皆さんは、赤ちゃんのおやつにどんな物を与えているでしょうか？
よく赤ちゃん用品が売っているお店や、ドラックストアなどに行くと、
○か月から食べられるお菓子、
などという赤ちゃん用のお菓子が販売されていますよね。
そのお菓子をおやつにあげるのももちろん間違いではありません。
しかし、そればかりあげていては、栄養面が気になる方も多いのではないでしょうか？
そもそもおやつが必要なの？
（栄養面でです！）
と、疑問に思っている方はとっても多いはずです。
今回は、そんな赤ちゃんのおやつについて、オススメの食材やおやつの意味についてご紹介していきたいと思います。
赤ちゃんのおやつは軽い食事代わり！栄養バランスを考えて
赤ちゃんにとって、おやつの時間は実はとても大切な時間。
１回の食事の量が少ない赤ちゃんは、すぐにお腹が空くのでこのおやつの時間があるかないかによって機嫌にも影響が出てくるほどです。
私は子供が１歳になった頃から栄養士さんに、
「おやつをあげてください」
と言われました。
おやつと聞くと、お菓子をあげるイメージがどうしてもあったので、こんな早くからあげて大丈夫なのかな？
と思っていたのですが、実際には、軽い食事くらいの気持ちでおやつを用意することが重要なポイントなんだそうです。
やはり親としては、お菓子ばかりをあげていては栄養面が気になりますよね。
塩分だけでなく、糖分や脂質など体に悪い影響を与えそうなおやつは避けて、メニューをきちんと考えてあげることが大切なんですよ。
では、どのようなメニューが理想的なのかを見ていきましょう。
野菜スティック
我が家の定番おやつは、人参やキュウリ、ジャガイモなどを柔らかく煮て細切りにした「野菜スティック」です。
よく噛むことで満足感も得られますし、野菜本来の味に慣れてくれるので
好き嫌いも少なくなるそうですよ。
おにぎりやトースト
栄養士さんに勧められたのは、おにぎりや食パンを焼いたトーストなどの主食メニューです。
お腹にたまるので、次の食事の時間まで空腹になることがありません。
それだけでなく、身体に必要な栄養が簡単に吸収できますし、用意するのも簡単なので個人的にもよくあげています。
さつまいも
さつまいもは、柔らかくするといろいろな形に変形できるので、おやつにぴったりの食材です。
ふかしたさつまいもをそのまま食べやすい大きさにカットしてあげるだけでもいいですし、
丸めてきな粉をまぶした「きな粉ボール」も簡単に作れるのでオススメですよ。
我が家は、牛乳と合わせてスイートポテトにすると、喜んでパクパク食べてくれます。
このように、お菓子として売られている商品ではなく手作りのおやつを用意してあげることで、栄養面の心配をせずにおやつをあげることができます。
月齢や年齢によっておやつの量も変わってきますが、食べたいだけあげると次の食事に影響が出てしまうのでできるだけ時間や量は一定のものをあげられるといいですね。
赤ちゃんにおやつはなぜ必要？
１歳を過ぎた頃の赤ちゃんは「幼児期」と呼ばれ、この頃から離乳食も完了期を迎えます。
母乳やミルクの回数もだんだんと減り、卒乳を考え始める時期ですよね。
普段の食生活にも変化が出てきて、食事の回数や内容なども栄養バランスを考えなければいけない時期になりました。
基本的には、一緒に住んでいる家族と同じく、朝、昼、夜の３食をベースとした食生活が始まるわけですが、大人と同じように１回にたくさんの量を食べられるようになったわけではありません。
食事だけで栄養をとれる赤ちゃんもいますが、大体の赤ちゃんは、食事のみでは必要な栄養を全て取ることができないのです。
その不足している栄養を補う役目をしているのが、
「おやつ」
なんですよね。
おやつは、１歳になるまでは与える必要はないものだと言われてきました。
それは、１日の中で必要な栄養が母乳やミルクで補えていたからなんです。
つまり、
卒乳と同時に、それに変わるものを与え始めることが必要になってくるというわけなんですね。
先ほどご紹介したおやつはもちろん、母乳やミルクの栄養の代わりとなる牛乳も、おやつには是非取り入れていきたいところ。
１回のおやつで１００～２００mlくらい温めた牛乳をあげるといいでしょう。
冷蔵庫で冷えた牛乳は、お腹を壊してしまう可能性もあるので気をつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？
赤ちゃんのおやつと聞くと、どうしても作るのが大変というイメージや、市販のお菓子を与えるイメージがありますよね。
栄養面で心配になるので、必要ないのではないかと思っていた方ももちろんいると思います。
しかし、
おやつは赤ちゃんにとって足りない栄養を補うための大切な時間だったんです。
牛乳と一緒に、食事のような栄養バランスのとれた食材を用意すれば、
「おやつ」
ではなく、
「軽い食事」
ということで想像しやすくなると思います。
おにぎりやトーストなど、簡単なものでもかまいません。
時には市販の赤ちゃん用お菓子に頼ってもいいんです。
忙しい毎日の中で、３食作るだけでも大変なのにおやつまで！
と思う方もいるかもしれませんが、おやつの時間が赤ちゃんにとって大切な時間ということを忘れずに過ごしていただきたいなと思います。
今回はここまで！
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