自転車やバイクに乗って困るのが雨の日。
前が見えない
という状況、
とても危険です。
特にバイクのヘルメットの場合、
シールドについた水滴がじゃまになる
ヘルメットの中が曇る
こんな状況が発生するので見えにくくなります。
また、
令和5年4月1日から改正道路交通法の施行により自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化され、自転車でもシールドのついたヘルメットが多く出回ってきました。
ということは自転車でもバイクと同じ問題が発生するということです。
なのでこの問題は、バイクに乗っている人だけではなく自転車に乗る人も解決しておくべき問題です。
ということで、
などについて調べてみました。
さっそく見ていきましょう。
目次
【雨の日の自転車】前が見えない対策
令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたので、自転車でもバイクのようなシールド(目の前を覆う透明なカバー)のついたヘルメットを着用するのも雨対策のひとつです。
しかし自転車の場合は、基本的に顔の前は空いた状態が多いと思います。
なので顔(目)に雨が直撃するのを避ける対策が必要です。
そんな時の対策は、
- ツバの長めの帽子をかぶる
- メガネをかける
です。
帽子は結構すぐできてかなり効果的です。
これはフードデリバリーをしているの人に教えてもらったんですが、「カッパ(雨具)のふにゃふにゃフードよりツバがしっかりしている帽子の方が視界良好」と言っていた通りでした。
そして「メガネもあるとないではかなり違う」と教えていただき実践したところ、目の負担はすごく軽減されますが、メガネにつく水滴は大敵です。
ゆっくり走って信号ごとにメガネを拭く。
この作業が必要かなと感じました。
でもあるとないとでは目の負担が違うことは確かです。
以上を考慮すると、やはり帽子の方が効果的だと思いました。
これをふまえ、「こんな時に重宝するグッズは〜」と探してみたら、こんな商品を見つけました。
クリアバイザーです。
たまに見かけるこのバイザー。
雨の日に使ってみたところ、とっても良好でした。
自転車用のヘルメットの上から、また、帽子の上からもつけられます。
ワイドタイプなので耳まですっぽりかくれますし、お化粧くづれも防げると思います。
これで雨から顔が濡れるのを避けることができますし、水滴もそんなに気になりませんでした(個人の感想です)。
それでも前が見えにくいときには撥水スプレーなどを使ってみるのもいいと思います。
次にこちら、
野球帽子スタイルのヘルメットです。
一見「普通の帽子?」という感じでヘルメット感があまりないですよね。
ツバも適度にあるので雨対策のばっちりです。
雨の日ヘルメットのシールドで前が見えない!こんなときどうする?
雨が降ってくるとヘルメットが雨でぬれて前が見えにくくなります。
それによって事故につながることもあるので、やはりこれはしっかりと対策を立てておく必要がありそうですよね。
何の準備もできてない場合
対策も立てていない状態の時でも雨が降ることはあります。
そんな時はどうしますか?
バイクに乗ってる人たちの経験談を見てみると、こうしているそうです。
- 信号で止まった時に手で払う
- それでも限界で前が見にくくなる場合は、雨に濡れるのを覚悟でシールドを上げる
どうでしょうか。
原始的といえば原始的な方法です。
が、お金もかからず、手っ取り早い方法でもありますよね。
何もないときには、このようにして手で水滴を払うということでもなんとかしのげることもあるので、「見えない」「見えにくい」という状況を回避するようにしたいものです。
撥水コーティング剤を使う
ヘルメットシールドのコーティング剤を使う人も多いです。
車の窓ガラスにもコーティング剤を塗ったりしますが、同じようにヘルメットシールドにもコーティング剤を使って、雨を弾いて視界を確保するという方法です。
おススメなのがこちらの商品です。
名前もそのまま「ヘルメットシールドコーティング」
雨を弾くだけではなく、細かな傷が埋まることによるくすみやライトの乱反射の軽減、虫や泥汚れも落ちやすくなるという効果が期待できます。
ヘルメットシールドの他にもバイクのスクリーンにも使えるものです。
コスパも良いので、バイクに良く乗るという人は、これを一つ準備しておくと便利でしょう。
こちらはスプレーではないので、少量をクロスにつけてシールドに塗ることになります。
まずはシールドを中性洗剤を水で薄めたものを布に含ませて軽く拭き取るように磨くようにします。
粗い生地のタオルやティッシュは使えません。
傷防止のために、柔らかい布を使うのがベストです。
その後にコーティング剤をつけましょう。
シールドに薄く塗り広げるというイメージです。
さらに液が乾く前にふきとり、ムラがでないようにします。
「柔らかい布を使って薄く塗り広げ、乾く前にふき取る」というのがポイントですね。
こちらは車用の撥水スプレーではあるのですが、ヘルメットシールドにも使っている人もいるようです。
好みで試してみると良いかもしれません。
ヘルメット用ワイパーを使う
車のフロントガラスにはワイパーがあるように、ヘルメットにもワイパーがあると雨にぬれても視界を確保できそうです。
そんなヘルメット用ワイパーというものもあるんですよ。
雨の日の視界を確保するにはヘルメットのくもりにも注意
雨の日にヘルメットをかぶっていて困るのが水滴だけではないんです。
ヘルメットが曇ってしまって、視界が悪くなったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
シールドの中の気温と外気温に差ができると、内側の温かい空気が外側の冷たい空気に冷やされて、結露となってシールドの内側についてしまうので、それがシールド内の曇りとなってしまうのです。
また自分の息でも曇りやすくなるのです。
このヘルメットの曇り対策についても見ておきましょう。
曇りにくいヘルメットを
曇り止め機能を持つヘルメットや、換気がしっかりしていて曇りにくいシールドになっているものなどもあるので、ヘルメットを買う時に、そうしたものを選んで購入するというのも一つの方法ですね。
曇り止めスプレーを使う
シールド用の曇り止めスプレーも多く販売されています。
こちらは15mlのミニサイズのスプレーですね。
ミニなので携帯に便利というのがメリットの一つになります。
バイクに乗る時には、携帯していると突然の雨や気温差による曇りにも対応できて便利でしょう。
こちらも曇り止めスプレーです。
YAMAHAの商品なだけに人気もあるようです。
他にも曇り止めスプレーは多くあるので、好みで良さそうなものを選んでみると良いでしょう。
食器用洗剤で曇り防止
スプレーをちょうど切らしてたとか、まだ購入を迷ってるというときには、スプレーほどの効果は期待できないけれど、とりあえず曇り止め対策ができると言う方法を試してみましょう。
どの家庭にもあるものですよ。
食器用洗剤を使います。
まずはシールドの内側をキレイにふきとり、その後に、食器用洗剤を1~2滴落として、ティッシュや布で薄くのばします。
拭き取るのではなく、薄くのばしながら油膜を張る感じです。
こうすることで、うすい膜が張られて曇り予防になるのですよ。
手軽にできる方法なので、ぜひ曇り止めスプレーがないときには試してみてくださいね。
まとめ
自転車やバイクで雨に降られると視野の確保が重要です。
この場合、
- 自転車の場合は簡単なレインバイザーや野球帽スタイルのヘルメット
- 止まった時に手で払う
- 濡れてもいいからシールドをあげる
という原始的な方法がありますが、より効果的な方法を選ぶとするなら - 撥水コーティング剤を使う
- ヘルメット用ワイパーを使う
といった方法があります。
よく使われるのが撥水コーティング剤や撥水スプレーなので、好みで選んでみると良いでしょう。
また雨の日にはシールドが曇ることもあるので、曇り防止ということも考えておきましょう。
いろいろな方法がありますが、自分で納得のいく方法を選び、前方の視野を確保し、なにより安全運転するためのことなので、いざという時のための対策は考えておきたいものですね。
今回はここまで!
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