飛行機内の過ごし方…
みんなどうしてるんだろう?
どうやって寝てるんだろ…
とか気になること…
私はあります。
海外への移動の場合、2~3時間で到着するところから、10時間以上飛行機の中で過ごさないといけないという場合もよくありますね。
また、旅行先によっては時差もあるので、
飛行機の中ではしっかりと寝て休みたい!
と思ってる人も多いでしょう。
ということで、今回は、
といったことについて調べてみました。
目次
飛行機、エコノミークラスでも快適に寝る方法とは?
飛行機の中でも快適に過ごしたい!
と言ってファーストクラスやビジネスクラスのような席をとるのも負担だという人は多いと思います。
エコノミークラスが一般的なのですが、このエコノミーの席でも快適に過ごし、快適に寝る方法ってあるのでしょうか?
「あります」
くわしく見ていきましょう。
エコノミーの席で快適に寝るための事前準備
快適な空の旅にするために事前準備が必要です。
えええ?
なんの準備?
と思った人もいると思いますが、
準備、大事です。
事前準備①
前日の睡眠は少なめに
前日にいつも通りにぐっすり寝ておくと、飛行機の中ではなかなか眠れないかもしれません。
前の日にはあまり寝ないで、機内でしっかり寝ようと計画を立てるのもよいでしょう。
また、人は目が覚めてから約15時間後くらいに眠くなるというメカニズムをもっているので、機内で眠りにつきたい時間を考えて、その時間から15時間前に起きるようにするなどというふうに、逆算して前日の睡眠をとるのもよいでしょう。
事前準備②
ストレッチ
飛行機に乗る前には軽いストレッチをしておくと、血流がよくなり、眠気もやってきます。
体がほぐれてリラックス状態になるので、眠りやすいというのもありますね。
また、エコノミークラス症候群という言葉をよく耳にしたことがあると思いますが、このエコノミークラス症候群予防にもストレッチは効果がありそうです。
事前準備③
カフェインは控える
カフェインには利尿作用と覚醒効果があるのはご存知の通りです。
コーヒーをがぶがぶ飲んで、トイレに頻繁に行きたくなるかもしれません。
それだと熟睡どころじゃないですよね。
また覚醒効果もあるので、眠れないということにもつながるので、飛行機に乗る前、また乗っているときにもカフェインは控えたほうが良いですよ。
どうしての飲みたいというのであれば、控えめに飲むとよいですね。
事前準備④
服装
飛行機の中では楽な服装が一番です。
着心地の良い服は心地よい睡眠を誘ってくれます。
家で寝るときにも着心地の良いパジャマを着て寝ると、睡眠の質があがるのを経験したことがあるでしょう。
それと同じことです。
空港までラフな服装はちょっと…
という場合には、搭乗前に着替えるとよいですね。
長旅は疲れるので、きっちりしたスーツよりは、ゆったりとしたスウェットスーツなどが楽です。
もちろん個人差もあるので、自分が楽に過ごせる服を選んでみるとよいでしょう。
また、機内は冷えることもあるので、上に羽織ったり脱いだりしながら、調節できるものがあれば便利です。
機内でぐっすり眠るための
【寒さ対策】【乾燥対策】
さて、機内でぐっすり眠るためには寒さと乾燥対策も必要です。
機内はエアコンがきいていることもありますし、飛行機は高度が高くなるので、機内は冷えていることが多いのです。
なので、長時間のフライトの場合、寒さ対策はしておいたほうが無難です。
さらに、ぐっすり眠りたいと思っていたら、寒さ対策は必須ですね。
なぜなら、寒くて眠れないからです。
寒さ対策
具体的には、
- 羽織る服を用意する
- ブランケットを持っていく
というように、着るものやブランケットで調節することができます。
また空調の吹き出し口で風向きを変えるだけでも寒さを減らすことができるので、調整してみましょう。
ブランケットには機内にも常備されていて、必要であれば借りることができます。
しかし、ブランケットも肌触りがよくなかったり、足りない場合もあるので、自分のものを一枚準備しておくと安心ですよ。
乾燥対策
機内はまた乾燥していますね。
寝ている間に、のどが痛くなって目が覚めるということがないように、乾燥対策もしたいものです。
そうかといって、普段使っている加湿器などを使うわけにもいきませんよね。
簡単にできる乾燥対策は、
- こまめな水分補給
- マスクをする
- 空調の吹き出し口を調節する
- 飴やガムを食べる
といったことです。
また、お肌の乾燥を防ぐためには、保湿クリームやリップクリーム、ハンドクリームなどを使って保湿することもできますが、睡眠のための乾燥対策なら、やはりマスクが一番ではないかと思います。
エコノミーでぐっすり寝るための座席の選び方
エコノミーでぐっすり眠るためにはできれば座席もよく考えて選ぶことをお勧めします。
乗る飛行機がLCC(ローコストキャリア)でない場合には、非常口座席の窓側が良いといいます。
格安航空会社(かくやすこうくうがいしゃ)とは、
効率化によって低い運航費用を実現し、低価格かつサービスが簡素化された航空輸送サービスを提供する航空会社である。ローコストキャリア (Low-cost carrier, LCC) とも言われる。これに対して日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)のような従来型の航空会社は「フルサービスキャリア」「レガシーキャリア」とも呼ばれる。
客室乗務員ジャンプシートの正面席で座席前のスペースが広くなっていて、人気の席でもあります。
またキッチン近くの非常口座席は機内サービスがスタートする最前列なので、機内サービスも早めに受けることができ、すぐに食事を受け取り、食べて休むこともできるので便利ですね。
ただ、LCCの場合は、非常口座席はリクライニングが利用できないのでご注意ください。
この場合、その後ろの席なら、前のシートが倒れてこないので、スペースが確保できて便利かもしれません。
もし、後方に空いている座席があれば、そこに席を変えてもらうということもありかもしれません。
後方の座席は空いていることが多く、だれもいなければ、少し広々と使えますよね。
後ろの座席に人がいなければ、リクライニングも使って、くつろぐこともできます。
満席なら仕方がありませんが、後方に空いた席があるかどうか、チェックしてみるのもよいですよ。
エコノミーで寝る方法、楽な姿勢って?
飛行機に乗ったことのある人なら、エコノミーの席がどんな感じかよくわかると思います。
正直言って、「狭い」ですよね。
実際に、前の席の背もたれから自分の席の背もたれの長さをシートピッチといいますが、エコノミーの場合、このシートピッチは約80~90センチなのです。
1メートルもないんですね。
この長さはシートの部分も含んでいるので、実際に、足元のスペースは30センチほどしかありません。
新幹線のシートピッチと比べてみると、新幹線の場合は約104センチ。
確かに飛行機よりは少し余裕がありますよね。
とにかく、エコノミーの座席は狭いですし、後ろに人がいると思うと、背もたれを思いっきり倒すわけにもいきません。
こんな席でいったい、どうやったらよく眠れるのか?ということで調べてみました。
窓側の座席
窓側の座席は通路側に比べると、少し寒くなります。
が、ぐっすり眠りたいという人には、窓側の座席がおすすめなのです。
通路側だと、トイレなど行ったり来たりする人もいますし、窓側の座席の人がトイレに立つときにも気を使います。
なので、窓側ならだれにも邪魔されず眠れるというわけです。
寒さが気になれば、ブランケットなどでカバーするとよいですよね。
さて、窓側の席に座ったら、ブランケットを1枚余分にもらい、枕の大きさに畳みます。
それを頭にあてて、窓側の壁によりかかって頭をあずけると首が楽になります。
このままぐっすり眠れるといいですね。
もしくは、ネックピローを持参するというのもよいでしょう。
便利グッズについては後ほど詳しく紹介しますね。
通路側・中央シート
窓側の席がとれなかった場合には、次の方法を試してみましょう。
自分の座席で、背もたれから10~20センチほど間をあけて、座席の少し前に座るようにします。
そうすることで、頭からつま先までがまっすぐになるように体を伸ばすことができ、心地よい姿勢がとれます。
足が疲れてきたらふっとレストを利用して足の位置を変えるというのもおすすめです。
もしくは、テーブルを出してその上にブランケットを枕代わりにおいて、頭をのせて寝るという方法もあります。
どんな姿勢がいいかは個人差があるので、どんな風にしたら楽な姿勢がとれるか、いろいろ試してみるとよいでしょう。
機内での睡眠に役立つ便利グッズ!
それでは、空の旅を快適にしてくれる便利グッズたちを紹介してみましょう。
こんなグッズたちがあります。
- ネックピロー
- アイマスク
- フットレスト
- イヤープラグ
(耳栓) - 防寒アイテム
- スリッパ
- ノイズキャンセリング
(イヤホン・ヘッドホン)
一つずつくわしく見ていきましょう。
ネックピロー
車や新幹線などの列車の中でも、寝ていると首ががくっとしたり、頭の重さで首が痛くなったりしますよね。
飛行機でも同じように首が安定しないと眠りの妨げになります。
そんな時に活躍してくれるのがネックピローです。
こちらはポンプ式のネックピロー。
本体にポンプが内蔵されていて、押していくと空気が注入されます。
必要な時に空気を入れてピローとして使い、必要ない時には、コンパクトに収納できるので旅行時には便利なアイテムです。
旅行の際には荷物も多くなるので、こうしてコンパクトに持ち歩けるものなのか、また、首につけているものですから、肌触りはどうなのかという点もチェックして購入するとよいでしょう。
また、ネックピローは旅先のいろんな場所でも活躍してくれます。
例えば、ホテルの枕が合わないというときにも、代用できますし、飛行機の中でも長時間座っていて、腰が痛ければ背中にあてたり、お尻の下に敷くこともできます。
気に入ったネックピロー、一つは準備しておきたいものですね。
アイマスク
長時間の飛行となると、機内も暗くなる時間がありますが、照明を落とすタイミングは自分では選ぶことができません。
明るいと眠りにくいものですよね。
そこで、アイマスクがあると自分の好きなタイミングで眠りの世界へと入っていけるので便利ですよ。
肌触りよし、圧迫感なしというアイマスク。
眠るときにつけているものなら、肌触りの良いものがいいですよね。
また圧迫感があると、逆に快眠の妨げになりかねません。
頭の大きさに応じて自由に調節でき、収納はコンパクトにできるので、持ち運びにも便利ですね。
フットレスト
フットレストというのは、いわゆる「足置き」です。
ずっと椅子などに座っていると足がむくんでくる人も多いでしょう。
機内でもそうですね。
そこでこのフットレストに足を乗せると、足の疲労やむくみを軽減することができます。
前の座席にひっかけるだけで使えるので便利です。
またコンパクトに収納できるので、持ち運びに便利なのは言うまでもありません。
旅行の際には荷物をコンパクトにまとめたいものですから、こうしたものが便利ですよね。
足の高さなども調節しながら快適に過ごせるようにいろいろ試してみるとよいですよ。
スリッパ
飛行機に乗るときには靴や運動靴などをはいているのが普通ですよね。
しかし機内で長時間過ごすときはスリッパが便利です。
もちろん睡眠の際にも。
足を締め付けから解放してあげるとよく眠れますし、足の蒸れを防ぐこともできます。
なんでもない普通のスリッパですが、コンパクトに畳んで収納でき、持ち運びに便利です。
肌触りが良いもの、丸洗いできるものを選んでみましょう。
またスリッパは旅行先でのホテルなどでも活躍しますので、もっていて損はないでしょう。
耳栓
飛行機の機内では、エンジンの音がしたり、人の声もしますし、何かしら音が聞こえます。
そんな音が耳障りで眠れないということもありますので、耳栓があると便利です。
調べてみてわかったのは、「飛行機専用の耳栓」というのがあるんです。
普通の耳栓と違うのは、飛行機専用耳栓は気圧のコントロールまでしてくれるんですって。
気圧の差で耳がキーンと痛くなること、ありますよね。
それも予防してくれるので、それだけのためにでも欲しいくらいですね。
気圧の変動を調節してくれ、もちろん雑音遮断もしてくれます。
耳にフィットするように5段階のフランジ構造になっています。
また水洗いできるので衛生面でも安心ですね。
耳栓は紛失しやすいものですが、便利なコード付きで紛失防止にもなる商品です。
ノイズキャンセリング
(イヤホン・ヘッドホン)
耳栓もいいのですが、ノイズキャンセリングが使用できるイヤホンやヘッドホンでも機内の雑音を遮断できるので便利です。
耳栓がなくても、こうしたイヤホンやヘッドホンがあれば音楽も聴くこともできますし、スマホで動画を見たりするときにも使えます。
心地よい音楽を聴きながらぐっすり睡眠をとるということもできますね。
ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンです。
しかし、こうしたタイプが苦手という人もいますね。
耳によくフィットしないので落ちてしまうという人もいるかもしれません。
そういう人たちには、こちら。
ヘッドホンなら耳から落ちて無くすということもありません。
日ごろからこうしたヘッドホンを使っていれば、旅行の際にも持参するとよいでしょう。
ただ少しかさばるので、
持ち運びが不便だと思ったらイヤホンにするか…
耳栓にするか…
という選択もありますので、便利さと快適さを考えて選んでみましょう。
以上おすすめのグッズを選んでみましたが、下にリンクを貼っておきますのでそれ以外のグッズも検索してみてください。
長時間のフライトではエコノミー症候群に注意!
エコノミー症候群という言葉はよく耳にしていると思います。
これは静脈血栓塞栓症というもので、血液が滞ることで静脈に血栓が生じ、血管がつまったり、炎症が起こったりするという疾患です。
エコノミークラスの座席で長時間同じ姿勢でじっとしているとこうしたことを引き起こしやすくなるので、注意が必要です。
狭い場所で同じ姿勢でじっとしていると体も大変ですよね。
適度に機内を歩いたり、飛行機が安定しているときには立って軽いストレッチなどをするというのも予防に役立つので、寝ていない間は積極的に体を動かすようにするのもよいでしょう。
また、予防のためには、血流をよくするために、水分をこまめにとることも大切ですよ。
まとめ
エコノミーでよく眠る方法、姿勢、便利グッズを見てきました。
エコノミーの席で快適に寝るための事前準備としては、
- 前日の睡眠は少なめにとる
- ストレッチをする
- カフェインは控える
- 楽な服装に着替える
といったものがあり、また、機内での寒さ対策、乾燥対策も併せてしたいものです。
エコノミーといえど、座席の選び方次第では快適に休むことができます。
その時の姿勢なども参考にしながら、自分にとって快適な姿勢を探せたらいいかなと思います。
機内での睡眠に役立つ便利グッズには、
- ネックピロー
- アイマスク
- フットレスト
- イヤープラグ
(耳栓) - 防寒アイテム
- スリッパ
- ノイズキャンセリング
(イヤホン・ヘッドホン)
といったものがあり、おすすめ商品も紹介してみましたので、参考にしてください。
お気に入りのグッズを持参しての旅行は安心かつ、楽しみでもあるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
今回はここまで!
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