岐阜といえば思い浮かぶものは何でしょう?
地元の方なら色々出てくるかもしれませんが私としては「えーっと、何があるのかな」って感じです。
ところがある知人から「今度、長良川の鵜飼いに行くんだけど、一緒に行かない?」と誘われて、長良川ってどこだっけ…て調べると、これが岐阜なんですよね。
ということで、せっかく岐阜市にいくならあらかじめ美味しいものや、他に観光できるところを調べておこうと思い調べてみました。
について。
目次
岐阜市の有名な食べ物
岐阜市で有名な食べ物ってなんでしょうか?
見ていきましょう。
鮎料理
冒頭に書いた、「鵜飼」にも関連してきますが、鵜飼は鵜を使って鮎を捕まえるもの。
長良川には鮎がたくさんいるんですね。
その鮎を使った料理が岐阜市では有名なのです。
鮎の田楽「魚でん」、酢の物、ノーマルに塩焼きにしたり、天ぷら、フライなどいろんな料理があります。
その中でも鮎鮨(あゆずし)は飯と塩で鮎を発酵させたものです。
古くから年末年始の贈答品としても作られているそうです。
また、鮎にちなんだお菓子もあります。
鮎菓子と呼ばれるそのお菓子は、ふっくらと焼き上げたカステラ記事に、餅粉や砂糖などを原料にしたもちもちの求肥(きゅうひ)を包んだものです。
長良川の鮎の形に見せた岐阜銘菓なのです。
【求肥(きゅうひ)】
和菓子の材料のひとつ。
白玉粉や餅粉に砂糖や水あめを加えて練り上げたもの。
薬膳
岐阜市周辺の山野には昔から薬草が豊富なところとして知られています。
長良川温泉ではこの薬草を使い、旬の素材を厳選した薬膳料理が食べられます。
岐阜市b級グルメ?!これは食べてみたい!
次に「岐阜市b級グルメランキング」というキーワードで調べてみました。
岐阜市ならではのおいしいものを紹介します。
ランキングはあくまでも個人的ですが参考にしてみてください。
【1位】冷やしたぬきそば
「冷やしたぬきそば」は岐阜市民のソウルフードとも言われています。
早くて美味しいのが特長。
甘辛い黒いつゆが特徴で、天かす、甘いお揚げ、わさび、ねぎがトッピングされます。
注文すると30秒以内で出てくるというのは、岐阜市京町にある「更科」
【2位】ベトコンラーメン
これも岐阜のソウルフードと言われています。
でも名前の由来ってなんでしょう?
実は、このラーメンを食べるとコンディションが良くなるというのです。
なのでこのラーメンを食べるとベストコンディションになるということで、その略で「ベトコン」というふうに名付けたんですね。
ベトコンラーメンには、ニンニクやニラ、鷹の爪、もやし、ひき肉がたっぷり入っています。
ピリ辛スープで、入っているものを見ただけでも「スタミナラーメン」ということがわかります。
コンディションがよくなるはずですね。
このラーメンが食べられるのが岐阜市川部の「香楽」
このお店は岐阜市出身の俳優、伊藤英明さんもお気に入りで、地元に帰って来ると必ず寄ってベトコンラーメンを食べるんだそうです。
【3位】天ぷら中華
こちらも岐阜市のソウルフードとよばれる天ぷら中華。
中華そばに天ぷらが乗ってるというただの天ぷら中華ではなく、うどん店の和風だしの中華そばにえび天が乗ったものなのです。
市内の食堂でも裏メニューとして販売しているところもあらうようですが、有名どころは岐阜市長良福光にある「志のだや」
【4位】スパイシー麺
スパイシーなラーメン、おいしそうですよね。
これまた岐阜市の知る人ぞ知るソウルフードだといいます。
「麺‘s」というラーメンローカルチェーン店。
本店は各務原市なのですが、岐阜市内にもあります。
このお店の1番人気が、ベーコンスパイシーといって、ベーコン、サニーレタス、ニンジンがはいっているラーメンです。
スープのベースは鶏ガラと豚骨からとった白湯だしに、豆板醤やコチュジャンなどの調味料が加わります。
なので、ちょっと辛めでスパイシーなスープなんですよね。
気になったお店は岐阜市清本町の「麺‘s岐阜清本店」
【5位】うまかチャーハン
岐阜市内で博多ラーメンを提供するお店で、元々サイドメニューとして提供していたチャーハンが人気を集めました。
「うまか」というお店が作るこの「うまかチャーハン」は言って見れば「スタミナニンニクチャーハン」。
ニンニクが大量に入ったチャーハンで、濃い味付けとニンニクのうまさが合わさって、食べたらとまらないという激うまチャーハンです。
ニンニクには少しピリ辛の味がついているので、食べると汗もにじんできます。
岐阜に行ったら一度は食べてみたいかもしれないチャーハンですね。
岐阜市芋島の「うまか」行ってみたいです。
【6位】岐阜タンメン
タンメンなんてどこでも食べられると思いがちですが、岐阜タンメンは一味違います。
もともとは愛知県にあるラーメン店だったのですが、岐阜市に出店したのがきっかけで、繁盛し、「岐阜の人に感謝タンメン」を略して「岐阜タンメン」という名前がつきました。
ということで、岐阜タンメンというのはお店の名前なのですが、ここのタンメンがおいしいという話ですよね。
スープと麺がほどよく調和されていて、トッピングも充実しています。
岐阜市であれば手力町にある「岐阜タンメン」に寄ってみたいです。
岐阜市のこれは食べてみたい!
デザート編
食事の後にはおいしいデザートも食べたいものですね。
こんなものがあります。
木の芽田楽
岐阜の郷土料理の一つである木の芽田楽。
味噌田楽に「木の芽」と呼ばれる山椒の葉が乗っているものですが、最近では山椒の粉をまぶしているそうです。
味噌の香ばしさと山椒が合って良い味を出しています。
木の芽田楽を食べたい時には、岐阜市の岐阜公園内にある老舗、「でんがく処 むらせ」を訪ねてみましょう。
栗粉餅
岐阜市の名物の一つでもある「栗粉餅」
お餅の外側は栗で包まれています。
岐阜市出身の伊藤英明さん、元乃木坂46の堀末央奈さんもテレビ番組で紹介していたというものです。
栗とお餅の相性もよさそうですね。
栗粉餅がおいしいお店は岐阜市神田町にある「ベンテンドー」
ツバメわらび
岐阜市の柳ケ瀬商店街の和菓子屋さんの名物。
このお店は、柳ケ瀬商店街の復興をかけて立ち上げ、ツバメわらびを作ったそうです。
わらび餅ですが、口の中でとけるようなふわふわとし、とろーりとした食感で人気を集めているのです。
お店の名前も「ツバメヤ」
岐阜市神田町です。
おだまき
おだまきも岐阜市のソウルフード!
おだまきって何?と言う人も多いでしょう。
小麦粉を薄く引いて焼いた皮で餡を巻いたものが「おだまき」です。
ノーマルなおだまきと、天ぷらおだまきというのもあります。
おだまきを食べたい時は岐阜市早田大通の「おだまき さかえや」へ。
起き上がり最中
だるまの形をしたもなかです。
このお菓子は岐阜の地名を名づけた織田信長公が、稲葉山城(現在の岐阜城)8度目の攻略の際、「我、正に起き上り最中也」と臣下と交わした名言より名付けられたとか…
(諸説あり)
中にはあんこがぎっしりつまっていて、手にとると、ずっしりとした重さも感じられます。
しかしながら、あっさりした甘さなので1個ペロッと食べられるようです。
縁起の良いだるまの形で、お土産にも良いですね。
これが買えるお店は岐阜市柳ケ瀬通「起き上がり本舗」…なのですが、
なんと2022年(令和4年)の2月に事業を停止し、起き上り最中が消えることに。
その後、復活を望む声が上がり、大垣市の「鈴木栄光堂」が商標を継承。
同年10月から復活販売が開始され、現在では駅のキヨスクやお土産屋さん、スパーなどで取り扱っているようです。
調べてみて「食べたい!」と思ったのですが残念です。
ふらっと入ったお土産屋さんにあるといいのですが…
ちなみに楽天でも購入できるようです。
岐阜市のこれは食べてみたい!
その他編
その他、岐阜市に行ったらこのお店に行って見たい!
というお店も調べてみました。
喜多川
岐阜市天神町にある「喜多川」ここの名物はうな丼。
開店と同時に満席になるほどの人気のお店です。
中でも特上うな丼は2段になっていて、中にもうなぎがたっぷりです。
丸デブ総本店
岐阜市日の出町にあるこのお店も、岐阜人のソウルフードと呼ばれるほどに、歴史のある老舗です。
中華そばとワンタンだけという限定メニューを提供してくれます。
何か特別な味というわけではないけれど、岐阜人たちがここに行くと懐かしい味を楽しむようです。
しかもワンコインで食べられるという魅力もあるんですよ。
飛騨牛一頭家 馬喰一代 岐阜神田
岐阜県といえば、飛騨の飛騨牛が有名でもあります。
その飛騨牛が食べられる岐阜市神田町のこのお店です。
お野菜もたっぷりでてきて、サラッといただけるという飛騨牛を楽しんでみるのも良いですね。
玉井屋本舗
先にも紹介した鮎菓子が食べられる岐阜市湊町にあるお店です。
特に鮎の下剋上の姿をイメージして作られた下剋上鮎というのは、鵜飼で鵜に飲み込まれてきた鮎が、逆に鵜を飲み込もうとしている姿を現しているのです。
話のネタに一つ食べてみたいお菓子です。
一方、ノーマルな鮎菓子「登り鮎」もあります。
鵜飼にちなんだ岐阜の銘菓としても親しまれているお菓子ですね。
お土産に買って帰るのも良いでしょう。
金華山展望レストラン
金華山ロープウェイの山頂駅を降りて、岐阜城に向かう途中にあるレストランです。
「ル・ポンドゥ・シェル」というそのレストランでは、窓際の席に座ると岐阜市街や長良川を見ながら食事ができます。
ご当地グルメがいただけるお店なので、岐阜城などを観光しながら寄ってみるのもよさそうです。
【岐阜市の観光名所】
寄ってみたい名所
岐阜市に行ったらおいしいものを食べる楽しみもさることながら、せっかく行ったなら名所にも寄ってくると良いですよね。
行って見たいところピックアップしてみました。
金華山、岐阜城
金華山の頂上に岐阜城があります。
登山コースのようにもなっていて、なだらかな初心者コース、上級者コースなどもあります。
ロープウェイもあるので、ロープウェイで頂上まで登るのも良いかもしれません。
頂上には展望台もあり、先ほど紹介したレストランもありますので、観光コースとしてはもってこいですね。
金華山には「リス村」もあり、間近にリスを見たりさわったりもできるので、動物が好きなお子さん連れだったら、ここには寄ってみたいものですね。
長良川うかいミュージアム
長良川の鵜飼に行くなら、このミュージアムにも行ってみると、岐阜市を代表する伝統文化である鵜飼についてわかりやすく紹介してくれるので、鵜飼を見に行く前に知っておくとより充実できると思います。
鵜飼のシーズンは5月から10月までと限られていますが、このうかいミュージアムは年中営業しているので、オフシーズンでも、鵜飼の魅力を見ることができ、スクリーンで鵜飼の様子を見たり、クイズ形式で楽しく学べてお子さんたちにも好評です。
長良川温泉
旅行で疲れた体を癒すのは温泉しかないでしょう。
長良川のほとりにある層業160余年の温泉旅館です。
温泉のお湯が良いのもさることながら、展望露天風呂で解放感を味わうこともできますし、食事も老舗旅館の板前さんがつくるおいしい料理が食べられるので、ここもまたグルメを楽しみたい人たちが訪れたい場所ですね。
岐阜公園
金華山のロープウェイに乗るにはここに駐車することも多いようです。
金華山や岐阜城観光とセットで寄りたい岐阜公園です。
散策するのも良いですし、歴史好きの方には、歴史博物館があったり、織田信長居館跡があったりと有意義な時間を過ごせそうですよ。
ロープウェイの待ち時間に散策するという人も多いようです。
まとめ
岐阜の長良川の鵜飼に行こうと誘われた時点で、「鵜飼ってどこで?」「岐阜って何があるの?」という疑問が頭の中をぐるぐるしていましたが、調べてみると、見どころもあり、おいしいものもたくさんあることが分かりました。
長良川の鵜飼自体が岐阜の伝統文化なので、それを見に行くだけでも貴重な体験になりますが、せっかく行くのであれば、あちこち観光もしたいですし、ご当地グルメも楽しみたいものです。
岐阜市でしか食べられないもの、岐阜市に行ったらこれだけは食べてみたいというものが見つかったでしょうか。
行って来てから、「ああ、あれを食べてくるんだった」という後悔がないように、前もって調べていきましょう。
お店の情報は簡単に紹介しましたが、お休みの日などもあらかじめ調べてから行くと安心ですね。
観光名所についても同様、もっと良いところもあるかもしれませんので、情報を参考にしながらさらに自分なりの行きたいスポットを探してみても良いでしょう。
今回はここまで!
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