以前さまざまなダイエットにチャレンジをして、その全てに失敗した方々のお話をよく聞きます。
最初は、5~6kg減量できても続かなかったり、リバウンドで10kg、20kgも太ってしまう結果に終わった方もたくさんいます。
昆布ダイエット、リンゴダイエットなどの単品ダイエットです。
毎日同じ食品ばかり食べ続けるというのは、かなり苦痛でもあり、ついにはその食品を見るのもの嫌になるというのも理解できます。
また、痩せ薬を飲んで急な減量をするのは、下剤を飲むのですから、体力的に低下し健康によくありません。
低カロリーの食品を購入したり、痩身指導を行うエステなどは、高額な費用がいります。
無理なダイエット、過激なダイエット、そして、高額な費用の必要なダイエットは、長続きせず、結局は挫折してしまうことになりますね。
まず、続けられること。
それが大切です。
ダイエットを成功させる基本的ルール①
【体重は自分でコントロール】
自分にはダイエットは不可能と諦めてしまわずに、粘り強く継続することが大切です。
その実行力が良い結果をもたらしてくれます。
減量に成功した後の、健康な身体を取り戻したカッコイイご自身をイメージしてもよいかも。
痩せようという意識を常に持つこと、
そして、
毎日体重を量り、記録が重要です。
いつの間にかに体重が増えてしまったという方は意外とたくさんおられます。
それは毎日体重をチェックしていないからです。
以前、着ていたスーツが着られなくなり、はいていたズボンやスカートがはけなくて、どんどん大きなサイズの物を買い替えながら、現在の自分の体重が何kgになっているのか正確に把握できていない方がかなり多いようです。
肥満を意識しながらも、実際に自分の体重の多さをみたくない、知るのが怖いといった心理が働くのかもしれませんね。
ダイエットを成功させるためには、毎日、体重を測定し、それをノートに記録することを習慣化するのが大切です。
そして、1日に摂取した食事の内容、飲料、間食等、全て同じノートに記入してみるのも必要です。
これは、各自の食生活を客観的に見直す契機になるわけです。
ご自身が考えていたよりもかなり多量に食べ物、飲料を摂っていることに気づかれる方も多いのではないでしょうか?
主食、主菜、副菜、間食、飲料と分けて記入しましょう。
日記や金銭出納帳を毎日記入している方は、その時点で必ず記録されますようおすすめします!
これは、ご自身の健康を維持するのに、より良い食習慣に改善してゆくためのまず最初に始めたいメソッドです。
皆さん、
- 無意識に好きな物を好きなだけ食べる
- 好きなお酒を多量に飲む
という食生活を見直す時が今まさに来ているのです。
ダイエットを成功させる基本的ルール②
【現在の自分の状態を知る大切さ】
体重計は、デジタル表示がおすすめです。
なぜなら、現在の体重が瞬時にしかも正確に把握できるからです。
朝目覚めたなら着替える前に肌着のまま素足で体重を量ります。
着替えては衣服の重さが加わって、特に夏と冬では衣服の重さが大きく変化します。
毎朝測定した体重は、必ずノートに記録しておきます。
- 前日よりも、今朝の体重が200gでも300gでも減っていれば、それが楽しみとなり、減量を続けることができます。
- 量るだけダイエット
- 朝晩ダイエット
という減量方法があるくらい、毎日の体重を量るのは、常に自分の体重の増減を意識するようになります。
これは、非常に大切な基本的習慣と言えます。
朝晩ダイエットは、朝起床した時と就寝の前に体重を量る方法です。
朝、昼、夕と食事をとり、間食をしたり、飲料を飲んだりすることで、夜の体重は朝よりも増えているはずです。
前日の夜の体重よりも今朝の体重が減っているのは、寝ている時も生命維持にエネルギーを消費しているからです。
夜、寝ている間は食べず、しかも基礎代謝は行われていますから、朝の体重は、前夜よりも減ります。
朝晩ダイエットの方法は、朝と夜の体重を1週間記録して体重差を加算し7で
割ると平均値が体重差になります。
例えば、
前日の夜体重が70kg
今朝が69.5kgとすると
その日の体重差が500gです。
食事内容や運動量等、1日のエネルギー消費量により、日により体重は異なります。
夜の体重がかなり増えている日は、太る食品をたくさん摂っていたことになります。
朝と夜の体重差が大きい場合には、1日で摂ったカロリーをその日のうちにエネルギーとして消費しきっていないからです。
朝晩ダイエットは朝晩の体重差を500g以内に抑え、差を少なくすることにより減量しようとする考え方です。
これは長期間することに意味があります。
朝晩体重を測定することは、毎朝1回必ず量るという習慣が、量るだけでもかなりの体重増加を抑えることができます。
まとめ
今回はダイエットを成功させるのに必要なルールをご紹介いたしました。
そのルールの基本は、体重はご自身でコントロールできるように、毎日体重を測定し、その日の食事内容を記録しそれを習慣化する、ご自身の今の状態をを知ることが大切です。
今回はここまで!
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