一人暮らしをしていると、部屋の中もなんとなくがらんとして寂しくて心にも風が吹くような感じがすることもあります。
一人暮らしの費用は意外とかかります。特に学生で仕送りなしの場合はきついですね。
しかし!快適に過ごしたい!ここは譲れない!せめて寒い冬には暖かくして過ごしたい!
と、思う方も多いのでは?
今、一人暮らしをしている人、暖房の設定温度は何度にしていますか?
快適だと感じる温度は人によっても違いますが、
- 理想の設定温度は何度なのか?
- そこに伴う光熱費はどのくらいかかるのか?
寒い冬、節約して暖かくすごすポイントも合わせてお伝えしていきます。
目次
一人暮らしの暖房の設定温度は何度が理想?
一人暮らしの暖房の設定温度は何度が理想なのでしょうか?
環境省によると、冬の最適といわれる設定温度は20度と言われています。
20度って、けっこう寒くないですか?
確かに、春や秋の気候を考えると、そう寒いわけじゃないのですが、冬に室内の温度が20度だとなんだか肌寒いと思うのは私だけではないはずです。
でも20度が良いというのですね。
実際に20度の室温なら快適に過ごせるはずなのですが、暖房で温められた空気は上に上にと上がっていくので部屋の上の部分では暖かいのですが、床に座っているとさほど暖かさを感じられなくなるというわけです。
なので、
設定温度を20度にすると言うのも良いのですが、どうしても寒く感じれば少し高めにし部屋を暖めるのもよいですね。
中には27度、28度という温度に設定する人もいますが、ここまであげてしまうと今度は光熱費が気になってきます。
また、寝るときはどうでしょうか。
寝るときの最適設定温度は23度と言われています。
快眠のための温度というのは18度から21度なので、23度に設定しておくとちょうど良いでしょう。
朝、とっても寒いという場合には、タイマーなどあらかじめ設定しておいて、起きるころには少し暖かくなっているようにしておくのも一つの方法です。
暖房の設定温度によって光熱費は変わってくる
暖房の設定温度によって光熱費は変わってきます。
冬の間、高温設定にして高額の光熱費を払うか、もしくは少し低めの設定にして光熱費を節約するかという選択に迫られます。
エアコンなど設定温度を1度下げるだけでも、実は電気代を10%も節約することができるのです!(10% 大きいです)
かといって、寒い部屋で暖房の設定温度も低くして弱くかけていると、部屋がなかなか温まりません。
そのためにずっとつけているということになり、電気代などがかさみます。
しかし、一気に温めてあとは弱くつけておくという方法であれば、電力は節約になります。
その時その時で設定温度を調節する必要もありますね。
部屋の広さや暖房器具にもよりますが、高くもなく低くもない温度設定が好ましいでしょう。
光熱費を節約しながら寒い冬を乗り越える方法
暖かい部屋で過ごしたいけど、光熱費は気になるしできるだけ抑えたい。
でも寒いのは嫌だ。
人の心理は複雑なものです……
暖かい部屋が恋しいものの電気代はもったいないし、経済的に余裕のない大学生ならさらにそう思うでしょうね。
と言うことで、
体に無理のない程度で節約しながら、寒い冬を暖かくすごすポイントを4つ紹介しましょう。
加湿器を使う
これは私も目からうろこの方法なんですが、夏に気温はさほど高くないけれど湿度が高いと
異様に暑く感じますよね。
それと同じで湿度をあげると体感温度が上がるので、加湿器を使って湿度を上げると暖房の設定温度が低くても暖かく感じることができます。
乾燥しがちな冬なので、加湿器で湿度を上げると風邪の予防にもなるので一石二鳥ですね。
ただし、
湿度を上げすぎると、また不快指数があがるので気をつけましょう。
湿度の目安は40~60度です。
窓の断熱
部屋の窓から隙間風が……なんてことはありませんか?
古いアパートなどに住んでいる場合には、ちょっと気を付けてみると良いですよ。
隙間風はないけれども、冷気がただよってくるっていうのは感じますよね。
隙間などがあれば、改善が必要です。
隙間をなくすことで、外からの冷たい風をシャットアウトすることができるだけでなく、暖かくなった部屋の空気を外に逃しません。
暖かさをキープするためにも必要なことなのです。
また、
最近では窓に貼る断熱シートやスプレーなども販売されています。
そうしたものを利用することで、外部からの冷気を抑えることができ、部屋の中を暖かくすることができますよ。
もちろん、暑い夏には、外の暑さを遮断してくれるので、年中貼っておいても大丈夫ですよ。
防寒グッズを利用する
ダウンのジャンバーとまではいいませんが、部屋にいるときには、暖かい服装でいると設定温度が低くても暖かく過ごすことができます。
ボアのフリースとか暖かい部屋着も多く販売されてるので、動きやすく、リラックスしやすい部屋着を選んでみましょう。
また室内履きも冬用の暖かいものがあります。
部分的に温めたければ、足だけや手だけをあたためるウォーマーなどもありますね。
USBで連結させるものであれば、パソコンしながらとかできるので電気代も気になりません。
昔ながらの湯たんぽもおススメです。
湯たんぽを膝においてブランケットをかけておくと、ミニこたつみたいで暖かくなりますよ。
サーキュレーターで空気を循環させる
温まった空気は上のほうに行く性質があるので、上の方は温かいけど床のあたりは寒いっていうことになるんですね。
その空気をサーキュレーターで循環させると、あたたかい空気も回って、部屋全体を温めることができます。
というふうに、
設定温度を少々下げても環境省の勧めるように20度に設定して、暖かく過ごす方法はいろいろありますので、気に入ったものから試してみてくださいね^^
まとめ
煖房器具を使うと電気代はどうしても高くなりがちですが、電力会社の料金プランなどを良く調べて見直してみると意外と安いプランが見つかったりしますよ。
光熱費を節約するのも大切ですが、風邪などひかないように暖かくすごす工夫も必要ですね。
簡単な方法で節約もできますから、ぜひ試してみてくださいね。
その他、関連記事も参考にしてください。
今回はここまで!
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