※アフィリエイト広告を利用しています。
つくしの雑記 PR

【地球一周何キロ?何マイル?】距離に関する豆知識

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

地球1周はずばり、約4万キロです。

これをマイルに換算すると、

1キロメートルは0.6214マイル

なので、

40000km×0.6214mile
=24.856mile

ということになります。

長い?短い?そのくらい……?

でしょうか?

 

というわけで、その他気になる

「距離」に関することを調べてみました。

 

赤道一周と極点一周では距離が違う?!
地球はまん丸じゃないの?!

地球が真ん丸だったら、赤道の距離と南極と北極を結んだ距離が同じはずです。

しかし、実は地球は丸くないということが分かっているのです。

丸いことは丸いのですが、みかんのような形になっています。

 

つまり、

地球一周は約4万キロなのですが、赤道の距離と南極と北極を結んだ距離が微妙に違っているのです。

赤道を一周した距離は
40075㎞

北極と南極を結んで一周した距離は
40009㎞

というふうに、赤道の距離のほうが少し長いんです。

 

なので、横が長くて上下が少し短くなるみかんの形。という表現がピッタリですね。

細かく見るとやはり距離が違っているので、地球一周は「約4万キロ」と覚えておくのが便利ですね。

 

最初に地球一周を計算した人は?どうやって?

世界で一番最初に地球一周の距離を出した人はエラトステネスという人物。古代ギリシャ人で、この計算したのは紀元前230年のこと。

この時に、エラトステネスが出した地球一周の距離は約46000㎞だったそうです。

今の数字と大きな差がありませんね。

この紀元前の時代に、すでに地球が球体だということが分かっていて、さらに地球一周の距離まで出せるということはスゴイことです。

 

1mという長さは地球が基準ってほんと?

1メートルと地球一周の距離。どんな関係があるのでしょうか?

このメートルという新しい単位を作るために、フランス科学アカデミーに委員会が設立され、その委員会では「自然科学に根拠をもったものでこそ、世界で共通に使うことができる」とし、いくつかの案を提議しながら、審議されました。

 

その結果、

「北極から赤道までの長さの1000万分の1」

この長さを1メートルとしよう。ということに決まったのです。

 

北極から赤道までの距離なら、地球一周の4分の1ということになります。

地球一周が約4万キロなら、1万キロということになりますね。

そしてその、

10000分の1=1メートル

ということになるわけです。

 

【地球一周】
徒歩、自転車、自動車、船、飛行機、渡り鳥、音、光、だとどれくらいかかる?

さて、地球一周の距離が約4万キロと考えると、地球一周にかかる時間はどのくらい、何日くらいかかると思いますか?

考えたこともなかったのですが、この機会にちょっと考えてみました。

 

徒歩だと?

歩いて地球一周なんて現実的には無理な話でもありますが、もしも、歩いて地球一周するとしたら何日くらいかかるでしょうか?

一般的に成人の歩行速度は時速5キロだと言われています。

単純に計算してみましょう

40000㎞÷5㎞/h
=8000時間

この8000時間を24時間で割ると、333.333となるので、約333日ということになります。

 

しかし、これは24時間休まずに歩いた計算なので、現実的には無理ですね……

そこで、別の観点からも考えてみました。

 

健康のために1日1万歩歩きましょう!と言いますよね^^

1日1万歩歩き続けたらいつかは地球一周ができるはずです。

 

人の歩幅は「身長×0.45」で計算することができるので、
(人によっても、また歩く速さによっても違ってきますが、一般的に考えた場合です)

私の身長は160㎝なので、これで考えてみましょう

160×0.45
=72㎝

一歩が72㎝なので、これが万歩になると72万㎝

ということは7.2㎞ですね。

 

1日に万歩歩くと7.2キロ進むことができます。

地球一周を約4万キロと考えると

40000÷7.2
=5555.55・・・

ということで、一周するには5555日はかかるということになります。

5555日というのは365日で割ると15.2・・・

 

つまり、

15.2年

という月日がかかるということです。
ちょっと気が遠くなる話ですね。

 

自転車だと?

自転車で1日に進める距離は約100㎞と言われています。

これで、計算してみましょう

40000㎞÷100㎞
=400日

ということになりますね。

 

1日に100キロ進むことができれば、地球を一周するのに約400日かかるということになります。

 

自動車だと?

自動車で走った場合はどうなるでしょうか?

難しいことを考えず単純に考えてみましょう。

時速70キロで24時間走ったとします

70㎞×24時間
=1680㎞

これが1日に走る距離ですね。

地球一周が約4万キロと考えると

40000㎞÷1680㎞
=23.80……

となります。

 

およそ24日ということになりますが、24時間無休で走り続けるということは無理ですので、現実味のない数字なのですが、車で走った際にはこのくらいの距離というイメージをするにはわかりやすいかもしれませんね。

いろんな制約はあると思いますが、

70kmで24日は、一気に現実味が出てきますね。

 

船だと?

次に、船で地球一周をするとしたらどのくらいの時間がかかるか見てみましょう。

船によってもその速度が違ってきます。

 

貨物船の中ではコンテナ船が時速44㎞、タンカーは時速27㎞で走っているそうです。

1952年に建造されたユナイテッド・ステーツ号は38ノット……

 

つまり、

時速約70㎞で走り、ブルーリボン賞を獲得しました。

でました時速70㎞!

先程の自動車と同じ24日ですね。

 

飛行機だと?

飛行機は乗り物の中でも一番速度が速い乗り物です。

飛行機ならもっと早く地球一周ができるでしょうか。

一般的な旅客機の速さは飛行機の速度は、マッハで表すと0.85

時速に換算すると約918㎞/hです。

 

旅客機によっても速さに差があるのですが、現在最も速い速度がコレです。

ここでわかりやすくするために、

約1000㎞/hと考えて計算してみましょう!
(わかりやすい)

40000㎞÷1000㎞/h
=40時間

はい。40時間で地球一周ができると出ました。

それでも1日では一周できないんですね。

 

渡り鳥だと?

一生の間に一番長距離を移動しているのが渡り鳥ではないでしょうか。

渡り鳥の中でもキョクアジサシという渡り鳥は、1年の間に北極圏と南極圏の間を行ったり来たりしているのです。

夏には北極圏で暮らし、そこで繁殖して南半球へと移動。

 

夏の南極圏で非繁殖期を過ごしたら、また北極圏へと戻るという繰り返しをしていて、渡りの距離は往復32000㎞です。

北極と南極を往復するというよりは、北極圏と南極圏ということなので、若干、地球一周よりは距離が足りないのですが……

いいんです。
ほぼですけど、一周とします。

 

なので、

地球一周、渡り鳥だと?の答えは、

 

そうですね、1年です^^

 

音だと?

音の速さのことを音速といいますが、音も速い速度で広い範囲に伝わります。

音が地球一周するにはどのくらいの時間がかかるでしょうか。

 

空気中での音の速さは約340m/秒です

40000㎞÷0.34㎞/s
=117647秒
(少数以下切り捨て)

117647秒=約32時間

音は約32時間で地球を一周するんですね。

意外と、速い?!遅い?!

 

光だと?

では、光の速さはどうでしょうか。

光が空気中に伝わる速さはなんと、

約30万㎞/秒なのです!

 

地球一周が4万キロですから……

え?

0.13秒

1秒もかからないってことですね。

 

それどころか、1秒あれば地球を7.5周しちゃうくらい速いんです。

 

太陽と月って一周何キロ?

地球の大きさが少し想像がついたでしょうか?

ここで、地球以外の星の大きさも少し見てみましょう。

 

太陽は?

太陽を一周したら何キロくらいになるでしょうか?

太陽の直径は約140万㎞です

140万×3.14
=439.6万㎞

ということで、約440万㎞ということが言えますね。

 

月は?

では太陽のように私たちが毎日見ている月はどうでしょうか?

月の直系は3474㎞

3474×3.14=10908.36㎞

1万キロちょっとというところですね。

太陽と月を比べるとかなり大きさが違うことがわかりますね。

地球と比べても、太陽はとてつもなく大きく、月は地球よりも小さいことがわかります。

 

【地球から】
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、冥王星、海王星、までの距離は?

続いて地球から他の星までの距離はどのくらいか見てみましょう。

地球から太陽の距離

1億4708万3400km
〜1億5211万2000km

地球から月の距離

35万6400km
〜40万6700km

地球から水星の距離

8210万km
〜2億1710万km

地球から金星の距離

3950万km
〜2億5970万km

地球から火星の距離

5580万km
〜4億40万km

地球から木星の距離

5億9070万km
〜9億6580万km

地球から土星の距離

12億130万km
〜16億5310万km

地球から天王星の距離

25億8650万km
〜31億5550万km

地球から冥王星の距離

42億9150万km
〜75億2350万km

地球から海王星の距離

43億1050万km
〜46億8610万km

 

地球から太陽の距離〜
地球から海王星の距離まで

名古屋市科学館
太陽系データノート2016
より引用

 

冥王星が一番離れている時って、

75億㎞……

想像もつかないくらいの距離ですよね。

 

【地球の線について】
「赤道」「経線(経度)」「緯線(緯度)」「子午線」「日付変更線」とは?距離は?

赤道とは?

赤道とは、自転軸に垂直で地球の中心を通る線です。

自転する天体の重心を通り、天体の自転軸に垂直な平面が天体表面を切断する、理論上の線である。緯度の基準の一つであり、緯度0度を表す。

また「赤道」という言葉は、古代中国の天文学において、太陽が真上を通るとされる地点を天球図で表わす際に、赤い線を用いたことが由来。

フリー百科事典ウィキペディア「赤道」より引用

 

赤道では、太陽が天頂から天底までまっすぐに沈む場所です。
昼と夜の時間が12時間ずつというのも年中変わらないのも一つの特徴ですね。

この赤道の全周の長さは、約40,075㎞です。


経線(経度)とは?

北極と南極を結ぶ縦の線を経線といいます。

イギリスのグリニッジ天文台跡を通る線が基準になり、東西へそれぞれ180度までを表します。これが経度です。

東回りは東経、西回りは西経と言い、東経90度、西経100度などと使われています。

経線の距離は北極と南極を結んだ距離なので、約2万㎞となります。


緯線(緯度)とは?

緯度は地球儀の横の線です。

赤道を0度として、南北にそれぞれ90度まで表します。
北緯30度、南緯60度などと表記しますね。

この同じ緯度を結んだ線が緯線になるわけです。

緯線の距離は赤道上では赤道と同じですが、緯度が上がっていくにつれて、短くなっていきますね。

なので緯線は何キロの答えはそれぞれで違うことになります。


子午線とは?

子午線という名前は中国から来ています。

中国では古くから方位や時刻を十二支で表します。
「子午」というのはそこから来ているのです。

「子(ね)」は真北、「午(うま)」は真南を表します。

この真北真南を結んだ縦の線「子午線」と呼んでいるのです。

単純に南北を結んだ線なので、地球上にはたくさんありますね。

 

では、子午線の距離は?というと、赤道から北極までの距離が10001.96㎞なので、この2倍である20003.92㎞ということになります。

日付変更線とは?

日付変更線は、ほぼ経度180度の地点を結ぶ理論上の線で、この線を境に日付が変わります。

西から東にこの線を超えると1日もどり東から西へと線を超えると1日進むことになります。

地球上で15度進むと1時間の時差がでてきます。

地球1周は360度なので、360度回ったら24時間の差ができるのです。
この差を修復するために設けられたのが日付変更線というわけです。

この日付変更線、今は海の上にあります。

イギリスのグリニッジ天文台の経度が0度ですよね。

その真裏。

太平洋上の、経度180度の経線が「日付変更線」なのです。

 

同じ陸地に住んでいながら、同じ国に住んでいながら、その線を境に日付が変わってしまっては生活の上で不便ですよね。なので、陸地を避けたところに設けられたということです。

 

まとめ

地球一周ってどのくらい?
の距離は約4万キロ。

 

4万キロといってもピンときませんが、
【共に独自調べ基準です】

  • 徒歩だと、約15.2年
  • 自転車だと、約400日
  • 自動車だと、約24日
  • 船だと、約24日
  • 飛行機だと、約40時間
  • 渡り鳥だと、約1年
  • 音だと、約32時間
  • 光だと、約0.13秒

というように、だいたいこれくらい。が分かるとピンときますよね。

 

また、

地球の衛星の距離は、

  • 地球から太陽の距離
    1億4708万3400km
    〜1億5211万2000km
  • 地球から月の距離
    35万6400km
    〜40万6700km
  • 地球から水星の距離
    8210万km
    〜2億1710万km
  • 地球から金星の距離
    3950万km
    〜2億5970万km
  • 地球から火星の距離
    5580万km
    〜4億40万km
  • 地球から木星の距離
    5億9070万km
    〜9億6580万km
  • 地球から土星の距離
    12億130万km
    〜16億5310万km
  • 地球から天王星の距離
    25億8650万km
    〜31億5550万km
  • 地球から冥王星の距離
    42億9150万km
    〜75億2350万km
  • 地球から海王星の距離
    43億1050万km
    〜46億8610万km

となり、

曖昧な感覚がふわっとでもつかめますよね^^

それを踏まえ、子供に説明するときには数値よりも感覚?!(鳥だと……)の方がわかりやすいんです。

 

それにしても紀元前の時代に、地球が丸いと考え、この地球の大きさを計算して答えを出す。

ほんと、スゴイですね。

1マイルは何キロ?1ノット、1海里は?また換算法やそれぞれの由来は?「ノット」「海里」「マイル」 聞きなれない単位なんですが、聞いてみると、 「あ~~、なるほど」 「知ってたよ」 ...
つくし
つくし
以上!
今回はここまで!

 

COMMENT