ビジネスシーンで必要不可欠とされるのがビジネスマナーです。
マナーが守れていない人に対しては社会人としての信頼関係に大きく関わってきてしまいます。社会に出る前にぜひとも最低限の知識・マナーは身につけておきたいものですね。
学生でも社会人の方と接する際には、ビジネスマナーを心得て失礼のないようにしていきたいものです。
今回は、基本と必要最低限のマナーについてお伝えいたします。
社会人のマナーがわからない?!基本とは
社会に出ると学生のときとは違うことばかりですが、その中でも大きく異なるのことは違う価値観、年齢、立場の人とかかわりをもつことでしょう。
今までの学生生活ならば同じような年代、かつ価値観の合う友人とだけ接点をもっていることがほとんどだと思いますが、社会人となるとそういうわけにはいきません。
世代や価値観の異なる上司や、立場が違う取引先とともに仕事を一緒にしていくことになります。
ビジネスにおいての人間関係、信頼関係を構築していくために必要不可欠なのがビジネスマナーです。相手を気遣うことで不快感を与えず、より良い関係を築いていくための架け橋となります。
ただ大切なのは、きちんとマナーの手順を守ることではありません。
マナ―の手順を意識してぎこちない動作になっていては、相手も気分を悪くしてしまいかねません。
ビジネスマナーにおいて一番大切なのは「相手への思いやり」です。
目の前の相手を不快な気持ちにさせることなく、心配りをすることがマナーなのです。
ビジネスマナーを身に着けている人はコミュニケーションが円滑になり、信頼にもつながります。
また、個人としての評価だけではなく、自分が働いている会社の評価にもつながります。
だからこそ、多くの企業がビジネスマナーを重要視し、必要不可欠だと感じでいるのです。
社会人のマナーがわからない?!それでも身に着けておくべきマナー
あいさつ
まず基本ともいえるのは「あいさつ」です。
人は無意識のうちに第一印象でその人へのイメージを植え付けてしまうものです。
朝、初めて会うときなど様々なシーンで必ず最初にするあいさつをしっかりすることでその後のコミュニケーションに大きくかかわります。
はきはきした声で、さわやかに挨拶をしましょう。
そして大切なのは気配りです。
相手に伝わりやすいような声で明るくしましょう。
相手に聞こえなければ挨拶をしている意味がありません。
ビジネスシーンでは、挨拶にはじまり、挨拶に終わるともいわれます。
取引先から帰るときや、退社するときも最後までさわやかな挨拶を心がけましょう。
時間を守る
社会人は時間を守って当たり前、いうまでもないと考える人も多いです。
時間をきっちり守れる人はおのずとも信頼性が高まります。
遅刻や納期遅れなんてもってのほかです。仕事がどれだけ丁寧でも、時間が守れないと評価と信頼を大きく失いかねません。
電車の遅延などやむをえずどうしても遅れてしまう場合は、相手に事前に必ず連絡をしましょう。
お詫びのことばをしっかり述べ、いつ頃到着できるか、どのくらい遅れるかの具体的な連絡をしましょう。
身だしなみ
相手の第一印象を決定する8割は外見だともいわれています。
相手に不快感を与えないような身だしなみを心がけることは社会人としても最低限のマナーです。
男性は、服装に髪形やスキンケアにも注意しましょう。
スーツは自分のサイズに合ったものを着用し、奇抜すぎるデザインや個性的なものは避けましょう。
ビジネスシーンに合わせたデザインのものを着用するのが好ましいです。シャツはしわがないようアイロンかけしたものを、ネクタイも派手すぎるものは控えたほうが良いです。
尚、相手や場所に応じてデザイン、柄を選べるようになれば身だしなみの印象がぐっとアップします。
清潔感のあるヘアスタイルを心がけ、派手なカラーやパーマは避けたほうが無難です。髭のそり残しがないよう鏡でチェックしましょう。
女性の場合は、服装、ヘアスタイルに加えてメイクも気を付けるべきポイントです。
スーツの場合はシンプルなオーソドックスなデザインがよいでしょう。
オフィスカジュアルな服を選ぶ際には、スカート丈や胸元のデザインなど過度な露出がないかをチェックしましょう。上品さを演出する服などが望ましいですね。
ストッキングは肌なじみのいいカラーを着用し、伝線や破れの予備を持ち歩くとよいでしょう。
メイクはナチュラルメイクを意識して、カラーを取り入れるよりもブラウンやベージュなどの統一したカラーでまとめると清潔感のあるメイクになります。
髪形は長い髪はまとめるなどして、印象をよくするとともに仕事の邪魔にならないようヘアスタイルも心がけましょう。
いかがでしたでしょうか。
ビジネスマナーの基本は目の前の相手への心配りです。
マナーを守りつつ、どうしたら相手が気分よく仕事できるかを意識しながらより良い関係を築いていきましょう。
今回はここまで!
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