ポータブル電源はキャンプや釣りなどのアウトドアにも活躍しますし、突然の災害時にもライフラインが止まったときに電気を供給してくれるので防災用にも1台準備しておきたいアイテムになってきています。
せっかく購入するなら、
大容量を!
と考えてる人もいるでしょう。
また、
1台持ってるけど容量が少ないからもう1台購入しようか?
と考えている人もいるかもしれません。
スマホから家電までいろいろ使おうと思ったら、
容量の小さいものだと不安…
と考えますよね。
ということで、今回は、
といった内容について調べてみましたので、一緒に見ていきましょう。
目次
ポータブル電源、日本製で大容量のおススメはコレ
ではさっそく、日本製のポータブル電源、大容量のもののおススメを紹介していきましょう。
Jackery
2000Pro
まずは大手メーカーのJackery(ジャクリ)の製品です。
ポータブル電源について詳しい人ならすでにご存じのメーカーかと思います。
Jackeryは日本でも最大級のポータブル電源のブランドです。
このJackeryの中でも高機能をもつのがこの2000Pro
2200wという高出力と言えばどのくらいかピンとこない人も、
ドライヤー2台同時に動かせる
と言えばその力強さを感じるのではないでしょうか。
また、コンパクトで軽いというのもおススメポイントの一つです。
アウトドアには持ち運びが便利なものが良いですよね。
そしてケーブルでの充電方式によって、最速2時間でフル充電することができるというのもうれしいポイントになります。
ただ残念なところは、
Jackery2000は寿命が長いとされている「リン酸鉄リチウム」を使用していません。
なので寿命が短いので、
ソーラーパネルで24時間1年中通して使用したいと思っている方にはおススメできません
しかし、アウトドア用として使うなら1台で数日まかなえるほどのパワーをもっています。
が、節電用としては電池の寿命が短いことから不向き…といったところです。
EcoFlow
DELTA Pro
こちらも大手メーカーEcoFlow(エコ フロー)の製品です。
大手だからこその安心さ安全さがあり、最長5年の保証がついています。
性能に関しても業界最高と言われる性能を兼ね備えていますし、手持ちのスマホを使って遠隔操作もできます。
ソーラーパネルとのセットで使うとさらに使う幅が広がりますよ。
電池は3600Whと大容量、最大出力は3750wなので家電などもあれこれ同時に使えたりして便利というのがメリットですね。なんと15台のデバイスを同時に充電することもできるという力持ちです。
充電方法には、
- AC充電
- スマート発電機
緊急時にEcoFlowスマート発電機で事前に設定したレベルまで自動充電 - EV充電器充電
全国のEVステーションで充電可能 - ソーラー充電
ソーラーパネルを使って野外で充電 - シガーソケット充電
車で移動中にもシガーソケットにつないで充電可
と5つの方法があり、いざという時にもすぐに充電して使えます。
ポータブル電源自体は45㎏とやや重いといえば重いのですが、これだけのパワーを持っているだけにやはり一台持っていたい製品です。
ソーラーパネルはコンパクトに折りたたんで持ち運べるので便利ですよ。
また、防水加工もされていて突然の雨や水害の際にも安心…ですが、そこは電源なので速やかな対応は必要だと思います。
BLUETTI
AC200MAX
こちらもBLUETTI(ブルーティ)という大手メーカーの製品です。
容量は2048Whと大容量なのですが、さらに専用拡張バッテリー(B230/B300)を接続することで最大8192Whまで拡張することができるので、2000wくらいでは足りないと思ってる人にはこうした拡張型のものもおススメになります。
電池はリン酸鉄電池を使用しており、寿命も長く、使用可能サイクル回数は3500と多いですね。
バッテリー監視及び管理システムも搭載しているので、過充電や過放電からバッテリーを保護してくれます。
現代の生活にかかせないスマホを使って遠隔操作も可能です。
専用アプリをダウンロードすることでできます。
大手メーカーならではの保証は24か月。大手メーカーだけに信頼できる品質と安全さは確かです。
HANT
EB200
容量は2000Whと大容量。
重さも大きさも持ち運ぶにはまずまずの大きさです。
突然の停電時や野外でのイベント、アウトドア、電気自動車の充電などいろんな用途に使えるものです。
さらに最大17台のデバイスを同時に使うこともできます。
ソーラーパネルもセットで買うと、野外での充電もOKです。
気になる保証も2年から3年あるので、安心です。
こちらHANTのポータブル電源もラインナップが豊富で500Whから2000Whまで用途に応じて選ぶこともできます。
PSEの検査合格品でもありますし、日本製ということから安全と言う面でも安心ですよ。
富士倉ビッグパワーポータブルバッテリーBA3000
大手メーカー…ではありませんが、安心の日本製で大容量のポータブル電源です。
3000Whという大容量なので、電子レンジ、エアコンどにも使え、急な停電時にも活躍する製品です。
もちろん、スマホやPCの充電などにも使えますし、アウトドアでの調理器具にも使えます。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使っているで寿命も長く、10年以上使えると言われてあす。
アウトドアはもちろん、急な停電や災害時にも重宝しそうです。
大容量でありながら本体の重さが20キロ以下というのもいいですね。
ソーラーパネルと合わせて使うことで、節電できますし、充電しながら使うこともできて便利です。
大手ではなくても日本製というだけでも安心感がありますので、詳細をよく見て検討しても良いかと思いますよ。
ちなみにAmazonではBA-2000しか見つけることができませんでした。
↓
大手メーカーのものを選ぶには理由がある
大手メーカーのものを主に紹介してきましたが、ポータブル電源を大手メーカーのものから選ぶには理由があります。
- ポータブル電源が主力商品だ
- 安全で安心である
- ラインナップが豊富にある
といった理由です。
くわしく見ていきましょう。
1、ポータブル電源が主力商品だ
先に紹介したポータブル電源は、
- Jackery(ジャクリ)
- EcoFlow(エコ フロー)
- BLUETTI(ブルーティ)
といった大手メーカーのものだったのですが、これらのメーカーはポータブル電源を主力商品として扱っています。
主力商品だからなぜ良いのかというと、それだけに
- 開発に力を入れている
- 性能が素晴らしく、他社よりも安く買える
- 安全と安心に力を入れている
ということから大手メーカーが安心できるというわけです。
ポータブル電源を主力商品としているということは、そこに多くの投資をして開発を進めているはずですし、それだけ性能がよくなります。
さらには他の商品の販売に力をいれていないので安く購入できるというメリットも出てくるのです。
2、安心かつ安全である
すでに書いてきましたが、ポータブル電源は電気を供給してくれるものなのでその安全さには誰もが気になるものですね。
一種の精密機器でもあるので、安全さやさらには購入後のサポートも大切になってきます。
例えば、無名のメーカーで安く購入したポータブル電源を持っていても、故障したときに修理してくれるサポートがないということも多くあるんですね。
その会社がもう倒産してしまったとか、なくなってしまったということもあるわけです。
その点大手なら長期間の保証がついていますし、故障の際にもサポートが充実しています。
そうした点からも大手がおススメということになるわけです。
また、
日本製のものだと日本で使うのに使いやすいように作られていますし、アフターサポートを頼むにも国内なので便利です。
また「日本製ほど安全で安心なものはない」と言うほどに精密に作られているので、日本の大手めーカーで作られているポータブル電源がおススメということなんですね。
3、ラインナップが豊富にある
3つ目の理由としてあげられるのがラインナップが豊富であるということです。
例えば、先に紹介したBLUETTIの商品でも、1台では2000Whでも拡張バッテリーと一緒に使うことで8000Whほどの電力供給ができるようになります。
ソーラーパネルを合わせることで、外での充電も可能になります。
こうしてより幅広く使うことができるようになるというわけですね。
また、EcoFlowの「EDLTAシリーズ」というものがありますが、こちらもこのシリーズで6製品がありますし、「RIVERシリーズ」というものは5種類の商品があります。
こうしたラインナップが多いと、容量もそれぞれですし、幅広くそろえていることで、キャンプで使う、車泊で使う、防災用などといろんな用途に合わせて選びやすくなるのです。
そして同じメーカーのソーラーパネルを使うことで、充電方法にも幅が広がりますね。
もちろん、大手でなければならないという決まりはありません。
大手メーカーではないけれども、性能の良い、使い勝手の良い製品がありますし、気に入ったものを選ぶと良いでしょう。
大容量ポータブル電源を選ぶその他のポイントは?
それでは大容量ポータブル電源を選ぶときに考えるポイント、
- 用途
- 電池の寿命
について見ていきましょう。
1、用途から選ぶ
ポータブル電源を選ぶときはまず、
- どういったシーンで
- どのような目的で
「このポイントをまず確定し、選んでいきましょう!」
と、いろんな情報を見ると書いてありますが…
個人的な結論として、
大きい容量のものを買える(持っていける)のであれば、それにこしたことはありません
考えに考え抜いて現場で足りなかった…
(個人的体験談です。最初に買った小さい電源は残念な結果でした)
これは最悪です。
電源は決して安いものではありません。
なので、ちょっと迷ったら「大きいもの」が正解だと思います。
(個人的体験談より)
しかし先にこの結論では書くことがなくなってしまうので、目的別に見ていきましょう^^
キャンプ
キャンプに行く時には「炭火で焼肉」というイメージが強いのですが、キャンプでもいろんな家電が活躍します。
女性だとドライヤーが使えると便利と言う人も多いでしょうし、料理にはホットプレートや電気ケトルを使いたいという場合もよくあります。
スマホの充電も欠かせませんね。
そうしたことから、1000Wh以下のポータブル電源を使っていたキャンプ好きの人たちも2000Wh以上の大容量のポータブル電源を求めるようになってきたのです。
なのでキャンプの場合、2000Wh以上あれば2泊3日くらいでも十分活躍しそうです。
もちろんしっかり計算して使い方を考えることは必要です。
車中泊
車に乗って全国一周旅行なんていう夢を描いている人もいるでしょうし、車で走りながら数日の旅行を楽しむ人たちも多いですね。
大容量のポータブル電源を車に積んでおくと、いろんなところで活躍して便利です。
IHクッキングヒーターを使って、車内での調理も可能になります。
さらにはポータブル冷蔵庫の電源としても使えます。
シガーソケットで充電できるものであれば、車を走らせながら充電することもできますし、ソーラーパネルを車の上に設置することで晴れている日には1日でもフル充電することができます。
車内泊でもこれだけ便利に使えるんですね。
防災グッズ
ポータブル電源はアウトドアでだけ使うものではありません。
防災用としても準備している人も少なくありません。
2000wh以上の大容量だと、災害時にも役に立つのです。
家の中をざっと見ただけでも家電はたくさんあります。
冷蔵庫から照明、調理に必要な電力、クーラーや暖房などなど。
こうした電力をすべてまかなうというわけにはいきませんが、生活の中での必要最低限の電力を供給してくれるので、非常食用にお湯を沸かしたり、最低限の灯りをつけたりということに多いに活用できるはずです。
ライフラインが数日間止まってしまうことを予測すれば、やはり大容量が安心というわけですね。
節電に使う
ポータブル電源を家庭で節電グッズとして使っている人もいます。
日中ソーラーパネルで充電しながら、家の中でパソコンを使ったりスマホの充電をしたり、簡単に調理したりといったようにポータブル電源を使うことができます。
夜は夜で読書用の灯りとして使ったり、昼間充電した電力を使うことで電気代を抑えることもできるわけです。
こうした節電用として使うにもやはり大容量だといたるところで活躍できるのでおススメですね。
それぞれの用途に応じて、適切なポータブル電源を選んでみましょう。
2、電池の寿命で選ぶ
このごろのポータブル電源の電池はほとんどがリン酸鉄リチウムイオン電池が使われています。
このリン酸鉄リチウムイオン電池が3500回ほどのフル充電をすることができるので、長持ちするというのがおススメの理由です。
他には三元系リチウムイオンバッテリーというものが使われているものもありますが、こちらは充電回数が800回とガタっと落ちてしまいます。
どうせ買うなら寿命の長いものが良いですよね。
購入の際には電池の種類もチェックしておきましょう。
まとめ
大容量のポータブル電源のおススメ商品から選ぶときのポイントなどを見てきました。
紹介した大容量のポータブル電源は参考にしてみてくださいね。
また、選ぶポイントとしては、
- メーカーで選ぶ
(大手メーカーがおススメ) - 用途で選ぶ
- 電池の寿命で選ぶ
- でも迷ったら最新の容量が大きいもの!
(個人的体験談より)
となります。
参考になれば幸いです。
今回はここまで!
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