皆さんは、日焼け止めは1日に何回塗り直していますか?
「マメに塗り直さないと効果がないよ」
という話も耳にしますし、
「お昼ごろに塗り直せばいいんじゃない?」
っていう人もいますし、
「私は1日4回塗ってます」
なんていう方もいらっしゃるのです。
さて、
どれが正しいのでしょうか?
ということで、
などについて調べてみました。
さっそく見ていきましょう。
日焼け止めは一日に何回塗り直す?塗り直すタイミングは?
朝出かける前にメイクとともに日焼け止めを塗りますが、朝塗ってそのまま塗り直さなくてもいいんじゃない?と思ってる人はいませんか?
これはちょっと危険です。
日焼け止めの効果を発揮する時間というものがあるんです。
なので、やはり最低1回は塗り直したいところなのです。
では、
いつ塗りなおしたら良いのか?
くわしく見ていきましょう。
日焼け止めに書いてあるSPFとは?
日焼け止めにはよく「SPF」という文字が書いてありますよね。
これは、
Sun Protection Factor
(サンプロテクションファクター)
(日焼け防止係数)
の略です。
紫外線によって起こる炎症の防止効果を表しています。
数字で表していて、値が大きいほど防止効果が高くなります。
最高値は50で、SPF51以上の製品は、SPF50+と表示されます。
日常的に使う場合には、SPF20を使ってる人が多いようです。
野外活動などのレジャーではSPF50くらい。
という目安です。
簡単にまとめると、
(目安です)
近所付近の用事 日常生活 |
日差しが優しい季節の散歩や短時間の活動 (レジャー) |
炎天下の海や山などの活動 (レジャー) |
|
SPF10 | ◯ | × | × |
SPF20 | ◯ | △ | × |
SPF30 | ◯ | ◯ | △ |
SPF40 | ◯ | ◯ | △ |
SPF50 | ◯ | ◯ | ◯ |
SPF50+ | ◯ | ◯ | ◯ |
たっぷり塗り、こまめに塗り直すことが前提です。
1回塗ればOKではありません。
一日一回は塗り直す
そしてこのSFPというのは、時間とも関係があるんです。
SPFの横にある数字が「1」であれば、紫外線から防御してくれる時間は約20分といわれています。
「SPF20」と書いてあれば、
20×20分
=400分
時間にすると約6時間40分ということになります。
この場合だと1日中その効果が持続するわけじゃないということが分かりますよね。
ということは、やはり塗り直す必要があるというわけです。
「6時間後って考えるのが面倒」
であれば、
「朝出かけてお昼休みには一度塗り直し」
と考えておきましょう。
しかし、
日焼けと言うのは、外に出て日光に当たって焼けるだけとは限らないのです。
窓から差し込んでくる日差しでも日焼けはします。
そして実は、蛍光灯からも紫外線は出ているのです。
もちろん日差しに比べればごく少量の紫外線ですが、長時間当たっていると日焼けの可能性もでてきますね。
なので、
屋内で過ごしていてたとしても日焼け止めの効果を得るためには、3〜4時間に1度塗り直すのが良い。
ともいわれているのです。
(蛍光灯まで気にするか…)
と思いましたが、徹底する人はちゃんとこの点もケアしているようです。
ですが、窓際のデスクの人や窓際の学校の席の人は、屋内でもこの点は意識しておくこともポイントかもしれません。
意外に長い時間「腕」「横顔」が太陽にさらされることになります。
この環境は、屋内でも日焼けはする環境。
ということです。
状況別塗り直しのタイミング
屋内で過ごす人たちは3~4時間に1度、もしくは、お昼ごろに1度塗り直して、帰宅後は洗顔で落とすということでも良いでしょう。
しかし、
- 外勤のお仕事
- 外で子供たちと遊ぶことが多い
- お休みの日に野外に遊び行く
などといった場合には、塗り直す回数をもう少し増やすほうが効果的です。
状況別に、見てみましょう。
外勤のお仕事の場合
1日のうち半日以上屋外にいるとか、外回りをしていることが多いという場合には、それだけ紫外線を浴びる時間も長くなるので、
2~3時間に1度は塗り直したいものです。
屋内のオフィスで仕事をしていても、窓際の席で日差しがよく入ってきているという場合でも、やはりこのくらいこまめに塗り直したいものですね。
そして屋外での仕事が多い人は、日焼け止めにプラスして日焼け止め効果のある下地やファンデーションなどを組み合わせると安心です。
子供の外遊びに付き合うことが多い
お子さんたちは外遊びが大好きですよね。
その外遊びに付き合うとなるとやはり日焼け対策はしっかりしておかないといけません。
1日中外にいるわけではなく、午前中に一度、午後に一度といった感じで外に行くのであれば、
外出の前に日焼け止めを必ず塗る。
という習慣をつけてしまいましょう。
午前中に塗ったら、午後に出かける前にもしっかり塗り直しておきましょう。
野外に遊びに行く場合
アウトドアで1日中野外で過ごすという時には、紫外線を浴びる時間が長くなりますし、汗もかきやすいですね。
なので、この環境では、
汗をかいたとき、もしくは2時間おきに日焼け止めを塗り直しましょう。
野外で過ごす日は、日焼け止めも
- SPF30~50
- PA+++
クラスの日焼け止め、紫外線カット量の多いものを選んで使うことをおススメします。
そして、
帽子や上着などでお肌を守ることも効果的です。
野外で過ごすときには顔だけではなく、手足や首回りなども、日焼け止めを塗って出かけたいものです。
もちろん塗り直すときにも手足や首回りにも塗り直しましょう。
また外出先では持ち運びが便利であり、かつ、塗りやすいものを持っていくと塗る時にも手間がかかりません。
スプレータイプや、
スティックタイプのもの、
この2つ、おススメです^^
60mlの日焼け止めだと何日で使い切る?
日焼け止めの商品はそれぞれ量が違いますね。
ドラッグストアなどで販売されている商品には、60ml入り、60g入りといったものが多く見られます。
他には50ml、や40ml、30mlなどというのもあります。
逆に60mlよりも多いものもあります。
「一般的にはどうか?」
というと、
どうも、60mlのものを購入する人が多いようです。
私もそうですが、理由どうのこうのということはなく、
このくらいがちょうどいいという理由です^^;
ではこの60mlの日焼け止め、いったい何日もつのでしょうか?
しょっちゅう買わないといけないものだとコストの方も気になりますしね。
日焼け止めを1回に使う量とは?
日焼け止めを1回塗るのに、どのくらいの量を塗っていますか?
多くの場合、
1~2mlという人が多いようです。
1~2mlといってもきちんと測っているわけではないのですが、100円玉くらいの大きさを手にとるとそれが2~3mlくらいになります。
なので、
100円玉大くらいか、少し少なめか、という感じですね。
私も塗る時にはそのくらい塗っています。
60mlだと何日使える?
1回に塗る量が2mlとして、単純に計算してみましょう。
60ml÷2ml
=30回
ということで30回塗ることができます。
そこまで外出も多くなく、
1日1回で済む人なら約30日。
つまり、
1か月ほど使える。
ということですね。
しかし…
1日2回は塗るという人の場合は、その半分で15日くらいになってしまいます^^;
週末は塗らないという人もいるでしょうから、そうなると20日くらいもちますね。
携帯に便利なのは30ml
ところで、60mlの日焼け止めって、カバンに入れるとけっこうかさばりませんか?
大したことないと思っても、ポーチに入れるのも他のグッズもあるし、ちょっと邪魔…ってことにもなります。
そこで、
ポーチにいれて持ち歩くには30ml以下のサイズのものをおススメします。
手のひらサイズでコンパクトに持ち歩けるというのが理想的ですね。
60mlと携帯用の30mlのものを併用するとなると、60mlは1か月くらい使えますね。
30mlの方は、お出かけの頻度に合わせて買い替えということになります。
日焼け止めの塗り直し方
日焼け止めの基本の塗り方はマスターしてますか?
復習もかねて、塗り直しの方法も見ていきましょう。
日焼け止め、基本の塗り方
はい、というわけでまずは「朝」。
朝のメイク時には、
- 洗顔
- 化粧水
- 乳液
- 日焼け止め
- 下地
- ファンデーション
という順番で塗っていきます。
化粧水と乳液とでお肌を整え
↓
下地を塗る前に日焼け止めを塗る
ということです。
日焼け止めと下地が一緒になっているものもあるので、それでも良いでしょう。
そして、
日焼け止めを塗るときは、適量を手にとり、
- 額(おでこ)
- 頬(ほほ左)
- 頬(ほほ右)
- 鼻
- あご
この5点にちょんちょんちょんとのせます。
のせてから、顔の中心から外に向かって広げるようにして塗ります。
指の腹を使って、全体的にムラができないように伸ばしましょう。
全体的に塗ったら、ハンドプレスで肌に密着させます。
これでメイクも崩れにくくなります。
顔に塗る時には、
- 髪の生え際
- 耳
- フェイスライン
などにも塗り残しがないか気をつけましょう。
紫外線は四方八方から当たっているので、思わぬところに日焼けしていることもあるんですね。
塗り直しの方法
では、お昼など、塗り直すときの方法です。
無条件に塗れば良いってものじゃないので、気をつけてくださいね。
方法その1
お肌の凸凹を整えて塗り直す
汗をかいたり、皮脂が浮き上がってきたりすると、日焼け止めが流れてしまったり、メイクが崩れてしまったりします。
汗をかいたままメイクを直しても崩れてしまいますので、これはNGなんです。
そこで、
まずはお肌の凸凹を整えます。
ウェットティッシュや水で濡らしたコットンなどでお肌の表面を整えましょう。
そうしたうえで、日焼け止めまたはUVカットできるBBやパウダーなどを塗ってメイク直しします。
お肌の凸凹を整えたのでキレイに仕上がります。
方法その2
ファンデの上から塗り直す
メイクをしていても時間が経つと皮脂がでてきたり、メイクが崩れてきたりします。
いちいちファンデーションを落として…
なんていう作業はちょっとした休み時間にもできませんよね。
メイクの上からお直しする方法を見てみましょう。
- 顔全体に乳液やオールインワンジェルなどを塗り広げます
- ティッシュで浮いている部分、日焼け止めやメイクが落ちかけている部分でオフします
- 乳液やオールインワンジェルでもう一度保湿
- 日焼け止め、またはBBクリームなどを塗ります
- 最後にパウダーかパウダーファンデーションを塗ってしあげます
顔以外の場所に塗る方法
日焼け止めを顔に塗る方法、そして塗り直す方法を見てきましたが、首や体にも塗るので、他の部分に塗る時の方法も紹介しましょう。
首に塗る
首に塗る時には、
10円玉大くらいの量を手に取って首の数か所におき、首全体に広げます。
全体に広げたら、下から上に向かってなじませるようにしましょう。
腕や足に塗る
腕や足に日焼け止めを塗る場合には、手にとって塗るよりは、
直接肌にのせて、手のひらで大きな円を描くように広げながら塗りましょう。
少量ずつ塗るとムラになったりしますし、ムラになった部分は日焼けをしやすくなるので、まんべんなく塗ると良いのです。
手のひら全体で塗るというのがポイントですね。
塗り直す時は
塗り直すときにも同じように塗ればよいのですが、
塗る前には、汗などをしっかりとタオルやティッシュなどで拭き取っておきましょう。
汗をそのままにして塗るとムラになってしまう可能性もありますので。
日焼け止めの塗り直しに便利なアイテム
では、日焼け止めを塗り直すときに便利なアイテムたちも紹介していきますね。
NARS
ナーズピュアラディアント
プロテクション
アクアティック
グロークッションファンデーション
メイクした後なので、さらにファンデーションを塗るというのは厚くなりがちなので、みずみずしいタイプでお直しするのがベターです。
ティッシュで皮脂などをオフしてから、軽く塗り直しましょう。
スキンアクア
日焼け止め
トーンアップUVスプレー
日焼け止めを塗り直すときに便利なのがスプレータイプのものです。
こちらは日焼け止め効果もありながら、お肌のトーンアップも期待できるので、午後になるとくすみやすい人にもおススメです。
スプレータイプなら直接、指で肌に触れるわけじゃないので、メイクもよれたりしません。
また、時間がないときにでも、スプレーなら、直接噴射させるだけなので、あっというまですね。
ささっと塗り直したい時におススメです。
MiMC
ナチュラルエイジング
ミネラルパウダーサンスクリーン
日焼け止め
こちらはパウダータイプの日焼け止めですね。
クリームタイプよりもパウダーなのでポンポンとたたくようにつけるだけでいいので、こちらも塗り直しには便利です。
テカリを抑えてくれたり、こちらのパウダーだと美白やエイジングケアの効果もありますし、皮脂を抑えることもでき、くずれ予防にも良しです。
といった感じで、簡単に塗りなおせるアイテムがあれば、短い休み時間の間にもささっと直せるので便利ですね。
自分のお肌に合うもの、使いやすそうなものを選んでみると良いでしょう。
まとめ
日焼け止めを1日に塗り直す回数は、
- 最低でも1日に1回、お昼ごろには塗り直す
- 屋内にいても3~4時間おきに塗り直すとより効果的
- 屋外での時間が長いという場合には、2~3時間に1度は塗りなおす
- アウトドアを楽しむときは、さらにこまめに、汗をかいたら塗り直すくらいの気もちで
ということで、場合によって少し違ってきますが、基本的には「まめに塗り直す」ということで日焼け止めの効果を発揮させることができます。
また、
60mlの日焼け止めは約30回ほど塗ることができます。
なので、1日に1回塗る場合だと1か月くらいですし、2回塗るとなると半月ということになりますね。
携帯用には別のものをというのであれば、それも良いですよ。
コンパクトで携帯に便利な30mlなど少量のものを準備すると良いですね。
他、日焼け止めの塗り方、塗り直し方、そして塗り直しに便利そうな日焼け止めアイテムも紹介してみたので、参考にしてくださいね。
今回はここまで!
COMMENT