ラップを切らしてしまったらどうしてますか?
ない!
どうしよ!
何かで代用できないかな〜
って今後も何回悩むのでしょうか^^;
なんでラップって、うっかり切らしてしまうのでしょうか?
というわけで、
について調べてみました。
目次
【状況別】サランラップの代わりは?
ではさっそく、
ラップの代用品の、
- 電子レンジを使うとき
- 冷凍保存するとき
- フタとして使いたい時
- 食品を包む時
以上について見ていきましょう。
1、電子レンジを使う時
この時が一番、
「ない〜ぃぃぃっ!」
の瞬間じゃないでしょうか?
今買い物から帰ってきたのに…
メモまで持って出かけたのに…
いつもレンジで温めるタイミングでラップがないことに気づく…
主婦が台所でフリーズする瞬間です。
でも大丈夫!
こんなものが使えますよ^^
お皿
レンジに入れるお皿の上に、それよりも大きなお皿をひっくり返して蓋にする、という方法ですね。
この方法。よく使いますが、
レンチンする時間が微妙に変わる気がします。この点は要注意です。
タッパー
例えばこちら、
食品を保存するのにも便利なタッパーは、そのままレンジに入れても良いですね。
ただ、
タッパーによってはフタの耐熱温度が低いものもあるので要注意です!
そうしたものをレンジにいれると溶けたり、変形したりするので、耐熱温度を確認してからにしましょう。
フタつき陶器
たとえばこんな感じのもの。
保存や冷凍、解凍などにタッパーは便利ですよね。でも食卓にタッパーのまま並べると雰囲気が今一つ。
でもこうしたおしゃれな食器だったら、保存はもちろん、レンジで温めることもできて、そのまま食卓に並べることもできますよね。
フタつきの食器にはプラスチックのフタがついているものもあります。
そうしたものをレンジに対応しているか確認して利用することもできますよ。
レンジ用フタ
これ便利です。
お皿に食材をいれたら、その上から蓋をするだけなので使い方も簡単。さらに洗って使えるのでコスパも良いですよね^^
シリコンラップ
シリコンラップというのはシリコンでできているもので、片面がぼこぼこしています。
柔らかく伸びやすいシリコンラップはお皿やボウルをしっかりとカバーしてくれます。
電子レンジに入れるのもOKですが、直接食品を包むような用途には向いていません。
2、冷凍保存する時
ラップは食品を冷凍保存するときにも便利ですね。
しかし、そんなラップがなかったら、こんなものが代用できます。
ジッパーバッグ
おなじみのジッパーバッグ。
私も冷凍するときはこちらのほうをよく使っています。
また、ラップで個別に包んでから、ジッパーバッグにいくつかまとめていれて保存ということもあります。
でもラップがなくてもジッパーバッグだけでもいいですよね。
最近ではシリコン製のものも販売されています。洗って再利用できるものなので、さらに良いですよね。
アルミホイル
ラップの代用品として真っ先に考えられるのがアルミホイルではないでしょうか。
レンジにいれるとアルミホイルは火花が散ってダメですが冷凍する場合にはアルミホイルは大活躍です。
アルミホイルは熱の伝達が早いので、冷凍庫にいれたときにも素早く凍らせてくれるのです。
ただ、中身が見えないというデメリットはありますね。
アルミホイルで冷凍保存するときには、何かということを書いたジッパーバッグに入れておくとわかりやすいですよ。
タッパー
レンジでも活躍するラッパーは冷凍保存でも大活躍しますね。このときも耐熱温度はチェックしておきましょう。
濡れ布巾
いきなり、濡れ布巾とでてきて、???という人も多いでしょう。
実はこの濡れ布巾って、ご飯の冷凍にピッタリなのです。綿の物がベストだそうです。
もちろん、煮沸消毒しておくと安心です。
残ったご飯や冷凍しておくご飯を濡れ布巾に包んで、そのまま冷凍庫へ。そして解凍するときもそのままレンジに入れることができるので、便利です。
3、フタとして使いたい時
ちょっと残ったおかずなどをそのままお皿にいれて、ラップで覆って冷蔵庫へというのは日常茶飯事ですよね。
ちょっと保存しておくのに、ラップでフタをするというのも便利なラップの使い方なのですが、ラップがないときにはこんなものが代用できます。
みつろうラップ
一番のおすすめが、
この「みつろうラップ」です。
「みつろう」というのはハチの巣からとれるもので、布や紙にしみこませて作られたものが「みつろうラップ」なのです。
このしみこませたみつろうがとれないかぎり、何度も洗って使えます。
しかも自分で手作りもできるので、好きな布や紙を利用してお気に入りアイテムにすることもできます。
ラップのような粘着性には欠けるので、ふたをしたら、輪ゴムやクリップで固定しましょう。
ただし、冷凍や電子レンジはNGですので、気を付けてくださいね。
お皿
残り物が入っている器よりも大きめのお皿でフタとして代用できます。
レンジに入れる時にも使えますね。
ふきん
ちょっとフタをしておいておきたいっていうときにはふきんも大活躍します。
もちろん清潔なものを使いましょう。
アルミホイル
もちろんフタをするだけなら、アルミホイルも代用できます。
中身が見えないのが残念なところですけどね。
シリコンラップ
先ほどの電子レンジで使うとき同様、シリコンラップは便利です。
飲みかけのお茶が入ったコップに、残ったおかずの器にと大きさに合わせて使い分けられます。
電子レンジも対応できて、便利ですよ。
4、食品を包む時
ラップは食品を包むときにも使います。
おにぎりを握ってそのまま包んでしまうってこともありますよね。また、冷凍庫に保存したいときにラップで包んでからということもよくあります。
ラップが使えないときはどんなものが使えるでしょうか。
ビニール袋
使い捨ての透明のビニール袋です。
野菜などを入れて保存しておくのは良いですが、おにぎりなどを包むのには不向きですね。
アルミホイル
アルミホイルは食品を包むときにも使えます。
おにぎりなど、私も昔はアルミホイルに包んでもっていっていました。海苔巻きなどもホイルに包みやすいですしね。
竹の皮
おにぎりといえば……
そうですね、竹の皮ですね。
日本昔ばなしなどに出てくる、あれです。
竹の皮には防腐性と吸湿性があるため、昔から食品を包むのに使われていたわけです。
おにぎりを包んで家族で遊びに行き、子供たちに昔の人たちの知恵を伝えるのも良い機会になるでしょう。
ワックスペーパー
ワックスペーパーというのは、パラフィン紙とも言われていて、表面に蝋をしみこませて加工した紙です。
防水性、除湿性、透明性に優れていて、食品の包装に使われています。
またはお弁当やお菓子のラッピングなどにも使われています。
ワックスペーパーは耐熱性が弱いので調理には向いていませんが、おしゃれにラッピングしたいときにピッタリです。
みつろうラップ
先にも登場したみつろうラップ。
これはフタをするだけではなく、食品を包むにも活躍してくれます。
ワックスペーパーと似ているのですが、みつろうラップはハチの巣からとれるみつろうを使っているのが特徴です。
また保水性、抗菌性があり、野菜や食品をそのまま包んでも大丈夫です。
体温で形を自由自在に変えることができるので、野菜の形にフィットして包むことができ、野菜の切り口からの乾燥からも守ろることができるのです。
もちろん、おにぎりやサンドイッチなども包めます。
ただ、熱に弱いため、煮沸消毒ができないため、肉や魚などには不向きです。
こちらもおしゃれな布で作ると、お弁当などのラッピングにも重宝しますよ。
また、お菓子入れとして形を整えて、クッキーなどをいれて、パーティーのおもてなしに利用することもできます。
ラップの代わりに、アルミホイルはあり?
ラップの代わりは……
アルミホイル。
これ、あるあるですよね^^
アルミホイルのメリットとして、包んだ時にどうしてもしわができるのですが、そのしわに空気層ができ、そこに湿気の逃げ道ができて、湿気がこもりにくくなるという点があります。
なので、おにぎりなどを包んでも、傷みにくくなるというわけです。
先にも述べた通り、冷凍するときには、より早く冷凍させることができるので重宝します。
デメリットは、電子レンジでは使えないこと。
そして中身が見えないことですね。
ラップとアルミホイルは常備している家庭も多いでしょう。
ラップがないというときは、アルミホイルで代用できる時は代用しましょう。
ラップがない!アルミホイルはある!
って状況、多くないですか?
だから、ラップの代わりにアルミホイルを代用するのかなって思いました。
ラップの消費量って、多いんですね。
そもそもサランラップとは?
ところで、そもそも「サランラップ」って何でしょう?
何で作られているのでしょうか?
考えてみたことありますか?
「サランラップ」というのは、もともとは、商品名で旭化成さんから出ている商品です。有名なところでは、クレハさんの「NEWクレラップ」も食品用ラップフィルムという意味では同じものです。
こうしたラップフィルムを総称して、いつしか「サランラップ」というようになったそうです。
もともとは、アメリカで誕生したもので、戦場などで銃弾や火薬などを湿気から守るために作られたもの。
それをあるとき、このラップの技術者がピクニックで食品をラップに包んでもっていったのを機に、食品にも使えることを考え商品化したものです。
それが日本に入ってきて、旭化成さんが販売するようになったのです。
ラップと健康の問題について?
よく、ラップは健康に良くない、体に悪いという話を耳にしますよね。
この真相について、
- ラップの原材料について
- ラップは身体に悪い?
以上の点から見てみましょう。
1、ラップの原材料について
まずは、ラップの原材料が何かを調べてみました。
ポリ塩化ビニリデン
一般的に家庭で使われるラップの原材料となっているのがこれです。
我が家にあるラップもこれが原材料です。
酸素を通さず、密封力が強いのが特徴で、ニオイもしっかり密封してくれます。
ポリ塩化ビニル
業務用のラップはこれを使っています。
スーパーで販売される魚や肉のパックに使われているラップはこれでつくられていて、伸縮性に優れ、密着性も高いのが特徴です。
ポリエチレン
通気性が良いというのが一番の特徴で、酸素を通すので、果物や野菜の保存に適しています。
そのかわり、密着力がないというのが少し物足りない感じを出しているんです。
塩素系の原料が入っていないので、ダイオキシンの発生の心配もなく、環境にも体にも優しいものになります。
2、ラップは身体に悪い?
実は日本ではまだまだ平気でラップを日常的に使っている人が多いのですが、イギリスをはじめ、海外ではラップを極力使わないようにしているという傾向が強いみたいです。
それはやはり体に良くないから。
という理由からだそうです。
日本では、特に油性の強い食品(肉、魚、コロッケ、天ぷらなど)を直接ラップに包んで加熱すると、食品が高温になり、ポリ塩化ビニリデン製のラップの耐熱温度を超え、有害物質が出てくる。と言われています。
そのため、そうした食品を加熱するときには、深めの食器にいれ、食品に触れないようにラップをかけて、加熱するのが好ましいとされています。
じゃあ、油っこくないおにぎりだったら大丈夫?
と言いたくなりますが、アツアツのご飯をラップでにぎって、そのまま包装ってことになると、これも心配ですよね。ご飯が高温ですから。
できるだけ高温になるときには、食品に直接つかないようにしたほうが安心のようです。
また、塩化ビニリデンやポリ塩化ビニルは安全性が疑われますが、ポリエチレンを使ったラップなら比較的安心のようです。
ラップを選ぶ際には、こうした原材料もチェックしたうえで選びたいですね。
ササっ! と捨てちゃうけどゴミ問題は大丈夫?
日ごろ、ラップを使いながら、気になるのはゴミ問題です。
使い捨てなので、私もぽいぽい捨てちゃうのですが、これっていいのかな?と思う人は私だけじゃないはずです。
ラップのゴミ問題ってどうなんでしょう?
そもそも使った後のラップはどうやって捨てていますか?
可燃ごみ?
不燃ゴミ?
プラスチック?
これは地域の自治体によっても違うところがありますが、大きくわけて
- 家庭用のラップは可燃ごみ
- スーパーのお惣菜など業務用のラップはプラスチック
と分けられているところが多いようです。
可燃ごみなら燃やしてしまうので特に問題はないかもしれませんが、プラスチックとして捨てられたものはどうでしょうか?
日本で出るプラスチックごみは年間約83億トン。そのうち63億トンがゴミとして廃棄されているそうです。
またそのうち79%が自然環境に散乱されて自然破壊へとつながっていることが問題になっています。
海に捨てられるプラスチックごみが海洋汚染を起こし、魚たちの生命に問題が起きるだけでなく、その魚を食べる私たちの体にも有害物質が入ってきてしまうという深刻な問題にまでつながってくるわけです。
そう考えると、
ラップを使う
捨てる
というのも、今一度考えなおしたくなりますよね。
環境にやさしいエコラップとは?
環境にやさしいエコラップというものが、多く出始めているます。
環境にもやさしく、人体にも優しいものなら、使っても安心です。
一つは、先にもあげましたが、「みつろうラップ」です。
これは自分でも作れるものですし、何度も洗って使えるので経済的でもあり、環境にやさしいものですね。
また、各国では食べられるラップなるものが開発されていることが分かりました。
環境にやさしいエコラップ①
たんぱく質で作られたラップ
カゼインというたんぱく質で作られ、ペクチンを添加したラップがアメリカで開発されています。
とはいっても、実際に「食べる」ということはしませんが(味もない)、今後期待できそうですね。
環境にやさしいエコラップ②
野菜から作られたラップ
ポーランドでは「SCOBY」という名前ですでに販売されているそうです。
余った野菜から作られていて、使用後は100%有機肥料になるものです。
柔軟性や耐性、耐水性もあり、食べ物は新鮮さを保つことができるということで、十分にラップの役割を果たしてくれるものです。
こちらも食べることはできますが……
ちょっと勇気がいりますね^^;
環境にやさしいエコラップ③
海藻から作られたラップ
インドネシアのEvowareが開発した包装紙。
ラップというよりは包装紙で、ハンバーガーやインスタントコーヒー、インスタント麺の調味料など幅広く使われています。
もちろん食べられる包装紙で、人の健康にも配慮してあり、繊維やビタミン、ミネラルなども含んでいるんです。
お湯にも溶けてラーメンやコーヒーなどと一緒に食べても大丈夫というものです。
食べなくても生分解されるので、肥料になるのは言うまでもありません。
みつろうラップとは?
主な原料は、蜜蝋や、オーガニックコットン、ココナッツオイルなどの植物油、木の樹脂などです。
天然の抗菌性のある蜜蝋をはじめ、オイルを染み込ませたコットンや麻でできたラップは通気性もあるため食品を密閉することなく、ラップ同様鮮度を保ちながら保存することができるものです。
ラップとの大きな違いは、
ずっと地球上に残ることはなく土に還る素材で、使い続けてもゴミが増え続けない
ということですよね。
きちんと使えば繰り返し長く使え、役目を終えれば土に還る。
持続可能なゴミ問題に対応した「ラップ」なのです。
ぜひチェックしてください。
↓
まとめ
ラップの代わりになるものって意外と多いですよね。工夫次第ではもっと他のものが使えるかもしれません。
ただ、レンジにかけるとき、冷凍するときなどは耐熱温度などを必ずチェックしたいものです。
またラップを使うときにも、高温になるときには、食品につかないようにするというのも私たちの体を守る一つのポイントになります。
できれば無害なラップを選ぶということも今後は考えていきたいですね。
今回はここまで!
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