子供たちはなぜスライムが大好き。
なのでしょうか?
あの感触が、たまらないのでしょうか?
というわけで、
ねだられるまま買ってばかりいるとコストもかかるので、手作りで遊べないかな?
と考え、
- 安全に洗濯洗剤アリエールで作るスライム
- ホウ砂を使って作る基本のスライム
- 幼児でも安心して遊べるスライム
以上のスライムの作り方、遊び方を調べてみました。
目次
スライムの作り方①
「ホウ砂なし」アリエールを使った作り方
スライムの作るときには「ホウ砂」を使うのが一般的なのですが、実は洗濯洗剤でも作れるんです。
それは、洗濯洗剤の中でも液体洗剤。
そして、
数多くある液体洗剤の中でも「アリエール」や「ボールド」が作りやすいということが分かりました。
さっそく、用意するものから作り方も見てみましょう!
「ホウ砂なし」アリエールを使った作り方
用意するもの
【コップなどの容器】
(100ml程度入れても混ぜることのできる大きめのプラスチックコップなど)
【割りばし】
(混ぜるときに使用)
【洗濯のり 80ml】
【アリエール15g】
(大さじ1)
アリエールと洗濯のりがあれば、あとは家にあるものでOKですね。手軽に手に入るものばかりっていうところも良いですよね。
「ホウ砂なし」アリエールを使った作り方
作り方
作り方も難しくありませなん。
基本的に混ぜるだけですよ。
- プラスチック容器に、洗濯のりとアリエールを入れてかき混ぜる
- とにかく混ぜ続ける 2〜3分で固まってきます
- まとまったら手でもんで、手にひっつかなくなったら出来上がり
ただここで、「アリエール」だと固まらない!という口コミもありました。
その時はアリエールの量を少し増やしてみるか、もしくは別の洗剤を使ってみましょう。
「アリエール」がだめなら「ボールド」
または「ナノックス」という洗剤でもできます。
これらの洗剤たちの共通点は「ホウ酸」が入っていることです。
このホウ酸とPVAのりとが結びついて洗剤の水分を閉じ込め、スライム状になるのです。
(ふむふむ)
また、ハンドソープと洗濯のりでもできたよっていう口コミもありました。そのハンドソープもホウ酸が入っているのかもしれませんね。
スライムの作り方②
簡単!基本的な「ホウ砂あり」の作り方
それでは次に、基本的な「ホウ砂」を使ったスライムの作り方です。
コチラも簡単^^
簡単!基本的な「ホウ砂あり」の作り方
用意するもの
スライム本体を作るためにまず、ホウ砂水を作ります(水に入れて混ぜるだけですけど)。
なので、
- 用意するもの
- 作り方
それぞれ【ホウ砂水用】【スライム用】に分けてみました。
「ホウ砂あり」作り方、用意するもの
ホウ砂水 用
【コップなどの容器】
(100ml程度入れても混ぜることのできる大きめのプラスチックコップなど)
【割りばし】
(混ぜるときに使用)
【ホウ砂 5g】
(小さじ1)
ホウ砂はネットの通販でも購入できますし、薬局やドラッグストアでも手に入ります。
【お湯(水)50ml】
「ホウ砂あり」作り方、用意するもの
スライム本体 用
【コップなどの容器】
(100ml程度入れても混ぜることのできる大きめのプラスチックコップなど)
【割りばし】
(混ぜるときに使用)
【洗濯のり 50ml】
【ホウ砂水 5g】
(小さじ1)
【お湯(水) 50ml】
こちらも特に難しい材料はありませんね。
すぐにでもスライムが作れちゃいます。
簡単!基本的な「ホウ砂あり」の作り方
作り方
では、
材料がそろったところで、作り方を見ていきましょう。
まずは、ライムを作るのに必要なホウ砂水の作り方!からです。
まず、ホウ砂水を作ります
水(50ml)にホウ砂(小さじ1)をかき混ぜます。
片栗粉のように沈殿しますが、うわずみ(上の方の水)を小さじ1ほど使うだけなので、特に問題はありません。また、よく溶かしたい場合には、ぬるま湯にすると良いですよ^^
お湯の温度が高いほど、溶けやすくなります。
そして、スライム本体作成
ホウ砂水を作ったところで、いよいよスライムを作っていきましょう。
- 容器にお湯(水)と洗濯のりを入れて混ぜます
- そこに、先に作っておいたホウ砂水(小さじ1)を入れて、さらに混ぜます
- まとまったら手でもみます
- 手にひっつかなくなったら出来上がり!
これだけです。
スライムを作るうえでのポイントは、
- 材料の分量を守る
- よく混ぜる
- よく揉む
ということです。
もし、この方法でうまく固まらなければ、ホウ砂水を少しずつ足してみてくださいね。
そうすれば固まってきますよ。
スライムの作り方③
色の付け方やキラキラさせるには?
さて、
今まで見てきたのは、基本のスライムの作り方です。
その材料だけを見ても分かると思いますが、無色のものができるのです。
でも、
スライムの楽しいところは、のび~~るところだけではなく、色やキラキラしているところでも。すよね。
女の子たちはかわいい色やキラキラしたものが大好きです。この色の付け方やキラキラさせるためにはどうしたらよいのでしょうか?
色の付け方やキラキラさせるには?
用意するもの
色がついたもの、キラキラしたものにしたいときに準備するのはコチラ。
- 絵具または食用色素
- ラメ
色の付け方やキラキラさせるには?
入れるタイミング
スライムを作るときに、絵具や色素を入れれば色がつきますし、ラメなどキラキラしたものを入れればキラキラスライムができます。
問題はこれを入れるタイミングですね。
入れるタイミングは、
(それぞれクリックすると該当の作り方へ飛びます)
です。
この時に色をつけたり、ラメパウダーなどをいれて、よく混ぜてください。
「よく混ぜる」というのもポイントです。
よく混ぜたうえで、ホウ砂水で作る場合はホウ砂水を入れましょう。
ちなみに色ですが、絵具を使う場合には、絵具を水に溶いてから入れるようにします。
濃い色にしたくて絵具をたくさん入れるのも良いですが、透明感がなくなるので、透明感が欲しい場合には、少量を入れるようにしましょう。
また色を混ぜてピンクなどの色にしようと思って作ると、あまりきれいにならないので、ご注意ください。
一つの色で、また薄めにすると透明感のあるきれいなスライムができますよ。
それでも色とりどりのスライムがいい!というのであれば、単色のスライムをそれぞれいくつか作って、それを細長くしてからねじるとカラフルなスライムになります。
もっともこれもさらに揉んで混ぜてとなると色は混ざってしまうでしょうけれどね。
スライムの作り方④
幼児にも安心なスライムの作り方
ホウ砂は鉱物の一種で環境に悪い物質ではないのですが、
「ホウ砂って大丈夫?」というママたちもいるでしょう。
小さいお子さんにはやはり使い方のよっては危ない可能性もあるので、もっと安全な材料を使って作りたい。という状況もあると思います。
先にあげたアリエールなどの洗濯洗剤で作るのも良いのですが、もっと安全なのは
「片栗粉」で作るスライムです。
幼児にも安心なスライムの作り方
用意するもの
【片栗粉 100g】
【水(お湯) 50~100ml】
【食紅 ごく少量】
【ボウルなどの容器】
幼児にも安心なスライムの作り方
作り方
- 片栗粉を容器に入れます
- その中に食紅を少々入れます
- 水を少しずつ入れてよくかき混ぜます
- かき混ぜるのをやめたときに一瞬固まって、だんだんと液体になったら水はそこまで。
これで、出来上がりです
水が少ないとぼそぼそした片栗粉の粘土のようになりますし、多すぎると水のようなスライムになってしまいます。
この作り方は、水かげんがポイントになります。
作るところからお子さんと一緒にすると、手で混ぜてみたりその感触を楽しむこともできますし、またいろんな色の物を作ってみたり、スプーンですくってみたり、上から垂らしてみたり、幼児でもこのスライム一つでいろんな遊びができます。
幼児たちの五感遊びに最適なスライムですね。
いまさらだけど、そもそも「ホウ砂」って何?
ところで、スライムを作る時に「ホウ砂」(ホウシャ)を使います。
これがスライムをある程度固めてくれる大切な役割を果たしているのですが、ホウ砂って何だかご存じですか?
この「ホウ砂」について知っておきましょう。
ホウ砂って何?
ホウ砂(ホウシャ)というのは、鉱物の一周で、四ほう酸ナトリウムとも言われています。
また、重曹と似た用途に使われるといったほうが、理解しやすいかもしれませんね。ホウ砂のほうが重曹よりもアルカリ性が高いです。
どんなところに使われるの?
重曹と似たような使い方ということで、消毒や殺菌、消臭、カビの除去、洗濯や食器洗浄などといったところに使われています。
重曹も掃除などによく使いますが、水に重曹を入れて作った重曹スプレーのように、ホウ砂を水にいれてスプレーを作っておくと、ちょっとした掃除にすぐに使えて便利です。
もしくは、パウダーのままで使うほうが便利ということもありますね。
安全性はどうなの?
ホウ砂は鉱物の一種なので、環境にはやさしい物です。排水されたときに、生物分解の必要がないからです。
環境にはやさしい反面、人には注意が必要な物質です。ホウ砂は目の洗浄などにも使われるというのですが、これも要注意です。
ホウ砂が直接目の中に入ると危険。誤って口にしても危険。お肌の弱い人は直接触れても肌荒れの原因になったりして危険。ということで、人の体内に入らないように気を付ける必要があります。
お掃除で使いたいというときには、お肌の弱い人はゴム手袋をつけたうえで、取り扱うのが良いですね。
スライムの使い方(用途)ってそもそも何?
スライムの作り方を見てきましたが、そもそもスライムってどんな使い方をするものなのでしょう?
子供のおもちゃ?
それとも他にも用途があるのでしょうか?
スライムっていうのは、本来、どろどろしたもの、またはぬるぬるしたものなどを大雑把(おおざっぱ)に表現する言葉でした。
もともとは、粘土や泥などの無機物や生物の分泌する粘液などもスライムと呼ばれているのですが、今ではスライムといえば、人工的に作られたおもちゃや教材のことを指すようになりました。
アメリカの玩具メーカーがおもちゃとしてのスライムを発売し、日本でも多く売れました。
今また人気を呼び起こしているスライム。
いろんな色やキラキラが楽しめ、またいろんな遊び方もできるようになってきましたね。
子供たちのおもちゃ、玩具としての使い道しかないのだろうか?と調べてみたら……
「掃除」に使えるというアイディアを見つけました。
形も自由自在にすることができるので、手が届かない隅っこのホコリや電化製品などの細かいところのホコリをとるのにピッタリ。
スライムがほこりを吸着してくれますよ。
スライムの遊び方
スライムを作ったら、は思いっきり遊びましょう。
スライムの遊び方
基礎編
スライムの基本の遊び方です。
もうすでにこうして遊んでる人も多いでしょう。
スライムの遊び方基礎編①
感じてみる
スライムって触ってみるとヒヤッとしていたり、ぬるってしていたり、何とも言えない心地がしますよね。
実は私は、最初スライムを見た時、「何この変なもの~~」って思ってしまって、本当はいまだあまり触れないてないのです(笑)
でも子供たちが楽しそうに遊んでいる姿を見ると、この何とも言えない感触にはまってしまうんだろうなあと思いました。
なので、
ぜひ、その不思議な感触を楽しんでください。
スライムの遊び方基礎編②
いろんな形を作ってみる
スライムは自由自在に形が変わりますよね。
伸ばしてみたり丸めてみたり、ちぎったり、やりたいようにスライムを触りながら、またいろんな形を作って楽しむことができます。
また、おもちゃにしても良いコップや入れ物、空き箱などを利用して、その中に入れてみても面白いでしょう。
いろんな形が作れますよ。
スライムの遊び方基礎編③
投げてみる
壁に向かってスライムを思いっきり投げたらどうなるでしょう?
スッキリしますよ!
よく子供は、「物を投げてはいけません!」と言われていますが「スライムをここになら」という条件をつければ、
きっとバンバン投げますよね。
スライムだから被害も……
ま、注意しながら。
ルールを作って壁などに向かって投げるようにして、人に向かって投げないよう指導が必要ですね。
スライムの遊び方
応用編
基本の遊び方でも十分楽しめるのですが、毎日遊んでいると、飽きてしまうこともあります。
もっと変わった遊び方はないのか?と探している方におすすめな遊び方を紹介していきますよ。
スライムの遊び方応用編①
磁石を使ってみる
動くスライムを使って遊んでみましょう。スライムの中に強力な磁石を入れます。
スライムの外側からは、また強力な磁石で中に入れた磁石とひきつけあったり、はねつけあったりしてスライムを磁石で動かすことができますよ。
小さいお子さんにパパやママがやって見せてあげると、お子さんたちも不思議に思って喜ぶでしょうね。
スライムの遊び方応用編②
スライム風船を作ってみる
スライムを作って平たくし、真ん中にストローを入れます。
ストローをスライムでしっかり包み込んでから、ストローで息を吹き込みます。そうすると風船のようにふくれたスライム、まさにスライム風船の出来上がりです。
最後は形を整えるとなお良し。です。
ただ、この時は、スライムが口に入らないように十分気をつけましょう。ストローで吸いこんでしまわないよう要注意です。
お子さんがするときにも、大人が良く見てあげる必要があります。
スライムの遊び方応用編③
スライムはんこ
これはスライムをはんこにしちゃう遊びです。
スライムの上面を平らにして、水性ペンで絵を描いてみましょう。
描いた面を紙に押し付けると……紙に絵がうつります。
はんこのように名前や文字を書いても楽しめますね。
また、スライム風呂が作れるという商品も出ています。
「スライムプレイ」という商品もあるそうです。
浴槽に水をためて、その粉末状のスライムのもとを入れる。
……いろんな問題がありそうですね。
まとめ
スライムの作り方から遊び方まで見てきました。
ホウ砂は扱いに気を付ければ大丈夫なのですが、小さいお子さんがいて、口にするかもという心配があれば、ホウ砂を使わずに作ってみるというのも良いですね。
そして、
スライムの遊び方は無限大だと思います。
要は遊ぶ側のアイデア。
何もなくても、公園で朝から夜まで遊んでられましたよね。そんな遊びの天才たちにスライムを与える。しかも作り方から。
紹介した遊び方より、子供なりの遊び方がどんどん生まれてくるでしょうね。
今回はここまで!
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