冠婚葬祭ではフォーマルな礼服を着ますが、その際に女性たちのアクセサリーと言えば、「真珠」というのが定番ですね。
これ、疑問に思ったことないですか?
そういうものなんだと思って暮らしてきたので特に疑問に思わなかった人も多いことでしょう。
私もその一人です。
でも冠婚葬祭に真珠を選ぶには理由があったんです。
そして真珠のネックレスにもルールがあるのかも調べてみました。
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冠婚葬祭のアクセサリーはなぜ真珠?
冠婚葬祭ですから、
- 結婚式
- 入学式
- 卒業式
などのお祝いの場や、
- お葬式
- 法事
などお悔みの場。
全く性格の違う行事なのですが、服装は礼服。
フォーマルなものを着て、アクセサリーは決まって「真珠」をつけますね。
そして、お祝いの場でもお悔みの場でもその真珠がマッチしているところがまた不思議でもありますね。
どうして真珠が選ばれるようになったのでしょうか?
真珠を見た時の印象はどうでしょうか?その場の雰囲気にもよりますが、清楚で派手でないけれども華やかさがあり、高級感もありますね。
そういった点ではお祝いの席にフォーマルウエアと共につける真珠は一役買っています。
しかし、お葬式などの悲しい場ではどうでしょうか?
弔事の時にもアクセサリーを付けるのはタブーじゃないの?
という疑問もでてきそうですが、真珠には「悲しみ」という意味が込められており、また「涙」を象徴しているので、こうした悲しみの場にもつけても良いというふうになったと言います。
確かにお葬式などの弔事に、ブラックフォーマルに真珠のネックレスなどを
つけていても違和感がありませんし、華々しさが感じられません。
清楚でその悲しみにそっと寄り添っているような、存在感を醸し出しているのが真珠です。
見た目にもフォーマルウエアはブラックが多いですが、黒の服に白の真珠ということで、スッキリして良いですよね。
冠婚葬祭。
どんな場にもつけられる真珠は、一点は準備しておきたいものですね。
真珠のアクセサリーにもルールがある
真珠のネックレスを例にあげてみましょう。
- 短めのもの
- 長いもの
- 2重3重になるもの
いろいろありますよね。
どんな時にも、どれをつけてもいいというわけではありません。
一番無難なのは、首回りサイズとでもいいましょうか、つけてみたときに鎖骨のラインにかかるもの。
長さで言えば40センチほどのものです。
これは結婚式、入学式、はたまた弔事にもつけて行くことができるので、一点購入するならこのサイズのものがおススメです。
少し長くなると胸の上までくるサイズのものがあります。
長さで言えば50センチから60センチのものですね。
胸元、上半身を華やかにしてくれるものなので、お祝いの場、パーティなどにおススメです。
さらに長い75センチ~80センチほどの長さになると、2重にかけることができます。
この長いネックレスは夜の華やかなパーティにつけていきましょう。
逆に言えば、50センチ以上の長いものは、弔事には向いていないということですね。
くれぐれもパーティ用のものをお葬式につけていかないよう注意してくださいね。
失敗するかも……
心配だわ……
というときには、一番ノーマルな40センチほどの長さのものを準備しておくのが
良いですね。
冠婚葬祭のアクセサリーは真珠の粒や色は関係ない?
ネックレスの長さだけを見て来たのですが、真珠の粒にも大きさの違いがあります。
粒の大きさの定番は7㎜~8㎜のものです。
この大きさのものであれば、どの季節にも、そしてどんな場面でも付けられるので、おススメです。
この大きさよりも小粒のものは、さらに清楚な感じがします。
逆にこれよりも大きく、9㎜を超えるような粒だと「豪華」という感じがしますね。
その場に合わせて、また好みに合わせて選んでみると良いでしょう。
ただし、こうした大きいものを弔事につけていくのもどうかと思います。
真珠の粒の中には変形したものもあります。
パーティーなどではこうした変形したものもおしゃれで、ワンポイントになってよいかもしれませんね。
また色についてですが。
真珠といえば「白」が定番です。
でも、ピンクの真珠もありますし、最近ではブラックパールというのもでてきました。
この色はどうやって選んだら良いのでしょう?
一番無難なのは白ですが、薄くピンクがかったものでもどんな場面でも使えるといいます。
ブラックパールはその名のとおり、黒い真珠なのですが、このブラックパールに関しては少し意見が分かれるようです。
どちらかといえば、弔事の際につけるのがおススメです。
お祝いの席につけていくのも、問題がないという人もいるのですが、年配の方はやはり黒という色にこだわってしまうのでしょうか?
ブラックパールはお祝いの席にはいただけないという人もいるのです。
なので無難に済ませたいのであれば、ブラックパールはお祝いの席では避けたほうがよいでしょう。
お葬式の場で特に気を付けること
今まで見てきたように、お悔みの場では真珠も白やブラックが良いということでしたね。
粒の大きさも7~8㎜の定番のものが良いのですが、ネックレスを付ける際に長さのほうでも触れましたが、40センチほどの定番の長さが無難です。
特に2重にしないよう気を付けましょう。
不幸の繰り返しを表してしまう重ねづけはタブーとされていますよ。
そして、ネックレスでも真珠の粒が1粒ついたネックレスはどうか?
という質問も多いのですが、これもタブーとされています。
真珠はよくてもチェーンとして使われているシルバー、ゴールドがNGなのです。
お葬式などでイヤリングも控えたほうがよいと言われています。
華やかに着かざる必要がないのですが、どうしてもという場合には、一粒のものを選びましょう。
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まとめ
真珠はどんな場面でも活用できるアクセサリーなので、ひとつは持っていたいものですね。
「気を付けることがたくさんありすぎてどうしよう~」
と悩んだら……
一番オーソドックスな定番の真珠のネックレスを一つ持っておきましょう!
そのほかにも欲しくなったら、1点ずつ増やしていくと良いと思います。
また、購入の際にもお店の人に相談すれば、専門家ですから助言してくれるはずです。
フォーマルな場が多いだけに、失敗のない真珠選びをしてくださいね。
今回はここまで!
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