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【除夜の鐘の歴史】いつから

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年末年始に必ずあるものと言えば、除夜の鐘です。

その年になにが起きたかを思い返しながら、新しい年を迎える一大行事です。

ふと、いつ始まったのかが気になりました。

 

そんな除夜の鐘について、
その歴史やまつわるエピソードを調べてみました。

除夜の鐘の歴史と人気の場所

除夜の鐘が始まったのは、宋(昔の中国)末期と言われています。

宋の歴史が960年~1279年までですので、およそ1200年代後半が起源でしょうか。

日本に伝わったのは鎌倉時代で1185年~1333年の間になります。
合わせると13世紀末から14世紀頭の間に始まったと考えられます。

除夜の鐘を鳴らす回数である108という数字は、煩悩の数であると教えられました。
中国では、

  • 悪いものを払う意味で鳴らしていた
  • 縁起を担ぐもの

調べていたらいろいろと出てきましたが、確実にこれだというものは決まっていないようです。

除夜の鐘がメディアで初めて取り上げられたのが1927年で、昔のNHKラジオであるJOAKが東京上野にある寛永寺が舞台でした。

なお、年末年始のNHKと言えば「ゆく年くる年」が有名ですが、この番組の旧番組名が「除夜の鐘」だったそうです。

ちなみに、
除夜の鐘が有名なお寺はどこなのかな?
と探すと、
京都と東京のものが多く目に入りました。

東京は人口が多いから参拝者も多く情報が多いのでしょう。
京都はお寺も多くまた歴史もあるため人気があるようです。

「清水の舞台から飛び降りる」

というフレーズでも、有名な清水寺でも除夜の鐘が鳴らされており、参拝者が鐘をつくこともできるようです。

ただし、
事前に配布される整理券を手に入れる必要があり、その配布時期がクリスマスあたりのようなので、興味があればぜひ整理券を取りに行ってみてはいかがでしょうか?

除夜の鐘は何回鳴らす?参拝者は鳴らせる?

除夜の鐘と言えば、108回鳴らすものだと伝えられています。

107回というキーワードがチラチラと目に映り、
書き間違いかと思っていましたが、調べてみると大晦日のうちに107回鳴らして新年に1回鳴らすのが定番だそうです。

ということは。

107回目を早く鳴らしてしまうと、108回目までに長い間沈黙の時間ができてしまうので、開始時間と何分に1回つくとか決まっているのかな、と思い……

調べてみたら……

(お寺によって違いはありますが)

22時~23時の間につき始めて平均すると、90分で108回なので1分弱に1回ということになります。

1分で1回にして、正午の107分前である22時13分開始がもっとも計算しやすく正確に叩ける開始時間のように思えます。

また、
除夜の鐘が鳴らされるのは108回と言われていますが、どうやらそれ以上に鳴らしているお寺も少なくないようです。

「そう言われると実際に数を数えたことが無かったから、
多くても少なくても気付かないな。」

と思いましたが、

人によってはしっかりと数えていて多かったり少なかったりしたら、お寺にクレームを入れるのでしょうか?

と考えてしまいました。

それから、
参拝者が鳴らすことができるお寺もあるようです。

事前申し込みが必要だったり、当日先着順だったりするようです。

思いつきでは間に合わないません。

先に行く場所を決めてから、あらかじめ調べておく必要がありますね。

ちなみに、

「地名+除夜の鐘+参拝者+鳴らす」

で検索すると、
お寺の名前がいくつか出てくると思いますので、その中から行きやすいところをピックアップしてみてください。

場所によって、

  • 異常に混む
  • 大晦日は駐車場が利用停止
  • よくあるトラブル

事前にお寺に問い合わせると良いでしょう。

まとめ

「除夜の鐘」が始まったのは、
昔の中国である宋が起源で、およそ1200年代後半、
そして、日本に伝わったのは1300年頃だと考えられます。

除夜の鐘、108回という回数、それぞれの意味については、
煩悩の数以外にも、悪いものを払うなど複数の意見があり、
未だにこれで間違いないというものは決まっていません。

それから、除夜の鐘の鳴らすタイミングについて、
大晦日に107回、新年に1回鳴らすルールのお寺が多いようです。

また、参拝者が鐘をつけるお寺もありますが、
事前に整理券を手に入れるか、当日先着順になることが多いので、
鐘をつきたいと考えているなら事前に情報をキャッチしましょう。

 

つくし
つくし
以上!
今回はここまで!

 

 

 

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