快適な旅行にはスーツケースが便利ですよね。
でもいざ、旅行に行こうとすると、スーツケースもいろんなサイズがあることに気づきます。
いったいどのサイズを選んだらいいのかしら?と悩む人も少なくありません。
小さすぎたり、大きすぎたりとなると、少々不便が生じてくるので、自分の旅行にピッタリなサイズを選びたいというところですよね。
「60リットルくらいがいいんじゃない?」
と勧められても、荷物がどのくらい入るのか、どのくらいの大きさなのかピンとこないのが正直なところですよね。
ということで今回は、
といったことについて調べてみました。
さっそく見ていきましょう。
目次
スーツケースの60リットルってどのくらいの大きさ?
スーツケース、60リットルの大きさってどのくらいなのでしょうか?
購入サイトなどを見れば、サイズも縦何センチ横何センチと言った風に書いてはありますよね。
しかし、リットルって…
自分の旅行にどの大きさのものを持っていったらいいのかわからないということなので、目安を見てみましょう。
1泊で10リットルが目安
一般的には1泊旅行なら10リットルが目安と言われています
ただ、寒い地域に行くときには服や防寒具などもかさばるので10リットルだと小さいかもしれません。
また旅行先でお土産や記念品をたくさん買ってくるという人の場合も、帰りの荷物が増えるので、おそらく10リットルでは小さいかと思います。
1泊2日なら10リットルから30リットルくらいを目安にすると十分じゃないかと思います。
荷物も人によって違いますからね。
普段から旅行の荷物をあれこれ入れる人もいれば、身軽に行くっていう人もいますよね。
要は自分の荷物に合ったスーツケースを選べばよいっていうことなんですよね。
60リットルだと何泊できる?
では、
60リットルのサイズのスーツケースを持っていけば、何泊分の荷物を入れることができるでしょうか?
1日10リットルと考えると、6日くらいってことになりますよね。
4泊から6泊くらいの旅行には60リットルくらいがちょうどよいと言われています
もともと荷物が少ない人や、夏、または暑い気候の場所に行くときには衣類もさほどかさばらないので、そうした場合には1週間を超える旅行でも60リットルのスーツケースで行けるかもしれません。
60リットルのスーツケースには何がどれだけ入る?
ではこの60リットルのスーツケースには何がどのくらい入るのでしょうか?
こういうのが分かると、だいたいの目安としてスーツケースの大きさが想像できますよね。
60リットルのスーツケースに入るものの量がどのくらいかまとめてみました。
【60リットルのスーツケースに入る荷物の目安】
荷物 | 個数 |
シャツ | 5着 |
下着 | 5セット |
長ズボン(ジーンズや綿パンツ) | 4着 |
冬物アウター(ダウンなど) | 2着 |
バスタオル | 5枚 |
靴 | 3足 |
マフラー | 1枚 |
手袋 | 1つ |
カメラ | 1つ |
残りの余裕 | 30cm四方くらい |
これだけのものを詰めても、30cm四方の余裕が残るくらいの大きさということです。
荷物を見ると、寒い時期または寒い国に行く場合の荷物というところですね。
下着を5セットというのですから、5泊6日あたりで洗濯もしないという設定のようです。
見るに、男性用という感じもしないでもありませんが、女性だともう少し増えそうですかね?
それでも60リットルあれば6泊くらいの旅行にはちょうど良いというサイズになります。
50リットルや40リットルは?それぞれどのくらい入るの?
それでは、
60リットルよりも少し小さくなる50リットルのスーツケースだとどうでしょうか?
50リットルなら4~5泊くらいの旅行に適しています
その中身は?
先ほどの60リットルの中身と比べてみましょう。
【50リットルのスーツケースに入る荷物の目安】
荷物 | 個数 |
シャツ | 4着 |
下着 | 4セット |
長ズボン(ジーンズや綿パンツ) | 3着 |
冬物アウター(ダウンなど) | 1着 |
バスタオル | 4枚 |
靴 | 2足 |
マフラー | 1枚 |
手袋 | 1つ |
カメラ | 1つ |
残りの余裕 | 30cm四方くらい |
シャツや下着などの衣類は5泊用に合わせて減ってますね。
バスタオルが数枚入っているので、これを服にすれば女性でも十分かなとも思いますね。
では、
40リットルだとどうなるのでしょうか?
40リットルなら3~4泊の旅行向きです
となると、中に入る衣類も50リットルのものよりは1着ずつ少なくした感じになります。
【40リットルのスーツケースに入る荷物の目安】
荷物 | 個数 |
シャツ | 3着 |
下着 | 3セット |
長ズボン(ジーンズや綿パンツ) | 2着 |
冬物アウター(ダウンなど) | 1着 |
バスタオル | 3枚 |
靴 | 1足 |
マフラー | 1枚 |
手袋 | 1つ |
カメラ | 1つ |
残りの余裕 | 30cm四方くらい |
もっとも、これらの中に詰める荷物は目安であって、実際には夏の場合はダウンなどもいりませんし、Tシャツなどを余裕分も入れることができるでしょうし、他のアイテムを入れることもあるでしょう。
もっと余裕ができるほど荷物が少なければ、また、旅行先でも荷物が増える予定がなければ、一回り小さいスーツケースにしても大丈夫でしょう。
または、余裕ができるほどに荷物の量が少ない人は、小さいスーツケースでも長く旅行できるということもあります。
暖かい気候の場所に1週間くらい旅行に行く時にも40リットルほどのスーツケースで行けるという人もいるかもしれませんね。
荷物の量も人によっても違ってくるので、これらの表は量の目安として参考にしてみてくださいね。
機内持ち込みができるのはどの大きさまで?
旅行の際に飛行機に乗る場合には、機内に持ち込みできる大きさが制限されています。
60リットルのスーツケースは機内持ち込みができるのでしょうか?
大きい気もするけど、どうなんだろう?
機内持ち込みができるのはどのくらいの大きさまでかなあ?
という疑問がわいてきたので調べてみました。
60リットルのスーツケースは機内持ち込みができるか
この問題を考えてみる前に、機内持ち込みのサイズ制限について確認しておきましょう。
<機内に持ち込めるサイズ>
- 3辺の合計が115cm以内
- 3辺の長さが55cm、40cm、25cm以内
- 総重量が10kg以内
という条件を満たしているものです。
後に紹介する「グリフィンランドスーツケースの1037シリーズ」を例にあげてみましょう。
いろいろなサイズがそろっている中で、Mサイズというのが63.3リットルとなっています。
そのサイズは、
- 縦66cm、横46.5cm、29.5cm
- 3辺の合計が142cm
なので、ざっと見ただけでも、機内持ち込みサイズをオーバーしているのが分かります。
一つの例と言えばそうですが、60リットルという容量のスーツケースはほぼこのくらいの大きさになるので、機内持ち込みには不向きということになります。
また、受託手荷物にもサイズ制限があります。
- 3辺の合計が158cm以内
- 総重量は搭乗クラスにより変わる
という条件なので、この場合は60リットルのスーツケースでも十分預けられます。
ただ、重さには気をつけましょう。
重さは航空会社によっても違うので、無料で預けられる重さをあらかじめ確認しておく必要があります。
機内持ち込みできるのはどのくらいの大きさまで?
機内持ち込みができるスーツケースはどのくらいまででしょうか?
先にも確認したサイズが機内持ち込み可能なサイズというわけですが、
何リットルくらいの大きさになるのでしょうか?
先ほど例に挙げた「グリフィンランドスーツケースの1037シリーズ」で見てみましょう。
機内持ち込みできるサイズに当てはまるのが、一番小さいSSサイズとなります。
- 縦53cm、横36cm、厚み23.5センチ
- 3辺の合計が112.5cm
なので、機内持ち込み可能ですね。
このサイズの容量は31.3リットルとなっているので、およそ30リットルくらいのものなら機内持ち込み可ということができます。
40リットルや50リットルの大きさのスーツケースも機内持ち込みは難しいとも言えますね
スーツケースの大きさやサイズ表記はメーカーによっても違うので、確認が必要ですが、おおまかな目安として覚えておくと良いでしょう。
サイズ別おすすめのスーツケース
具体的にどんなスーツケースが良いのか気になる人のためにも、サイズ別おすすめのスーツケースも紹介してみましょう。
いろんなサイズがそろってる
グリフィンランドスーツケース「1037シリーズ」です。
SSからS,MS、M、LMという5つのサイズがそろっているのはこのメーカーくらいです。
以前は6つのサイズがありましたが、今は一番大きいサイズは生産終了となっているようです。
これだけのサイズがそろっているので、1泊から最大77リットルという10泊くらいできそうなサイズのスーツケースまであるので、自分の旅行の日程や荷物の多さによって適当なサイズをチョイスしてみると良いでしょう。
荷物が多めという人は少し大きめのものを、普通かなと言う場合には、1日10リットルで考えて適度な大きさを選ぶと良いでしょう。
サイズだけが人気の秘訣ではありません。
・コスパが良い
・キャスターの滑りが良い
・インナーフラットで荷物が詰めやすい
・軽い
・マチアップ機能で荷物もたくさん入る
といったメリットもあり、人気を呼んでいるスーツケースです。
60~70リットルと大きいサイズが欲しい時は
DELSEY(デルセー)のヘリウムエアロスーツケースです。
デルセーはフランス発の老舗スーツケースブランド。
高品質のポリカーボネート素材を利用した耐久性、軽量性に優れたスーツケースです。
また、キャスターは直径50ミリという大型のものを使ってるので、足回りもスムーズ。
ダブルジッパーで防犯性、防水性にもすぐれ、急な荷物の増加にもエキスパンダブル機能で対応できます。
見た目にもおしゃれなので、海外旅行のお供にしたいスーツケースです。
50リットルのおすすめスーツケース
エース(ace.)パリセイドZのスーツケースはダブルホイールの静音キャスターも特徴の一つで人気があります。
中でも、モデルNO.06912というのが50リットルのサイズです。
早朝や夜中など静かなところでも静かに移動できるのが魅力的です。
シンプルなスーツケースですが、ポリカーボネート使用で軽くて丈夫、キャリーバーは持ちやすくて疲れにくい、コスパも良いスーツケースです。
立てたままフロントポケットを開けることができて、空港などでもちょっとしたものを取り出すのに便利ですよ。
40リットルのおすすめスーツケース
トラベルハウスの9088というスーツケースも4つのサイズがそろっていますが、Sサイズが約40リットルのもの。
5000円台という財布にやさしい価格で買えるというのも大きな魅力尾一つです。
基本的な機能が備わっていて、色のバリエーションも豊富なのできっと気に入る色がみつけられます。
Sサイズは重さが約2.8キロと軽いというのも特徴の一つです。
軽いので(といっても中に入る荷物にもよりますが)階段でも持ち上げやすくなります。
エンボス加工を施したABS+PC混合樹脂を採用し、衝撃にも強く、傷がつきにくいというのもうれしいですね。
キャスターも360度回転し、消音設計、耐久性もあり、デコボコな路面でも静かにスムーズに移動できます。
こうした機能に加えて、収納のしやすさなどもスーツケース選びのポイントになってきますが、このスーツケースも使いやすく気に入ってるというレビューも多いですね。
まとめ
60リットルのスーツケースのイメージがわいてきたでしょうか。
寒い時期、寒い地域に旅行に行く場合でも60リットルのスーツケースなら5泊~6泊は大丈夫そうですね。
荷物の量がもともと少ないという人はさらに長い旅行も楽しめるかもしれません。
また、暑い季節、暑い地域に旅行に行く場合には、薄手の服が多いので、多く入れることができますし、また一回り小さい40リットルや50リットルでも6泊くらいできるという場合もあります。
飛行機の機内持ち込みができるのは、30リットルくらいのものまでと考えておくと良いでしょう。
大きいものは、預けてしまったほうが楽ですね。
旅行の際の荷物の量は男性・女性でも違ってきますし、個人差も大きいものです。
一般的には60リットルは6泊くらいと目安にしていますが、荷物の量によっては、6泊旅行でも一回り小さいスーツケースで行くこともできるでしょう。
自分の荷物がどのくらいかを考えてスーツケース選びをしてみると良いですね。
60リットル、50リットル、40リットルなどサイズ別にもおすすめのスーツケースを紹介したので参考にしてください。
今回はここまで!
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