布団派のお宅も多いと思いますが、毎日お布団どうしてますか?
敷きっぱなし?
敷きっぱなしじゃないけど出しっぱなし?
毎日押し入れに入れて収納してる?
畳んで部屋の隅に置いてる?
いろいろなケースがあると思います。
正直なところ、私も布団派なのですが、上げ下げが面倒だなあと思うこともしばしば^^;
押し入れにしまうこともあれば、出しっぱなしなこともあるわけです。
「でもこれでいいのかな?」
と疑問に思いました。
「みんなはどうしてるんだろう?」
というわけで、
について。
目次
布団ってみんな毎日どうしてるの?
気になるところですよね。
「他の家では布団はどうしているのか?」
って。
大まかな状況は次の通りのようです。
- 毎日たたんで、押し入れやクローゼットに収納している
- 収納スペースがないのでたたんで部屋の隅によせておく
- 床に敷きっぱなし
- ベッドだからそのまま〜
- 布団干しにかけておく
という感じでみんなそれぞれですよね。
「畳の部屋」と「フローリングの部屋」では違いがあるでしょうし、押し入れなど、「収納あり」「収納なし」によっても違いがでてきますよね。
というわけで状況別に調べてみました。
畳の部屋の場合
畳の部屋、つまり和室では布団で寝ている人も多いでしょうね。
畳にベッドという人もいるでしょうけれど、畳と言えば布団というのがよくマッチするものです。
この和室で布団を敷いて寝ている人たちは毎日どうしているのでしょうか?
「畳の部屋」で考えられる、
- 敷きっぱなし
- 毎日畳んでいる
- 布団干しにかけて干している
この3点について見ていきましょう。
1、敷きっぱなし
子どもが赤ちゃんのころは、赤ちゃんがいつも寝るし、いつでも赤ちゃんと寝られるようにと敷きっぱなしにしているママたちもけっこういます。
また、ある人は自分の親がそうしていたから、上げ下げする習慣がなく敷きっぱなしという人もいました。
2、毎日畳んで収納している
小さいころから「布団は上げ下げするもの」と教えられて育った人は、毎日畳んで収納しています。
押し入れがあれば押し入れに、押し入れやクローゼットなどの収納スペースがなければ、たたんで部屋の隅に収納というケースも多いです。
3、布団干しにかけて干している
収納はないけれど、さすがに敷きっぱなしはどうかと思うという人もいます。
そんな時は布団干しにかけている人も多いのです。
人は寝ている間にコップ1杯ほどの汗をかくという話はご存じの人も多いでしょう。
その水分を布団が吸収しているので、湿っているんですね。
それを乾かすためにも「干す」という選択をしているのです。
フローリングの場合
ではフローリングの場合はどうでしょう?
といっても和室の場合の、
- 敷きっぱなし
- 畳んで収納
- 干す
とさほど変わりません。
しかしそれ以外に、
- ベッドのようにしてしまう
- 収納が狭いのでコンパクトな布団にする
という方法もあったので紹介します。
1、ベッドのようにしてしまう
すのこを置いてその上に布団を敷きます。
中には高さも調節できるすのこがありますので、お好きな高さにしてベッドにしちゃうわけですね。
こうするとベッドに見えるので、人に見られても違和感もありません。
2、収納が狭いのでコンパクトな布団にする
フローリングの部屋と言えば、押し入れがあるというよりはクローゼットがあるくらいかと思います。
そうなると収納スペースが少なくて、布団を入れようとすると大きなものが入らず、コンパクトにたためるような布団を準備する人も増えているようです。
洋服専用のクローゼットの奥行は45~60㎝くらいです
そこに布団が納まるようにするには、4つ折りできる敷布団やマットレスなら入る。ということです。
敷きっぱなしの人が意外に多いんです
調べてみると、
和室、洋室ともに、「敷きっぱなし」というのが意外に多いように感じました。
「恥ずかしいのですが…」
と自宅では敷きっぱなしのことを公表して、
うちがおかしいのか?
敷きっぱなしがよくないのか?
と気にしている人もいるようです。
が、
結論は、どちらでも悪くありません。
個人的には、子供の頃実家では毎日上げ下げしてました。
そして高校生くらいからはベッドにしたので…
敷きっぱなしですね^^
そして結婚し、子供が小さい頃は…ほぼ敷きっぱなし。
という経緯ですが、
まったく問題はありませんでした!
しかし、
この敷きっぱなしについて、恥ずかしいという以前に、やはり気を付けないといけない点もあるようです。
では、
敷きっぱなしだとどうなるのか?
次の項で見ていきましょう。
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布団を毎日上げ下げしないデメリット
では毎日、布団の上げ下げをしないで、敷きっぱなしにしているとどうなるのでしょうか?
代表的な問題、
- カビが生える
- ほこり、よごれ、ダニ
- スペースが狭くなる
について確認していきましょう。
1、カビが生える
敷きっぱなしにしていると、どうなるのか、どこかで聞いたことがあると思います。
「カビが生えるよ」
って。
そうなんです、
敷きっぱなしだと、布団や床にカビが生える可能性は高くなります
それは、
フローリングでも畳でも同じことです。
寝ている間には1コップ分くらいの汗をかいています。
小さい子たちはもっと汗をかいてることもありますよね。
その布団を敷きっぱなしにしていると、畳やフローリングの床にカビが生えてきます。
もちろん、布団にも。
1日や2日敷きっぱなしにしていたくらいでは、カビは生えないかもしれませんが、毎日この状態が続くとやはりカビが心配になりますね。
2、ホコリや汚れ、そしてダニ。
昼間、寝室にはあまり出入りしないし…
といって敷きっぱなしにしている人もいるのですが、心配なのはカビだけではありません。
日中であれ夜であれ、ホコリはたまっていくものです。
また汚れもつくでしょうし、髪の毛やフケなども布団にはついていますよね。
人の皮脂やフケなどはダニの大好物でもありますから、ダニが寄ってくることもあります。
何より衛生的にも良くありません。
なので、
上げ下げしないで敷きっぱなしというのは、見栄えだけではなく健康上の問題にもつながる可能性があります
また、
そうした寝具で寝ると良質な睡眠はとれませんので、睡眠の質も下がってしまいます。
安眠のために、また健康のためにも上げ下げせずに敷きっぱなしというのは良くないっていうことなんですね。
3、部屋(スペース)が狭くなる
布団を敷きっぱなしにしておくとそれだけで部屋が狭く見えます。
実際に、使えるスペースが少なくもなりますよね。
布団の上であれこれするのも、衛生上気になるところですし…
特に一人暮らしの部屋は狭さを感じやすい状況になると思います。
でも、この狭さが安心することもあったりします。
実際私も学生の頃のワンルームは居心地のいい空間でした^^
布団を毎日上げ下げするメリット
では上げ下げすると何がいいのでしょう?
床をカビから守る
布団を毎日上げ下げすることで床に湿気がたまらないので、床をカビから守ることができます。
畳の場合でも、風通しを良くしておくと、心地よい感触を長く保つことができますし、フローリングの床もカビにおかされずにキレイなまま使うことができますね。
布団を清潔に保つ
カビの発生の予防ができ、汚れやホコリなどの不衛生な状態から免れることができます。
この点は部屋に関することだけではなく、健康にも影響がある点です。
ほこりから不健康になることも十分考えられるので清潔に保っておきたいものです。
掃除は「決まった日を設定して」とか「休日にまとめて」というという人が多いと思うのですが、おすすめは毎日です。
少しの汚れをササっと掃除するのが、実は一番効果的で簡単なんです。
この観点からも、布団を上げ下げする環境なら毎日した方が良い。
ということです。
部屋を有効活用できる
布団を敷きっぱなしにしておくと、昼間はその部屋はほぼ使えないってことになりますよね。
部屋がたくさんあるから一部屋くらい使わなくてもいいっていう家もあるかもしれませんが、ワンルームで一人暮らしなんていう場合には、困りませんか?
布団を上げることで、部屋が広くなり、いろんな使い方ができるはずです。
気分がシャキッ!とする
布団をあげて掃除もすると気分がシャキッとしたり、スッキリしませんか?
私はそうなんです。
「いつでも寝れますよ~」っていう状態にしておくとついダラダラしてしまいます。
「布団を敷きっぱなし」これは、
→ダラダラする設定
ともいえます。
逆に、
ゴロンと横になってリフレッシュしたら、
バサッ!
っと布団を上げることでスッキリメリハリをつける。
こんな気分転換にもなります。
要するに、
気分転換のスイッチとして布団を上げる
ということです。
しかもこれ、ベッドではできない「二度寝防止」になるんです。
おススメです。
布団を上げ下げするときにしてはいけないこと
やはり布団は毎日上げ下げした方がいいんだということで、頑張ろうと心を決めた人もいるかもしれませんが、ここでちょっと注意したいことがあります。
布団を上げ下げするのは良いのですが、
- 起きてすぐにたたむ
- すぐに押し入れに入れる
ということは避けたいものです。
なぜか?
朝起きた時には、布団はまだ湿ってる状態です
夜にかいた汗を吸い取っているのですから。
その湿った布団をたたんで、さらに押し入れにしまってしまったら、それこそカビが大好きな環境になってしまいますね。
そして夜寝るときに出してみると、なんとなく湿った感じがして、快適な睡眠を邪魔することになりかねません。
なので、上げ下げするのはおススメなのですが、
30分から1時間ほど乾かした後で畳む
というのが良いのです。
(先程の二度寝防止には悪影響かもですね^^;)
もちろん、ここで、布団干しにかけて干してしまうという方法もありですね。
お天気の良い日は天日干しにするという方法もあります。
毎日干したり、その後畳んで収納したりすることで、ホコリがたまるのも防ぐことができますし、衛生的にも良い状態になりますね。
上げ下げがめんどくさい!何か良い方法はない?
「確かに布団を敷きっぱなしにしておくのは良くないようだ。でもでも…やっぱり上げ下げはめんどくさい!」
そう思ってる人も少なくないでしょう。
習慣になっていないと、面倒になりますよね。
というわけで、何か良い方法はないのか?みんなはどうしているのか?
について、
- 布団乾燥機を使う
- 収納スペースがないから収納ラックを使う
- 吸湿シートを使う
- すのこを使う
- 畳マットを使う
- コルクマットを敷く
- 出しっぱなしでもおしゃれに見せる
という方法があります。
順番に見ていきましょう。
1、布団乾燥機を使う
経験上おすすめの方法がこの【布団乾燥機】です。
使ったことない人からすると「この家電って、いる?」という認識が圧倒的に多い物(汗)。
しかしこの家電、
一度使ったら手放せませんよ!
特に、
- ベットを使っている人
- 忙しい一人暮らしの人
- 布団を干すスペースに困ってる人
- 布団をしまうのがめんどくさい人
- 寝付きが悪い人(特に冬)
こんな人にはもってこいです。
布団は常に出し入れしたり干したりしなくても、布団乾燥機を使っていれば快適に過ごすことができます。
ちなみに6っ目の「寝付きが悪い人」という点は、とてもおすすめポイントです。
「特に冬」という点は、もちろんポッカポカで即寝が可能。
なのでそれだけでも手放せなくなりますが…
実は夏も快適なんです!
?!
と思うかもしれませんが、ジメジメした夏に布団乾燥機を使うと、サラサラでカラッと仕上がるのでこれも即寝が可能。というわけなんです^^
しかも機種によっては靴や衣類も乾かすことができるので、結果、
部屋の中で「乾燥」に関わる家事を、一年通して使うことができるすごい家電なんです!
おすすめです。
ちなみにこの布団乾燥機についての記事がこちらです。
↓
ぜひ参考にしてください。
2、収納スペースがないから収納ラックを使う
収納スペースがない場合には、こんなものを使って布団をあげている人もいます。
キャスター付きのラックなのですが、幅が調整できるので、布団の大きさに合わせられます。
また、このまま部屋の隅に置いておいてもよいですし、押し入れにそのまま入れることもできます。
キャスターが付いているので、自由自在に動かすことができ、布団の上げ下げもさほど面倒にもなりません。
布団を押し入れに入れようとすると、よっこらしょって持ち上げるか、押し入れの下に入れるのも腰が痛いなんてこともありますよね。
このラックなら、キャスターが付いてるので、そばまで持ってきて、布団をたたんで積み重ねるだけ。
そして、部屋の隅などにおいておけば邪魔になりません。
部屋の隅に畳んで置いておくときにも、床と布団の間に空気が入らなくてカビが心配な場合もありますよね。
このラックは布団と床がくっつかず、通気性も良いので、おススメです。
3、吸湿シートを使う
畳の部屋でもフローリングの床でも、敷布団と床の間に除湿シートを敷いてから布団を敷くという方法を使ってる人もいます。
これなら、布団からの湿気を吸い取ってくれるので、敷きっぱなしでもカビの心配が減ります。
ベッドでも使えますね。
とはいうものの、
使用上の注意をよく読んで、1週間に1回くらいは布団を干したり布団を上げて床の掃除をするのが良いかと思いますよ。
4、すのこを使う
こちらはジョイント式になってますので、押し入れに入れたり、または部屋の隅に布団をたたんでおきたい時に床においておいたりもできます。
さらにはベッドのように敷布団の下に敷いてしまうという方法も使えますね。
これを敷いておけば、ベッドと同じだから敷きっぱなしでもいいかも?
5、畳マットを使う
フローリングの床におススメなのがこちら。
畳ならではのイ草の良さが伝わってくるマットです。
イ草は湿気や汗を吸収してくれる吸湿・調湿機能があります。
また空気浄化や消臭、抗菌防臭などの効果もあり、布団と床の間に敷いておくと、布団の湿気を吸い取ってくれたり、消臭、防臭効果などが期待できますね。
もちろん、これも定期的に風通しの良いところで干す必要があります。
3つ折りにできて、通気性の良いところに、屏風のように立てかけて置くだけで乾燥させることができます。
もちろん、寝るときだけではなく、リビングの床に敷いて日中そこで座って休んだりもできますし、畳の心地よさが恋しくなったときにも、風情を味わうことができます。
6、コルクマットを敷く
吸湿シートもいいですし、畳マットも魅力的ですね。
もう一つ、コルクマットというものがあります。
夏はサラサラし、冬は暖かく、どんな季節にも使えます。
フローリングの床に布団を敷いて冷たいと感じることもあるかもしれませんが、コルクマットを敷いてその上に布団を敷くと温かいです。
ただ、コルクも湿気の多いところでは反りやたわみが発生することもあるので、こちらも定期的に干して乾燥させるのが良いですよ。
7、出しっぱなしでもおしゃれに見せる
収納がない場合や、上げ下げがめんどくさいとき、また布団を部屋の隅に置いておくけど、なんとなく見栄えがよくなくて、おしゃれな部屋に見せたいなあと思ったときは、こちらの記事を参考にしてください。
↓
いろんなアイディアを紹介していますよ^^
上げ下げが面倒でも布団を定期的にお手入れしたら大丈夫?
毎日使う布団だからこそ、また良い睡眠をとるためにもお布団のお手入れはかかせないものです。
布団を敷きっぱなしにして心配なのは、
- カビ
- 汚れ
- ホコリ
- ダニ
など。
これらを解決できれば、敷きっぱなしでもいい?
結論はダメです。
特に床に湿気が溜まり、カビの原因になってしまいます。
定期的な空気の循環は必要です。
せめて1週間に1度は干したり、汚れを落としたりといったお手入れをするのがベストです。
でもやっぱりスペースや、天候の関係でなかなかできないこともあります。
そこで、部屋でできる布団のお手入れ方法をご紹介します。
布団クリーナーできれいにする
丸洗いができない布団、ちょくちょく干せない、敷きっぱなし、でも汚れは気になるなんていう人には、こうした布団クリーナーをおススメします。
ダニやちりセンサーがついていて、綺麗に掃除することができます。
また掃除しながら温風が出るので、布団を乾燥させふっくらと仕上げることもできます。
この布団クリーナー自体の掃除も水洗いで簡単なので、おススメですよ。
布団ブラシ
お布団専用のエチケットブラシのようなものです。
布団についたホコリや小さなゴミ、フケ、髪の毛などをとることができます。
毎日洗うのは大変ですし、でも電動のクリーナーを買うにもコストがかかって心配という人には、こちらをおススメします。
部屋の中で布団を干すなら
布団を干すなら、こうした布団干しを使うと便利ですね。
布団をかけておくだけなので、さほど負担になりません。
ベランダにもっていったり、一軒家の場合は庭に干したりということもできます。
でも、布団干しもないし、家が狭いからそういうものは置いておきたくないという場合には、布団自体を変えてみましょう。
こうしたマットレスを使うと、屏風のようにたてかけておくことができます。
布団干しを使わなくても、立てかけておくだけで干すことができて便利です。
折り畳みも簡単なので、干せたら、たたんで部屋の隅に置いておいたり、収納に入れたりもできます。
また、たまには布団を天日干しするのも気持ちが良いものです。
天日干しにした後の布団ってとっても気持ち良いですよね。
ふかふかしてあったかくて…
私はあの匂いが好きでした…
しかし、天日干ししたくても、日中は仕事をしていて、干せないという人もいますし、冬の間は天気が悪くて干せないという地域もあります。
そんな時には布団乾燥機の出番です!
心地よい布団にしてくれますよ。
外で布団を干す覚悟が決まったら丸洗いできる布団はおススメ
丸洗いできる布団です。
布団カバーもいらないですし、定期的に丸洗いしてしまえば衛生的にいいですよね。
しかも、布団カバーをかけはずしが面倒だったり、敷きっぱなしにしていても、
「1週間に1回は洗う!」という覚悟さえ決まればカビなどの心配もいらないでしょう。
ただ、実行する日の天気には十分注意が必要ですよね。
まとめ
結論としては、
布団は敷きっぱなしよりは毎日上げ下げした方が良い
ということです。
それは畳の部屋でもフローリングの場合でも同じです。
しかし、
面倒なときもありますし、収納スペースがないというときもあります。
今回紹介したものをぜひ参考にしてください。
今回はここまで!
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