取れたての牡蠣を生で食べる!
これも牡蠣をおいしく食べる方法の一つですが、
やっぱり焼き牡蠣を美味しく食べたい!
ということで今回は、
について。
ちなみに「動画で知りたい!」という方にはこちら↓
目次
牡蠣の焼き方、どっちが上?
殻がついたままの牡蠣は見た目にも豪華に見えますし、キャンプなどアウトドアでバーベキューするときにもみんなでワイワイ焼きながら食べられたりして良いですよね。
準備OKでいざ焼こうとしたときに、
どっちを上にしてどっちを下にして焼いたらいいの?
そんな疑問を持ったことはありませんか?
「どっちでもいいよ」という意見もあるにはあるのですが、やっぱりおいしい焼き方が知りたいと言う人も多いので調べてみました。
牡蠣を焼くとき、どちらを上にする?
牡蠣の殻をみると、平らな部分と丸い部分があることが分かると思います。
焼くときには最初、
この平らな部分を下にして焼きます
ということは、丸い部分を上にするということですね。
その後、ひっくり返して両面焼くことにはなるのですが、先に焼くのは平らな部分ということを覚えておきましょう。
その理由は?
平らな部分を先に焼くには理由があるのでしょうか?
その理由は2つです。
まず1つ目は「余分な塩分を取り除く」です。
牡蠣を焼くと中から旨味汁が出てきます。
平らな部分を下にすると、その旨味汁が出てきます。
「えっ!もったいない?」と思うかもしれませんが、この「前半で少し捨てる」という作業が大切なんです。
貝は想像以上に水分を含んでいます。
前半に多すぎる水分(塩分)を失うぐらいでOKです。
そして後半、丸い部分を下にした時に残った水分がちょうどいい塩味となるのです。
2つ目の理由は「身離れをよくするため」です。
牡蠣は平らな部分に貝柱が強く付いています。
ここに(先に)熱を加えることで、平らな部分(側)にくっついている牡蠣の貝柱の身離れがよくなる。ということです。
以上、「平な部分を先に焼く理由」でした。
では次に、
牡蠣のおいしい焼き方をもう少しくわしく見ていきましょう。
牡蠣のおいしい焼き方と豆知識
せっかく食べるならおいしく食べたい牡蠣。
おいしい焼き方を見ていきましょう。
準備するもの
ただ焼けば良いというわけじゃないんですね。
キャンプなど野外でバーベキューするなら、それなりの準備物が必要です。
とはいうものの、普段バーベキューで使う道具があればほぼ大丈夫。
牡蠣を焼くときに追加で準備したいものは、
- 殻から身をはがすときに使う小型ナイフ
- 軍手
- トング
- アルミホイル
こうしたものがあると便利です。
ナイフは刃が薄くて弱いと欠けてしまう可能性があります。
小型ナイフの場合は厚みがあり、しっかりしたものを選びましょう。
牡蠣を焼く前に
牡蠣は焼く前によく洗いましょう。
牡蠣を食べるのは身だけなので特に洗わなくても…
と思うかもしれませんが、焼いたときにでる旨味汁がおいしくて殻に口をつけて飲む場合があります。
そういう時のためにもごつごつしていますが、殻をよく洗っておくと良いですよ。
牡蠣の焼き方
では具体的な焼き方を紹介しましょう。
- まずは平らな部分を下にして焼きます
- 3分ほどたったら、ひっくり返して焼きます
ひっくり返すときには殻も熱くなっているので、軍手をはめたり、トングでひっくり返して火傷にきをつけましょう。
ひっくり返してからもおいしい汁がたくさん出てあふれることもありますが、殻の中にも残っているので大丈夫です。 - ひっくり返して3分経ったら、一度網からおろします
おろしてから殻を先にあけましょう。
平らな部分の殻を取り除いて、貝柱からも外してから、再び網にもどします。
ナイフを使ってこの殻をあけるわけですが、ここにもちょっとしたコツがあります。
焼くと殻が少し開くのですが、そこからナイフをいれ、上の平らな殻に沿ってナイフをスライドさせることで、殻から身を剥がすこともでき、そのままキレイに下に身を残すことができます。 - 平らな殻を外してから、身も殻の中でひっくり返します
これは身も下の部分から火が通っているので、ひっくり返して再び焼くことで焼きむらがなくなります。 - 調味料は焼きあがってからつけましょう
焼いてる最中に味をつけると焦げの原因になります。
レモン汁をかけたり、好みの食べ方があると思いますが、何もつけなくても自然の味でおいしくいただけます。 - しばらく焼いたらもう食べても大丈夫
汁がでてぐつぐつしている中で身もさらに火が通り、好みの焼き加減で食べると良いですよ。
食べる人たちも軍手をはめて、殻を手にもって汁を飲んだり身を食べたりすると、普段味わえない牡蠣を楽しむことができますね。
こんな焼き方もあるよ
基本的には紹介したような焼き方で美味しくいただけるはずです。
さらにプラスαでおいしく焼ける焼き方も紹介してみましょう。
準備する物の中に「アルミホイル」があるのですが、これは何に使うと思いますか?
牡蠣を焼くときに、網に牡蠣を並べた後に蓋をするという意味でアルミホイルで覆います。
加熱された牡蠣は殻が破裂することがあったり、中の汁が飛んだりということがありますが、アルミホイルで蓋をすることで周りへの被害を防ぐことができます。
さらに、アルミホイルで覆うことで両面から加熱することができ、よく火を通す意味でも効果ありというわけなのです。
もしアルミホイルが準備できれば、試してみると良さそうです。
殻なしの牡蠣を焼く場合
殻つきの牡蠣を焼くのが一番おいしいのかもしれませんが、殻なしの牡蠣しか手に入らなかったということもありますよね。
そういう時には、網で焼くよりは鉄板やフライパンを使って焼くのがおススメです。
そうすると表面を焦がし、水分を閉じ込めるので中はブリブリの牡蠣になります。
好みの味付けで食べましょう。
おいしい牡蠣の選び方
焼いて食べる牡蠣を選ぶときのポイントです。
牡蠣には真牡蠣と岩牡蠣があります。
岩牡蠣は天然のものが多いので、なかなか手に入りにくいという面があります。
一方、真牡蠣は養殖が多いので、手に入りやすくコスパも良いと言えます。
この真牡蠣の旬は冬です。
11月から3月の間がおいしいと言われています。
手軽に美味しく食べたいというのであれば、この時期の真牡蠣を選ぶと良いでしょう。
どこで買うのが良いか?
という質問もよくありますが、漁業組合の直売店や生鮮店なら新鮮な牡蠣を買うことができそうですね。
かといって、遠くて買いにいくのが難しいと言う場合にはネット販売しているところもあるので、探してみましょう。
牡蠣はやはり信頼できるところで買うのが一番です。
ネットで買う時にも口コミなどを参考にしてみましょう。
牡蠣で食あたりを防ぐために
牡蠣で食あたりするのは「生で食べた」ときが多いです。
その原因としては、
- 腸炎ビブリオ
- ノロウィルス
- 貝毒
の3つがあげられます。
腸炎ビブリオは夏に発生し、1分100度で加熱することで殺菌することができます。
ノロウィルスは冬場に多いのですが、こちらも1分100度で加熱することで殺菌できます。
貝毒は熱による殺菌ができないので、検査されたものを食べるのが安心です。
生で食べる場合にもきちんと検査された「生食用」の牡蠣を選んで購入しましょう。
焼いて食べる時にもよく火を通して食べると安心ですね。
まとめ
というわけで【牡蠣の焼き方どっちが上?】から焼き方についてまとめると、
- 牡蠣は平らな部分を先に焼く
- その理由は2つ
余分な塩分を取り除く
身離れをよくするため - 牡蠣を焼くときに追加で準備しておいた方がいい物は
殻から身をはがすときに使う小型ナイフ
軍手
トング
アルミホイル - 具体的な焼き方は
まずは平らな部分を下にして焼く
3分ほどたったら、ひっくり返して焼く
ひっくり返して3分経ったら、一度網からおろす
平らな殻を外してから、身も殻の中でひっくり返す
調味料は焼きあがってからつける
(ここはお好みで)
動画↓
ということです。
ぜひ参考にしてください。
今回はここまで!
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