みなさんのご家庭には「布団乾燥機」はありますか?
布団乾燥機とはその名の通り、
布団の中に温風を送り布団を乾燥させる家電です
雨の日が続いたり、花粉が飛んでいたりして外に布団を干せない時に役立つ家電ですよね。
また、乾燥させることによってダニの予防にも役立つ。
というかなり実用的な家電なのです。
そして、個人的に一番の推しポイントは、
「睡眠」をサポートしてくれる
この点です!
(特に冬、必須ですっ!)
この一点だけでも、必要な家電といえます。
しかし、
それを知らないで実際に家電量販店などに行くと、
「これいる?いらないよね?」
という人をよく見かけます(涙)。
私も購入を検討している時は、こんなのなくても…と思い込んでいて、なかなか手が出ませんでした(いまでは考えられません)。
その理由は、
お布団は天日干し!
という習慣と、
布団乾燥機ってあまり使っているところを見ないので、実際のところ機能自体があまり知られていない
という認知度の低い点(涙)。
これらのことから、「必要ない」と考える方が多いのかもしれません。
もったいないです!
布団乾燥機は必要です!
布団乾燥機があると、
- 寒い冬でもぽっかぽで眠ることができます!
(この点を体感してください!) - イヤなニオイ対策に効果的です!
(あるとないとでは大違いです) - 梅雨時期に湿気を取り除いてくれます!
(ジメジメ時期もカラッと眠れます) - もちろん夏場でも大活躍です!
(温めるだけじゃないんです!蒸し暑い時期もサラッと眠れます) - 布団以外でも使用することができます!
(靴や衣類の乾燥にも大活躍)
などなど。
たくさんの種類や機能があって、とっても便利な家電なんです。
というわけで、
について。
使えば必ずわかります。
布団乾燥機は必要な家電です。
まずは、布団乾燥機を使うことによるデメリット
最初に「布団乾燥機はいい!」と言っておきながら、まずはデメリットから。
完璧な家電はありません。
悪い点も知って、
総合して…いるか?いらないか?
ですよね。
結論からいうと、
- 音がうるさい
- 電気代
- 使用場所の室温が上がる
という点があげられます。
それぞれ見ていきましょう。
布団乾燥機のデメリット1
音がうるさい
まず、音が大きい。
という点があげられます。
これは、空気を温めてファンで風を送る。というドライヤーをイメージすればわかると思います。
暖かい風を送り続けるのですから当然といえば当然ですが、そんなに小さな音ではありません。寝室が離れている間取りなら問題ないといえますが、知っておかなければならない点といえます。
しかし、
機種によっては静音タイプもあります。この点は、量販店で確認することをおすすめします。
布団乾燥機のデメリット2
電気代
各メーカーで異なりますが、
温風1時間使用で約20円程度の電気代がかかることになります。
この理由は前記したように、ドライヤーをかけ続けるというイメージです。
高いか安いかは個人の価値ですが、何かを乾燥させたり、温める。ということは無料ではではできない。ということですね。
私は、この値段で、お布団が、ポカポカになるなら…出します。
布団乾燥機のデメリット3
使用場所の室温が上がる
このデメリットって、冬場はありがたいんですが夏場は問題になり得ます。
あまり大きくない部屋で閉め切って使う場合、注意が必要になるかもしれません。
しかし、
夏で、使う環境を考えると…
まずエアコンがついているので問題ありません。
そうじゃなくても閉め切らなければ問題ないかと思います。
私も実際夏に使っていますが(送風モードでカラッと快適なんです!)、部屋の中がそれで過ごしにくくなった経験はありません。
布団乾燥機のメリットや使い方
それでは次に、メリットや使い方について。
布団乾燥機は、
- 布団を温めてくれる!
- 脱臭してくれる!
- 布団以外も乾燥できる!
- 使用場所の室温が上がる!
というメリットがあります。
「当たり前じゃん」とか、「さっきと同じ項目がある」とか聞こえてきますが、順番に見ていきましょう。
布団乾燥機のメリット1
布団を温めてくれる!
冬になると、部屋が冷え切って布団まで冷たくなってしまうことがありますよね。
いくら毛布をかけたとしても、眠りにつくまでに布団の中でぶるぶる震えて過ごす人もいるのではないでしょうか。
ここです。
私が1番好きな家電の理由がこれです。
ご存知の通り、布団乾燥機には布団を温めてくれる機能があります!
「だろうね」
と思いますよね。
でも予想を遥かに上回る心地よさなんです!
お布団に入ると、じわっとあたたかく、干したてホヤホヤのカラッ、フワッとした感触。
寝る数分前にセットをしておけば、寝る頃にはポカポカ。
冬の睡眠時ストレスを解消してくれます。
真冬。
身体の芯から冷え切った日。
さむ〜い外から帰ってきて速攻お風呂に入った時の、
「ふぅぅ〜、あっっったか〜〜〜ぃ、」
この状態でそのまま眠れる。
この感覚です。
また、夏場にも便利な「送風」の機能が付いている布団乾燥機もあるんですよ。
湿気が気になったり、布団が暑くてジメジメしている場合には、この機能がおすすめです。
外は湿度が高いのに、お布団の中はカラッとサラッと。
「でも、夏はエアコンがついてるから大丈夫」
ですか?
いやいやいやいやっ、
この、お布団の中のカラッとフワッと感は、
エアコンでは再現できません!
真夏。
革靴が溶けるほどの日。
灼熱の営業周りから直帰して速攻水風呂に入った時の、
「ふぅぅ〜〜、生き返る〜〜〜、」
この状態でそのまま眠れる。
この感覚です。
冬も夏も大切なポイントは、
お布団の中の環境なんです
いかがですか?
このように布団乾燥機は、
1年を通して使う家電
ということです。
布団乾燥機のメリット2
脱臭してくれる!
あまり知られていない機能ですが、ここ、ポイントです。
布団で気になるのがニオイですよね?
寝ている間にかいた汗のニオイや、部屋の中のニオイなどが染み込んでしまってはいい睡眠をとることも難しくなってきます。
脱臭機能がついた布団乾燥機を使えば、いつでも気軽に布団を清潔にできますし、友人などがお泊りに来た時でも安心なのです。
睡眠は、ちょっとしたことでさえぎられるものです。
自分のニオイなら逆に安心するかもしれませんが、友人など(友人ならなんとかなります)お客さんはそうはいきません。
「ニオイが気になって眠れなかった」
とは言わないと思いますが、寝る前にサッと脱臭できれば急なお客さんにも安心ですよね。
布団乾燥機のメリット3
布団以外も乾燥できる!
布団乾燥機は、布団にしか利用できないと思っていませんか?
実は、勢いよく出る温かい風を使えば布団だけでなく洋服や靴なども乾燥させることができるんです!
明日必要な洋服などが乾かないなどのトラブルにも対応してくれる、実は便利な家電なんですね。
この機能、
特に小学生のお子様の、「明日使うよ(悪気なし)」シリーズ、
「体操服洗ってある?」
「体育館シューズ洗った?」
「言ったじゃん!」
などに効果絶大です!
「…大丈夫よ」
「…すぐ乾くから」
「…聞いてないけど」
で、解決です。
布団乾燥機のメリット4
使用場所の室温が上がる
ドライヤーを使えば、その周りの温度も上がりますよね。その状態です。
布団乾燥機のメインシーズンは「冬」です。
寝る前に、布団も寝室もポカポカ。ありがたいんです。
夏場であれば前記したデメリットでも、冬場であればありがたいメリットになるんです。
ま、布団乾燥機を使ったからといってもそれほど室温が上昇するわけではありませんが、布団がカラッと温まると、部屋があったかい匂いになります(わかりにくいでしょうか…あまりいい表現ではないでしょうか…逆効果でしょうか…)。
私はこの匂いでとても落ち着きます。
もちろん人それぞれだと思いますが、この効果を一度感じると、睡眠がすごく深くなると思います。「お香とか、アロマとかと同じ効果なのかな?」と勝手に考えています。
布団乾燥機の機能、選ぶ前に知っておきたい基礎知識
ここで布団乾燥機の機能について覚えておきましょう。
機種を選択する時には知っておきたい知識ですよね^^
布団乾燥機で知っておきたいことをまとめると、
機能 | 内容 |
マットあり、なし | マットありは、 ノズルの先にマットが付いていて、敷布団と掛け布団の間にはさんで使用するタイプです。 ダニに効果的で均一に温まるというメリットはありますが、使用時に広げる手間や、その分大きくなるので収納に不便というデメリットもあります。マットなしは、 ノズルから直接布団へ空気を送るタイプです。 ノズルを布団に入れるだけなので取り扱いが楽とメリットはありますが、マットありにくらべると隅々まで空気がいきわたりにくいというデメリットもあります。 |
ダニ対策機能 | 高温で長い時間空気を送ることでダニ対策をする機能です。 効果的にダニ対策をしたい目的の人には便利な機能といえます。 |
靴乾燥機能 | マットなしのタイプにこの機能がついています。 特に小さい子供がいる家庭では重宝する機能で、我が家では部屋干しのジーパンの足に入れて使ったりもしています。 梅雨時期はとても便利なんです。 |
脱臭機能 | ナノイーやプラズマクラスターなど各社独自の消臭機能があります。 消臭機能が絶対必要!という人はしっかりチェックしたい機能です。 |
静音モード | このモードはその名の通り「静か」という機能。とはえ、空気を送るわけですから「無音」にななりません。 この機能では、音を60dB以下に下げることができます。この60dBとは、対面して会話するくらいのレベルです。 リビングなど、人がいる部屋で使う場合に便利な機能です。 |
以上が布団乾燥機を選ぶ場合に知っておきたい基礎知識です。
それではこれをふまえ、実際の商品を見ていきましょう。
おすすめ布団乾燥機5選!
布団乾燥機の効果、機能、使い方、
分かっていただけましたか?
一言で布団乾燥機といっても「得意」「不得意」「守備範囲」いろいろあります。
代表的なものをピックアップしたので、ぜひ参考にしてくださいね^^
おすすめ布団乾燥機1
アイリスオーヤマ
カラリエ
FK-W1-WP
はい、おすすめです。私はこれを使っています。
そして我が家では「カラちゃん」と呼んでます。
(↑見出しの写真がカラちゃんです)
アイリスオーヤマの中でも、特に人気のシリーズです。
ポイントはなんといってもツインノズル!
夫婦ふたつのお布団を1度にポっカポカ!
ノズルを差し込むだけなので、設置、撤収も簡単スムーズ。
また、
1人の場合はツインノズル独り占めで、上と下、お布団の隅々までポカポカにっ!
どの部分もポカポカサラサラなので、触っているうちに眠ってしまいます。
温度、時間の手動 / 自動モードがあり、自分好みのベストな状態をつくることができます。
累計販売数の多さを見ても、この商品の信頼の高さを物語っていますね。
また、
カラリエのハイパワーモデルがこちら、
KFK-401
この型の一押しポイントはすばり、
「ターボモード」
シングルあたためならなんと、
最短3分半!
すごいです。
そして、布団の中で倒れにくい
「サイドノズル」
より広範囲で効率よくあたためることができるというもの。
これらの改善で結果「短時間」になるということは、前記したデメリットの「電気代」と「うるさい音」の改善につながりますよね。
いいことばかりです。
おすすめ布団乾燥機2
パナソニック
FD-F06X2
見た目もスタイリッシュなので、シンプルな部屋にも合うデザイン。
見た目で「いい仕事をしますよ」という雰囲気がありますね。
そしてこの布団乾燥機の特徴は、
何と言っても、
脱臭機能!
ナノイーでニオイを素早く消臭。ダニなども予防でき、見た目どおりいい仕事しますよ!
おすすめ布団乾燥機3
日立
HFK-VS2500S
こちらもコンパクトなタイプの布団乾燥機で、ノズルが本体に隠れているので邪魔にならないのがポイント。
「3Dブロー方式」により、左右前後から素早く均一に風を送ることができ、一気に広範囲を乾燥させます!
【おすすめ機能1】
1年中使える「おまかせコース」が楽チン!
ボタンひとつで、夏は涼しくサラサラに、冬はポカポカ。細かな温度設定などを考える必要がない「優しい布団乾燥機」。
【おすすめ機能2】
敷きふとん両面乾燥!
(素晴らしい)
アタッチメントでふとんを挟みこみ、敷きふとんの弱点の「裏側」をしっかり乾燥。
夏の寝汗を裏からおさえ、冬は底冷えをカバー。
まさに、1年中快適なふとんに保つことができるんですね^^
おすすめ布団乾燥機4
三菱
AD-X80
マットありのタイプは、三菱の布団乾燥機がおすすめ!
「ヒートパンチマット」で通常乾燥に加え、ふとん表面を包み込んでから「ダニパンチ」ボタンを押せば、表面から中綿までしっかり熱を伝えます!
ダニ対策に嬉しい機能ですね。
枕用のマットもあるので、清潔感を保つにはもってこいの布団乾燥機ですね。
丸っこいボディも愛着がわき、魅力的ですよ。
おすすめ布団乾燥機5
三菱
AD-X70LS
比較的安価でおすすめなのがこの三菱の布団乾燥機です
特徴は、「乾燥マット方式!」ふとんも衣類もこれ1枚でしっかり乾きます。
また、ブーツや靴の乾燥にも対応していてとっても頼りになるんです。
ダブルの布団まで対応しているので、広範囲にわたって乾燥ができるのが特徴です。
枕と布団を同時に乾燥できるマットも付いているので、ダニ対策もバッチリ。
個人的にお気に入りなのが、この「色」
素敵です。
ちょこんと置いてあるとなんか、和みませんか?
家電ってどんどん新しいものが出てきますけど、古くなってもこんな理由で捨てられなくなるんですよね^^;
あとがき
いかがでしたか?
「布団乾燥機」といえば、
ただ布団を室内でも乾燥できる機械
と思っている人がすごく多いですが、実際にはいろいろなメリットや機能があることがわかりましたね。
ポカポカサラサラという効果だけではなく、
- 質のいい睡眠のため
- ダニ対策など家族の健康のため
- 消臭のため
- 花粉対策のため
- 乾かない衣類や靴のため
- 明日の体操服のため
ということでした。
この中でも最初の、
質のいい睡眠
これがすぐ実感できます。
※特に冬
ほんと、睡眠が変わりますよ。
ぜひ使ってみてください!
今回はここまで!
COMMENT