……以前
子供に練り消しの作り方を聞かれて、いろいろ調べました。
この記事です。
その後一緒に作り、今度はその練り消しで、
「どうやって遊ぶの?」
「どうやって使うの?」
と聞かれてました。
作るとこが「遊び」と考えていましたが、それでは納得してもらえず……
昔懐かしい練り消しではありますが、
どんな風に遊んでたっけ?
なんて考えてもなかなか思い浮かばず、またまた調べることにしました。
目次
練り消しの遊び方
それでは、具体的に練り消しの遊び方を見てみましょう。
練り消しの遊び方①
練って、伸ばして、練って、伸ばして、遊ぶ
ずばり、これでしょう。
理由はいりません。
本能のまま、気が済むまで練って伸ばしてパチンっ!としましょう。
なんとなく気になったので、数十年ぶりにやってみました。
これ、
かなりストレス解消になります。
個人差はあると思いますが、単純作業が苦痛じゃない人にはおすすめです。
ただし、注意点が一つ。
口が開きっぱなしになりがち。
ふと我に変えると、口がパカッとなってます。そして手には練り消し。笑えます。
最初にも言いましたが、遊び方といっても、まず、練り消しを作ること自体が遊びだと思います。
コネコネとこねたり…
長くのばしたり…
誰のが良く伸びるか競争したり…
っていうのが定番の遊び方になりますね。
長さを競うのも良いですし、大きさを競っても良いですね。
そして、とにかくコネコネと練るのは指先を使うので、脳に良い影響があるのでは?と思ったりしました。
ってことは、大人でも、もっと言うと高齢の方も練り消しをコネコネするのは良いことなんじゃないでしょうか?
練り消し、すごいかもです。
練り消しの遊び方②
何かを作る
練って良く伸びるようになったり、ある程度の大きさになると、粘土のように何かを作ることもできます。
人形を作ってもよし!
動物を作ってもよし!
食べ物の模型を作ってもよし!
練り消しを作る時に色を付ける方法も紹介していますので、好きな色でいろんなものを作るのも楽しいですね。
練り消しの遊び方③
作ってゲームして遊ぶ!まずやってみる!
練り消しを小さくまとめて、小さな玉を作って、それでゲームをすることもできますね。
おはじきみたいにすると、くっついてはじかないかもしれませんが、ゴールを決めて、そこに転がして入れたもの勝ち。とか。
工夫次第で、いろんなゲームができそうです。
子供って、なにかをやり始めると、そこから新しい遊びに変化しますよね。
意味わからない競技が出来上がり、そのうちオフィシャルルールが完成する。
途中から入れてもらうと、「違う!それは反則!」となりますよね(涙)。
だから、「何する?」って考えて…ルール決めて…
ではなく、
とりあえず丸めて始める!これでOKだと思います。
相手は遊びの天才ですからね^^
練り消しの遊び方④
スライムと混ぜ合わせて遊ぶ
練り消しを作る時に、より柔らかくするための方法の中に「スライム」を混ぜるというものがありました。
柔らかくするためにスライムを混ぜるのですが、スライム自体に色のついた、または香りのついた練り消しを混ぜると、練り消しのようなスライムのような中間のものができて、これでまた遊ぶこともできるのです。
例えば、カレーの匂いのついた練り消し。
これをスライムに混ぜてみましょう。
小さなおもちゃのお皿に好きな形で「盛り付ける」とカレーライスのできあがりです。
というように、
練り消しとスライムのコラボで遊んでみるのもおすすめです。
練り消しの正しい(?)使い方
では、練り消しの正しい使い方ってどういうものなのでしょう?
そもそも、練り消しっておもちゃじゃなかったの?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、消しゴムのカスを使って作る練り消しもあれば、絵を描く人たちが専門的に使う練り消しもあるのです。
もともとは、絵を描くときに、いろんな表現ができるようにと作られたのが練り消しだとも言えます。
ではどんな風に使うのでしょうか?
練り消しの基本的な特徴、使い方は、
- 消しカスが出ない
- こすらない「押して」「抑えて」使います
この特徴を利用して、絵画や製図で使われているんです。
練り消しの使い方の手順
- 練り消しは使いやすい大きさにちぎります
- 指で揉んで柔らかくします
- 使いやすい形に整えて使います
柔らかくなった練り消しを、使いやすい形に整えたら、絵や製図など、鉛筆の部分の消したいところに押し当てるわけです。
それによって消したいところが消えていくのです。
使いやすい形というのは、先をとがったようにしたり、広い範囲で色を薄くしたいときには、広げたりとその時の目的によって違ってきます。便利ですね。
練り消しを使ってできること
鉛筆でデッサンをしている人なら良くわかると思いますが、色を薄くして光のように表現したいというときにもこの練り消しが活躍します。
また、鉛筆では十分に表現しきれない「ぼかし」や「のばし」も練り消しを使って表現することができます。
こうして、自分なりの表現をすることができ、絵を描いている人たちにとっては、練り消しの使い方も一つのスキルとして学ぶことが多いですね。
絵をかかないときは?
では、
「絵を描くわけじゃないけど、練り消しって何か役に立つことってあるの?」
こんな疑問を持った方へ。
実は私も絵を描くというわけじゃないので、こんな風な練り消しの使い方を聞いてもね……って思ってしまったのですが、普通の生活の中でも練り消しって使えることもありそうです。
練り消しはくっつけて汚れをとるというものなのですが、これ、気長にやるとボールペンの落書きなども消える可能性があるんです。
また、壁紙に鉛筆で落書きされちゃったっていうときにも、練り消しを使うと、消しカスがでないし、こすらないので、壁紙が傷むことも避けられますね。
もしくは、「ホコリ取り」にも使えます。
パソコンのキーボードなどの細かい隙間のホコリやゴミを取るものも販売されていますが、同じように練り消しを使ってもいいでしょう。
ただ、そうしたときには、よく揉んで、練り消しがキーボードの隙間に残らないように気を付けたいですね。
あとがき
「こねる」という作業。
考えてみると、何かを生み出す作業ですよね。
だから、
そもそもワクワクドキドキする作業なんだな。と思いました。
なので、これを一心不乱にコネコネできる。練り消しを作る〜練り消しで遊ぶ。という一連の流れは、すごく幸せな時間だな。
という結論にたどり着きました。
しかも、ストレス解消、脳トレ(?)にもなる。
こんなに練り消しのことを考える機会を与えてくれた子供に感謝。でしょうか。
今回はここまで!
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