海外旅行と言えば、遠いところに時間をかけて行くというイメージで、なかなか計画も立てられないということもありますが、お隣の国、韓国は飛行機でも2時間ほどで行けるとっても近い外国です。
なので韓国旅行に行く人も増えているんですよね。
もちろんアイドルや俳優などの影響もあるでしょう。
私も近いうちに韓国旅行に行きたいなと思ったのですが、ふと気になったのが、
食事のマナー
韓国に行って食事をしたときに失敗のないように食事のマナーは知っておきたいなと思い調べてみました。
韓国での食事のマナーについて韓国の食堂で食事をするときの注文から支払いまでの流れなどについて調べてみましたので、参考にしてください。
また、
韓国のタクシーについて予習しておきたい人は、こちらの記事がわかりやすくておすすめです。
チェックしてみてください。
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韓国の食事マナー、これはOK?それともNG?
お隣の国とはいえ、お国が違えば食事のマナーも違うことがあります。
日本では良しとされていることも韓国ではNGだったりすることもあるので、食事のマナーについてみていきましょう。
音を立てて食べるはNG?
日本では特にお蕎麦などはズルズルっと音を立てて食べるのがおいしく食べる方法であり、良しとされていますね。
麺類に限って。ですが。
韓国では、
麺類は音を立てて食べるのはNGとされています
では、どうやって食べているのでしょうか?
少しずつ音を立てずに麺を食べたり、あるいはスプーンに少し入れて、口にいれるといった方法で食べています。
もちろん、ラーメンなどズルズルっと音を立てて食べる人もいますし、一人で食べるときには、音を立てても問題はありません。
しかし、数人で食事をしているときに、ズルズルっとすれば、スープも周囲に飛び散ってしまうこともあるので、それはマナー違反だというわけです。
ところで韓国では、「くちゃくちゃ」と食べるときに音を立てて食べる人が少なからずいます。
この「くちゃくちゃ」という咀嚼(そしゃく)音は許されているのでしょうか?
日本だと「お行儀が悪い!」って言われますよね。
韓国でもやはり良いものではありません。
しかし、知らず知らずのうちに「くちゃくちゃ」と音を立てて食べている人はけっこういるようです…
家族や親しい友人知人との食事の場では気を遣わずに、こうした音を立てて食べることがあっても、目上の人や大切なお客様の前では失礼にあたりますので、音をたてないほうが良いですね。
また、本人が気づかないだけで、周りの人はちょっと嫌な思いをしていることもあるので、「くちゃくちゃ」の音は出さないように日ごろから心掛けたいですね。
食事中の左手の使い方・お茶碗は持たない
日本では食事の際には、右手にお箸を持ち、左手でお茶碗を持って食べるというのが礼儀とされていますね。
ところが韓国では、
左手でお茶碗を持つのはNGなんです
え?なんで?と思いますが、それには理由があります。
韓国の料理の器は熱い鉄鍋だったり重い鉄のお椀だったり。
重くなくてもステンレスだったりするので、持って食べるには適していません。
え?じゃあ、左手はどうするの?ですよね。
左手は、お茶碗に軽く手を添える程度で大丈夫です
あ!ただし、熱い石鍋などに手を添えてはいけませんよ。火傷しますからね^^;
もしくは、まったく左手を使わないでテーブルの上に置いておくだけということもあります。
また先にも麺類を食べるときに、スプーンにひと口分を入れて食べるという方法を紹介しましたが、その時には、右手にお箸、左手にスプーンを持って、スプーンにひと口分の麺類を入れて食べるということもあるのです。
じゃあ、スープはどうやって飲むの?という疑問がわきます。
日本ではお味噌汁なんかもお椀を持って口をつけて飲むというのが普通ですが、韓国ではお茶碗は持ちません。
スープはスプーンですくって飲みます
ご飯や汁物はスプーンで、おかずはお箸でというのが一般的な韓国ですが、ご飯はお箸で食べても大丈夫です。
汁ものを食べるときには、スプーンに持ちかえて食べると良いですよ。
一つの鍋一つのお皿をつつくのが基本
韓国の食堂で注文すると、小皿に入ったおかずがたくさんでてきます。
これは、一つのテーブルに1セット出てくるので自分専用ではなく、同じテーブルの人たちと一緒に食べるものです
また、大きな鍋がドンと出てくることもあります。
これも一緒に食べるためです。
ですがこういう時、日本のようにおかずを取るためのお箸はありません。
同じお皿を自分のお箸でつついて食べるというのが基本です。
チゲや鍋料理などはもやはりそれぞれ各自のスプーンでつついて食べるのが主流でしたが、最近では衛生面などを考慮して、「おたま」がついてきて各自のお皿に取り分けて食べるというところが増えてきています。
お玉をくれなかった場合でも、
【日本語】 おたまください |
【韓国語書き】 국자 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) クッチャ ジュセヨ |
といえば、もらえるでしょう。
クッチャというのがお玉のことです。
ところで、この小皿に入った数多くのおかずたちですがメイン料理についてくるもので無料です。
しかもおかわりもOKです。
お代わりしたい時には、
【日本語】 おかずをもっとください |
【韓国語書き】 반찬 더 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) パンチャン ト ジュセヨ |
こんな感じで「おかずをもっとください」と言ってみましょう。
また、そのおかずの入ったお皿を持ったり、指さしたりして、
【日本語】 もっとください |
【韓国語書き】 더 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ト ジュセヨ |
と言っても大丈夫です。
食堂の中には、水をふくめ、こうしたおかずのおかわりもセルフサービスにしているところもありますので、利用して見ると良いでしょう。
ただし、セルフの場合でも食べきれる量を持ってくるのがマナーですよ。
ところで、食事の場だけが一つのお皿を一緒につつくのかといえば、そうでもないのです。
カフェなどに行って、デザートにケーキを頼んだというときでも、一つのケーキをみんなでつつくというのも普通にあることです。
アイスクリームなんかもそうですし、パッピンスもしかり。
ピンスとは刻んだ果物、コンデンス ミルク、フルーツ シロップ、小豆などの甘いトッピングが入った韓国のかき氷である。bingsooとも表記されることもある。小豆を使ったものはパッピンスと呼ばれる。
ちなみに似たような氷デザート?の「ソルビン(雪氷)」は、ミルク氷を削ったフワフワできめの細かいかき氷です。
「パッピンス」を分かりやすく説明するとあずき氷なんですが、要するに「白くま」という感じです。
韓国人と一緒に食べることがあれば、こういうのが普通だとわかっていれば、驚くこともないでしょう。
日本人同士で食べる場合には、特にこのようにしないといけないという決まりはありませんよ。
目上の人が先に箸をつけるのが礼儀
お友達同士で旅行に行く場合には特に気を付けることはないのですが、韓国に行ってもし目上の方にお会いして食事をする機会があるとしたら、この点に気をつけましょう。
古くから儒教の教えが伝えられている韓国では、食事の場でも一番年長の方が箸をつけてはじめて、そのほかの人たちも箸をつけることができるという礼儀があります
もしくは年長の方が、「どうぞ食べてください」と一言いえば、他の人たちも食べ始めることができます。
小さい子供たちも、「先生、お先にどうぞ」ということを覚えます。
なので下の人たちが上の方たちに「おいしく食べてください」という意味で、
【日本語】 おいしくお召し上がりください |
【韓国語書き】 맛있게 드세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) マシッケ トゥセヨ |
また、
【日本語】 たくさんお召し上がりください |
【韓国語書き】 많이 드세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) マニ トゥセヨ |
「たくさん召し上がってください」と先に言うこともあります。
他の人たちにも、同じように声をかけることもよくあります。
挨拶のようなものだととらえると良いでしょう。
ただ、日本人同士で旅行に行く際には特に気を遣わなくても大丈夫ですね。
韓国ならではのまぜる文化
ビビンパプというのはよく聞くのでご存じの方も多いでしょう。
色とりどりのナムルがご飯の上にのっていて、目玉焼きもあって、それをコチュジャンなどで混ぜて食べるというものですね。
韓国人は混ぜるのが大好きです
このビビンパプはもちろんのこと、なんでも混ぜてしまいます。
なんでも混ぜたほうがおいしいのだそうです。
例えば、カレーライス。
日本ではご飯の上にカレーをかけて、そのままご飯をカレーという感じで食べますが、韓国ではご飯の上にカレーをかけても、食べる前には全部混ぜてしまいます。
もちろん食べてしまえば、味は同じとも言えますけど、日本人から見るとちょっと理解ができないという部分もあるでしょう。
だからといって、必ずしも混ぜなければならないという規則があるわけではありません。
食べたい方法で食べると良いでしょう。
ちなみにパッピンスなんかも混ぜて食べるのが基本ですね。
韓国の中華料理店にはジャジャン麺という料理がありますが、これも上に麺の上にソースがかかって出てきます。
食べるときにはこれも混ぜ混ぜして食べるんです。
スープにご飯を混ぜるのもOKなんです。
クッパプという料理もあるように、スープの中にご飯がすでに入った状態で出てくるものもありますが、そのほかでも、テンジャンチゲやキムチチゲをご飯に混ぜて食べるというのもよくあります。
わかめスープにご飯を入れて食べるということもあり、日本ではちょっとマナー違反とされるこうした行為も韓国では普通にしていますので、気にしなくても大丈夫です。
食べ残すのは良い?悪い?
日本では、
「食事を残すのは行儀が悪い」
「お米一粒でも残さないように」
と言われますよね。
ところが、韓国では残すことも普通にしています。
食事に行って、小皿のおかずなどもたくさん出てきます。
実際、たくさん食べる人は、それらを食べきることもできるかもしれませんが、ほぼ食べきるというのは不可能に近い量が出てくるので、残しても大丈夫です。
韓国人の家でもお客様をおもてなしするときには、不足がないようにと、本当にたくさんの料理を出してふるまってくれます。
それらをおいしく食べることが大切であって、無理に全部食べるという必要はありません。
残さず食べると、
「足りなかったのかな?もっと何かもってこなきゃ」
という思いにさせるからです。
もちろん食堂では残しても大丈夫です。
が、先ほども触れたように、セルフでおかずを持ってくるときには、できるだけ食べきれる量を持ってくるというのが良いですね。
食べ残しはゴミになるので、ゴミを減らすためにも環境のためにもそれは奨励されています。
食事の場での座り方、正座はNG?
食堂では床に座って食べるテーブルもあれば、椅子に座って食べるテーブルもあります。
床に座って食べてる韓国人を見ると、女性でもあぐらをかいていたり、片方の膝を立てて座ってる姿もよく見かけます
日本のように、正座って見かけないんですよね。
その理由は、
韓国では「正座」は「罪人」の座り方とされているのでNGです
あまりしない方が良いですよ。
逆にあぐらが失礼じゃないのか?と思いがちですが、女性でもあぐらで座るのは普通なので大丈夫です。
でも、慣れていないのにあぐらをかくってのもなんか不自然な感じがして嫌だと言う人もいるでしょう。
そうした場合には横座りで大丈夫です。
立て膝で座るのもOKですが、慣れてない場合にはこちらも無理にする必要もありません。
最近では食堂でも床に座るよりも椅子に座るテーブルが増えてきています。
韓国も高齢化社会だからでしょうか、年配の方たちは床に座ると腰が痛い、膝が痛いという方も多いので、椅子に座ってゆっくり食事が楽しめるように配慮されているようです。
韓国の食堂に行って見よう
<注文から支払いまで>
韓国の食堂に行って食べるのは日本とはさほど違いがないので、気軽に行けると思います。
しかし、言葉が分からないとか、方法が分からないということになると不安も生まれてくるので、ここで、食堂での注文の仕方から支払いまでの流れを紹介してみたいと思います。
予約は必要?
食堂に行く前に予約は必要?
という質問も多いのですが、高級なレストランや人気のある焼き肉屋などは日本同じように席の確保ができるという場合もあります。
が、予約なしで入れる食堂が一般的で、席がないときには食堂の前で列を並んで待っている光景も良く見られます。
「おいしい」と評判のお店は日本韓国問わずそのようです。
パターン的には、
- きちんと列を並んで待つ
- 名簿に名前を書いて呼ばれるのを待つ
- 番号札を配られる
という感じです。
これらも日本と同じですよね。
名前を書く場合には同行している人数を書く欄がありますし、番号札を配られる場合でも「何人ですか?」と聞かれるので、「2人」とか「3人」とか言っておけば、席が空いたら順番に呼んでもらえます。
お店に入ると聞かれる言葉
お店に入って、
【日本語】 何名様ですか? |
【韓国語書き】 몇분이세요? |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ミョップニセヨ? |
「何名様ですか?」と聞かれたら、
【日本語】 2人です |
【韓国語書き】 2명이에요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) トゥミョンイエヨ |
「2人です」や、
【日本語】 3人です |
【韓国語書き】 3명요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) セーミョンヨ |
「3人です」などと答えましょう。
ちなみに韓国語の数字の言い方は複数あるので、無理に言わなくても指で2や3と表せばOKです。
日本語で1を、「いち」や「ひとつ」と言うような感じなので、しっかり覚えるのは少し時間がかかりますよね。
メニューは2人前が基本?
韓国あるあるの、「韓国ではメニューは基本2人前」という話。
これは、韓国ではもともと一人で食事をするという習慣がなかったからなんですね。
なので、
「二人以上で食べる」というメニューも多々あります
鍋料理なども2人以上注文可というところもありますし、鍋料理じゃない定食などでも2人以上注文可というところもあるのです。
【日本語】 2人分以上注文可能 |
【韓国語書き】 2인분이상 주문가능 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) イーンプニ サンチュムンガネン |
「2人分以上注文可能」
お店のメニュー表にそのように表示してあるので、それを見て決めると良いでしょう。
しかし、一方で、最近では一人でご飯を食べるという「ホンパプ族」も増えてきているので、たいていのメニューは一人分から注文できますよ。
ホンパプ族
(혼밥족)
ホンパ ブチョウ
혼자(ひとり)+밥(ご飯)+족(族)
以上を縮めた言葉。
注文について
想定できる3つのシーンの注文を簡単に見ていきましょう。
(もちろんお店によって多少違いはありますが、)
1つ目のシーンは、
席に座ってメニューを決めたら店員さんを呼んで「これとこれ」といった感じで注文の場合
一般的にこの方法を取る食堂が多いですね。
単純なメニューだとそういうところが多いのですが、中にはキンパプやトッポッキなどを売っているブンシク食堂ではテーブルの上にメニュー表とその隣に数を記入する紙が置いてあり、それに記入して店員さんに渡すということもあります。
メニューを決めて店員さんを呼びたいというときには、
【日本語】 あの~、注文します |
【韓国語書き】 여기요~ 주문할게요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ヨギヨ~チュムン ハルケヨ |
「あの~、注文します」と、店員さんを呼ぶ時の言葉です。
これで店員さんがなかなか来てくれない場合は、
【日本語】 |
【韓国語書き】 사장님, 주문할게요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) サジャンニム チュムン ハルケヨ |
と呼んでみましょう。
お店に店員さんが少ないようなところで、お店の主人を呼ぶような場合には、「社長さん」(サジャンニム)と呼ぶと印象良く呼ぶことができます。
大きなお店ではテーブルに呼び出しボタンがついているので、それを押せば店員さんが来てくれます。
2つ目のシーンは、
カウンターで注文の場合
席に座るけれど、注文はカウンターでして、そこで先に会計も済ませてしまうのです。
緊張しますよね、外国のカウンター(汗)。
こんな時にも身振り手振りでOKです。
そして先程の、
【日本語】 あの~、注文します |
【韓国語書き】 여기요~ 주문할게요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ヨギヨ~チュムン ハルケヨ |
で店員さんを呼んで、
メニューを指差し、
【日本語】 これをください |
【韓国語書き】 이것을 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) イゴス ジュセヨ |
と言えばOKです。
あとは笑顔です。
3つ目のシーンは、
キオスクという機械で注文する場合
このキオスクの注文は最近増えてきていて、ハンバーガーなどのファストフードのお店から、小さな丼屋さん、お弁当屋さんなどでもこうした機械を取り入れているお店が増えてきています。
要するに日本でいう「券売機」です。
こうした機械には日本語の表示が出る場合もあるので、見てみると良いでしょう。
残念ながらすべての機械に日本語があるわけではないので、わからなければ、店員さんに直接注文すると良いでしょう。
以上、
想定できる注文のパターンですが、メニューや現物を指さして「あれください!」と言えば日本語でも気持ちは伝わります^^
そしてなかなかうまくいかない時にGoogle翻訳を使うことも想定してみましょう。
どうしても現地の言葉で伝えたい!なんて時はあらかじめ言葉セットしておいて再生して聞いてもらいましょう。
相手がGoogle翻訳に慣れている人なら、逆にそのままGoogle翻訳を使って話してくるので楽しい時間になったりします。
私の経験上…そんな成功体験は…3,4回に1回ぐらいですが^^;
ま、やってみる価値はあります。
焦らず落ち着いてやっていれば相手も(あ、なんとかして伝えたいんだ、)と感じるので、あまり深く考えずダメ元でトライしてみましょう。
お箸とスプーン、ナプキンはテーブルのわきに
お箸やスプーンは注文した料理と一緒に出てくることもありますが、多くの食堂ではテーブルにすでにあることが多いです。
テーブルの上には木の入れ物があり、そこにお箸とスプーンが入っています。
「テーブルの上にその入れ物がない」という場合には、テーブルの脇を見てください。
テーブルの端の下側に引き出しになっている部分があって、そこを開けるとお箸とスプーン、そしてナプキンが入っています。
水とおかずはセルフサービスな場合も
先にも触れましたが、小さいお店などでは、水やおかずのおかわりはセルフサービスになっていることがあります。
お店を見回してみて、
【日本語】 水はセルフです |
【韓国語書き】 물은 셀프입니다 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ムルン セプィニダ |
「水はセルフです」と書いてあれば、水はセルフサービスだということです。
浄水器のある所にコップもおいてあるので、自分で水を入れて持ってくればよいです。
おかずもおかわりしたい時はセルフということもあるので、これも店内を見回してみると、様子がわかると思います。
支払いはどうする?
後払いの場合、食べ終わったらお会計をします。
基本的に支払いはレジでします。
料理が運ばれたらテーブルの上に伝票を置いていってくれる場合もありますし、小さめのお店なら、お店の人が把握していてレジですぐに計算してくれることもあります。
支払いは現金、カード、どちらもOKです。
最近では韓国ではキャッシュレスが進んでいて、カードで支払う人が多いです。
一方では、現金での支払いを望んでいるお店の人もいるようですが、いまのところどちらでも大丈夫です。
領収書が欲しい場合は、
【日本語】 領収書ください |
【韓国語書き】 영수증 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ヨンスジュン ジュセヨ |
といえばもらえます。
領収書に関しては基本的にくれるのですが、最近「領収書はいらない」と言う人も多いため、レジで、
【日本語】 領収書が必要ですか? 領収書を差し上げますか? |
【韓国語書き】 영수증 필요하세요? 영수증 드릴까요? |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) |
「領収書が必要ですか?」
「領収書を差し上げますか?」
と聞かれることもあるので、必要な場合は、
【日本語】 はい |
【韓国語書き】 네 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ネ |
と答えればくれます。
不必要であれば、
【日本語】 いいえ |
【韓国語書き】 아니오 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) アニヨ |
と言えば断ることができます。
そしてこのやりとりで相手の言葉が聞き取りづらく、それでも領収書は欲しい場合は、
【日本語】 領収書ください |
【韓国語書き】 영수증 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) ヨンスジュン ジュセヨ |
と言えばいただけます。
こんな言葉も覚えておくといいかも
「辛いのが苦手」と言う場合には、
【日本語】 辛くしないでください |
【韓国語書き】 안맵게 해주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) アンメプケ ヘジュセヨ |
ということができます。
すべての料理にこれが通じるかどうかはわかりませんが、言ってみる価値はあるかと思います。
取り皿も大抵はくれるのですが、足りない場合やくれなかった場合には、
【日本語】 すみません、取り皿ください |
【韓国語書き】 저기요. 앞접시 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) チョギヨ アッチョッシ チュセヨ~ |
と言えば、くれるでしょう。
屋台で食べる
韓国では食事とまではいかなくても屋台で軽く食べることもあります。
おでんやトッポッキ、スンデといったものから、トースト、プンオパン、ホットクといったものもあります。
こうしたものは、お店の前で「立ち食い」が一般的です。
串刺しのおでんも食べ終わったら、そのくしの数だけを計算して支払います。
トッポッキやスンデを頼みたい時には、1人前くださいと言えば良いのです。
そんな時は、
【日本語】 1人分ください |
【韓国語書き】 1인분 주세요 |
【韓国語読み】 (Google翻訳音声) イリンブン ジュセヨ |
と言ってみましょう。
お友達と二人で食べるときにもトッポッキとスンデ1人前ずつ頼んで一緒に食べると量的にもちょうどよいでしょう。
冬には、プンオパン(たい焼き)やホットク(中に甘い蜜が入ったパンのようなもの)の屋台があちこちで目につきます。
1ついくら、または3つでいくらと言う風にお店に書いてあります。
安くて手軽に食べられるので、観光しながらちょっと小腹がすいたときのおやつにもピッタリです。
こうした屋台での支払いで気を付けたいのがカード支払いができないことが多いということです。
こうした屋台でカード支払いを受け付けているところはあまりないようです
現金が好ましいですね。
キャッシュレスが普及していく中で、手軽にスマホでお金を口座に振り込むという支払い方も登場しています。
もちろん、これは韓国に住んでいる人たちに該当するので、旅行者としては現金で支払うのが一番です。
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まとめ
韓国での食事のマナーについてみてきました。
- 音を立てて食べるはNG
- お茶碗は持たない、スープはスプーンで
- 一つの鍋一つのお皿をつつく
- 目上の人が先に箸をつけるのが礼儀
- まぜる文化
- 食べ残しても良い
- 食事の場で正座はNGだけどあぐらや立て膝、横座りはOK
こうしたマナーを頭に入れておくと実際に韓国に行っても驚かないでしょうし、戸惑うことなく食事ができるでしょう。
実際の食堂での注文の仕方や支払い方法までも紹介してきたので参考にしてくださいね。
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今回はここまで!
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