いつもきれいなフローリングの床に、気が付いたら黒い点が見えました。
「あれ?なんだろ?」
「これ、なんだかこびりついてて取れない!!」
結局、下敷きでカリカリと削った感じでとれましたが、いったい何だったんでしょう?
数日後、また黒い点がひとつふたつ見えるじゃないですか。
これはおかしい?と思い、
について調べてみました。
黒い点が気になってる人のお役に立てれたらと思います。
目次
黒い点の正体とは?
この黒い点の正体は何か?
まずこの点を調べてみました。
掃除機のキャスターの車輪についた汚れ
掃除機をかけるとキャスターがコロコロ動いてくれるのでスムーズに動くんですよね。
実はそのキャスターに、黒い汚れがついていたというのです。
小さなキャスターだけではなく、掃除機本体の大きな車輪のほうにも黒い汚れが見つかることが多いです。
フローリングの床にそうした汚れがついてしまって、黒い点のように見えるというわけです。
ということは、掃除機のキャスターも定期的にチェックして掃除しないといけないってことですよね。
ハエトリグモのフン
クモにもいろんな種類のクモがいるのですが、その中でも家の中でも出てくるような生活の中で出会いやすいクモがこのハエトリグモです。
このハエトリグモのフンが黒い点となってこびりついているということも考えられます。
家の中にクモの巣がないか、探してみましょう。
クモが家の中にいると思うとちょっと気持ち悪いのですが、見つけたら捕まえて捨てるというくらいの気もちでいても良いかと思います。
ハエトリグモは人に害を及ぼすようなことはないので。
ゴキブリのフン
クモよりも、「ぎょえ~!!」って思うのがゴキブリのフン。
ですよね^^;
ゴキブリのフンも黒くて大きさは2~2.5㎜
床の黒い点と似ていませんか?
なので、その黒い点の正体がゴキブリのフンだとも考えられます。
床についている黒い点がゴキブリのフンかどうかを見分けるのは難しいのですが、その黒い点が食器棚の中やシンクの下などにもある場合にはゴキブリの可能性が高くなります。
また、ゴキブリが好むような新聞や雑誌を積み重ねてある床の下などにも黒い点が大量にあればゴキブリのフンの可能性が高いですね。
床一面に黒い点々が散在していたという場合には、ゴキブリのフンの可能性が高くなります。
ゴキブリのフンは付着性が高く、ダンボールや新聞紙など紙の表面に付着することが多いです。
それが床にも落ちてついてしまうということもあり得ますね。
ゴキブリの好きそうな場所で黒い点が見つかったら、ゴキブリのフンの可能性が高いので、早め早めに対処すると良いですね。
油汚れ
キッチンの付近であれば、油汚れがこびりついて黒い点になっただけということも考えられます。
油だけではなく、ホコリや靴下の毛、皮脂などが湿気や油煙、飛び散った油などとからまって床についてしまうことも多くありますね。
そういう汚れが黒い点となってこびりついているということもあるのです。
ただ、キッチンから離れているようなところでは、油汚れと考えるのは不自然かもしれませんね。
カビ
床についている黒い点もこすったり、こそぎ落としてとれるというのであれば、虫のフンだったり、あ油汚れだったりするのですが、盛り上がってもいなくて、こすっても落ちないという場合は「カビ」と考えることができます。
フローリングの床が湿気などによってカビが発生してしまったということです。
普通、ワックスでコーティングされているフローリングの床ですが、汗などの湿気をすいとった布団やカーペットなどが置いてある下の床にはカビも生えやすくなります。
また結露した窓の側でもカビが生えやすいですね。
盛り上がっていない黒い点であれば、カビの可能性が高いので、早め早めの対処が大切になってきます。
これら黒い点の対処法
いくつか考えられる原因を見てきましたが、原因が分かれば、対処法も決まってきますね。
掃除機のキャスターについた汚れの場合
汚れを落とすのに水拭きしても落ちなければ、定規の角などを使ってカリカリとこそぎ落とします。
その後、掃除機で吸い取ってしまいましょう。
その後は、水拭きしたり、キッチン用のアルコールスプレーで一吹きして拭いておいてもいいですね。
また、掃除機のキャスターも定期的にチェックして掃除する必要がありますね。
掃除機のキャスターの汚れもはやり頑固にこびりついていることが多いので、定規などの角を使ってカリカリとこそぎ落とします。
その後はキッチン用アルコールスプレーをキッチンペーパーにしみこませて、綺麗に拭いておきましょう。
ちょっと汚れたなと思ったらマメに掃除しておくと、床にも黒い点が付かなくなりますね。
クモのフン、ゴキブリのフンの場合
こちらはちょっと気持ちの良いものではないのですが、黒い点がクモやゴキブリのフンだと判明したら放っておくのも気持ちが悪い物です。
クモは先述したように、特に人に害を与えないので、見つけた時に捕まえて捨てるくらいの気もちで良いのですが、ゴキブリはそういうわけにはいきませんね。
ゴキブリのフンは、
- 病原体を運んでくる
- アレルギーを引き起こす
- 家の中の貴重品をフンで汚染する
- フンが他のゴキブリを誘引する
- 部屋に臭いがつく
などといった私たちの生活に害を及ぼす可能性が高いため、早めに対処したいものです。
ゴキブリのフンだと思ったら、すぐに掃除をしましょう。
ゴキブリのフンの掃除の仕方
- フンがある個所にアルコール除菌スプレーを吹き付ける
(壁についている場合は壁用クリーナーを使用) - その後、丁寧にふきとる
この時に、使い捨てのゴム手袋やビニール手袋、使い捨ての雑巾などを使うこと。
掃除に使ったものはすべてビニール袋に密閉して捨てると、ゴキブリのニオイを残さず、他のゴキブリを誘引することがありません。
ゴキブリ対策
ゴキブリは暗くて狭いところが大好きです。
キッチンや水回り、リビング、ベランダ、玄関など、ゴキブリの好きそうなところに手っ取り早くゴキブリのクスリを巻いておいたり、設置しておくのも良いですね。
そしてマメに掃除をしながらゴキブリの好む環境を作らないことが大切です。
油汚れの場合
油汚れがこびりついたという場合には、まずは中性洗剤で汚れを落としてみましょう。
中性洗剤はワックスを落とすこともないので、フローリングの床の掃除に適しています。
水に洗剤を入れて、それを雑巾に含ませて水拭きします。
汚れが落ちにくければ、雑巾でこすってみたり、定規のようなものでそぎ落としてみましょう。
水拭きや中性洗剤でも落ちなければ、マジックリンなどの住居用洗剤や、重曹を水に混ぜて使っても良いですよ。
ただし、こうした場合には、フローリングのワックスがはがれるので、後でワックスを塗りなおす必要があります。
中性洗剤を使ったり、またそれがダメで重曹や住居用洗剤を使ったりする掃除方法は、油汚れだけではなく、足裏の皮脂による汚れで床が黒ずんだり、またスリッパの裏が汚れていて床も黒ずんだりしたときにも有効な掃除方法です。
覚えておくといざというときに役立ちますよ。
カビの場合
黒い点がカビだと思ったら、次のように掃除してみましょう。
- まずは水拭き
注意点は、 黒カビは特に胞子をばらまいて他の場所にも広がる恐れがあるので、静かに水拭きし使った布や雑巾は捨てましょう。 - アルコール除菌スプレーで拭き取る
静かに水拭きした後はアルコール除菌スプレーを吹き付けて、乾いた布で拭き取ります。アルコールがカビを死滅させてくれますよ。 - フローリングの隙間に入り込んだカビは
爪楊枝や歯ブラシでかき出す
細かい部分までカビが入っていたらかき出しましょう。 - 最後にから拭きして仕上げ
黒いカビが残っていなかったらこれでOKです。
もし汚れが落ちていなければ、もう一度アルコール除菌スプレーを吹き付けてみましょう。
それでも落ちなければ、フローリングのワックスの下までカビが生えている可能性があります。
その場合は、ワックスを剥がしてから、アルコール除菌スプレーを使って、ふき取りましょう。
それでも取れなければ……
最後の手段は業者に頼むのが良いですよ。床をこれ以上傷つけないためにもプロの力を借りましょう。
カビ取り剤は使える?
フローリングの床にカビ取り剤を使いたいという場合には、そのカビ取り剤に注意が必要です。
例えばこちら、
これは「木材」も使用可となっているので、フローリングの床にも使えるものです。
黒カビがなかなか落ちない場合は、こうした専用のカビ取り剤を使うのも一つの方法です。
ところが、「カビキラー」などといった「塩素系漂白剤」はフローリングの床には不向きです。
色素を分解する作用があるので、フローリングの色を落としてしまいます。
浴室用のカビ取り剤でも使えるかな?と思ったら、今一度、塩素系なのか、それとも木材でも使用可なのかを確認してから使いましょう。
まとめ
フローリングの床についた黒い点の正体はいくつか考えられます。
その中のどれかは状況によって違ってきますが、見つけたら早めに対処しておいた方が良いというのはどの場合も同じです。
わが家の場合はどうやら油汚れだったようです。
ただの汚れだったからよかったものの、クモのフンやゴキブリのフンかも?と考えるとゾゾっとしてしまいます。
普段からマメに掃除するのも大切ですが、床だけではなく、掃除機やスリッパなども綺麗にしておく必要がありますね。
普段の掃除が行き届いていれば、ゴキブリやクモの発生という心配もなくなってきますし、またカビによる黒い汚れもなくなってくるはずです。
そのマメな掃除が面倒なんだよなあ~~と思ってしまいますが、気が付いたときにちょこちょこと一部分だけでもきれいにしておく習慣をつけると良さそうですね。
今回はここまで!
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