美容院や家で白髪を染めた日、
「シャンプーしてもいいのかな?」
「いけないのかな?」
と迷うこと、ありませんか?
美容院で、「今日はシャンプーしないでくださいね」と言われたことや、「今日からシャンプーOKですよ~」と言われた経験もあるので、特に家で染めた場合、
いいんだっけ?ダメだったっけ?
って考えてしまいます^^;
というわけで、
について調べてみました。
ぜひ参考にしてください。
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目次
白髪染めの当日はシャンプーをしても良い?してはいけない?
白髪染めをした当日はシャンプーをしてはいけないのでしょうか?
この点を、某メーカーに電話で訪ねてみました。
すごく丁寧に対応していただき、わかりやすかったです。
(ありがとうございます!)
答えは、
「シャンプーをしても大丈夫です、問題ありません」
ということでした。
シャンプーしても良いのですが、シャンプーする時に知っておくべき点として、
染めたカラーがシャンプーの泡や流したお湯(水)に出てきます
しかも、2〜3日程度出ることもあります
「えー!じゃー、だめじゃん!」
と思いますよね^^
大丈夫です。
通常毛染めは、20〜30分程度で完了しているそうです。
自宅ならまだしも、美容院や床屋さんなら間違いなく染め上がっています。
なので、
その後に落ちるカラーは、「余分なカラー(落ちてもいいカラー)」と理解していいそうです。(ですが、このシャンプーで流れるカラーに対してのクレームも耐えないそうです)
「もちろん永久に染まっているわけはないので、毎日徐々に落ちてはいきますが、最初でカラーリングは完了しているので安心してください」
「落ちていく程度は、色の濃さや、髪質によって個人差はあります」
とのことです。
しかし、
髪を保護するためにも少し時間を置いてからシャンプーしたほうが好ましいし、カラーの定着時間は必要。
という「染めた当日のシャンプーNG」の意見もあります。
というわけで、
「髪の保護」という観点から、染めた後にシャンプーをしない方がいい理由を見ていきましょう。
白髪染めした後にシャンプーをしない方がいい理由
では、白髪染めの当日、シャンプーを避けたほうが良い理由とは何でしょうか?
染めたての時はキューティクルが開いている
美容師さんによって、「カラーが抜けやすいので1日程度シャンプーはしないでください」と言われる理由がこれです。
カラーリング剤で染めたての時は、髪を守るキューティクルが開いている状態です。
その状態とは?
カラーリング剤の多くはアルカリ性のものが使われています。
キューティクルはアルカリ性になると開くようになってるのです。
美容院で染めた後に、いったん洗ってトリートメントすることで、キューティクルは閉じられているのですが、髪に残ったアルカリ成分(カラーリングによる)でキューティクルが開きやすい状態なっています。
なので、
髪とカラーを保護するためには、キューティクルが開きやすい状態で髪を洗いすぎたり、そこに入っているカラーを抜けやすくのではなく、そのままの状態を1日程度保つことをおすすめしているのですね。
髪のことを第一に考えたことなんです。
髪が濡れるとキューティクルが開く
髪の毛に残ったアルカリ成分だけではなく、水に濡らすことでさらにキューティクルが開くようになります。
家に帰ってシャンプーをするときには、髪を濡らしますよね。
これによってキューティクルが開き、髪が傷む原因になります。
洗ってトリートメントしてキューティクルを閉じても、髪が半乾きで寝てしまうと、まだ濡れている状態なので、キューティクルが開きやすい状態にあります。
キューティクルえを閉じるには、「よく乾かす」ということも大切なポイントになります。
乾かさずキューティクルが開いた状態でブラッシングをしてしまうと…
髪が傷んでしまいます。
カラーリングの色を長持ちさせるためにも、髪を保護するためにも、当日のシャンプーをしないという選択肢は理解できますよね。
脱脂力の強いシャンプーを使うと色落ちしやすい
市販のシャンプーには脱脂力の強いシャンプーが多く販売されています。
美容院で使われているシャンプーは市販のものに比べると脱脂力が弱いものなのです。
シャンプーの洗浄成分をチェックしてみてください。
成分の中に、
- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸ナトリウム
- オレフィンスルホン酸Na
などといったものが配合されているものは洗浄成分が強いものです。
カラーリングの後は、こうした成分の入ったシャンプーをできるだけ避けたほうが良いということですね。
熱いお湯で色落ちがする
染めたての時に髪を熱いお湯で洗うと色が落ちやすくなるという事実があるのです。
これには私もドキッとしてしまいました。
けっこう熱めのお湯でシャンプーしてるので。
もともと髪を洗うときには、ぬるま湯くらいがちょうどいいという話は聞いていましたが、熱いお湯だとさっぱり落ちる気がするんですよね。
理想はやはり36~38度のお湯。
人の体温ほどの温度ですね。
この温度で洗う方が色が長持ちしやすいのですよ。
熱いお湯というのは40~42度くらいのお湯です。
このくらいの温度だとさっぱりした感じがしていいのですが、実は要注意だったということなのです。
普段から熱いお湯で洗髪すると、頭皮が乾燥しやすくなり、皮脂が増えたりするので、おススメではないのです。
ぬるま湯程度が良いのですね。
白髪染め後のシャンプー、注意点
ということで、白髪染め当日のシャンプーは避けたほうが良いものの、まったくしてはいけないというものではないのです。
ただ、シャンプーの際に注意しましょうということで、注意点を見てみましょう。
ヘアカラー用シャンプーを使う
洗浄力の強いシャンプーは脱脂力も強く、色落ちを早まらせてしまいます。
また髪自体にも刺激が強くあまりよくないですね。
ヘアカラー用のシャンプーは洗浄力も比較的弱く、髪の色落ちを防いでくれます。
どんなシャンプーが良いのか、詳しくは後ほどお伝えしますね。
シャンプーするときのお湯の温度に注意
熱いお湯では色が落ちやすくなります。
せっかく染めたのに早く落ちてしまってはもったいないですよね。
人肌程度の温度のお湯で洗うようにしましょう。
36~38度が目安です。
ゴシゴシこすらない
染めた後の髪は傷みやすくなっています。
髪を洗うときにゴシゴシと摩擦を多くしてしまうと、髪がさらに傷みやすくなるのですね。
そしてヘアカラーの色落ちにもつながっていきます。
またヘアスタイリング剤をつけすぎると、シャンプーするときにゴシゴシしてしまうことが多いので、染めた後は、できるだけスタイリング剤も避けたほうが良いかもしれません。
トリートメントしてよく乾かすこと
先述した通り、白髪染めした当日から2,3日ほどはキューティクルが開きやすい状態になっています。
シャンプーをする際に水に濡らすことでもキューティクルは開きます。
なので、その後のお手入れが肝心ということになるのですね。
トリートメントはしっかりしましょう。
そしてよく乾かすことが大切です。
寝る前にシャンプーして半乾きの状態で寝るというのはおススメできません。
ドライヤーでよく乾かしてから寝るようにしましょう。
洗髪後、自然乾燥するという人がいますが、そうすると濡れた髪に雑菌が繁殖してニオイの素になったりしますので注意してくださいね。
ドライヤーなどを使ってできるだけ早く乾かした方がいいんですよ。
そしてドライヤーの熱風が気になる人は、冷風で乾かすようにしましょう。
髪の傷みを抑えることができますよ。
白髪染め後のおすすめシャンプー
白髪染め後には洗浄力の強いシャンプーはNGだということなのですが、どんなシャンプーを使ったらよいのでしょう?
おすすめシャンプーの後、選び方〜成分などを紹介していきましょう^^
白髪染め後におすすめのシャンプー!
早速、見ていきましょう。
アマトラ
クゥオ ヘアバス
リンゴアミノ酸洗浄成分がベースになっており、保湿効果があります。
ヘマチン・メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどの保湿成分も白髪染め後の髪をいたわってくれる成分ですね。
染めた後のカラーキープ力も優れているという点でも、白髪染め後におススメなシャンプーです。
ナンバースリー
フォーシー
アミノ酸系シャンプーであり、洗浄力はマイルド。
残留アルカリを除去してくれますし、クレアチンという成分が配合されていて、髪のダメージ部分に入り込み、ヘアカラーの定着を促進してくれます。
シュワルツコフ
BCクア カラーセーブシャンプー
こちらもヘアカラー用シャンプーとしては人気の商品です。
マイルドで濃密な泡が地肌と髪を優しく洗ってくれます。
毛先までうるおいつつ、さらっとした仕上がりはもちろん、カラー染料の流失を抑えてもくれるのです。
髪の内側から補修し、表面はコーティングしながら、カラーの褐色を防いでもくれます。
グローリンワンクロス
こちらは、たった1回のシャンプーでしっかり染まる!「グローリン・ワンクロス」です。
「え、染めた後に使うシャンプーでは?」
ですよね^^;
でもです。
白髪は染めた後もずっと生えてきます。
ということで、
染めた後からでも白髪染めシャンプーを使い始めれば、その後染め続ける心配をしなくてもいい
というわけです。
もちろん、染める前から使ってもOKです。
ちなみにこちらのグローリン・ワンクロスは、
「週1回たった1分」で、しっかり色づく染毛力と色落ちしない持続力が特徴のシャンプーなので、
この白髪染めシャンプーを使うメリットは、
- よく染まるから、
「複数回の白髪染めによるダメージをシャットダウン!」 - 白髪染めをしない期間が長くなることで、
「髪の自然治癒力が大幅にアップ!」 - 結果、傷んでいないキレイな髪のになるので、
面倒なケアを最小限で持続的にキープ!
という点があげられ、
「白髪染め」習慣から、この1〜3の習慣に変わる
ということです。
白髪が気になり出した初期などは、
どうしても頭皮や髪の毛を傷めてしまう方法(毛抜きや毛染め)で、見た目をカバーしてしまいがちです
大抵の人が経験することではないでしょうか?
もちろん例外なく、私もそうでした^^;
でも、やはり、
「抜く」「毛染め」という手段は、ダメージのことを考えるとよくありません。
さらに、
私のまわりでも、ずっとこの方法(毛抜きや毛染め)を続けられてる人はほとんどいません。
ということは、
日々のシャンプーでこの問題を解決できれば髪にやさしいし続けることも簡単。ということなんです。
以上の理由から、
「白髪染めをシャンプーに変える」という方法もぜひチェックしてみてください^^
↓
シャンプーやトリートメントなどは自分の髪質に合っているかどうかも選ぶ際のポイントになりますね。
試してみて合わないなと思ったら、いくら良い成分が入っているといっても他のシャンプーを探してみるほうが良いでしょう。
気になったものから試してみましょう。
染めた後のシャンプーの選び方
白髪染めの後のシャンプーの選び方のポイントをお伝えしていきましょう。
アミノ酸系シャンプーを選ぶ
白髪染めの後は洗浄力が弱い成分のシャンプーを選ぶようにしたいものです。
こうした点から見ると、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
アミノ酸は髪を構成するたんぱく質の一つであり、お肌のうるおいを保つ成分でもあります。
白髪染めで失ったたんぱく質を補いながら、ダメージを受けた髪にハリやコシを与え、潤いも与えてなめらかな髪へとサポートしてくれますよ。
アミノ酸系シャンプーは、「アミノ酸」と表示しているものもあれば、ないものもあります。
成分を見た時に成分の頭に「ココイル~」「ラウロイル~」と表示されているものはアミノ酸系のものなので、一度チェックしてみてくださいね。
プラスαの成分が入っているものを選ぶ
アミノ酸系のシャンプーがおススメですが、さらに、プラスαの効果が期待できる成分が入っていると健康な髪に保つのに役立ちます。
同時に色落ちも防ぐことができますよ。
髪に残った薬剤を除去してくれる成分
ヘマチンという成分は髪を染めた後に髪に残った薬剤を除去してくれる働きがあり、さらに髪を健やかに保ってくれる働きもしてくれます。
ヘマチンの他には、クエン酸、リンゴ酸、モモ葉エキスなどもそうした働きがありますよ。
髪に潤いを与えてくれ、なめらかな指通りの髪に仕上げることができます。
キューティクルを保護してくれる成分
髪が傷つくのはキューティクルが開いているから。
また色が落ちやすいのもキューティクルが開くからなんですね。
なので、キューティクルを保護してくれる成分が配合されているかどうかも、シャンプーやコンディショナーを選ぶ際のポイントになります。
多く知られているのはシリコンですね。
髪をコーティングしてくれ、つるんとした髪に仕上げてくれます。
シリコン系の成分では、
- シクロペンタンロキサン
- ジメチコン
- アクリレーツコポリマー
などがあげられます。
その他にはカオチン性ポリマー系や油剤系の成分があります。
シリコンほどではありませんが、それでも保湿作用やコーティング作用が期待できる成分たちです。
カオチン性ポリマー系では、
- ポリクオタニウム-10
- ポリクオタニウム-47
などがあげられます。
油剤系では、
- ハチミツ
- シア脂
- アルガンオイル
- ホホバオイル
などがあります。
こうした成分が入っているシャンプーやコンディショナーなどを選ぶと髪を保護してくれ、色落ちも防ぐことができます。
着色料や香料にも注意
シャンプーには着色料や香料なども配合されているものがありますね。
白髪染めの後の髪は、薬剤を使っているので、傷みやすくなっています。
なので、できるだけ刺激を与えないのが一番です。
やさしい成分、シンプルな成分の入ったシャンプーを選んでみましょう。
白髪染めを長持ちさせる方法とは?
せっかくお気に入りの色で染めた髪も日が経つにつれて色あせていきますよね。
褐色してしまうのを少しでも止めることができれば、お気に入りの色を長く保つことができます。
褐色の原因には、3つあります。
- シャンプー
- ドライヤーやコテなどの熱
- 紫外線
どれも日常生活に密着しているものですね。
こうした行動は避けられないけれども、少しでも白髪染めを長く保つ方法を見ていきましょう。
カラー専用シャンプーを選ぶ
白髪染め後のシャンプーは先にも紹介してきましたが、そうしたシャンプーを使うことで、褐色も防ぐことができます。
髪に優しく、さらにカラーキープをよくするためにも、髪に優しいカラー専用のシャンプーを選んでみましょう。
髪はすぐに乾かす
濡れた髪はキューティクルが開いていますから、そこから色が落ちやすくなります。
洗ったらすぐにドライヤーで乾かしましょう。
ドライヤー、コテなどを使うときに熱に注意
どうしてもドライヤーやコテ、さらにはストレートアイロンなどを家で使うことになるのですが、その時に熱によって髪が傷んだり、色が褪せたりしないように、温度に注意しましょう。
ドライヤーを使うときには、一か所にずっとあてずに、髪から離し、ドライヤーを振りながら乾かすようにしましょう。
また、コテやストレートアイロンを使うときには、150度前後の温度で使うようにしましょう。
その際に、髪を保護するオイルやエッセンスなどを一緒に使うのも良いですね。
紫外線に注意
紫外線は髪のメラニン色素を破壊します。
それだけではなく、髪や頭皮にも刺激を与えダメージを与えるものです。
髪や頭皮を紫外線から守ってくれる紫外線防止のスプレーなどを外出時に使うようにしてみましょう。
紫外線は夏にだけあるわけではありません。
夏には熱い日差しが照って紫外線が気になるのですが、春にも秋にも冬にも紫外線は私たちの頭皮や髪に刺激を与えています。気を付けましょう。
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まとめ
白髪染め当日のシャンプーは可か不可か?
当日のシャンプーはできます。
ただ、色を長持ちさせたい、デリケートな髪を保護したいというのであれば、当日は避けて翌日の朝にでもシャンプーしたほうが良いでしょう。
当日シャンプーしたい時には、カラー専用のシャンプーやアミノ酸系の髪に優しいシャンプーを選ぶようにしましょう。
そして染めた色を長持ちさせるには、日ごろのケアが大切になってきますね。
洗髪、乾かすとき、紫外線などなど、日常生活でできることは積極的にしていきましょう。
今回はここまで!
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