化粧下地と日焼け止め、二つも塗る必要ないんじゃない?と思ってる女性がけっこういるんです。そういう私もその一人でした。
でも、
化粧下地、日焼け止め、それぞれの役割を知ってみると、これじゃいけない。と思った次第です(反省)。
というわけで、
そんな疑問も解決しつつ、日焼け止め対策におすすめな化粧下地も紹介していきます。
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目次
日焼け止めと化粧下地の役割、違い
そもそも日焼け止めと化粧下地の違いって何なのでしょうか?
そこから正しく理解してみましょう。
日焼け止めとは?
文字通り日焼け止め効果を期待した、UVカットに特化した商品のことです。
色のついているもの、ついていないものがありますが、これだけで化粧下地の代わりにするには少し不安があります。
化粧下地とは?
化粧下地には、肌の色調を整えるという役割があります。
またファンデーションとお肌の間をつなぐ「のり」のような働きをするものなのです。
ファンデーションの伸びもよくなりますし、お化粧のノリを左右させるものでもあるのです。
日焼け止めだけで化粧下地の代わりになる?
では、日焼け止めだけで化粧下地の代わりになるのでしょうか?
先に見てきたように、日焼け止めと化粧下地は違うものですよね。
日焼け止めには、お肌の色調を整える働きもなければ、ファンデーションとお肌をつなぐ働きもないわけです。
ということは、日焼け止めだけでは化粧下地の代わりにはならないということです。
じゃあ、化粧下地だけで日焼け止めの代わりになる?
日焼け止めは化粧下地の代わりにはなりませんが、逆に化粧下地は日焼け止めの代わりになるのでしょうか?
なります!
ただし、化粧下地にもよりますし、日中の活動範囲にもよります。化粧下地の中には日焼け止め効果のあるものもあるんですね。
SPT30PA++などと書いてあるものは、日焼け止め効果があります。SPT20PA++くらいあれば、ほとんど室内で過ごす場合には、十分です。
通勤の時に外に出るくらいなら、これでいいのですが、営業など外での仕事や活動が多い人には日焼け止め効果が低くなりますので、そうした場合には、日焼け止めを別に塗る必要があるんですよね。
化粧下地にもなる日焼け止めの選び方、種類、使い方
では、化粧下地にもなる日焼け止めについて、選び方や種類、使い方も一緒に見ていきましょう。
下地としても使えるものを選ぶ
化粧下地にもなる日焼け止めには「化粧下地になる」とパッケージにも明記してあります。
普通の日焼け止めは化粧下地として使うには力不足なので、このように書いてあるものを選ぶようにしましょう。これが選び方の一番の基本です。
日焼け止め効果で選ぶ
ご存知、日焼け止めには「SPF30」とか「PA+++」という表記がありますよね。
これが日焼け止め効果を表しているのです。
カンタンに説明すると「SPF」は紫外線B波の防止効果を表すもので、数字が高いほど、効果があります。
ただ、この数字の意味は、
SPF30だと、紫外線によって日焼けしてしまう時間を30倍送らせてくれるという意味なので、まったく日焼けしないというわけではありません。また、SPF50とあれば、50倍送らせてくれるというわけです。
日焼けするまでの時間は個人差もありますが、平均して15分から20分。意外と早いですよね。その時間を遅らせてくれるのが、日焼け止めというわけです。
レジャーなどで外に1日いるというような場合にはSPF50以上のものを使うことをおすすめします。また、外にいる時間が1時間以内であれば、20~35程度のものでも大丈夫でしょう。
そしてもう一つ、
「PA++」というのがありますね。
この「+」の数が多いほど、紫外線A波の防止効果が高くなります。
こちらも、外出が1時間以内であれば+の少ないものを選んでも良いでしょうが、営業など外にいる時間が長い場合には、+の多いものを選ぶといいですね。
ただ、一つ注意したいのは、このSPF数値やPAの+が多くなるにつれて、日焼け止め効果は高くなりますが、それだけお肌には少なからず負担がかかるということも合わせて覚えておいてくださいね。
色で選ぶ
日焼け止めって色がないものもありますが、実は色もついてるものがあるのです。
特に化粧下地にもなるものは、お肌の色や状態をカバーできるような色のものを使うと良いのです。
例えば、
ピンクはお肌の色を明るくしてくれて、血色の良いお肌に仕上げてくれます。また、イエローはシミやそばかす、目の下のくまのカバーができますし、色ムラを抑えたいというときには、ベージュを使うと無難です。お肌の状態に合わせて色も選びたいですね^^
成分で選ぶ
化粧下地にもなる日焼け止めには、いろんな成分が配合されています。
特に、保湿成分や美容成分をチェックしてから決めましょう。
保湿成分
保湿成分にはコラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタエキスなどがありますが、これらの成分が配合されていると、日焼け止め効果に化粧下地の働きもしつつ、お肌のうるおいを保ってくれて、お化粧のノリもよくなりますよ。
美容成分
美容成分にはビタミンC誘導体、スクワラン、アミノ酸などがあげられますね。
こうしてお肌に栄養分を一緒に与えてくれるというのもお肌のコンディションを整えるのに大切なことです。
自分のお肌が乾燥肌なのか敏感肌なのか、はたまた脂性肌なのか、把握しておく必要がありますね。
使用感で選ぶ
化粧下地として、または日焼け止めとしても塗りやすいのはテクスチャーのよいものですよね。
なめらかでお肌にもなじみやすいですし、伸びやすいので、無駄に塗る必要がありません。
また、柔らかくすーっと伸びてくれれば、厚塗りになったりする心配もありませんね。
また、すぐにお化粧が崩れてしまうようなものは、何度もお化粧直ししないといけないので、いただけません。崩れにくいものを選びましょう。
そして、香りもけっこう大切なポイントなのです。
香りがついているものもあれば、無香料のものもあります。香りに敏感な人は、店頭でテスターを使えれば、実際に試してみてから購入するのが無難ですね。
価格で選ぶ
お値段も選ぶときのポイントになります。高価なものは確かに質もよくお肌にも良いのですが、毎日使うということを考えた時に、かかるコストも抑えたいところですよね。
最近ではプチプラでも質の良いものが販売されていますので、そうしたところで選んでみるのも良いですよ。
日焼け止め・化粧下地両方を使う場合の順番は?
化粧下地にもなる日焼け止めがあれば良いのですが、良いものに出会えず両方使わなければならないときには、どちらを先に塗るのでしょうか?
このようなときには、まず日焼け止めを先に塗ってから、化粧下地を塗ります。
さて、この日焼け止めを塗る時に注意したいのは、
- 色のないものを選ぶこと
- 厚塗りしないこと
この二つです。
化粧下地がお肌のトーンを整えてくれるので、あえて日焼け止めは色のついていないものにしたほうが良いのです。
また厚塗りすると、化粧下地からファンデーションまでさらに厚塗りになってしまい、仕上がりがスッキリしません。
そして化粧下地を塗る時には、
- 全体に塗る
- 色付きのものであれば、目立たせたい部分だけ厚めにぬることもある
という方法があります。
特に目の下の三角ゾーンなど明るく見せたいところには厚めにぬって、外側に向かって伸ばして広げていくような感じで塗ると仕上がりがキレイですよ。
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化粧下地にもなる日焼け止め5選!
①エリクシール ルフレ バランシングおしろいミルク
おしろいミルクという名のとおり、おしろい効果でテカリを抑えてくれます。
また皮脂と水分のバランスを整えて、潤いのある毛穴の目立たないお肌に仕上げてくれます。
これは朝用乳液なので、朝の化粧水の後に、手にとって顔になじませます。
乳液が化粧下地の代わりにもなり、さらに日焼け止め効果もあるので、朝の時短を目指したい人におすすめです。
気になる日焼け止め効果は、SPF50PA++++と高いですよ。
②ビオレUV アクアリッチ ウォータリエッセンス
こちらの商品の特徴は、
- ミクロUVカットカプセルがお肌の隙間に入って、ムラなくぬれる
- 石鹸で簡単に洗い流せる
- ヒアルロン酸やローヤルゼリーエキスでお肌の調子を整える
などがあります。
日焼け止め効果もSPF50/PA++++と高いほうですね。
③ラロッシュポゼ UVイデア XLプロテクショントーンアップ
敏感肌におすすめなのがコチラです。
お肌がもともと持っているバリア機能をサポートしてくれる成分が配合されていて、さらに低刺激。
しかも、PM2.5などの大気中の有害物質からもお肌を守ってくれます。
しかも日焼け止め効果も高いです。
④ホワイト81トーンアップスティック
こちら、一番の特徴はスティックタイプだということ。
スティックタイプなので、化粧下地として塗る時にも、お化粧直しするときにも便利ですよね。
手を汚さなくてよいというのも魅力の一つです。
また、お肌のカラーをトーンアップしてくれるので、明るい仕上がりになります。
そしてお肌に優しい無添加なので、お肌の弱い人も安心して使えますし、落とすときも石鹸で簡単に落とせます。
⑤ポール&ジョー プロテクティングファンデーションプライマーS
デパコスとして高品質を誇るのがコチラ。
UVカット効果も高く、保湿効果も期待できる商品です。
3種のヒアルロン酸とオレンジフラワー水を使用しているため、潤いのある、また透明感のあるお肌へと導いてくれます。
乾燥肌でお悩みの方はこちらを試してみる価値ありそうですよ。
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まとめ
化粧下地と日焼け止めについてみてきました。
日焼け止めも化粧下地も塗るとなると、面倒なときもありますよね。
朝の忙しい時間に、簡単に済ませたいときもあります。そんな時は日焼け止め効果のある化粧下地もあるので、自分のお肌に合ったもの、使いやすいものを選んで使ってみると良いですよ。
お気に入りの化粧下地で紫外線からお肌を守りましょう。
今回はここまで!
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