一人暮らしの場合、基本的に部屋が狭いという理由から「こたつは使わない」という人も多いようです。
しかし、
「一人暮らしだからこそ、こたつがおすすめ!」
なんです。
え?どんなこと?と気になりますよね。
というわけで、
について調べてみました。
一人暮らしでこたつを使うメリット
一人暮らしでなぜこたつがおすすめなのか?
こたつを使うメリットについて、まずは調べてみました。
メリット1
電気代が安い
一人暮らしで一番目指したいのが「節約」ではないでしょうか?
少しでも光熱費を抑えて、貯金をしたり、他のところにお金を使ったりしたいと思いますよね。
こたつのメリットは、なんといっても電気代が安いということです。
こたつの電気代は1時間あたり約4円ほどです
1日4時間ほど使用して、それが1か月になるとおよそ240円になります。
他の暖房器具と比べてみた時に、こたつが一番安いんですよね。
なので、一人暮らしで電気代を節約したい人にはこたつがおススメなのです。
メリット2
すぐに温まる
私の経験上、電気ヒーターやエアコンなどを使っても、温まるまでに時間がかかるので、それまで寒いんですよね。
寒い日には早く温まりたいものです。
その点、こたつは電源を入れると比較的すぐに温まります。
そしてこたつ布団をかぶせているので、肩までかけると足元から肩まで温まることができるんです。
これもこたつのメリットの一つですね。
こたつのメリット3
空気が乾燥しない、汚れない
エアコンやファンヒーターなどを使うと、空気が乾燥しがちです。
冬はただでさえ空気が乾燥しがちなのですが、こうした暖房器具を使うと、さらに乾燥。
空気が乾燥すると、喉によくないのはもちろん、風邪なども引きやすくなります。
また、空気が汚れるということもありますね。
ファンヒーターも灯油を使うタイプであるとニオイも気になる時があります。
エアコンやファンヒーターを使うと数時間に1度は換気をする必要もあります。
その点、こたつはそうした面倒が省けるということですね。
もちろん、換気はするにこしたことはないのですが、ちょっとした手間が省けるというところでしょうかね。
メリット4
テーブルとしても1年中使える
一人暮らしだとあまり家具を増やしたくないというのが正直なところですよね。
狭い部屋にあれこれ収納するのも限界があります。
こたつは、冬はこたつとして使えますが、他の季節にはテーブルとして使える物も多く販売されています。
見た目にもおしゃれなものがあって、インテリアの妨げにならないようなものもあるので、そうしたものを選ぶと、1年通して使えるので便利というわけです。
メリット5
火事の危険性が少ない
冬になると良く目につくニュースが火災です。
部屋の暖房器具から火がついたというものが多いですね。
もっとも昔ほどではないのかもしれませんし、最近ではどんなものでも安全装置がついているものが多いので、暖房器具で火災になるということも少なくなったのかもしれませんが、それでもこたつは火事の危険性が少ない暖房器具の一つです。
安全のためにこたつを使うという人も少なくないですよ。
メリット6
狭い部屋でも置ける
一人暮らしの部屋は手狭なところが多いです。
家賃もそれなりに安いとなると1Kのお部屋に住んでる人も多いでしょう。
そんな部屋にこたつを置くとさらに部屋が狭くなるのでは?
と思いがちですが、ご飯を食べるときなどテーブルは置くものですし、最近では60cm×60cmのミニサイズのこたつや、円形のものなども販売されているので、部屋の大きさや形に合わせて選んでみると良いでしょう。
こたつを置いてみると、そう狭く感じないものです。
こたつ布団をかけると存在感がありますが、他に暖房器具を置くことを考えたら、さほど狭いと感じないのではないかと思います。
メリット7
寿命が長い
こたつの寿命がどのくらいかと言えば、先にもでてきましたが10年も使えば寿命。というところです。
こたつとしてはワンシーズンしか使わないということもありますが、もともと故障しにくいものでもあるので、長い目で見ればコスパの良い暖房器具ということになりますよ。
メリット8
心身ともにリラックスできる
こたつの中に入ると、身も心も溶けるような感じがしませんか?
それほど、心身共にリラックスできるのがこたつです。
一人暮らしで、一日の仕事を終えて疲れて家に帰ってくると、誰もいなくて寂しい思いになることもあるでしょう。
寒い冬には、体もカチカチに固まって帰ってくることもあります。
そんな時に、一人でもぬくぬくとあったまれるのがこたつですね。
1日のストレスを溶かしてくれるような存在になってくれることでしょう。
メリット9
複数人でも温まれる
一人暮らしだと基本的に一人で使うこたつですが、たまにはお友達を呼んで鍋パーティなんかもしたいと考えることもありますよね。
鍋パーティじゃなくても、家族やお友達を招待することもあります。
そんな時、お友達や家族が来ても一緒に温まれるのがこたつです。
さらに鍋パーティなんかをするとさらに雰囲気に浸れます。
一人暮らしのこたつはこんなにもメリットがいっぱいですよ。
一人暮らしでこたつを使うデメリット
一人暮らしでこたつを使うのにはメリットだけがあるのではありません。
もちろん、デメリットもあります。
この比重は人によっても違うので、どちらが良いかはデメリットも良く知ってから考えて結論を出しても良いでしょう。
こたつのデメリット1
部屋が狭くなる
狭い部屋にも置けるというメリットがありますが、しかし、部屋が手狭になるのは確かです。
それを気にするか気にしないかの違いかもしれませんね。
冬の間は布団がかさばって手狭に感じることがあると思いますが、他のシーズンにはテーブルとして使えばさほど気にならないのではないかと思います。
こたつのデメリット2
こたつから出たくなくなる
こたつのデメリットで一番大きいのがコレじゃないでしょうか?
はい、こたつに一度入るとなかなかでられません(汗)
そしてなまけもののように、ついついダラダラと過ごしてしまいがちです。
そうならないように自己管理ができないという場合には、こたつはおススメできませんね。
また、こたつに入って、温まって、ついついそこで寝てしまうということもあります。
うたた寝すると風邪を引いたり、変な寝方をして寝違えたり、寝てばかりで夜寝れなくなったりとマイナス面が多くなるようなら、こうした場合もこたつはおススメできませんね。
こたつのデメリット3
部屋の掃除が面倒
テーブルとして使っている場合ならまだしも、こたつ布団もかけてこたつとして使っていると、部屋の掃除がけっこうしんどいです。
こたつ布団を片付けないといけないし、しかも寒い部屋で動くにはなかなかエンジンがかからないものですよね。
部屋の掃除が面倒になる、というデメリットもあるということを知っておきましょう。
こたつのデメリット4
こたつ布団の収納や洗濯が面倒
使っているときはいいのですが、他のシーズンにはこたつ布団はどこかに保管しないといけません。
その前には洗濯もしないといけないですよね。
丸洗いできる布団も多いですし、たまのお手入れが面倒でなければ、こたつはおススメですが、それもできそうにないというのであれば、衛生面で心配になりますので、こたつはおススメできないということになります。
収納に関してはかさばるものではありますが、圧縮袋などを利用すると小さいスペースにも収納できるので、大きな心配はいらないかと思います。
こたつのデメリット5
インテリアに合わない
一人暮らしをしている人の中にもインテリアにこだわっている人も多いです。
フローリングの床に、ソファなどを置いて、現代風のインテリアにしている人にとっては、こたつを置くとなんだか古臭く、生活感があふれてしまい、どうも合わないと感じることもありますよね。
そうした場合にはこたつはおススメではないのです。
こたつのデメリット6
こたつの中しか暖かくない
こたつの中だけが暖かくなるので、早く暖かくなるし、それがメリットの一つでもあるのですが、逆に見るとこたつの中しか暖かくないので、部屋の中は寒いままというのが現実なんですよね。
足元から温めていると、そのうち全身ぽかぽかしてくるものですが、それでもこたつから出るとまた寒い!ってなってしまうので、それが嫌な人にはこたつはデメリットのほうが大きくなってしまいますね。
というわけで、
こたつのデメリットも見てきました。
メリット、デメリット、どちらが大きいか、よく考えてみると良いでしょう。
一人暮らしのこたつの選び方
では次に、こたつの選び方のポイントを見ていきましょう。
一人暮らしのこたつはどんな点に注意して選んだら良いでしょうか。
こたつの選び方1
大きさ
部屋のサイズに合わせておススメの大きさはこちらです。
4.5畳 | 6畳 | 8畳 | |
正方形 | 75×75(cm) | 90×90(cm) | – |
長方形 | 120×80(cm) | 135×80(cm) | 150×90(cm) |
基本的に一番小さいのが75cm×75cmということになりますが、最近では60cm×60cmというミニサイズのこたつもあります。
どちらが良いか?ということですが、大は小を兼ねるというように、75cm×75cmのもののほうが、家族やお友達が来た時に一緒に暖まれるのでおススメですね。
人を呼ぶことはない、どうしても小さいのが良いというのであれば、60cm×60cmのミニサイズもありかなと思います。
ただ、大は小を兼ねるとはいいながらも部屋に合わない大きなものを選んでしまうと部屋がより狭くなって後悔ということもあるので、小さすぎず大きすぎない部屋に合った大きさのものを選んでみると良いでしょう。
こたつの選び方2
形
こたつの形は正方形か長方形、もしくは円形というのもあります。部屋の形に合ったものを使うというのが一番です。
正方形のものは、一人暮らしの狭い部屋にもピッタリで、こじんまりとして使いやすいものです。
部屋の中心に置くこともできますし、壁際において使うことも良いでしょう。
また長方形は座る位置によって使用方法を変えられるというメリットもあります。
円形や楕円形のものはデザインを重視したい人におススメです。
部屋の中に置いたらどんな感じかなあと予想しながら選んでみると良いですね。
こたつの選び方3
脚のタイプ
一昔前はこたつの脚なんてみんな同じなんて思ってましたが、最近ではいろんなタイプのこたつが販売されています。
脚のタイプとしては、
- 固定タイプ
- 折れるタイプ
- 継ぐタイプ
といった3種類があります。
固定タイプは文字どおり、固定されているもので、従来のこたつと同じです。
折れることもなく、固定されているので、テーブルとして使うにはいいのですが、収納する際に不便さを感じるかもしれません。
だいたいがねじをつかって固定しているので、脚を外そうと思えば、ねじをはずすことからしないといけないのでね。
しかし、固定脚タイプのこたつは、安定感があるというメリットもあります。
折れるタイプは脚を天板の裏側に折りたためるものです。
簡単におりたためるのでコンパクトに収納したいときにも便利です。
継ぐタイプというのは、脚を継ぎ足して高さを調節することができるというタイプです。
床に座ってこたつにはいってぬくもるのも良いのですが、ソファや椅子に座ったままこたつで温まりたいというときもありますね。継脚パーツが付属されているこうしたタイプのこたつなら、いろんな使い方ができて便利です。
生活スタイルに合わせて選んだら良いと思いますが、便利さで選ぶなら折れるタイプがおススメかなと思います。
こたつの選び方4
ヒーター
次のポイントはヒーターのタイプです。
ヒーターには、
- フラットヒーター
- 石英管ヒーター
- ハロゲンヒーター
の3種類があります。
フラットヒーターは遠赤外線を多く放出するセラミックを使用したヒーターのことです。
比較的新しいこたつにはこちらが採用されています。
形状が薄いというのがメリットです。
こたつにはいっていて、ごつごつしたヒーターに足がぶつかるということもなく、収納したいときにもコンパクトにおさまるので一人暮らしにはおススメですね。
また、消費電力も低いので、電気代を抑えたい一人暮らしには、経済面でもこちらがおススメなのです。
ただし、暖まるスピードが少し遅いということも覚えておいてくださいね。
石英管ヒーターは昔のこたつを思い出していただければわkらうと思います。
暖まる時間は少しかかりますが、遠赤外線を放出するため、体を芯から温めてくれるのがメリットの一つです。
お値段も低めなので購入時のコストを抑えたい時にもこちらがおススメです。
ハロゲンヒーターはオレンジ色に発光するハロゲンランプを熱源にしているものです。
速く暖まるというのが一番のメリット。
スイッチをいれてからなんと2秒で最高温度に達するんだとか。
また約80000時間使用可能というくらい寿命が長いのもメリットの一つです。
こたつの選び方5
天板
天板もこたつ選びの際に大切なポイントになります。
なぜなら、インテリアに大きく影響するからです。
木目調のナチュラルなものから、モダンなものまで、いろんなデザインのものがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
こたつの選び方6
その他の機能
他に、チェックしておきたい機能なども確認しておきましょう。
まず、温度調節機能。
こたつ内のヒーター横についている場合、手元にコントローラーがある場合の二通りがあります。
手元にコントローラーがあれば、温度調節が便利ですね。
電源のオン・オフも手軽にできるので、こまめに消したいという場合にもこちらがおススメです。
また、コントローラーや電源コードが収納できるスペースがあると、テーブルとして使うときにもスッキリして便利です。
一人暮らしにおススメのこたつ!
では、具体的におすすめなこたつを紹介してみましょう。
山善
フラットヒーターテーブルこたつ
オーソドックスな75cm角の正方形タイプのこたつです。
手元コントローラーで電源のオン・オフはもちろん、温度調節も簡単にできます。
フラットカーボンヒーターなので、テーブルとして使ってもスッキリ見えますよ。
山善
パーソナルこたつ
アンティークなデザインでシンプルな薄型のこたつ。
テーブルとしても使えるので、見た目重視、インテリアにこだわる人にはこちらがおススメです。
大きさは80cm×60cmと長方形になっており、いろんな使い方ができますよ。
遠赤外線効果で身体をしっかり温めてくれるというのもメリットの一つです。
ニトリ
2WAYこたつ
ニトリのこたつもおすすめ度が高いです。
こちらは高さ調節ができ、ローテーブルとしても、ハイテーブルとしても使えるこたつです。
石英管ヒーターで遠赤外焦んでじんわりあたためてくれます。
手元でコントロールできますし、見た目にもおしゃれ感があるので、インテリアにこだわりたい人にもおススメです。
ニトリ
リビングこたつ円形
円形のこたつだと存在感も少し和らぎます。
こじんまりとした円形のこたつですが、もちろんテーブルとしても活躍してくれます。
ヒーターは石英管ヒーター。遠赤外線で身体を温めてくれますよ。
手元コントローラーもついてます。
見た目を重視するか、機能を重視するか、自分のライフスタイルに合わせて選んでみると良いでしょう。
一人暮らし、こたつ以外の暖房器具はある?
一人暮らしには経済的にもこたつが一番おススメというわけなのですが、メリットやデメリットを考えた時に、こたつはどうも納得がいかないと言う人もいるでしょう。
こたつ以外に一人暮らしにおススメな暖房器具はあるのでしょうか?
電気カーペット
まず、考えられるのは電気カーペット。
床暖房という風に考えても良いかもしれません。
床に座っての生活が主な場合は、カーペットに座ってひざ掛けなどをかけるだけでもこたつのように暖まることができます。
電気代もエアコンほど高くなく、経済的にも良いかと思います。
カーボンヒーター・ハロゲンヒーター
ヒーターには、電気、灯油、ガスと燃料によって違いがあります。
一人暮らしで手軽に使うには電気ヒーターですね。
その中でも電気代が安いのがカーボンヒーターやハロゲンヒーターといったものです。
しかし、こたつに比べると電気代はやや高めになるので、使う時間も気になるかもしれませんね。
着る毛布、着るこたつ
最近は着るこたつ、着る毛布というアイテムも多く販売されています。
移動できない固定されたこたつは、ダラダラしてなまけがちですが、着るこたつ、着る毛布ならコードを外して着たまま移動もできるというものもあります。
また、こたつに縛られずに、ソファや椅子、床など場所を選ばずに使えるのもメリットの一つですね。
こうしたものを利用するのも一人暮らしの寒さ対策にはピッタリです。
まとめ
一人暮らしのこたつのメリット・デメリット、そしてこたつの選び方のポイントなども見てきました。
メリットやデメリットはそれぞれのライフスタイルを考慮しながらどちらの比重が大きいかを検討してこたつを使うか使わないかを考えてみると良いと思います。
おすすめのこたつも紹介してみたので、参考にしてくださいね。
今回はここまで!
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