スーツケースと一言で言っても、サイズはいろんなものがありますよね。
S M Lといった表示から何リットルという表記など、表示もいろいろで、
何を見てどう考えて買ったらいいのか?
よくわからないという人も多いのではないでしょうか。
そういう私もそうでした。
そこで今回は、
といったことについて調べてみました。
参考にしてください。
.
目次
スーツケースの容量はどうしたらわかる?
スーツケースの容量というのは、どうやって計るのでしょうか?
実際、いろんなスーツケースを見ても、サイズの表記はいろいろで、
S M L
といったように表記されてる場合もありますし、
縦〇cm×横〇cm×奥行〇cm
といったように表記されてる場合もあります。
スーツケースの容量はリットルで選ぶ
メーカーによっていろんなサイズの表記がありますが、容量、つまりどのくらいの荷物が入れられるかというのは、「リットル」で表記されているものを目安に選ぶことが大切です。
ただ、飛行機に預ける荷物、また機内持ち込み荷物の場合にはサイズ制限があるので、外寸サイズ(縦横奥行などの)もチェックが必要になってきます。
容量はどうしたらわかる?
容量を最初から見て確認し、購入している場合はわかっていると思いますが、このくらいの大きさでいいかなって感じで購入している場合は、自分のスーツケースの容量がよくわかっていないことが多いですよね。
容量の測り方も実はメーカーによっていろいろあるようです。
- 砂を入れて測る
- 水を入れて測る
- ペレット(樹脂製粒子)を入れて測る
- 外寸を測って計算する
このような方法が用いられているというのですが、手元にあるスーツケースの容量を知りたい時には、
最後の「外寸を測って計算する」
というのが一番簡単に出来そうです。
スーツケースの容量を割り出す計算式があります。
それがこちらです。
縦○○cm
×幅(横)○○cm
×奥行(厚み)○○cm
÷1000
=容量(リットル)
ただ、こちらもあくまで目安と考えたほうが良いようです。
なぜなら、メーカーによってもこの計算式も違うようなのです。
また、外寸はスーツケースの外側のサイズを測ったもので容量の数値も大きくなりがちですが、実際に荷物が入る実容量はそれよりもやや小さくなりそうですね。
機内持ち込み?受託手荷物?目的に合わせたサイズ選び
飛行機に乗る場合には、スーツケースを機内に持ち込むのか、もしくは受託手荷物として預けるのかによってサイズ選びが違ってきます。
機内持ち込みのサイズ
機内持ち込みのスーツケースにはサイズの制限があります。
【国際線、100席以上の国内線】
縦横厚みの3辺の合計
→115cm以内
かつ3辺のそれぞれの長さ
→55×45×25cm以内
【100席未満の国内線】
縦横厚みの3辺の合計
→100cm以内
かつ3辺それぞれの長さ
→45×35×20cm以内
なお、これらのサイズはキャスターやハンドルを含んだ総外寸です。
また、機内持ち込みには「身の回り品を含め、手荷物の合計が10㎏以内という重さの制限もあるので、気をつけましょう。
航空会社によっても違いがあるのであらかじめ確認しましょう
受託手荷物のサイズ
荷物を預ける場合にも、無料で預けるにはサイズの規定があります。
3辺の合計が158㎝以内
(キャスターやハンドルも含む総外寸のサイズ)
と定めている航空会社が多いです。
受託手荷物の規定も各航空会社によって違うので、あらかじめ確認しましょう。
重量に関してもおなじく、無料で預けられる重さも決まっているので、重さもチェックすることが必要です。
3泊4日ならどのくらいのスーツケースが必要?日数別でみるスーツケースの大きさ
スーツケースの大きさを選ぶときには、滞在日数を目安に選ぶと良いでしょう。
一般的に目安とされているのが、
1日旅行なら10リットル
です。
1日につき10リットルと考えると、2泊3日くらいになると30リットル~40リットル、3泊4日なら40~50リットルといったふうに考えてみると簡単かもしれません。
以下、簡単にまとめてみました。
宿泊日数 | 1~2泊 | 2~3泊 | 3~5泊 | 5~7泊 | 7~9泊 | 10泊~ |
容量 | ~30ℓ | 30~40ℓ | 40~65ℓ | 65~85ℓ | 85~100ℓ | 100ℓ~ |
サイズ | SS | S | M | M | L | LL |
S、Mなどのサイズは目安として見るとよいでしょう。
先述したとおり、メーカーによってもサイズ表記が違うので、新しく購入する際に、容量やサイズを確認すると良いですね。
旅行先、季節、滞在中の過ごし方によるスーツケースのサイズ選び
滞在日数によってスーツケースの大きさ、容量を選ぶのが一般的ではありますが、滞在先での過ごし方によってもスーツケースの大きさを選ぶことができます。
季節・気候
旅行先の気候はどうなのか?季節はどうなのか?
これによってまず服装が違ってきますよね。
暖かいところであれば、薄着で過ごせるので、荷物もかさばりません。
しかし、寒い地域、また冬に旅行するとなると、防寒具や重ね着用の服が増え、かさばるので、必然的に荷物の量が多くなってしまうのです。
枚数は変わらなくても、かさばるので、ボリュームがでてしまいますよね。
こうした点に気を付けてスーツケースの大きさを決めるというのもポイントです。
フォーマルウェアが必要か?
何かフォーマルな場に行くことがあるか?
旅行の日程の中に、親戚や友人の結婚式に参席予定があるといった場合には、フォーマルウェアも必要です。
フォーマルウェアだけではなく、それに伴う靴、カバンといったものも必要になりますね。
またフォーマルウェアを小さなスーツケースにぎゅうぎゅうに詰め込むとシワになりやすいので、余裕のあるスーツケースに入れたいものです。
鞄なども一緒に入れるとなると、余裕をもった大きめのスーツケースを選ぶのがポイントになってきますね。
洗濯はどうする?
旅行先で洗濯をするかどうかで荷物の量が変わってきます。
洗濯ができるのであれば、衣類も量を減らして小さめのスーツケースでコンパクトにまとめることもできます。
ホテルのランドリーサービスやコインランドリーなどを利用できるかどうかをあらかじめ調べておくと良いでしょうし、下着や靴下なども手洗いするのかどうか、計画を立てていくと良いでしょう。
洗濯はしない、できなさそうだ、というのであれば、日数分の下着や服が必要なので、やはり大きめのスーツケースが必要になります。
お土産スペース確保
旅行に行ったらお土産を買ってくるというのが一般的です。
特に人にあげるものがなくても、記念として自分のために買ってくるというものあるものです。
お土産をどのくらい買ってくるのかということを考えて、余裕のあるスーツケースを持っていくのも一つの方法です。
身長とスーツケースの大きさの関係とは?
スーツケースを選ぶときに、目的によって選ぶということが多いのですが、実は身長によっても使い心地が変わってくるのです。
同じスーツケースでも背の高い男性が持つのと、背の低い女性が持つのとでは見た目も違いますし、使い勝手も変わってくるものです。
かといって、身長に合わせていたら、長期旅行の場合に小さなスーツケースで行くわけにもいかないので、どうしても大きいサイズのスーツケースが必要になってきます。
背が低いけど、大きなスーツケースを選ぶ場合には、
- 車輪が大きめのものを選ぶ
- 横にもハンドルがついているものを選ぶ
といった点に注意して選んでみましょう。
車輪が大きいと、比較的楽に転がせるので、運搬が楽になります。
また、階段などではどうしても持ち上げないといけないのですが、縦にそのまま持ち上げるのが大変。その点、横にもハンドルがついていると横にして持ち上げられるので、比較的持ち上げやすくなります。
最近ではハンドルの高さも調節できますし、小さいからといって大きなスーツケースを運べないというわけではありません。
しかし、「重さ」を考えると、一人でも持ち上げられる程度の重さに抑えておかないと、取り扱いが大変になるので気をつけましょう。
サイズ別おススメのスーツケースはコレ!
では、サイズ別のおすすめスーツケースを紹介してみましょう。
1泊2日の小旅行におススメ!
レジェンドウォーカーフィット
1泊2日くらいの小旅行におススメなのがこちら。
最小15ℓ、拡張型なので、大きくすると35ℓまで収納できます。
通常の本体の厚みはわずか15cm
なので、自宅で保管するときにも収納するのに場所をとらないというメリットがあります。
また旅行に行く際にも荷物はコンパクトにまとめていくことができます。
帰りにお土産が多くなってしまったという時には、各超幅を最大10cm広げることができるので、35ℓまで容量がアップします。
帰りには荷物が多くなりがちですが、これなら十分に対応できそうですよ。
3泊4日におススメ!
エッセンシャル キャビン
「リモア」というドイツの誇る逸品として知られているメーカーです。
世界発のポリカーボネート製スーツケース。
衝撃にt右翼、耐久性に優れていて、さらに軽量ということで男女問わず人気を集めています。
容量は36リットルです。
長期旅行ならこちら!
グリフィンランドスーツケース PC7000
こちらもあらゆるサイズが準備されていますが、長期旅行なら
- 67リットルのMサイズ
- 81リットルのLMサイズ
- 114リットルのLサイズ
などがおススメです。
耐久性に優れたキャスターや軽くて丈夫な素材を使い、内装も荷物が詰めやすいインナーフラットになっているなどの特徴があり、使いやすく高級感もある上に、リーズナブルな価格というのも魅力で人気を集めている商品です。
まとめ
スーツケースの容量はメーカーによってそれぞれ測り方が違ったり、表記の仕方が違ったりするのですが、縦、横、奥行き(厚み)の長さから計算することができるので、目安にしてみると良いでしょう。
新しく購入する際には、サイズと容量を確認してから購入しましょう。
どのくらいの日程の旅行なのか、機内持ち込みにするのか、預けるのか、旅行の内容などによってスーツケースの大きさを選ぶことになりますが、いろんな方面から考えて、適切なスーツケースを選ぶようにしましょう。
おススメのスーツケースも紹介してみたので、参考にしてください。
今回はここまで!
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