引っ越したばかりのフローリングの床はとってもきれいです。
でもそんな時に食器棚や冷蔵庫など、大きな家具を動かして床に傷がついたり、生活の中でも知らず知らずのうちに床に傷がついてしまったりするとショックですよね。
賃貸の物件だと、出て行くときにその辺も弁償しないといけなくなります(汗)。
国がまとめるガイドラインでは、
原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」
と定義されています。
要するに、
経年劣化の責任はなく、故意や過失、注意を怠って傷や汚損を生じさせた場合に復旧費用を負担しなければならない
ということです。
でもそれより何より、きれいな床に傷が見えるのは気分がよくないものです。
というわけで、
について。
フローリングを傷つけない方法は、傷付く原因を知って阻止
ではフローリングの床が傷付く原因はどんなところにあるでしょうか?
大きくわけて以下の3つあります。
フローリングの傷の原因1
先ず考えられるのは「家具」
大きなタンスやテーブル、勉強机、椅子などなど。
大型家具は動かすときにできる傷もあれば、そこにあるだけでも家具の脚の角がとがっていますし、重さもあるので床に負担がかかるのは言うまでもありません。
また、食卓の椅子も頻繁に動かしますね。
こうした動きによっても傷がつきます。
キャスターのついた椅子などは大丈夫と思いがちですが、何度も動かしているうちに、やはり傷になってしまうので要注意です。
フローリングの傷の原因2
お子さんやペットによる傷
おとなしく座って遊んでいるだけが子供じゃないですよね?
たまには投げたり、乱暴にあつかったり、叩いたりなどなど、いろんなアクションを起こしています…
そうしたときに知らず知らずのうちにフローリングを傷つけていることがあります。
ペットも家の中で飼っていると、ひっかき傷もフローリングにできやすいです。
フローリングの傷の原因3
衝撃による傷
例えば、
「はさみを誤って落としてしまった」
「重い本を落してしまった」
といったときにできる傷です。
(最悪です)
包丁などが落ちてしまうというのはあまり考えたくありませんが、ちょっとした拍子に食器を落して割れてしまった。そんなときに破片でフローリングに傷がつくかもしれません。
こうした原因を踏まえて事前に阻止できればいいですね。でも傷を防止するグッズがあれぼなお安心ですよね。
というわけで、フローリングの傷には…
原因別おすすめフローリング傷防止対策・グッズ!
それでは次に、フローリングの傷防止対策をみていきましょう!
フローリングの傷防止対策・グッズ1
食器棚には
台所にある大きな家具と言えば食器棚。
この食器棚を置くときも床のキズがきになりますね。
アイリスオーヤマ
防災グッズ
こちらは、転倒防止のプレートです。
必要な長さに切って家具の下に敷くだけです。
もともとは転倒防止なのですが、傷防止にも使えます。
インテリアフェルト
またこのように、引っ越し業者や家具やさんによっては、食器棚などの大きな家具の脚の部分にフェルトシートを貼り付けてくれるところもあるようです。してくれなかったら自分でも簡単にできますよ。
クッションフロア 木目
フローリングの上に敷いて使います。
これで傷防止にもなりますし、もともとのフローリングが気に入らないというときのインテリアにも最適です。
元のフローリングを傷つけることもないので、便利ですね。
フローリングの傷防止対策・グッズ2
テーブルや椅子の脚には
テーブルや椅子は、どうしても動くもの。
しっかり対策をしておきたいものです。
チェアソックス
テーブルやいすの脚にはこうしたソックスがおススメです。
見た目にもおしゃれですし、滑り止めや騒音防止になります。
これ、中にも滑り止めがついているので、脱げにくいのが特徴です。
椅子足カバー
このように、ソックスもいいけどもっとシンプルにしたいという場合には透明なものが
いいかもしれませんね。
下にフェルトがついているので床に傷がつきにくく、滑り止めにもなります。
フローリングの傷防止対策・グッズ3
ソファーには
リビングにはソファがあるお宅も多いですね。
ソファの脚にはこうしたフェルトでクッションにすると床のキズ防止になります。
マットシリコン
ソファに寄りかかること、ありますよね^^
そんな時のズレ防止にはこれ。
足に敷くだけでOK
ソファー専用の滑り止めです。
フローリングの傷防止対策・グッズ4
キャスターには
キャスターつきの家具って、便利だけど結構床にダメージを与えるんですよね。
動かさない時にはしっかり固定しておきたいものです。
キャスター付き家具すべり止め
キャスターは、ブレーキをかけていても微妙に動いてしまうもの。
少しずつ床にダメージをあたえるんですよね。
また、地震対策にもなります。
しかし、
「動きたいからキャスターを選んだ」
ということもありますよね^^;
そんな場合はこちら。
デスクチェアマット
集合住宅の場合でもキャスターの音を軽減できて安心です。
床のダメージと、音問題。そして、寒い時期はフローリングの冷えを軽減できますよね。
フローリングの傷防止対策・グッズ5
その他
その他、いろんなケースに合わせて選んでみましょう。
フローリング保護シート
こちらは、貼ってはがせるフローリングシートです。
食卓と椅子を置く場所だけとか、ペットシートの下などにも貼れます。
部分的に貼ったりはがしたりができるので必要なところに貼るとよいですね。
ジョイントマット
小さいお子さんは家の中でもじっとしていませんね。
飛んだり跳ねたりはもちろんのこと、おもちゃを広げて遊ぶことも普通にあります。
そうしたときにこんなジョイントマットがあると、床を守ることもできますし歩き始めた小さなお子さんが転んでも安心です。
ワックスシート
こちらはワックスシートです。
フローリングの床にワックスを塗ることで、傷から床を守ることができるのですが、ワックスがけと一言でいってもなかなか大変です。
そんなワックスがけを簡単にできるのがコレ。
お掃除するようにこのシートを使って床をふくだけでワックスがけが完了します。
お引越しの前日などにしておくと引っ越しのときに傷がつくのも防止できますしお掃除も楽になりますね。
まとめ
フローリングの床に傷がつくと、賃貸でも自分の家でも悲しいものです。
その傷が見えるだけで、がっかりしてしまいますよね。
予防できる方法はこんなにありますし、予算やインテリアに合わせて選んでみると良いでしょう。
予防が間に合わず、傷がついてしまった!というときでも傷修理の道具もありますし、今からでもこれ以上傷をつけないよう予防していきましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね^^
今回はここまで!
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