高タンパク!
低カロリー!
このゆで卵は、ダイエットしてる人たちにも人気ですし、運動して筋肉をつけたい人たちもよく食べていますよね。
もちろんそれだけではありません。
普段の食卓にもゆで卵を使った料理や、お出かけにゆで卵ってよく食べています。
さて、
そんなゆで卵が、
「苦い」
と感じたことはありませんか?
実は、たまにあるんです。
ちょっとニオイがするとか、苦いっていうとき。
でも、
なぜゆで卵が苦いのか?
食べても大丈夫なのか?
というわけで、
を調べてみました。
ぜひ参考にしてください。
目次
ゆで卵が苦い!どうして?
ゆで卵が苦くなる原因はどこにあるのでしょうか?
その原因は4つあります。
詳しく見ていきましょう。
ゆで卵が苦い理由1
ゆで卵が腐っている
ゆで卵の賞味期限ってけっこう短いんです。
茹でた後で高温に放置してしまったらあっという間に傷んでしまいます。
そんな感じで腐ってしまったら苦くなるんです。
他に腐ったゆで卵の特徴としては、
- 硫黄のニオイがする
- 白身が糸をひいている
- 黄身が水っぽく粘り気がある
- 白身も黒っぽくなっている
などがあります。
こうした兆候が見られたら、食べないのが一番です。
お腹を壊す可能性が高いので、潔く捨てましょう。
ゆで卵が苦い理由2
腐っていた卵を茹でた
茹でた卵が腐ってしまったということもありますが、この場合、もともと腐っていた生の卵を茹でた場合です。
これも腐っていた卵をゆでたのですから、茹でた卵も腐っているわけですね。
この場合は、
- 腐ったニオイがする
- 白身が濁っている
- 殻をむいたらぬるぬる
- 白身と黄身がまざっている
などの特徴があります。
このような卵は、食べるのを避けましょう。
卵の新鮮さを見分ける方法
卵が腐ってるかどうかは割ってみないとわかりません。
割ってみると、異臭がしたり、黄身が崩れたりしたものは腐ってると思ってよいでしょう。
しかし割らない状態でも新鮮か古いかというのは見分けることができるんですね。
それはボウルに水を張って、そこに卵を入れてみるという方法です。
卵がボウルの底に沈んで横たわっていたら、「新鮮な卵」です。
ボウルの底で立っていたら「少し古くなった卵」。
水に浮いてしまったら、かなり古くなっているので、これは要注意です。
一般的な方法です。賞味期限や、現物の状態に注意してください。
せめてゆで卵を作る前に、これけっこう日がたってるかも?と思ったら、水につけてみてください。あまり古くなった卵は避けたほうが無難です。
ただ、腐っていても沈んでしまう卵もあるので、この方法で必ずしも腐った卵が避けられるというわけではないのです。
あくまでも古い卵を見分ける。という方法です。
ゆで卵が苦い理由3
茹ですぎたゆで卵
ゆで卵は沸騰してから7~8分くらいが一番おいしいと言われていますが、さらにゆで続けると苦くなる原因となるのです。
茹でる時間は長くても15分くらいまでが良いです。
長すぎると白身に含まれている硫黄と、黄身に含まれている鉄分が化学反応を起こし、硫化鉄を作ってしまうのです。
これが黄身の表面に黒くなって現れます。
なので、茹ですぎた卵の味は硫化鉄の味がしたり、苦くなったりするわけなのです。ちなみに、茹でた卵を、ずっとお湯の中につけておくのもNGです。
そのまま1時間も放置すると、黄身の表面は黒くなり、白身まで黄ばんできますし、腐敗臭、硫黄臭がきつくなってきます。
要するに食べられないってことですね。
茹であがったら、すぐに冷水につけるというのは、殻をむきやすくするためだけではなく、おいしく食べるためにも必要な工程なのです。
ゆで卵が苦い理由4
添加物による苦み
ゆで卵の苦みは添加物によるものもあります。
自宅で茹でたゆで卵には該当しないかと思いますが、市販のゆで卵にこうした苦みがあることがあるのです。
まず、
市販で販売されているものですね。
こうしたゆで卵には塩卵と呼ばれるものがあり、塩やにがりを使って塩味をつけているものが多いのです。
なので、塩をつけなくてもそのまま食べられるという利点もありますが、逆に苦みを感じることもあるというわけです。
またもう一つは、サンドイッチやサラダなどのお惣菜などに使われているゆで卵。これらはロングエッグと呼ばれる加工卵が使われていることが多いのです。
加工するときに、増粘剤などの添加物が入り、そのために苦くなる。ということもあるみたいです。
ゆで卵が苦い理由5
体調不良による味覚障害
さて、
4つ目の原因としては、卵に原因があるのではなく、食べている自分に原因があるという場合です。
体調不良などによる味覚障害になっていると、普通のものでも苦く感じてしまうことがあります。
亜鉛不足や鼻づまり、または加齢によるものであったり、はたまたストレスによるものであったりもしますが、口の中に苦みを感じたり、何を食べても味がしないといったような場合に、ゆで卵が苦く感じることがあります。
という風に、ゆで卵が苦い原因としては4つ考えられますが、あきらかに、腐っている場合は食べるのをやめてたほうがいいですよね。
また添加物や茹ですぎによる苦みというのは食べても大丈夫です。味覚障害があるなと思ったら、これは早く病院でみてもらいましょう。
ゆで卵の賞味期限ってどのくらい?保存は冷蔵庫で!
ゆで卵を自宅で茹でた場合に、どのくらいで食べきったらいいのでしょうか?
余ったら保存はどうしましょうか?
ゆで卵の賞味期限
まず、基礎知識として、
ゆで卵って、実は傷みやすい食品なんです。
ここで疑問。
「火を通してるのにどうして?」ですよね。
この疑問。調べてみてわかりました。
卵の中には、
「リチゾーム」という殺菌作用のある酵素成分があるんです。
(なら大丈夫じゃないですか?)
ところが、この「リゾチーム」という酵素。茹でる(加熱する)ということで、
もともと熱に弱い酵素成分は、その殺菌の働きをしなくなります。
なので。
「ゆで卵」という調理法は、
殺菌作用の成分が機能しないため、雑菌を抑える効果が得られず日持ちしない。
というわけです。
なので、
茹でた後は、冷蔵庫で保存するのが望ましいのです。
固ゆで卵を冷蔵庫で保存した場合、
- 殻付きのままだと3~4日
- 殻をむいたものの場合は当日~1日
このくらいを目安に食べきるようにしましょう。
(意外に短いんです)
半熟の場合は、
- 殻付きのままだと2~3日
- 殻をむいたものだと12時間以内
に食べきるのが好ましいです。
(こちらもさらに短いんです!)
なので、
殻をむいてしまうとけっこう早く傷むので、できるだけ早く食べるようにしたいですね。
調べてわかったことは、
「ゆで卵」は火を通しても「油断できない」。
「火を通せば少しは大丈夫」という固定概念は「ゆで卵」には当てはまらない。
ということです。
それでは、常温ではどうでしょう?
冬であれば、常温に1日くらい置いておいても良いでしょうけれど、できるだけ冬でも冷蔵庫に保存したほうが安心ですね。
ゆで卵の保存方法
先にも触れましたが、ゆで卵は基本的に冷蔵保存です。
固ゆででも半熟でも殻がついたまま保存しておくと、少し長持ちしますね。
ところで、
ゆで卵は冷凍保存はできないのでしょうか?
冷凍だったら、より安心だと思うのですが……
……できます!
といっても、卵の形そのままでというわけではありません。
茹でた卵を冷凍保存すると白身の水分が抜けてスカスカになり、おいしくなくなります(残念)。
なので、
作りすぎてゆで卵が余ってしまって処理に困ってしまったら、
「つぶして冷凍保存」という方法があります。
- ゆで卵は殻をむいて容器に入れてフォクなどでつぶします
- つぶした卵にマヨネーズと塩コショウで味付け
- これを1回分ずつ小分けにしてラップに包んでから密閉容器やジッパーパックに入れて冷凍庫にいれましょう
食べたい時は自然解凍で、そのままサンドイッチの具にしたり、サラダに入れたりタルタルソースに使ったりできます。
腐らせる前に冷凍保存。いい方法ですね。
おいしいゆで卵の作り方
ではここで、おいしいゆで卵の作り方を紹介しましょう。
ゆで卵は水からいれて、火にかけて沸騰させて7~8分というのが一番おいしいと言われていますが、これでは半熟くらいです。
固ゆでにするには沸騰してから10~12分くらいですね。
(私はハードボイルド派です)
ところで、沸騰したお湯に卵をいれるという方法もあるのです。
沸騰したお湯に入れるときには、おたまなどに入れてそっと入れましょう。
卵を入れてから中火で11分、これで半熟卵ができますので、固ゆでが好きな人はもう少し時間を長くすると良いですね。
どちらの場合も、茹であがったら、冷水につけるのは同じです。
ゆで卵に適した卵がある
卵は卵であって、特別な卵があるわけじゃないのですが、生で食べるときにはとにかく新鮮な卵が良いですよね。
卵かけご飯とかおいしいです^^
でも、ゆで卵にする場合は、採卵日から5~7日経過したものが良いと言われているのです。
どうしてでしょう?
新鮮な卵には二酸化酸素が豊富に含まれています。が、日がたつにつれて、その二酸化炭素が抜けて、卵と殻の間に隙間ができるようになります。
そうした卵をゆでたときに、冷水につけてから殻をむきますが、殻がきれいにむけやすいのです。
殻がうまくむけずに、卵の白身が殻と一緒にむけたりするってこともありますよね。それは新鮮な卵の場合、そうなってしまうのです。
必要なときにちょうど採卵から1週間ほどたった卵が手元にあるかどうかは別として、もし意識できるようであれば、そうしたことも念頭においてゆで卵を作ってみてはいかがでしょうか。
おすすめ「ゆで卵メーカー」3選!
以上、
基本的な「ゆで卵」の作り方をご紹介させていただきましたが、
実は。
便利なマシーンがあるんです。
優秀なんです。まかせましょう!
曙産業 akebono
電子レンジ用品
レンジでらくチン!ゆで卵
レンジでらくチン!
ということで、卵と水を入れて電子レンジで加熱するだけ。簡単にゆでたまごが作れます。
卵の出来上がりも自由自在。固ゆで、半熟が思いのまま。
このタイプは、一度に4個のゆでたまごが作れます。
これ…..
とにかく「かわいい」んです!
「ぇ?!」
と思いますよね、
作ってみればわかります。
ゆで卵を、「電子レンジで大切に育てる」という感覚になります。
KOIZUMI
エッグスチーマー
こちらもコンロいらずで簡単調理。
なんですが……
スタイリッシュ!
(かっこいいんです)
お部屋のイメージに合わせてこのタイプ。という選択方法もありですよね^^
お湯を沸かさず、
半熟も。温泉卵も。
ハードボイルドも!
アナバス(Anabas)
スチームクッカー
ゆで玉子名人
かんたん蒸し器 ゆで卵メーカー
こちらは、これまでの、
「ゆで卵専用」というものではなく、
すこし大きめで、下から蒸気を出して完成させるタイプです。
なので、
その他の蒸し調理も可能。ということです。
っとても便利なんです。
おすすめです。
ゆで卵を日持ちさせるには
せっかく茹でたゆで卵を日持ちさせたいというときもありますね。
冷凍保存もいいですが、おかずとして食べられないかしら?と主婦のあなたも考えるかもしれません。
少しでも日持ちさせるには、味付け卵にするという方法があります。これは私もたまにおかずとして作ってます。
作り方も簡単ですよ。
- ゆで卵の殻をむいて、鍋にいれます
- 醤油・みりん・砂糖・水をいれて、さらにぐつぐつ煮ます
調味料は好みで調節すると良いですよ
もしくはめんつゆを使ってもOKです
ここに、鶏肉を入れて一緒に煮てもいいですね。
おとなり韓国では常備菜としてまとめて作っておくこともあります。青唐辛子や牛肉、ニンニクなどを入れて作ってますよ。
卵をゆでるときに半熟にしても、さらに煮てしまうので、黄身は固くなってしまいます。
要するに煮卵になってしまうのですが、冷蔵庫で保存しても5日くらいはもつので、少し保存期間も長くなりますね。
食卓にもう一品ほしいというときにも、ご飯のおかずにもよく合います。
煮るのがめんどくさい!
というときには、調味料につけるだけというのもあるので、こちらもおすすめです。
茹でた卵の殻をむいてから、
めんつゆ 200ml
水 300ml
味の素 適量
を混ぜた液の中につけこみます。
半日から1日、もしくは夜につくって一晩つけておくというのも良いですよ。
つけておくだけなので、楽ちんですしね。
黄身がとろんとした半熟がお好みなら、半熟に茹でればよいですし、固ゆでが好みであれば固ゆでにしましょう。
味付け卵にしておくと、ラーメンや冷やし中華のトッピングにできたりもして、重宝しますよ。
気になったらぜひ試してみてください。
苦いゆで卵になったら
もし、腐ってもいない卵が、たまたまお湯の中にちょっと長くつけておいたから苦くなってしまったというときはどうしましょうか。
苦みが気にならないゆで卵のアレンジ方法も紹介してみましょう。
苦みが気になるゆで卵も、あらかじめ味付け卵(先に紹介した煮卵)にしておくと、味がしっかりついて、さらにほかのメニューにもアレンジすることができます。
タルタルソース
タルタルソースも自家製ならではの味を出すことができますね。
味付け卵を粗みじんに切って、玉ねぎのみじん切りと合わせて、マヨネーズと塩コショウで混ぜるだけです。
ポテトサラダ
ポテトサラダとゆで卵も良く合いますよね。
やはり煮卵を使うと味がしっかりついているので、苦みが気にならなくなります。
卵に味がついているので、調味料は控えめでも大丈夫だと思います。味を見ながら調節してみてくださいね。
味噌漬け
味付け卵は醤油ベースの調味料につけていますが、味噌につける味噌漬け卵もあるんですね。
殻をむいた卵を、ラップの上に敷いた味噌の上にのせて、そのままくるっとラップごと包んでしまいます。
これで半日、または一晩漬けこんでおくだけです。冷蔵庫で保存しても良いですよ。
他にも味の強いカレーのトッピングにしたり、トマトスープに入れたりといろんなアレンジ方法があります。
煮卵にして味をしっかりつけたり、味の強いものと一緒に食べることで、苦みが気にならなくなりますよ。
参考にしてください。
まとめ
ゆで卵は身近な食品なのですが、保存方法を間違えるとすぐに傷んで食べられなくなってしまうこともあります。
なので気をつけましょう。
苦みのあるゆで卵の中には腐っているものもあるので、他の特徴も観察しながら腐ったものは食べないようにしましょうね。
また、ゆで卵は冷蔵保存が基本ですので、そのあたりもよく覚えておいてくださいね。
長く持たせるには煮卵という味をつける方法もあります。
茹ですぎて苦くなった卵もアレンジ次第ではおいしく食べられるので、チャレンジしてみてください。
今回はここまで!
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