赤ちゃんが生後5、6か月を迎えると、ママは「離乳食」の準備を始めることとなります。
まだ歯が生えたばかりの赤ちゃんが、きちんとご飯を食べられるように、
柔らかく煮たり
つぶしたり
裏ごししたり
ととにかく手間のかかる離乳食作り。
ただでさえ忙しい毎日の中で、毎回1から離乳食を作っていてはいくら時間があっても足りないですよね。
赤ちゃんも、ママが離乳食を作っている間おとなしく待っているわけではないので、
急がなきゃ!
と焦ってパニックになる方も多いのではないでしょうか。
それで失敗ばかりしてしまい、作るのが苦痛になってしまう方も。
実は、
そんな離乳食作りが簡単にできる方法があるのはご存知ですか?
今回は、そんな離乳食作りに注目して、誰でも簡単にちゃんとした離乳食を用意できる方法をご紹介していきたいと思います。
目次
離乳食はフリージングが便利!
私は、初めて離乳食を始める頃に先輩ママから離乳食作りの大変さを教えてもらっていました。
- 月齢に合わせて食材を選ぶのはもちろん、同じ食材でも大きさや固さなどをどんどん変化させていかなければならないこと。
- 喉に詰まったり、飲み込めなくならないように細かくカットしたり裏ごししたりしなければいけないこと。
- 同じものばかりだと飽きてしまうのでできるだけ毎食違った味をあげること。
など
とにかくたくさんの「大変なこと」を聞いていて、すごく離乳食作りに慎重だったのを覚えています。
しかし、最近では
離乳食の本でも推奨されている、
「フリージング」
の方法がとても便利で簡単だという話を耳にしました!
「フリージング」とは、時間のあるときにまとめて食材を準備し、小分けにして冷凍庫で凍らせておく方法です。
キューブ型にしておくと保存も簡単で、離乳食はそのキューブを合わせて温めたり煮たりするだけで完了するという時間がなくてもできる方法なんですよ!
実際に、私もこの方法で、離乳食作りは驚くほど簡単に済んでいました。
赤ちゃんが寝た後に食材を用意し、1つ1つフリージングの作業をしたら、1週間はその野菜を使った料理で済みます。
野菜も、葉物以外は1つの鍋で同時に煮て柔らかくしたりすれば時短にもなるんです。
野菜だけでなく、お肉やだしなどの調味料なども用意できるので、まとめて作ればどんな料理もレンジで温めるだけ!
このフリージング食材を使えば食事を準備するのに1から下ごしらえをしなくてもいいのですごく便利だと思いました。
メニューの一例もご紹介しますね。
野菜スープ
フリージングした野菜と、コンソメを一緒に一煮立ちする
しらすご飯
軟飯とフリージングしたしらすを同時にレンジで温める
ミネストローネ
人参、玉ねぎ、キャベツ、トマトのフリージングと、コンソメを一煮立ち
中華風あんかけ
人参、白菜、玉ねぎのフリージングと、コンソメ、水溶き片栗粉を一緒に一煮立ち
肉じゃが
ジャガイモ、人参、玉ねぎ、鶏ひき肉、だしのフリージングと水、醤油を数滴合わせたものをレンジで温める
いかがですか?
これらのメニューをいくつか組み合わせるだけで立派な離乳食の出来上がりです!
離乳食作りが楽になるアイテム
ここまでで、フリージングの食材がいかに簡単で便利かということをご紹介してきましたが、
その食材を準備するのは何だか大変そうだと思っていませんか?
実は、野菜を準備する際にも時短できるアイテムがあるんですよ。
炊飯器
個人的に、離乳食作りで必須アイテムだったのがこの「炊飯器」
軟飯を作るのにも、おかゆモードで簡単に柔らかいご飯を用意することができますし、実は野菜もこの中に入れて炊いてしまえば、あっという間に舌で潰せるくらいの柔らかさまで火が通ってしまうんです。
鍋でグツグツする時間がもったいない方は、野菜も炊飯器で用意してみてはいかがでしょうか。
ブレンダー
ブレンダーは、離乳食作りではとにかく役に立つアイテムとして話題ですよね。
みじん切りだけでなく、簡単にペースト状にすることができるので、裏ごし作業が苦手な方にはぜひおすすめしたいアイテムです。
ポタージュなんかも簡単に作れますよ。
小分けパック
フリージングには欠かせない小分けパックは、タッパーのようなものから製氷トレイのようなものまで様々な形があります。
取り外しがしやすいものだと、冷凍した後簡単に保存ができるのでおすすめです。
このように離乳食作りは、使うアイテムによってはさらに時短にできるものもあるんです。
これからやってくる離乳食の時期を簡単かつきちんとしたものにしたい方は
ぜひこれらの方法を活用してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
離乳食作りは、赤ちゃんがご飯を食べたり味を覚えたりするためにも手を抜いてはいけない作業ですよね。
しかし、
働いていたり、家事をしているとどうしても時間がなく作るのが面倒になってしまう方も多いかと思います。
今回ご紹介したフリージングの方法や、便利なアイテムを使えば、時短だけでなく栄養面でのバランスも考える余裕ができるほど離乳食作りが楽しくなってくると思います。
ぜひ、これらの方法を実践して、素敵な離乳食ライフを送ってくださいね。
今回はここまで!
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