仕事にミスはつきもの。
新人のころならなおさらですよね。
そしてミスした時、当人は最悪のメンタル状態になります。
それこそ「生きた心地がしない」。
という状態^^;
私もそう長くない社会生活の中でも、ミスして怒られたことも何度もありますし、怒られたわけじゃないけれど、自分を責め続けたこともありました。
本当に目の前真っ暗になりますよね。
後から振り返ってみると、そこまで落ち込む必要があったんだろうか?
生きた心地しなかったけど、今しっかり生きてるしな、なんて思ったりもするんですね。
というわけで、
について、
ぜひ参考にしてください。
目次
仕事でミスしてしまった!落ち込む前に、まずはこうしよう!
仕事でミスしてしまうと、
「どうしよう!」
「怒られる!」
「会社に、上司に迷惑をかける!」
「相手に迷惑をかけてしまう!」
まあ、いろいろな立場がありますが、そんなこんなでいろんな心配がでてきますよね。
さらには、
「自分はこの会社にいられなくなるのでは?」
「クビになったらどうしよう」
という思いさえ湧いてくるわけです。
こういう心理状態になるのは、あなただけではありません。
多くの人がこういう状態になるのです。
でも、落ち込むのは自由ですが、その前に、周囲の人にかかる迷惑が最小限になるようにするべきことがあるのです。
その手順は、
- まずは深呼吸!
- 相談できる相手を見つける
- ミスによる被害を最小限にする方法を考える
- 上司に報告する
- 謝る
- 始末書を書く
です!
順番に見ていきましょう。
1、まずは深呼吸!
実際に動く前に、まずは深呼吸しましょう。
ミスして焦っているときには、息も浅いものです。
気持ちも動揺していますし、そうしたときには正しい判断もできないものです。
なので、まずは深呼吸。
ゆっくりと息を吸って、吐いて…5回ほど繰り返してみましょう。
そうすると、すこーし落ち着いてきますよ。
2、相談できる相手を見つける
深呼吸で少し心が落ち着いたら、まずは相談相手を見つけましょう。
ミスをしてしまったときに、自分一人で抱え込んでしまうと、それこそ出口の見えないトンネルの中に入り込んでしまうようなものです。
また生きた心地がしない状態になってしまって、どうしてよいのかわからなくなるので、一人で抱え込まずに第3者に話を聞いてもらうのが良いのです。
その相手は、できれば会社の同僚や先輩、上司が良いですね。
話しやすい人、自分の味方をしてくれるような人が良いですね。
会社にはそういう人がいない、話せる人がいないというのであれば、友人や家族でも良いですね。
一人で抱え込まずに、話すことで、またそれを聞いてくれる人がいることで、心に余裕が出てくるものですし、そのミスに対しても客観的にみられるようになります。
要するに、ミスしたという動揺した気持ちも、話すことで少し落ち着くということです。
これが大切なんですよ。
3、ミスによる被害を最小限にする方法を考える
相談できる人、または話をただ聞いてくれる人でもいいですね。
そういう人が見つかったら、まずはそのミスに向き合ってみることです。
客観的にも見られるようになるでしょう。
そしてそのミスによる周囲への被害が最小限にするにはどうしたらよいのか?ということを考えるわけです。
会社の同僚や先輩、上司に相談できるなら、具体的な対策を助言してもらえるでしょうし、家族や友人と話すことでも良い考えが出てくることもあります。
良い方法を思いついたら、それを実行してみましょう。
実行するにあたっても上司や同僚たちに報告しながら実行するとなお良いでしょう。
4、上司に報告する
入社して数年もたって、仕事も任せられているというのであれば、ミスをしても、対策を立ててから上司に報告ということもあってもいいかもしれませんが、新入社員やまだ経験が浅い場合には、できるだけ早く上司や先輩に報告するのが良いでしょう。
上司に報告することで、怒られることもあるかもしれませんが、報告は必須だと思ったらよいでしょう。
また報告は細かくしましょう。
どういうミスをしたのか?
何が原因だったのか?
ミスによってどのくらいの損害があるのか?
それを最小限に抑えるためにどんなことができるのか?したのか?
といったことを細かく報告することで、怒られたとしても、ちゃんと対処したことに対しては認めてもらえるはずです。
そして、上司はその仕事に責任を持つ人なので、一人で抱え込んで悩むよりも、上司に報告したほうが、その悩みを分かち合うことができますし、大きくのしかかっていた責任も分けることで、少し楽になりますよ。
5、謝る
上司に対してもそうですが、そのミスによって損害がでてしまった関係者たちには誠意をもって謝りましょう。
誠意をもって誤れば、その誠意は通じるはずです。
もちろん場合によっては「一番に謝罪」もあります。
しかし後先考えず。という行動も危険な場合があります。
タイミングも含め、最小限にするためにも報連相は怠ってはいけません。
6、始末書を書く
会社にもよりますが、ミスをしてしまった後に始末書を書くこともあります。
この始末書を書くことで、ミスの原因やその結果どうなったか、どういう対処をしたかということを整理できますし、それによって今後、同じミスをださないように気を付けることもできますね。
ざざっとミスしたときの対処方法についてみてきましたが、これだけじゃよくわからなーいという声も聞こえそうなので、さらに詳しく見てみましょう。
気持ちを落ち着ける方法はいろいろある
気持ちを落ち着けるには深呼吸、そして第3者に話を聞いてもらうことでさらに事を客観的に見ることができます。
くよくよ気にしていても事態は変わらないので、まずは自分の気持ちをリフレッシュさせ、落ち着かせるということが大切です。
それには、
- 好きな音楽を聴く
- お風呂に入る
- 片付ける
- ノートに感情を書く
- しゃべって発散する
- 好きな香りでリフレッシュ
- ひたすら寝る
です。
それぞれくわしく見ていきましょう。
気持ちを落ち着ける方法①
好きな音楽を聴く
オーソドックスな方法ですが、リラックスできる音楽、または自分が好きな音楽を聴くというのが気持ちを落ち着けるのに役立ちます。
ミスすることで、夜も眠れないような心理状態になっていることもあります。
そんな時も、YouTubebやAmazon Prime Musicなどで睡眠音楽などを探してみると、いいですよね。
眠れないときにはそういう音楽を聴きながら、私もいつしか眠ってしまってるということもよくあります。
気持ちを落ち着ける方法②
お風呂に入る
リフレッシュするにはお風呂って意外と良いのです。
行き詰った時に、お風呂に入ってみると、気持ちが前向きになったり、良い考えが浮かんだりすることもあります。
実は、毎日お風呂に入ってる人は幸福度も高いという調査結果もあるくらいなんですよ。
それだけ、お風呂につかって一息つくというのは、リラックス効果をもたらしてくれるということなのです。
ちなみにストレス解消には「発汗系入浴剤」がおすすめです。
ぜひチェックしてみてください。
↓
気持ちを落ち着ける方法③
片付ける
片づけ、断捨離、全捨離などという言葉がはやるとともに、実際に言えのお片付けをしている人たちも増えてきました。
片付けることで開運できるということも良く言われていますよね。
片づけというのは、家の中や部屋の中を片付けることなのですが、これが実は心の片付けにも役立っているということも最近では多く言われているのです。
「片を付ける」というように、物の「片付け」だけではなく、気持ちの上で「片をつける」ことができるので、リフレッシュしたいとき、気持ちの整理をつけたい時には、片付けというのも有効なのです。
部屋の中が片付くとスッキリした気分になります。
嫌な思いもスッキリ片付きますよ。
気持ちを落ち着ける方法④
ノートに感情を書く
ノートでなくても、ただの紙でも大丈夫です。
今の感情を書きだすわけです。
そうすると感情が整理されてきます。
ミスしてくやしい気持ちや、もし上司に怒られたらその時の気もち。
上司に多雨する思い、ミスした自分に対する思い。
やるせない思い、悲しい思いなどなど、今思っていることを書き出すとけっこう整理されるんですよね。
ネガティブな感情がたくさんでてきたら、その言葉たちを黒く塗りつぶしたり、あるいは、紙をびりびり破って捨てるというのも効果的です。
燃やして浄化させるということもできます。(火には十分注意しましょう)
自分にとってスッキリする方法を選べばよいですよ。
私は、紙をびりびり破る派でしょうかね。
気持ちを落ち着ける方法⑤
しゃべって発散する
特に女性の場合、これで解消する人が多いのではないでしょうか。
おいしいお茶やケーキとともに、気の合う友達とおしゃべりして気持ちを発散することで、スッキリできます。
会う時間がなければ、電話という方法もありますね。
気持ちを落ち着ける方法⑥
好きな香りでリフレッシュ
アロマオイルなどが手元にあれば、好きな香りで気分をリフレッシュさせることもできます。
寝れなければラベンダーなどの香りで眠りを誘導したり、元気が欲しいときには柑橘系の香り、モヤモヤをスッキリさせたいという時にはペパーミントなど、その時の気もちに合った香りをかいで、リラックスしたりリフレッシュしたりすることができますよ。
ちなみに紅茶などの香りでもリラックスします。
好きな香りでホッと一息なら生活にも組み込みやすいので、習慣化してしまうのもいいですよね。
気持ちを落ち着ける方法⑦
ひたすら寝る
ストレスを受けた時に寝て解消するという人もまたいるものです。
何も考えずに、ただひたすら寝るというのも気分をリフレッシュの方法の一つになります。
ただ、一人で何もしないでいるとグルグルとそのミスのことばかり考えるようであれば、誰かに話したり、書き出したりして気持ちを吐き出す方が良さそうですね。
他にも自分なりのリフレッシュ方法を持っている人は、それを行ってみても良いですよね。
大切なのは、ネガティブになる自分の気持ちを落ち着かせ、ミスに対する対処法を見つけ出していくことですよ。
上司にはすみやかに報告、そして謝る
ミスを犯したことを黙っておくことはできません。
もちろん、自分で対処できるような軽いミスならいいのですが、落ち込むほどに、いや、生きた心地がしないと言うほどのミスだったら、上司が知らなくていいわけがありません。
上司への報告や謝罪は遅くなればなるほど、気は重く、気まずくなってしまうので、早ければ早い方が良いのです。
怒られるのでは?
怒られるのがイヤ
その気持ちもよーくわかります。
でも、報告しないほうがかえって、さらに怒られたり、上司との関係、さらには同僚との関係さえも悪くなることもあるので、正直に報告し助けが必要であれば、助けを求めるのが正解なんですよ。
もし報告しなかったらどうなる?
上司への報告がなかったら、そのミスに対する対処も遅れてしまいますよね。
最悪の場合は大きな損害につながることもあるのです。
いろんな会社があり、いろんな業務があるので一概には言えませんが、例えば、納品の数を間違えて納品したとします。
その日のうちに、すぐに報告し、その日のうちに足りない分を納品すれば、
「そんなこともあるさ」
と後々には笑い話となるほどに軽く済んでしまうのです。
しかし、それが1日遅れ、1週間遅れ、1か月遅れると考えてみてみましょう。
とんでもない問題が起きてしまいますね。
取引先との関係にもヒビが入るかもしれません。
そうなると会社にとっても大きな損害につながることも考えられます。
なので、できるだけ早く報告するというのが良いのです。
また、報告することで、実は自分の肩の荷が少し軽くなるんですよ。
先述したとおり、その仕事に対して責任を持っているのが上司です。
自分ですべてを背負わずに上司に助言してもらったり指示を仰ぐことで、自分自身も楽になるということを覚えておきましょう。
怒られるのは一瞬で終わります。
しかしそのミスによる影響が後々まで続くと、その時まで生きた心地がしない心境でいないといけないので、早く終わらせてしまったほうが楽ですよね?
報告の仕方
報告をしないといけないのはわかりましたが、報告の仕方にもコツがあるのです。
ただ単に「こんなミスをしました。」という報告だけでは、上司も困ってしまいますし、自分の評判も落ちてしまうことが目に見えています。
ではどうしたらいいのでしょう?
- まずは恐縮した態度で謝る
- 現在の状況を報告(すぐにやるべきことがある、またはいったん様子を見ても良いなど)
- ミスが起こった理由を報告
- 対処方法を報告(今対処していること、今後やるべきこと)
- 上司への協力を求める(やってもらいたいこと、助言など)
こうした流れで報告するとまとまりますし、上司としても聞きやすいですよ。
報告・謝罪時の注意点
報告を順序だてて整理してすればよい、ただ謝れば良いというわけではありません。
ここで注意点についてみておきましょう。
悪いのは自分
ミスをするとついつい人のせいにしたくなりますよね。
これは自分を守ろうとする防衛本能が働くので、誰でもそうなんです。
でも明らかにミスを犯したのは自分なのであれば、自分が悪かったという思いで謝罪し、報告するのがベストです。
いつまでも人のせいにしていても解決はできません。
事実だけを話す
推測で~だと思うのですが・・と言うのはNGです。
正確に事実だけを報告することで、上司もミスの現状を把握し、対策を立てることができます。
自分の主観や意見を入れて話すのはやめましょう。
ありのままを正直に話すことで、適切な対策がたてられるようになるのですよ。
仕事でミスが多い人の特徴
1度ミスをすると、こっぴどく怒られて嫌な思いをするので、
「もう二度とミスしないぞ」
と、心に誓うのですが、それでもミスが続く人っているものです。
実はそういったミスが多い人に多い共通点が、
- くよくよ落ち込む人、ネガティブでマイナス思考な人
- 責任感が弱い人、人のせいにする人
- ミスを反省しない
- メモをする習慣がない人、メモしても乱雑な人
- 目の前の仕事や自分しか見えていない人
- 自己管理ができない人
のようです。
くわしく見ていきましょう。
特徴①
くよくよ落ち込む人、ネガティブでマイナス思考な人
ミスをしたらとことん落ち込むという場合があります。
もう人生終わった~~
くらいの思い込みで落ち込んでしまうケースですね。
こうした人の場合、ミスした後にもそのミスをいつまでも引きずってしまい、目の前の仕事に集中できなくなります。
その結果、また違うミスにつながってしまうんです。
気分転換、リフレッシュの方法は先にも紹介してきました。
ミスをしたことにいつまでもこだわるのではなく、早く気分を切り替えて今の仕事に集中できるように努力してみましょう。
さらに言ってみると、ミスをするのはあなただけではありません。
みんなするのです。
大丈夫です。
上司や先輩たちも、ミスの一つや二つはしてきたはず。
ミスをしたことが問題なのではなく、それを反省し一つの経験として、さらに大きく成長するための過程であることを覚えておいてくださいね。
特徴②
責任感が弱い人、人のせいにする人
元々仕事に対しての責任感が弱い人は、「誰かがやってくれるだろう」「ミスしても誰かがカバーしてくれるはず」といった感じで仕事の細かい部分まで十分に把握しようとしないケースがあります。
また、ミスをしても「自分のせいじゃない、あの人が悪いんだ」とか、「環境がよくなかったんだ」といって自分のミスを認めないという人もいますね。
こうした人は同じようにミスをまた繰り返すことが多いのです。
任せられた仕事は自分で責任をもつ仕事ですし、ミスをしたら自分が悪かったと反省し謝罪する、さらにミスを重ねないための努力をするというのが社会人としての姿勢ですよ。
特徴③
ミスを反省しない
ミスをしたことに対して反省し、その原因がなんだったのか、おなじミスを繰り返さないためにどうしたらよいのか?といったことを考えない人は、おなじミスを繰り返しますし、さらに違うミスもしがちなものです。
ミスをしたことが悪いのではなく、それをどう解決し、今後どうしていくのかが大切なのですよ。
特徴④
メモをする習慣がない人、メモしても乱雑な人
仕事の段取りや進め方などをメモしている人も多いと思いますが、「頭の中に入れてるよ」ってことでメモを取らない人もいますよね。
でも頭の中に入った記憶はあいまいなこともありますし、何かが抜けていることもあります。
それがミスにつながってしまうということもあるのです。
また、メモをしていても乱雑で後で見てもなんだかよくわからなかったりするような場合も同じです。
せっかくメモを取っているのですから、わかりやすいように、その時は乱雑であったとしても記憶が新しいうちにキレイに整理しておく習慣をつけると、ミスを防ぐことができますよ。
特徴⑤
目の前の仕事や自分しか見えていない人
目の前の仕事に集中していると、周りからの大切な情報が入ってこなくて、そこからミスにつながることも良くある話です。
「知らなかった」
「誰も教えてくれなかった」
という理由を後で言うことになるわけですが、これも社会人としてはマイナス点になってしまいます。
自分できちんと必要な情報は収集すべきですし、周りからの情報も大切なものなので、見落とさないようにしたいものです。
また、自分だけしか見えていなくて自分だけの判断で仕事を進めてしまい、ミスにつながるというケースも少なくありません。
独りよがりになってしまうのではなく、仕事の進行状況をマメに上司に報告したり、助言を求めたりしながら進めていくことで、ミスを事前に防ぐこともできるものです。
一人で頑張らないってことでしょうかね。
特徴⑥
自己管理ができない人
ミスが起きやすいのは体調不良なときというのも多いものです。
寝不足が続いてぼーっとしてしまい、うっかりミスしてしまったという話はよく聞きますよね。
また、寝不足だけではなく、多くの仕事をかかえて、気持ちに余裕がなくなってしまったり、多くの業務をこなすことで、集中力が切れ、散漫になってしまうと、これもまたミスにつながる大きな要因になるのです。
自己管理というのは、言葉では簡単ですが、寝不足にならないように仕事の量を調節したり、業務の進め方にもメリハリをつけたり、やるべき仕事をメモしておき、一つずつ片付けるなどといったように自己管理をしながら仕事を進めていくことでミスを防ぐこともできます。
もう二度とミスをしないための心構え
ミスは1度するともうこりごりってなってしまうものです。
それでもミスしてしまうこともありますし、でも、言って見ればミスしない人のほうが少ないのではないかと思います。
ミスしたら、今度は同じミスをしないようにすればよいのですし、そのミスを通して学ぶこともあるのですから、ミスを恐れないでほしいなと思います。
そんな、ミスをしないための心構えは、
- ミスを隠さない
- ミスの原因を把握し、再発防止
- わかったふりをしない
- ミスを恐れない、自信を持とう
です。
順番に見ていきましょう
心構え①
ミスを隠さない
ミスをしたら隠さずに、素直に報告し、また素直に謝りましょう。
事実を報告することで、ミスした自分自身を認めることにもなります。
自分の非を認めることで、次へのステップになります。
次にはどうしたらよいのか?ということが分かってくるからです。
叱られることを恐れて黙って隠していると、ミスがさらに大きくなってしまうこともありますから、小さいうちに報告し解決できるよう努力しましょう。
また、謝ることに自尊心がうんと言わないと言う人もいるかもしれません。
でも「負けるが勝ち」という言葉もありますよね。
潔く謝ることで、「責任感のある人だ」「器のある人だ」という印象を与えることができますし、それを通して、次へのステップに行けるものですよ。
心構え②
ミスの原因を把握し、再発防止
ミスをしたら、「報告して謝る」だけでは、次にもまた同じミスを繰り返すことになります。
「なぜミスをしたのか?」
「しないためにはどうしたらいいのか?」
ということをしっかりと考えて整理しておく必要があります。
ミスを繰り返さないためにできることは、
- ミスの原因を突き止める
- どうすればミスを繰り返さないかを考える
- 報連相をしっかりとする
- 仕事のスケジュールや作業量を把握する
- 自己管理をする
- 必要な知識やスキルを身につける
です。
ミスの原因を突き止める
何がミスの原因だったのかが分からないと、次にも同じミスを繰り返すことになります。
自分をよく振り返ってみる良い機会でもあるので、じっくりと考えてみましょう。
どうすればミスを繰り返さないかを考える
ミスの原因が分かれば、ミスを繰り返さない方法も分かって来るものですが、それでもわからないときには、同僚や上司に助言を求めてみましょう。
自分よりも経験が豊富な先輩や上司なら、こんな時にはこうしたらよいというノウハウを持っているものです。
そのためにも、日ごろから同僚や上司とのコミュニケーションも良くとりながら、良い関係を持っていると、いざという時に味方になってくれるものですよ。
報連相をしっかりとする
多くの場合、この報連相がしっかりできていれば、ミスも80%ほど防げるものです。
報連相をすることで、間違っている点を指摘してもらえるからです。
でも、自分で進めていくうえで、確認が甘かったり、ぼやっとしていたりしてうっかりミスをしてしまうこともあるのですが、日ごろから仕事に対する報連相はしっかりしておくのがベストです。
ミスを防ぐこともできますし、万が一、ミスをしてしまっても、的確な報連相ができていれば、そのミスも早急に対策を立てて解決することができるはずです。
仕事のスケジュールや作業量を把握する
仕事量が多いと、確認を怠ったり、見逃したりすることもありますし、全体を把握できずに何かが抜けていたりします。
現状を把握して、計画を立てて仕事を進めていくというのも大切なことですし、とても抱えきれない量の仕事を持っているとするなら、上司に相談したり同僚に手伝ってもらうということも必要なことです。
自分一人ですべてを解決しようとせずに、やはり報連相が大切になりますね。
自己管理をする
仕事が忙しいからといって夜中まで仕事をしていたり、残業を続けたりしていると精神的にも疲れてしまうものです。
時間内に仕事を済ますのも実力だと言われますが、疲れたなと思ったら休息をとる勇気も必要なものです。
睡眠不足は集中力を低下させてミスの原因になりますし、ストレスがたまっていると仕事の効率も悪くなってしまうことがあります。
適度な休息、そしてストレス発散は社会人にとっては必要不可欠なものと私は思っていますよ。
必要な知識やスキルを身につける
もしかしたら、そのミスが知識不足から起きたかもしれません。
またはスキル不足から起きたミスかもしれません。
仕事に必要な知識やスキルは日ごろから学ぶ姿勢を持って身につけていくようにしましょう。
そうすることでミスを防ぐこともできますよ。
心構え③
わかったふりをしない
仕事の指示をされたときに、わかったふりをしていることはありませんか?
「よくわからなかったけど、こんなこと聞いたら、何年この仕事やってんだって怒鳴られそう…」
なんて気持ちになり聞けないってこともあるんです。
でも、これがミスにつながってしまうのですから、わからないことをわかったふりしているのはNGなのです。
私が幼いころによく先生が言われた言葉が
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
でした。
わからないことを聞くのは一瞬恥ずかしいと思うかもしれませんが、わからないものをそのままにしておくよりはずっと良いことなのです。
その場で聞けなければ、後でこっそり上司に聞いてみるとか、同僚に聞いてみるというふうにして、解決するようにしましょう。
目的は仕事を進めていくことであり、その仕事を成就させることなのですから。
かえって、「積極的だな」「よく考えているな」という印象を与えることもできますよ。
心構え④
ミスを恐れない、自信を持とう
何度も書いてますが、ミスは誰でもするものです。
会社の社長だからといってミスをしたことがないでしょうか?
みんなミスをしながら大きくなってきているはずです。
なので、ミスをしたらどうしようと、起きる前から恐れずに、自信を持って仕事に臨みましょう。
ミスをしたら、対処すればいいだけの話です。
さらに自分が大きくなれるチャンスだと思って立ち向かっていってほしいなと思います。
まとめ
ミスはしないに越したことはないですが、どうしても起こしてしまうこともあるものです。
そのこと自体にとらわれることなく、
- ミスに関しては反省し
- 報告、謝罪をし
- 次からはミスをしないよう努力する
というのが理想的な社会人の姿かと思います。
ミスを認めたうえで、報告し謝罪し、さらにどうしていくのが良いのかその対策を考えて実行していく必要があります。
そのためには、
- まずは深呼吸をして落ち着いて
- 相談相手を見つけ
- その対策を考えて実行していく
という流れが一番です。
心を落ち着ける方法も紹介しましたので、自分に合ったものを選んでみましょう。
そしてミスが多い人の特徴に自分が当てはまっていないかチェックし、当てはまったとしてもそれは改善していけば良いものです。
ミスを起こさないために一番大切なのが、
仕事と向き合う「今」を一番大切にする姿勢
です。
「この後…」
「この現場はこのくらいで…」
「この人とは、ま、この程度で…」
「将来は…」
「今」がしっかりできないのに、その先で結果はありません。
「今」の先に全てはつながっています。
何よりそれでは、「今」が不十分ではないでしょうか?
その途中で少しつまずくぐらいどうってことありません。
逃げずに一歩一歩確実に向き合いましょう。
誠意をもって仕事をし、ミスをしても誠意をもって対処する。
そんな行動は、ちゃんと見られているものです。
恐れずに自信を持って仕事をしていきましょう!
今回はここまで!
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