赤ちゃんが生まれて、初めの1か月である「新生児」の時期は、赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします。
こんなに寝ていて大丈夫?
と思うほどよく寝てくれるので、夜泣きに困る未来は想像できないことでしょう。
しかし、
月齢が進むにつれて寝かしつけはどんどん大変になってきます。
眠くなるとグズグズし始め、抱っこをしてゆらゆらしていると寝るものの、
ベッドに置いた瞬間にギャー!と泣き出す。
これは、新生児を終えた赤ちゃんには
よくある光景ですよね。
うまく寝付くことができない赤ちゃんを上手に寝かしつける方法はあるのでしょうか?
今回は、赤ちゃんの寝かしつけに注目して赤ちゃんが気持ち良く眠りについてくれる方法をご紹介したいと思います。
寝かしつけには入眠儀式を取りいれましょう!
「入眠儀式」
皆さんはこの言葉を聞いたことはありますか?
赤ちゃんがいる家庭では、多くのママが寝かしつけに困っています。
眠たいのに眠れない赤ちゃんが泣き出し、泣きやんだと思ってもまた理由もなく泣き始める。
こんなルーティーンを続けていては赤ちゃんどころかママも睡眠不足になってしまいますよね。
そんな時にこの「入眠儀式」を取り入れていると、赤ちゃんが気持ち良く寝てくれるのでお互いが気持ち良く夜を迎えることができるんです。
「入眠儀式」とは、
毎日寝る時間になったら同じことをしてあげる日課のようなもの。
これをしたら寝る時間。
というのを赤ちゃんに身体で覚えさせてあげると、だんだんと安心感が生まれてきて
気持ち良く眠りにつくことができるようになります。
できれば同じ時間に入眠儀式をすると、生活リズムも整って夜泣き改善にもつながりますし、ママもその後の家事などの計画を立てやすくなりますよね。
赤ちゃんのリズムを作ってあげるのも、ママの役割かと思います。
では、実際にはどのようなことを日課にしてあげるのがいいのでしょうか。
歌を歌う
寝かしつけの中でも、個人的にも効果があると感じたのは歌を歌うことです。
できれば、ポップな歌ではなくオルゴールのような鼻歌程度のものが赤ちゃんが落ち着いて聞いてくれると思います。
だんだんとゆっくりとしたリズムにするとうとうとしてくる感じがわかりますよ。
・お腹をトントンする
寝かしつけで最もしているママの多い「お腹トントン」。
これは、身体に一定のリズムを感じることで安心感が生まれてくるものだと思います。
ママの手のひらのぬくもりも感じられますし、お腹の中で聞いていたリズムを思い出して落ち着いた気分になってくるのではないでしょうか。
背中をさする
お腹と同様、身体を落ち着かせるためには背中も効果的です。
横になっている状態なら、そのまま自然に眠りにつくこともありますし、抱っこの状態でも触りやすい位置にあるので赤ちゃんにもママにも優しい入眠儀式だと思います。
お気に入りのアイテムを持たせる
月齢にもよりますが、ある程度大きくなった赤ちゃんにはこのお気に入りアイテムは効果的です。
我が家は、枕がお気に入りで、顔を近づけてスースーするのが好きらしく(笑)
寝る時間にだけ枕をあげるようにしたら自然と寝てくれるようになりました。
安心感があって抱っこもしやすいものだといいかもしれません。
このように、赤ちゃんや家庭によって、入眠儀式の方法はそれぞれです。
赤ちゃんが一番落ち着く方法を入眠儀式にしてあげれば、安心して気持ち良く眠りについてくれることでしょう。
寝てくれない日があっても根気良く続けていくことが重要なので皆さんも今日からでも試してみてくださいね。
赤ちゃんの睡眠には環境が大事
入眠儀式をする上で、もう一つポイントなのが寝る場所の環境作りです。
寝る前は、必ず寝室に連れて行きましょう。
そして、その空間も、毎日同じような状態にしておくと、赤ちゃんも睡眠モードに入りやすいと思います。
夜だということを覚えてもらうためにも部屋の環境は気にした方がいいかもしれません。
例えば部屋の明るさ。
明るすぎると赤ちゃんは昼間と勘違いしてしまいますよね。
逆に部屋が暗すぎると普段との違いに戸惑って怖がってしまうこともあるかもしれません。
豆電球程度のオレンジの光で、適度に暗くした部屋が理想的です。
部屋の温度にも注意するといいですね。
暑すぎたり寒すぎたりしては気持ちいいどころか不快に感じて夜泣きの原因になったりなかなか寝付けなかったりするものです。
季節に合わせて適度に冷暖房を利用してちょうどいい温度の空間を作ってあげればより効果的だと思います。
他にも、
- カラフルなものは置かない
- おもちゃなど他に興味の出るアイテムはできるだけ目に入らない場所に置く
なども寝かしつけにはだいぶ意味のある行動だと思います。
赤ちゃん第一の部屋作りを心がけていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんの寝かしつけは多くのママが悩んでいることですが、解決方法は人によってそれぞれ違ってきます。
赤ちゃんにも個性があるのでその赤ちゃんがどうやったら落ち着くのか試行錯誤しながら育児をしていくのが子育ての大変な部分です。
初めのうちは睡眠不足になることもあるかもしれませんが、入眠儀式を極めることで少しだけ楽になる日もくるはずです。
懲りずに、地道に頑張って乗り越えてきましょうね。
今回はここまで!
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