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【ドライアイスの作り方】自宅で簡単、安全に作る方法

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アイスクリームやケーキをお持ち帰りするときに入れてくれるドライアイス。

このドライアイスって、

すごく冷たいけど……
氷とは違うのはわかるけど……
白いかたまり……

何なの?と思ったことありますよね。

 

そんなドライアイス……

実は、自宅でも作れちゃうんです!

 

というわけで、

を調べてみました。

 

ドライアイスを作る前に取り扱いなど注意点を知りましょう

ドライアイスは自宅で作れるのですが、まずは取り扱いの際の注意点を知っておきましょう。事故や怪我のないようにするのが一番大切ですからね^^

 

ドライアイス作りの注意点①
換気は十分に

ドライアイスを作るというときにも、二酸化炭素を使います。

また、作った後にもドライアイスは溶けると気化して、見えないけれど空気中に二酸化炭素が増えるのです。

二酸化炭素が増えると、酸欠になって呼吸困難になったり、二酸化炭素中毒になってしまう可能性があるので、十分に換気をすることが大切になってきます。

窓を全開にして作るのが一番ですね。

また、換気が十分にできない地下室や、狭い空間で取り扱うのはやめましょう。

 

ドライアイス作りの注意点②
密閉しない

ドライアイスはタッパーなどの密閉容器やペットボトルに入れてはいけません。

ドライアイスは気化するとその体積が約750倍にもなるのです。

ということは、ドライアイスを密閉容器などに入れて保管したときに、気化して体積が増え、結果どうなるかというと、密閉容器が破裂してしまうのです。

ペットボトルなどもそうですね。

破裂して、プラスチックの破片が飛び散り大けがすることもありますので、注意が必要なのです。

 

ドライアイス作りの注意点③
小さいお子さんの手の届かないところで

ドライアイスは素手で触ってもいけませんし、口にいれてもいけません。

なので、小さいお子さんの手の届くようなところに置いておいてはいけません。

そして小学生のお子さんが、ドライアイスを作ってみたいというのであれば、必ず保護者の方が一緒に作りましょう。

どんな事故が起きるかわかりませんので、安全第一でお願いします。

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ドライアイスを作った後にも注意!マイナス79度の取り扱いと処分法

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さて、ドライアイスは作った後にも注意が必要です。

先にも「ドライアイスは素手で触ってはいけない」と言いましたが、さらに詳しく見ていきましょう。

 

ドライアイスを作った後の注意点①
ドライアイスはマイナス79度!

私たちが冷たい氷を手にしたときにも、最初は大丈夫ですが、だんだんと手が痛くなってきますよね。

ドライアイスは氷よりもさらに低い、マイナス79度です。これを素手で触ると、低温やけどをしてしまいます。

触る時には必ず、軍手やゴム手袋などをつけてからにしましょう。

でも、もし、うっかり、触ってしまったら?

ついうっかりということは大人でもあるものです。やけどしたときには、普通、流水で冷やしますよね。

しかし、低温やけどの場合は冷やすと逆効果です

うっかり、ドライアイスに触ってしまったというときには、40~42度くらいのお湯につけて温めてください。

温めたうえで、病院で適切な処置を受けることをおすすめします。

 

ドライアイスを作った後の注意点②
ドライアイスの処分方法は?

ドライアイスを作ってみたはいいけれど、特に使うところがないとか、また、利用したドライアイスを処分したいときにはどうしたらよいのでしょうか?

  • 冷蔵庫に入れておく
  • ベランダや庭に放置する

と言った方法があげられます。

 

冷蔵庫に入れておけば自然に溶けてなくなります。また、ベランダや庭など、外に放置しておいてもそのまま溶けてなくなります。

水に入れるという方法もあるのですが、ドライアイスを水に入れると煙がでます。
この煙が大量にでると、火事と間違えられることがあるので要注意です。

やっぱり放置しておくというのが一番ですね。

しかし、この時も、お子さんやペットの手のとどかないところに放置したいものです。

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注意点がわかったところで、ドライアイスの作り方

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こうした注意点を頭に入れて、心の準備をしたうえで、さっそくドライアイスを作ってみましょう。

用意する物

  • 二酸化炭素の消火器
  • 布のカバー

この二つです。
ドライアイスを作るには、この二つだけでいいのです。

二酸化炭素消火器というのは、一般の消火器とは違い、二酸化炭素で出来ているものなのですが、ホームセンターやネットショップで購入できます。


また、布のカバーというのは枕カバーなどでもいいですし、通気性の良いものが必要です。

麻や綿などの枕カバーを利用してもOKです。このときにビニール袋などはNGです。

布で通気性の良いものを使うというのがポイントですよ。

 

さらに、

  • 軍手またはゴム手袋
  • ビニールシート

が準備できると完璧ですね。

 

作ったドライアイスは素手で触ってはいけませんので、軍手やゴム手袋を使います。作る時から手袋をしていた方がより安全ですね。

また、飛び散り防止のためにもビニールシートがあると便利です。

 

ドライアイスの作り方

以上の注意点をしっか守った上で、ドライアイスの作り方です。

  1. 二酸化炭素消火器の噴射口に布カバーをかける
  2. 噴射させて中身を布カバーの中に入るようにする
  3. カバーの中にスノー状のドライアイスができ、さらにカバーの上から押し固めるとペレット状になる。

特に難しいことはありません。二酸化炭素消火器を噴射させるだけでいいんです。

この二酸化炭素消火器でできるドライアイスはごく少量です。

ブロック状のドライアイスを考えているのであれば、さらに消火器が必要なのですが、二酸化炭素消火器も安いものではないので、コストがかかってしまいます。

大きなものが欲しいときにはドライアイスを購入したほうが手っ取り早いです。

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二酸化炭素消火器の取り扱い注意点


ここで、準備物の一つである二酸化炭素消火器の取り扱いについての注意もしっかりチェックしておきましょう。

 

腐敗しやすい場所に置かない

二酸化炭素消火器を買ってきて、ドライアイスをすぐ作ってみようというのであれば、特に保管場所については問題がありませんが、数日または1か月2か月と保管しておくようであれば、保管場所にも気を付ける必要があります。

湿度の高いところ、潮風や雨風にさらされる場所には置かないようにしましょう。
また、地面や床がぬれているところにも置くのはNGです。

水や油、醤油などの調味料が付かないようにすることも大切です。

こうした場所に置いたり、調味料などが付くことによって腐蝕したり劣化し、消火器が破裂してしまうことがありますので、十分に気をつけましょう。

 

一度放射したら使えない

消火器を試してみようと試し放射をすると、その次は放射できなくなり、新しいものに変えるか、つめかえが必要になるということも覚えておいてください。

 

消火器を傾けすぎない

消火器を傾けると十分に放出されないので、30度以上傾けないようにしましょう。

 

取り扱い説明書をよく読んでから

消火器には取り扱い説明書もついているので、そちらにも注意事項や使う方法などは書いてあります。しっかりと読んで、正しく使うことが事故防止につながります。

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そもそもドライアイスって何?種類とは?

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それでは、ドライアイスって何?

というところを見てみましょう。

 

ドライアイスって?

もうお分かりかとは思いますが、ドライアイスとは調べてみるとこう出てきます。

固体二酸化炭素の商品名である。生鮮食品の冷温保管・輸送などに用いられる。固形炭酸、固体炭酸とも言う。

ウィキペディア「ドライアイス」より引用

そうですね、ドライアイスは二酸化炭素の個体の状態ですね。

 

ドライアイスの種類

先に作り方で出てきましたが、このドライアイス、状態によって3種類に分けられます。

  1. 【スノー】
    粉末状のもの
  2. 【ペレット】
    小粒のもの。普段ケーキやアイスクリームにつけるのはこのペレットというものです。
  3. 【ブロック】
    大きな塊のドライアイスで、長時間冷やしたい時に使います。

 

ドライアイスは工場ではこうやって作られる

  1. 気体の二酸化炭素を加圧圧縮したあと冷やす
  2. 液体になる
  3. この液体を大気中に急速放出すると、気化熱が奪われ温度が下がる
  4. 温度が凝固点を過ぎると「スノー」という粉末状のドライアイスになる

この3の「スノー」に、水を加えて固めたものが「ペレット」になる。
ということです。

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ドライアイスの用途は?

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ドライアイスは私たちの生活の中のいたるところで使われています。
ドライアイスはどんなところに使われているのでしょうか?

主に使われているのは、食品の保冷輸送ですね。

アイスクリームやケーキなどについて家に帰るまで冷やしておくというのもありますが、さらにもっと長い時間輸送するときにもドライアイスをつけます。

食品の配送や宅配のクール便など、さらには飛行機の機内食を保存するときにも使うのです。

また、私たちになじみ深いのは、舞台などの演出でドライアイスで煙を出すものですよね。
白い煙、霧などの演出がステキ~って見てること多いですね。これもドライアイスを使ってのことなのです。

工業分野においても使われています。金属の低温処理、洗浄、サビの除去などもドライアイスを使って行っています。

医療界においても使われています。イボの除去にドライアイスが使われますし(私も経験しましたが、すごく痛かったです)。

医薬品の輸送などにも必要に応じてドライアイスが使われています。さらには、葬儀までの遺体の保管にも使われているのです。

 

ドライアイスって普段はアイスクリームや食品の保存にしか使わないのかなと思いきや、調べてみるとこんなにも広くいろんな場面で使われているのですね。

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【注意】
二酸化炭素の固まりってことは、水にドライアイスを入れると炭酸水になるの?

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【まず最初に言っておきます!!】
水に入れても絶対に飲まないでください!

ドライアイスは二酸化炭素のかたまりということになりますが、ということは、水にドライアイスをいれると炭酸水になる?と考え付いた人いますよね。

確かに水に二酸化炭素、

いわゆる炭酸ガスを入れるのですから、炭酸水になるというのはもっともな話ですよね。

正解、
そうなんです。

水とドライアイスを合わせると炭酸水になります。

しかし、それを飲めるかどうか?

というのは疑問です。

ドライアイスは食べてはいけないと先にも述べてあります。水にいれて炭酸水にしたとしてもドライアイス自体が食品ではないので、衛生面でも注意が必要です。
炭酸水にはなるけれども飲めるものではないと考えてください。

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まとめ

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身近に感じるドライアイスですが、自分で作ってみることもできるんですね。自由研究にピッタリな実験かと思います。

準備物も手に入るものばかりですので、挑戦してみても良いでしょう。

しかし!

安全第一!

注意事項は必ず守り、お子さん一人ではなく必ず大人と一緒にするようにしましょう。正しく、安全に作業すれば、貴重な自由研究になることでしょう。

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つくし
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以上!
今回はここまで!

 

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