雨の日にはどうして前髪がうなるんだろう?
そんな疑問にぶつかったことはありませんか?
中学生の皆さんも、高校生のみなさんも、あるかと思います。
いや、大人になってからもう~んと髪のうねりに悩んでる人も多いのです。
そういう私も、中学生のころから、突然、髪がくせ毛のようになり、湿度が高くなる雨の日などは前髪がうねってしまい、どうしていいのやらという感じで、気分だけが下がってましたね。
ということで、そんな湿気で前髪がうねってしまうときの対処法について調べてみました。
こんな内容をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
【うねる前髪の対策1】
朝のお手入れ
朝、起きてすぐに寝ぐせを直すのも大変~というのがくせ毛の人たちの悩みの一つです。
たかが前髪、されど前髪。
前髪一つで人の印象も変わってきます。
中学生女子ならやはり気合を入れてセットしたいところですよね。
雨の日でもうねらない前髪にするには、この朝のセットからが大切になってくるのです。
朝の手入れをしっかりしておくことで、日中、少々うねってもまた戻しやすくなりますよ。
では、どんなふうにしたらよいのか方法を見ていきましょう。
前日にできること
夜、シャワーや入浴時に髪を洗ったら、「よく乾かす」というのが一つのポイントです。
湿っていると「うねり」の原因になりますし、寝ぐせもけっこう強くつきます。
朝のセッティングを楽にするためには、前日の夜に髪はしっかりと乾かしてから寝るようにしましょう。
朝のセッティング
朝のセットでのポイントは、
- ドライヤーをつかう
- 根元からしっかり乾かす
という点です。
もっと詳しく見てみましょう。
寝ぐせがついて直したいとき
- 寝ぐせがついている髪を直すには濡らすのが一番です
ヘアエッセンスなどで濡らしてもいいですし、水、ぬるま湯でも大丈夫です
霧吹きなどをつかうと手軽にできますね - ドライヤーで乾かします
この乾かすときに、根元からしっかりと乾かします
くせとは逆の方向に軽くドライヤーをあてるようにします
寝ぐせはないけど、前髪をきれいに整えたい時
- 特に癖がついてないけど、前髪をキレイにセットしたいという時にもやはり霧吹きなどで髪を濡らします
- 洗い流さないトリートメントをつけて保湿します
- ドライヤーの風を頭のてっぺんから下に向かって流すように、つまりドライヤーの口が下を向くようにしてあてて乾かします
- 付け根から引っ張りながら乾かしましょう
- 気に入った形に整ったら、ヘアスプレーハードタイプを軽く吹き付けてしあげます
また、ドライヤーで乾かした後に、前髪にカールなどをつけてから、最後に冷風を当てるとスタイルが長持ちします
その上にヘアスプレーを吹き付けるとより効果的ですね
ヘアアイロンVSドライヤー
ここでポイントはドライヤーだと初めに書きましたが、ヘアアイロンじゃだめ?っていう人もいると思うんです。
ダメということはないのですが、寝ぐせを直したり、髪を乾かすという点においてはドライヤーが良いんですね。
髪を根元から乾かしながら、この時に根元からうねる髪を直していくので、ドライヤーのほうがベターということです。
根元からしっかり乾かした後にヘアアイロンでカールを作るというのも良いかと思います。
【うねる前髪の対策2】
-日中外出先でのお手入れ
朝のセッティングはバッチリきめたのに、雨の日など湿度の高い日は、学校や外出先など日中でも前髪がうねってしまうことがありますね。
外出先でも特に学校でもできる対処法を紹介してみましょう。
これらのアイテムがあれば大丈夫!
道具を使ってうねりを直す方法です。
あれば便利なアイテムは、
- 前髪カーラー
- アメピン
- ベビーパウダー
この3点です。
これら3つが全部そろわないとダメってことはありません。
どれか1つでもカバンの中に入れておくと便利ですよ。
では、これらを使った直し方を見てみましょう。
1、前髪カーラー
前髪カーラーはそのままカーラーとして使うので、特に説明はいらないかもしれませんね。
うねったなあと思ったら、前髪カーラーを巻いておくだけです。
5分から10分、ちょうど休み時間の間だけでも巻いておくと、ふんわりカールがよみがえります。
カーラーの一つや二つならカバンにいれても重くないですし、邪魔になりませんよね。
初心者でも簡単に上手にかわいく前髪をくるんとカールできる前髪専用のカーラーです。
楕円形のカーラーの間に前髪をはさんで、毛先からくるくると内側にまきつけるだけ。
数分で跡がつくので、休み時間にもささっとできちゃいますよ。
水で髪を濡らしてから巻くとさらに効果的です。
2、アメピン
つづいてはアメピンです。
これはカーラーよりももっと小さいですし、持ち運びにも便利ですよね。
なんといってもコストがたいしてかからないというのも学生たちにとっては重要なメリットです。
アメピンを使ってどうするか?
- まず、前髪は3束にわけます
- 一束ずつくるっと丸めてアメピンでとめます
- そのまま10分放置。休み時間の間にできますね
- ピンを外せばカールが復活します
アメピンとカーラー、どっちがいいか?といえば、やはりカーラーのほうが自然なふんわりしたカールが作れますし、カーラーの方が簡単なので便利かもしれません。
でもアメピンでもこうした方法でできるということです。
オーソドックスな黒のアメピン。
おしゃれでもなんでもないですが、学校などでは目立たない、こうしたタイプのものが良いでしょう。
おしゃれなヘアピンは休日の外出時のお楽しみにとっておきましょう。
3、ベビーパウダー
ここで、なんでベビーパウダー?と疑問に思う人も多いでしょう。
ベビーパウダーは髪や頭皮や額などの皮脂や汗を取り除いてくれる働きをします。
余分な水分によって髪がうねるので、余分な水分を取り除いてあげれば良いのです。
そこでベビーパウダーが活躍するというわけです。
ベビーパウダーの使い方です。
- おでこや頭皮の皮脂を脂とり紙やティッシュで押さえつけるようにしながら軽く拭き取ります
- ベビーパウダーをおでこ、髪の生え際につけます
- 前髪にも薄くパウダーをつけると効果的です
ただ、つけすぎると白くなるので要注意。適度な量をつけましょう。
こちらは固形タイプのベビーパウダーです。
つけるときに粉がパラパラ落ちなくて周りが汚れません。
飛び散りが少ないので、持ち運びにも便利ですよ。
アレンジする方法もあります
紹介した方法で前髪のうねりが直り、かわいいカールが復活すればいいのですが、それでもうねってる~!なんて悲しいこともありうるわけです。
そんな時には、カールはやめて、うねりが気にならないようにアレンジしてしまうっていうのはどうでしょうか?
こんな方法もありますよ。
前髪アレンジその1
前髪を横に流してとめちゃうというアレンジです。
- 前髪の分け目よりも外側の髪をもってきて、前髪にかぶせるように流します
- 自然に流してから、流した先の部分、耳の上あたりでピンでとめます
ただ無造作に横に流してとめるというよりは、外側から髪をもってきてかぶせて自然に流しながらうねりを目立たなくさせるという感じになります。
ピンでとめた部分も横の髪で隠せば気になりません。
鏡の前で、自分にあった流し具合を探ってみると良いでしょう。
前髪アレンジその2
編み込みという方法です。
うねった前髪も横の髪と一緒に編み込んでしまえば、うねりも気にならなくなります。
- 前髪は8:2くらいで分けて、8の方を編み込んでいきます
- 耳あたりまで編み込めたら、ピンで固定しましょう
- 最後に、少し編み込みをほぐすと可愛さがアップします
前髪アレンジその3
3つ目のアレンジは「くるりんぱ」です。
編み込みは難しいという人も、この「くるりんぱ」なら簡単にできるかも。
- 顔回りの長い髪を少しと前髪を合わせて横に流しながら、ゴムで結びます
- ゴムで結んだ上の部分を二つにわけ、その間に毛先の方をくるりんぱと通します
- 毛先の部分は耳のあたりでピンでとめて固定。固定した部分は、横の髪を上からかぶせて見えないようにします
前髪アレンジその4
くるりんぱも難しいという場合は、「ねじる」という方法もあります。
- 前髪の分け目に近い髪を少しとり、うしろに向かってねじります
- ねじった髪のすぐ近くの髪を少しとってねじり合わせます
- これを繰り返して、耳上までねじったら、毛先をピンで固定します
- ピンでとめた部分はやはり、サイドの髪で隠すようにしましょう
他には、ポンパドール風にアレンジという方法もあります。
どんな風にアレンジするのが一番似合うか、時間があるときに鏡の前でいろいろ試してみるのも良いですね。
いざという時に役にたちますよ。
またアレンジするには、「アメピン」や「小さなヘアゴム」が大活躍します。
前髪がうねるかも…と気になる時には、こうしたグッズをカバンに忍び込ませておくといいでしょう。
湿気が多いとなぜ髪がうねる?予防はできる?
湿気が多いと髪がうねるという人には二通りあります。
- くせ毛の人
- 髪にダメージを受けている人
どうでしょうか。心当たりありますか?
この二通りの人たちがうねりやすくなっているのですが、その理由を調べてみました。
1、くせ毛の人
生まれつきくせ毛の人もいれば、突然くせ毛になったという人もいるかもしれません。
くせ毛の人はせっかくかわいくカールを作っても、崩れやすかったり、湿気によってうねったり広がったりということも多いのです。
なぜか?
くせ毛は、
- コラーゲンの量が少ない
- たんぱく質の配置バランスが偏っていて、吸水性にムラがある
- キューティクルがねじれるように配列されているので、光があたったときに乱反射して艶がでにくい
という特徴たちがあるんですね。
こうした性質を持っているくせ毛は、水分を吸収しやすく、また吸収するとくせやうねりが出てきてしまうのです。
2、ダメージヘアの人
髪はダメージを受けやすいですね。
紫外線によってもダメージをうけますが、パーマやカラーリングなどの刺激によってもダメージを受けます。
パーマやカラーリングをしない学生たちでも、ドライヤーやヘアアイロン、コテなどの熱によってダメージを受けることもありますし、ブラッシングや枕によって生じる摩擦によってもダメージを受けているのです。
こんなダメージを受けた髪の毛は、
- 髪の表面を覆っているキューティクルが傷つく
- 髪が水分を吸収しやすくなる
という特徴を持つため、湿気の多い日は水分を多く吸収し、髪の内部にあるコルテックスという組織が水分を吸収してふくらみ、うねりの原因を作ってしまうのです。
では、くせ毛だったり、ダメージを受けた髪だったりする人は、うねってしまう髪をどうすることもできないのでしょうか?
そんなことはありませんよ。
毎日のお手入れで、予防することはできます。
ここで「うねり対策」についてみていきましょう。
毎日のケアでできるうねり対策
毎日のヘアケアによってうねりを予防することはできます。
どんなケアをしたらよいのでしょうか?
トリートメントを使う
トリートメントは髪に栄養を与えながら、髪の表面をコーティングすsるので、うねりを予防するのに効果的です。
シャンプーした後にすぐに使うトリートメントも良いですし、ドライヤーで乾かす前に使う洗い流さないトリートメントも有効です。
うねりやすい髪なら、両方を使うとより効果的ですし、うねり対策向けのトリートメントなら、さらに効果が期待できそうですよ。
お手頃価格の洗い流さないトリートメントです。
パッケージもおしゃれなら、フローラルの香りで朝のお手入れ時間もハッピーな気持ちになれそうです。
ドライヤーを使う
先にもアイロンよりもドライヤーということを書いてますが、そのドライヤーも正しく使わないと意味がありません。
なにしろ、ドライヤーの熱によっても髪にはダメージを与えてしまうのですから。
ドライヤーを正しく使って、髪を乾かす方法をもう一度確認しておきましょう。
- 髪を洗った後は、タオルでよく水分をふき取る
- 髪がからんでいたら、手ぐしでほぐしておく
- ドライヤーをあてるときには髪から20㎝以上離してあてる
- 一か所にずっとあてないで、ドライヤーを左右に振りながら使う
- 髪の根元から乾かすようにする
- 最後に冷風をあてるとキューティクルが引き締まって良し
こうして正しくドライヤーを使うことで、髪をダメージから守り、うねりも予防することができるのです。
アイロンを使うときは髪を保護してから
朝の寝ぐせを直したり、カールを作ったり、はたまた、うねる髪をストレートアイロンを使ってまっすぐにしたりということはくせ毛の人たちにはよくあることですね。
ヘアアイロンはなるべく使わない方が良いとはいえ、どうしても使いたいという時もあるのです。
ヘアアイロンの熱がキューティクルを傷つけてしまうので、ダメージを受けるんですよね。
なので、ヘアアイロンを使うときには、髪を保護するオイルやトリートメントをつけてからにすると、ダメージを減らすことができますよ。
紫外線から髪を守る
髪にダメージを与えるのは、ドライヤーやアイロンの熱だけではありません。
紫外線もキューティクルを傷つけるので、うねりの原因を作り出すこともあるのです。
お肌に日焼け止めを塗るように、髪にも紫外線対策をするのが良いですね。
帽子をかぶったり、日焼け止めスプレーなどもあるので、野外で長い時間過ごすようなときは、そうしたものを利用して見るとよいでしょう。
顔にも体にも、そして髪にも使える日焼け止めスプレーです。
アウトドアで日差しの強い中で過ごすときなんかは、こうした日焼け止めスプレーをまめにふきつけておくと紫外線から髪を守ることができますよ。
縮毛矯正やストレートパーマっていいの?
うねり対策として、どうしてもなかなか直らないとか、うまくセットできないという場合には、最終手段として「縮毛矯正」だとか「ストレートパーマ」という方法もあります。
ただ、学生さんたちの場合は、こうした施術は費用もかかることですし、パーマ禁止という学校もあるでしょうから、この方法は強くはおススメしないんですよね。
大人になってから、こうした選択肢もあるよっていうことで、頭の隅に置いておいてもいいかもしれませんね。
ストレートパーマもパーマですから、髪に負担を与えるのは同じですし、日ごろのお手入れも大切になってきます。
なので、今はできるケアを毎日コツコツやることが良いかなとも思います。
髪質って突然変わるの?
ところで、今回、いろいろ調べてみると、
「小さいころはくせ毛でもなかったし、うねることもなかったのに、突然、うねるようになった」
という人がけっこういるんですよね。
それで、髪質って突然変わるものなのか?と疑問に思って調べてみたんです。
そうしたら、変わるんですね。
ちょっとびっくりです。
特に成長期に良く変わるんだそうです。
もっと言えば、生まれてから15歳までにどんどん変わっていくとも言われています。
これ、どうしてだと思いますか?
人が成長していくにつれて、頭蓋骨も大きくなるんです。
頭蓋骨が大きくなると、頭皮が引っ張られて、毛根や毛穴の形が変わってしまうことがあるのです。
その時に、毛穴が真ん丸だったら、髪は直毛になるのですが、毛穴が楕円形になってしまうと、くせ毛になってしまうんです。
へえ~って感心してしまったのですが、当人にとってはそれでくせ毛になるなんてって感じですよねえ。
突然、くせ毛になってしまったという人は、こうして毛穴の形が変わってしまったことが考えらえます。
もう一つ考えられるのは、思春期や青年期にはホルモンのバランスが崩れることもあり、そのホルモンのバランスによっても髪質の変化が多少あるとも言われています。
髪質が変わってしまっても、日ごろのお手入れをしていれば、十分にうねりを予防できますし、湿気の多い日にも先に紹介した対策をしていれば、乗り切れると思いますよ。
まとめ
湿気で前髪がうねってしまうのは、テンション下がってしまうので、避けたいものですよね。
朝のセットで1日が決まるという話も耳にしますが、朝のセットをきちんとしておくと、日中、うねっても直しやすくなります。
朝には、
- 髪を濡らしてトリートメントやオイルをつけてドライヤーで乾かす
- 乾かしながら寝ぐせを直したり、うねりを直す
という過程を経て、さらに前髪をかわいくカールすることもできます。
日中、外出先でうねったら、
- 前髪カーラーやアメピンでカールを作る
- ベビーパウダーで湿気を吸い取らせる
- うねった前髪を利用してヘアアレンジする
といった方法で、うまく乗り切れるといいですね。
くせ毛やダメージヘアの人が、湿気の多い日にうねりやすいのですが、日々のヘアケアでうねりを予防することもできます。
- トリートメントを使う
- ドライヤーを正しく使う
- ヘアアイロンを賢く使う
- 紫外線から髪を守る
などという日ごろからできるヘアケアもうねり予防に大切になってくるので、できることから始めてみましょう。
最終的手段として縮毛矯正やストレートパーマという方法もありますが、とりあえずは、今回紹介した方法で乗り切って行けたらいいのではないかと思います。
ぜひ参考にしてください。
今回はここまで!
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