つくしの雑記

【韓国の学年の区切りや年齢の数え方】同級生の感覚は日本と違う?など歳に関する基礎知識

韓国はお隣の国でもあり、似たような文化もたくさんある国です。
そんな韓国では年の数え方が違うことは知ってますか?

ということは学校に入る年齢も違う?

となりますよね。

 

お仕事の都合などで韓国に引っ越すなんていうときに、

じゃあ、うちの子は何年生になるの?

そんな心配も出てくると思います。

というわけで、

などについて調べてみました。

さっそく見ていきましょう。

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韓国での学年の区切り方

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韓国での学年の区切り方を見る前に、韓国の学校はいつ新学期を迎えるのか見ていきましょう。

 

韓国の学校の新学期は3月

日本では4月に入学式が行われ、また各学年に進級するのも4月ですね。

ところが韓国では入学式も3月、進級するのももちろん3月です。

3月に新学期がスタートするのです。

なので卒業式は2月にあります。

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早生まれ

日本でも早生まれという言葉がありますね。

4月に新学期がスタートする日本の学校では、1学年は4月2日から翌年の4月1日までに生まれた子供たちが入学します。

この時に、翌年の1月1日から4月1日生まれの子供たちを「早生まれ」と言う風に呼んできましたよね。

韓国でも同様に、昔は「早生まれ」というものがありました。

 

3月に新学期がスタートするので、1学年は3月1日生まれから翌年の2月28日(29日)生まれの子供たちで構成されていました。

その同じ学年の中でも翌年の1月1日から2月28日(29日)生まれの子供たちが「早生まれ」と言われていたわけです。

 

例をあげてみましょう。

1997年3月生まれの子と1998年2月生まれの子が同じ学年になるのです。

1998年11月生まれの子と1999年1月生まれの子が同じ学年になるといった具合です。

少し月は違いますが感覚は同じですよね。

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2009年に改定される

ところがこの制度、

2009年に改訂され、1月1日生まれから12月31日生まれの子供たちを1学年とするという風に変わったのです。

これが、

2010年に小学校に入学する子供たちから適用されたので、2003年に生まれた子供たち(2010年に小学生入学)から適用されています。

なので現在では、

1月1日から12月31日までに生まれた子供たちが1学年

という風に区切られています。

日本とは違い、「1学年はみんな同じ年齢」ということですよね。

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改定された背景

この早生まれという制度が改定された背景にはいわゆる「いじめ」みたいなものもあったようです。

早生まれの子供たちは年で言えば他の子たちよりも1歳年下ということになります。

そのためにいじめがある場合もあったのですね。

この「歳」に関して、何が問題になるのか?さらに詳しく見ていきましょう。

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韓国での年の数え方

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日本では「何歳?」と聞かれると、満〇歳という概念で「〇歳」と答えますよね。

これは、【誕生日(満年齢)】を基準として歳の計算をします。

ところが韓国では、

いわゆる【数え歳】であり、生まれたその瞬間に「1歳」になってしまうのです。

 

韓国年

韓国語では한국나이(ハングクナイ)とも呼ばれますが、韓国の年は日本とはちょっと違います。

簡単にまとめると、

生まれた時 年齢が一つ増える時
韓国の年齢(韓国年) 1歳 1月1日
(もしくは旧暦の1月1日)
日本の年齢 0歳 誕生日

 

ということになるのです。

生まれた時から1歳なんです。

じゃあ、12月31日に生まれた子供は?

ですよね^^;

答えは…

生まれたら1歳
そして1月1日を迎えると2歳です

はい。例外はありません。

ちょっと不思議な感じですよね。

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陽暦の1月1日と陰暦の1月1日

ところで、年が一つ増えるのが1月1日、または旧暦の1月1日とあるのですが、これはどのように考えたらよいのでしょうか?

韓国の나무위키(ナムウィキ)というサイトには、「세는나이(한국나이)」についてこう書かれています。

20世紀の数え方は陰暦の1月1日を基準にし1歳増え、21世紀の数え方では陽暦の1月1日を基準に1歳増えることになる。

나무위키(ナムウィキ)「数える年齢」より引用

 

以前は陰暦でのお正月、つまり旧正月を基準として1歳年をとっていたのですが、21世紀の今では陽暦の1月1日を基準にしているということなんですね。

それでもまだまだ旧正月に年をとるという考えを持っている人も多いようです。

生まれてすぐに1歳になり、さらにお正月がすぎるとみんな一斉に年をとるって、なんだか不思議な感じですが、韓国では普通のことなのです。

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韓国年の簡単な数え方

上述のように今では陽暦の1月1日を基準に年をとるようになったので、簡単に計算できるようになりました。

【誕生日が過ぎていない人】
現在の満の年齢+2
=韓国年

【誕生日が過ぎた人】
現在の満の年齢+1
=韓国年

になります。

  • 【満年齢】
    生まれた時は0歳
    誕生日がきたら加齢
  • 【数え年】
    生まれた時が1歳
    それ以降1月1日で加齢

 

例えば、

誕生日がまだ過ぎていない満3歳の子は韓国年5歳となります。
誕生日が過ぎて満4歳になった子も韓国年で5歳になります。

では、

誕生日が過ぎて満3歳になった子は韓国年では何歳でしょう?

正解は…

4歳です。

さて、自分は韓国では何歳か計算してみましょう。
歳をとることは間違いありません^^;

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保育園や幼稚園などでは

さてここから韓国へ転勤する人には知っておいた方がいいことだと思います。

しっかりチェックしておきましょう。

 

保育園や幼稚園などでは、韓国年と満での年が混在しているというのが現実です。

「生後〇か月」とか「満1歳」などという言葉も良く耳にするようにはなってきましたが、韓国ならではの「1歳」「3歳」という言葉も良く聞かれるからです。

満1歳のクラスが「3歳クラス」だったり、

満3歳クラスが「5歳クラス」だったりするからです。

ちょっと混乱してきますよね^^;

 

幼稚園も日本と同様、満3歳から入れます。

その満3歳は韓国年でいうと「5歳」

なので幼稚園は、韓国年5歳から7歳までの子が通うようになるということです。

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小学校では

小学校に入るのは、

韓国の年で8歳の子供たちです

例えば、

3月入学だと2月生まれの子は誕生日が過ぎているので満7歳→韓国年は8歳です。

8月生まれの子は誕生日がまだ過ぎていないので満では6歳ですが韓国年はプラス2なので8歳になりますね。

このように韓国年で小学校入学とは、8歳の子供たちになります。

が、

以前のように、「早生まれ」の子供たちは韓国年7歳で入学するということになるんですよね。

1つの学年でも、8歳の子供たちと7歳の子供たちがいるということで、「歳の差」や「体も小さく弱い」といった理由からいじめのようなものがあったようです。

日本ではあまり考えない満年齢と数え年ですが、いじめが関わってくると悩ましいものです。

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韓国年廃止の動きも

ところでこの韓国年ですが、こうした年齢の数え方をしているのも韓国くらいではないかという話もありますし、これを廃止して満年齢を導入しようという動きが韓国であります。

そうなると今まで韓国年で暮らしてきた、特にお年寄りたちは満年齢が分からず混乱することもあるかもしれませんね。

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韓国と日本では学年は同じ?

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では、韓国の学校の学年は日本と同じなのでしょうか?

答えは、同じです。

 

日本では小学校に入学するのが満6歳ですね。

1年生の間に満7歳になります。

韓国でも同じです。

満6歳ですが韓国年だと8歳で入学し、1年から6年生まで小学校で過ごします。

その後、中学校も日本と同じ3年間です。

小中学校までは義務教育になっています。

そして高校も3年間。

高校は義務教育ではないものの、最近では地域にもよりますが無償で通えるところもあります。

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韓国に移住することがあるとすれば?

では今の時点で韓国に移住するようなことがあると、お子さんの学年はどうなるのでしょうか?

例えばお子さんが早生まれで2月生まれ、そして現在小学校1年生だとして考えてみましょう

となると早生まれで早く入学しているので、韓国では次の年に1年生になるということになります。

4月生まれで1年生という場合には、そのまま1年生になることができます。

 

逆に韓国で1月生まれで1年生の子が日本に移住することになったらどうなるでしょうか?

日本では早生まれになるので2年生になります。

もちろん、単純に考えるとそういうことになるのですが、現実的には国を超えて移住すると言葉の問題などもあるので、1,2年生くらいだと、1年遅らせて入学するというようなこともありますよ。

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他にも気になる韓国の年齢

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日本でも2022年4月1日から成人と定められる年齢がそれまでの20歳から18歳に引き下げられるようになりました。

それによって18歳になったらできることっていうのも増えてきましたよね。

では韓国ではどうなのでしょうか?

韓国での成人は満19歳となっています。

日本では1月に成人式が行われますが、韓国では5月の第3月曜日が成年の日と決められていて、

地域によっては伝統礼式などを行うところもあるようです。

なお、満18歳以上では、

  • 運転免許取得
  • 選挙の投票
  • 軍隊入隊
  • 9級公務員志願

などが可能になります。

ちなみに、韓国の国民たちは「民証」と呼ばれる「身分証明書」を持っています。

これは満17歳になると発行を受けることができます。

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韓国での年齢による上下関係?

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韓国での年齢のことを見てきましたが、上下関係とも考えられるようなことが韓国にはあります。

上下関係というのは言葉が今一つしっくりこないのですが、年上の人を男同士だったら「ヒョン」女どうしだったら「オンニ」などと呼ぶ習慣があるのです。

  • 「ヒョン」というのは男性が年上の男性を呼ぶときの「お兄さん」
  • 「オンニ」は女性が年上の女性を呼ぶときの「お姉さん」
  • 「ヌナ」は男性が年上の女性を呼ぶときの「お姉さん」
  • 「オッパ」は女性が年上の男性を呼ぶときの「お兄さん」

になります。
(難しい^^;)

これは実の兄弟姉妹でもこのように呼ぶので参考にしてください。

 

親しい関係になれば、他人であってもこのようにヒョン・オンニなどという風に呼ぶようになるので、これはあくまで「情関係」を表現しているといっても良いですね。

年齢でもそうですが、学年によってもそういうことがあります。

かつてのように、早生まれの子たちがその前の年に生まれた子たちと同じ学年だったときには、

例えば97年8月生まれと98年1月生まれの子は同じ学年になるので、こうしたヒョン・オンニというふうには呼びません。

しかし、98年1月生まれの子と98年10月生まれの子では、同じ98年生まれであったとしても、学年は1月生まれの子が上になるので「ヒョン」とか「オンニ」などというふうに呼ぶのが一般的です。

大学生にもなると、それこそいろんな年齢の人たちが同じ学年にいます。

浪人して入る人もいれば、男性であれば軍隊に行って除隊してから復学ということもあるので、ヒョンやオンニなどと同じ学年でも呼ぶわけですね。

大学生にもなれば、学年というよりは年齢で年上、年下を区別しているのです。

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まとめ

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韓国の学年の区切り方は以前は日本と同じように早生まれの子たちが早く入学していましたが、今現在では、同じ年に生まれた子たちはみんな同じ学年ということになっています。

また、韓国の年齢は日本とは違い、生まれたときから1歳になるということで、満での年齢とは違ってちょっと混乱しそうですね。

その韓国年も廃止という動きもみられるので今後どうなっていくのか、私も個人的に興味があり、関心を持っていきたいと思っています。

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つくし
つくし
以上!
今回はここまで!

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