけておくことで、クローゼットの中の除湿ができ、湿気によるカビなどから衣類を守ってくれます。
除湿剤の成分
除湿剤の成分もその製品によって違います。
主に使われている成分3つを紹介しましょう。
塩化カルシウム
この塩化カルシウムを使った除湿剤は多くあります。
除湿力が強く、早く除湿してくれるので、素早く除湿したいときにおススメです。
湿気がこもりやすいトイレやシンク下、押し入れやクローゼットなどにピッタリです。
ただ、この塩化カルシウムを使った除湿剤は後処理に注意が必要です。
湿気を吸い取った後は容器に水がたまりますが、これはただの水ではなく塩化カルシウムの水溶液です。
容器の水を捨てるときには肌に触れないように注意が必要です。
シリカゲルA型
こちらも吸湿力が強く、よく使われている成分です。
こちらは吸い取った湿気を閉じ込めますが、水溶液やゲル状にならずそのまま捨てるだけというのも便利な点です。
シリカゲルB型
塩化カルシウムやシリカゲルA型は1回使ったら捨てるものですが、シリカゲルB型は再利用が可能な除湿剤になります。
湿度が50~80%でよく働き、湿度が高いときには吸水、湿度が低いときには脱水と湿度調整をしてくれるものなのです。
脱衣所や洗面所など、継続して除湿をしたいところに使うのがおススメです。
また、吸水力が落ちたころに天日干しにすると、再利用できるという点がメリットですね。
除湿剤のメリット・デメリット
除湿剤を使うことのメリットもあればデメリットもあります。
メリット
まずはメリットから見てみましょう。
密室のような押し入れやクローゼット、シューズボックスなどといったところの湿気をとるのは、簡単ではありません。
換気をしようとはいうものの、いつもできるわけでもなく、やっぱり扉を閉めているかぎり、そこに空気はとどまりがちなんですよね。
そこで役立つのが除湿剤なわけです。
【衣類や靴をカビから守る】
置いておくだけ、かけておくだけで除湿ができ、湿気から発生するカビやいやなニオイなどから衣類や靴を守ることができます。
これがなんといっても大きなメリットですね。
【手軽に購入、手軽に設置】
そして除湿機のように大きなものでないので、手軽に購入できるというのもメリットの一つになります。
簡単に設置できるというのもうれしいことですよね。
【場所によって使い分けができる】
使いたい場所によって大きさやタイプを選んで購入し使うことができます。
クローゼットには据え置きタイプも良し、ハンガータイプでもいいですね。
タンスにはシートタイプなどといったように、場所に合わせて選んでみましょう。
デメリット
では、デメリットは何でしょう?
【置きっぱなしは逆効果】
どんなタイプであれ、湿気の吸い取る量が決まっています。
吸い取り剤が吸い取り切ってしまうとこれ以上は吸い取れません。
それをそのまま放置しておくと、逆にその水分が原因で押し入れやクローゼットに湿気がたまってしまうこともあるのです。
私もついつい置いたまま忘れてしまうのですが、カレンダーなどにチェックしておいて、取り換えるようにしたいものですね。
【除湿剤にたまった水に注意】
除湿剤は塩化カルシウムや炭などを利用して、湿気を吸い取るようになります。
湿気を吸い取った後には、容器に水がたまりますよね。
この水、捨ててしまえば特に問題はないのですが、万が一衣類についてしまったり、皮膚についてしまってそのままにしておくと火傷になってしまうのです。
取り扱いには注意したいものです。
おススメの除湿剤
では、おススメの除湿剤3点を紹介していきましょう。
ピレコング
防虫&除湿
据え置きタイプの除湿剤。
しかも多機能大容量というのがおススメポイントにもなります。
除湿だけではなく、防虫、防カビ、消臭という4つの役割を果たしてくれるのです。
クローゼットや押し入れなどに置いておけば湿気をはじめ、嫌なニオイや虫の予防にもなります。
800mlという大容量という点も、長期間置きっぱなしにできるので、メリットの一つになります。
もう少し小さいのがいいなという場合にはコンパクトな450mlタイプもありますよ。
豊田化工 / デオドライ
MOTTAINAIシリーズ
タンス・クローゼット用
除湿剤の成分でも紹介しましたが、再利用ができるシリカゲルB型を使った除湿剤です。
シートとしてタンスや衣装ケースに入れても良し、吊り下げ用ハンガーもついているので、クローゼットに吊り下げても良し。
そろそろ天日に干してくださいよ~という合図が色の変化になって表れます。
一目でわかるので再生のタイミングもしっかりキャッチできるのもうれしいところです。
再利用して環境にやさしく、コスパも良いのでお財布にもやさしい除湿剤ですね。
水とりぞうさん
下駄箱用
もう一つ紹介したいのはコンパクトタイプの「水とりぞうさん下駄箱用」です。
シューズボックスの中にいれても邪魔にならない8㎜という薄さのシートタイプの除湿剤です。
シューズボックスの角などに置いておけば靴の収納にも問題なし。
除湿、消臭、防カビの3つの機能があり、ヒノキの香りで嫌なニオイもとってくれます。
除湿だけではなく、他の機能もついていると、うれしいですよね。
水回りの除湿対策はこうしよう!
家の中でも水回りは特に湿気がたまりやすい場所です。
キッチンや浴室、洗面所などといった場所がそこにあたりますね。
場所別に湿気対策を見てみましょう。
キッチン
水も使えば火も使うキッチン。
料理の時には換気扇を回していれば湿気がたまるのを防ぐことはできます。
キッチンの除湿で一番気を付けたいのがシンク下です。
ここもいわば密閉空間になりがちですよね。
そして熱いお湯を流しで使った場合に、排水管を通して熱いお湯が流れているので、湿気もたまりやすくなるのです。
シンク下の除湿にはまずは換気が大切です。
扉を開けっぱなしにしておく時間を決めて定期的に開放しましょう。
月に1回くらいはシンク下の物を全部出して、掃除するのもカビ防止に役立ちます。
そして先に紹介したような除湿剤を入れておくというのもシンク下の除湿に有効ですね。
また、濡れたものをシンク下に入れたり、お米など虫が湧きやすいものや傷みやすい食品などはシンク下の収納には向いていませんのでいれないようにしましょう。
浴室
お風呂もまた湿気が多い場所です。
入浴後は必ず換気扇を回ましょう。
窓を開けるなど、換気が可能なら必ず行いましょう。
お風呂のお湯を捨てずに再利用する際には、必ずふたをして蒸気が逃げないようにしましょう。
トイレ・洗面所
トイレや洗面所といった場所も水を使うので湿気がたまりやすくなりますが、こうした場所もやはり「換気」が一番です。
換気扇を回すことや、窓があれば開ける。
というのもそうですが、
定期的にドアを開け空気の通りをよくすることも効果的です。
また、除湿剤を置いておくのもいい方法です。
効果的な除湿の手段を利用しよう
除湿の第一歩は換気と書いてきましたが、それだけでは除湿は不十分ということはよくあります。
そんな時に効果的に除湿してくれるものと言えば?
除湿機です。
我が家も今年は除湿機を買おうかどうしようかと毎年悩んでいる間に梅雨が終わってしまいますが、いざ買おうとなるとどんなものを選んでよいかわかりませんね。
まずは除湿機の種類とおススメの除湿機を紹介しましょう。
除湿の方法によって除湿機も3つのタイプに分けられます。
- ハイブリッド式
- コンプレッサー式
- デシカント式
この3つのメリット・デメリットについてまとめてみました。
特徴 | メリット | デメリット | |
コンプレッサー式 | エアコンの除湿運転と同じ仕組みで、熱交換器によって集めた空気を冷却器で冷やし結露させ、蒸気を水滴に変えて取り除く | ・除湿できる量が多い ・消費電力がデシカント式の半分ですむ ・室温があまり上がらない |
・高温ではよく働くけれど気温が低いときには除湿力が落ち、冬場の結露対策には使えない。 ・コンプレッサーの音が大きくなりがち |
デシカント式 | 空気中の水分を乾燥剤に吸着させて湿気を除去する | ・吸着した水分をヒーターで温めるため気温にかかわらず安定した除湿が可能 ・コンプレッサーがないので音が気にならない |
・ヒーターを使うので消費電力が高め ・室温が上がりやすく夏場には不向き |
ハイブリッド式 | コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたタイプ 夏にはコンプレッサー式、冬にはデシカント式を発揮させて除湿 |
・1年を通して安定した除湿ができる ・ランニングコストを抑えることができる |
・二つの方式を採用しているため本体が大きくなりがち。 ・価格も高め |
おススメ除湿機
こうした特徴を踏まえて、タイプ別におススメの除湿機を紹介しますね。
パナソニック
衣類乾燥除湿機
ナノイーX搭載
こちら、ハイブリッド方式の除湿機です。
1年を通して活躍してくれるのがうれしいですね。
梅雨には梅雨モード、冬には冬モードに切り替えることで、自動でその気温に合わせた除湿をしてくれます。
衣類が乾燥したら部屋の除湿をしてくれますし、乾燥しがちな冬場には衣類乾燥中にも空気が乾燥しすぎないように湿度を焼く40~60%に保つよう運転してくれる優れものです。
シャープ
CV―N71
こちらはコンプレッサー式の除湿機です。
コンプレッサー式はコンプレッサーが内部に搭載されるので本体が大きくなりがちというデメリットを克服し、コンパクトに作られ、狭いスペースにも置けるところがうれしいですね。
設置面積はほぼA4サイズ。
お部屋はもちろん、狭い脱衣所などにも置いて除湿ができそうです。
また気になる部屋干しの衣類のニオイを押さえたり、スーツや制服など洗いにくい衣類の消臭効果があったりというメリットもあります。
日立
HJS-D562
こちらはデシカント式の除湿機ですね。
デシカント式の特徴でもありますが、コンパクトで軽いというのが主婦にとっては魅力的です。
除湿をしたいけれど重い除湿機を出すのがおっくうだったり、移動させるのがおっくうになったりしますが、そういう心配もありません。
部屋に玄関に脱衣所にとあらゆるところに移動させて使うことができます。
このほかにも除湿機は多種多様に販売されているので、家の広さ、状態、また目的に合ったものを選んでみると良いですね。
除湿剤の代用品
効果的に除湿するには、やはり除湿機が一番!
しかし、狭い場所には除湿剤も有効だとお伝えしてきました。
でも、除湿剤を切らしてしまった、もしくは家にあるもので除湿ができないか?という方のために除湿剤の代用品を紹介します。
どれも家にあるものなので手軽に使えますよ。
新聞紙
新聞紙って意外と役に立つものなのです。
紙類は湿気を吸ってくれるのが得意です。
新聞紙はその中でもあらゆるところで活躍できます。
例えば、雨の日に履いて中まで濡れてしまった靴や運動靴の中に、新聞紙をくしゃくしゃと丸めて入れておくと、乾きが早いのはご存じでしたか?
私はこの方法をよく使います。
そのほかにも、新聞紙をくしゃくしゃとして表面積を増やしておいて、洗濯物を干している下に置いておくと、洗濯物の乾きが早くなるというのです。
これは私もぜひ試してみたいと思いました。
また、タンスの中に敷けば、防虫効果もある除湿剤になります。
昔はタンスに新聞紙を敷いていましたが、昔の人たちの生活の知恵だったのですね。
クローゼットにはハンガーに新聞紙をかけて、衣類の間に入れておくとクローゼット内の除湿、防虫になります。
注意したいのは、新聞紙のインクが衣類に写ってしまうことがあるということ。
タンスに敷くときには、新聞紙の上から別の紙を敷いておけば安心ですし、濡れた靴に入れる時にも新聞紙をストッキングに入れてから使うとインクも移りにくくなります。
またダンボールも除湿効果があるので、タンスやクローゼットなど、または家具と家具の間などに挟んでおくだけでも除湿効果が期待できますよ。
重曹
重曹はお掃除のときにも活躍し、家庭に1つは常備しているものではないでしょうか。
この重曹も除湿と消臭の効果があるのです。
空きビンに入れて除湿したいところに置くだけという手軽さもうれしいですね。
ふたをしたい時には、通気性の良いガーゼなどの布をかぶせて輪ゴムなどでとめておくと良いでしょう。
冷蔵庫やシンク下、押し入れ、トイレなどといった狭い空間に活躍しいます。
湿気を吸い取ると重曹は固まり、それはお湯で溶かせばお掃除に再利用できますよ。
コーヒーのカス
自宅でおいしいコーヒーを淹れて飲んだあとには、このコーヒーの出しガラも除湿剤として使えます。
抽出後のコーヒーの出しガラを乾かしてから、空きビンなどにいれて下駄箱や食器棚などに入れておくと良いですよ。
コーヒーのカスは活性炭の表面に近い状態になり、吸湿能力が高まるのです。
まとめ
湿気対策についてみてきました。
雨が続くとどうしても憂鬱な気分になりがちですよね。
せめて部屋の中は除湿ですっきりさわやかに過ごしたいものです。
紹介した方法でできることから試してみてください!
今回はここまで!
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