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電子書籍は読みづらい(読みにくい)と感じるのはなぜか?

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スマホやタブレットのアプリなどから、無料で簡単に読める電子書籍。

いつでもどこでも読みたい書籍が簡単に読めるので、わざわざ本屋に買いに行ったりネット通販で買わなくてもダウンロードするだけで読みたいものがすぐに読めてしまう大変便利なツールが普及しています。

 

しかし、

紙の本と比べて電子書籍ならではの「読みにくさ」を感じます。

 

この「読みにくさ」を少しでも解消して、試し読みなどを活用し、読書好きな方にとってより便利なツールとして活用できる方法はないかを探ってみようと思います。

スマホやタブレットのアプリなどから、試し読みをしても、「電子書籍の読みにくい」と感じる理由は?

 

なぜ、電子書籍は読みにくいのか?

 

まずその理由はまず何といっても、

 

「画面のサイズが小さい」

 

ということだと思います。

 

紙の本だと、開いたページにたくさんの文字が書かれていますし、興味のない段落があれば、視点をづらすだけで読みたい文章を一瞬に読むことができます。

 

しかし、

電子書籍の場合、興味のない段落を飛ばすときは、画面をいちいちスクロールしなくてはならない作業があります。

 

それに電子書籍だと、書籍の厚みがありませんからもう少しで読み切れるといった感が持ちにくいこともあります。

 

紙の本を手にして読むときには、目次を見て

「あ、この文章に興味がある」

と思ったら、そのページを開いて読みたい部分をチョイスして即座に読むことができるのですが、電子書籍だと目次は確かにありますがそこにたどり着くまでに何回もスクロールしなくてはならない不便さを感じています。

また、電子書籍では紙の本のように、

  • 表紙のデザイン
  • 本の重み
  • 厚み
  • 読み切ったページの量

などの視覚以上で得られる満足感には乏しく感じます。

 

そういった意味で電子書籍は「情報」として読みたいニーズには適していると思いますが、紙の本のような「貫禄感」「年輪感」で、視覚以上に得られるプレミア感は電子書籍に比べて魅力があると言えるでしょう。

 

次に、電子書籍の読みづらさとして挙げられるのが「眩しさ」です。

 

電子書籍は画面の直接光で読むものですから発光しています。

ブルーライトの影響もあって、決して眼に優しいものとは言えません。

 

紙の本は部屋の灯りや太陽の光を反射する反射光なので、直接眼に光が入ってきて眼にダメージを与えることはありません。

見ることでの読みにくさと言ったら、あとは強いて言えば「解像度が低い」といったことでしょうか。

 

しかし、最近の端末は解像度が高く、紙の本より読みやすいとは言えますが、やはり、眼に優しい「読み物」として長時間読み続けられるのは、紙の本のほうが勝っていると言えるでしょう。

 

また、

1ページ1ぺージづつめくって読んでいく「読み応え」「期待感」は、電子書籍では味わえないものだと言えます。

それに電子書籍だと、スクロールする時に誤って、読んでいる箇所より先に行きすぎて、読んでいた箇所まで元に戻さなくてはならないといったこともあります。

確かにワンタップで読めることもできますが、何となく、逆にデジタル感が物足りなさを感じさせてしまっているようにも思えます。

変な表現かもしれませんが、紙の本だと、ゆっくり「自分が読んでいる」という自分のペースで読めますので、途中で読むのを休憩し、栞を挟むなどして、例えば小説などであると、次回からの続きを想像したりしながら「読む」作業以外に「想像」を楽しむことができますよね。

 

確かに電子書籍でも、途中で一時停止をして読んだところまでの保管はできますが、

「続きを読むのを電子書籍に待ってもらってる」的な妙な感覚がありませんか?

 

バッテリーのことも気になりますし、まぁ、ほとんどないとは思いますが、読んでる電子書籍のデータが消えちゃったりとか、あと心配なのが、端末が故障して続きを読めなくなっちゃたりとか。

 

そういった心配は紙の本にはありませんよね。

電子書籍を便利に読むポイント

電子書籍は、紙の本のように収納場所要らずで、かさばることがありません。

 

お部屋の本棚だけでなく、お部屋いっぱいに紙の本が散乱している光景はよく見かけますよね。

それに、このような状態の場合、

「あの本をどこにやったっけ?」みたいに、部屋中探しまくることもありません。

スマホやタブレットで検索して、一瞬にスマートに読みたい書籍を見つけ出すことができます。

 

私も、電子書籍を使う前は本棚から、

「え~っと、どれだっけ?」と探す手間がかかっていて、スマホやタブレットで電子書籍のアプリをダウンロードしてからは、タイトルを入れるだけで一瞬に読みたい本が出てくるので、これは便利だなと思いました。

それに、紙の本のようにかさばることがないですし、検索すればすぐに読みたい本を買えてしまうという便利さもありますよね。

また、電子書籍は読むときに片手操作で読むことができますが、紙の本だと両手で読むと、それだけスペースも取られます。

昔、電車内でサラリーマンのオジサンが両手でバッサーと新聞を広げて読んでいて、他の乗客から迷惑そうな目で見られてる光景がありました。

しかし電子書籍ならページをスクロールするだけで片手で読めてしまいます。

紙の本の書籍と違うところで便利なところは、電子書籍だと文字サイズを大きくすることができ、画面をスクロールすると文字が大きくなって、老眼や乱視の方でも読みやすいというメリットがありますね!

 

私は、◯◯歳にして既に老眼なのですが、ダイソーの100円ショップで老眼メガネを買ってきて(笑)、紙面の文字を見る時には必ず、そのメガネをかけて読まなくてはなりません。

ですが、タブレットで文字を読むときは、画面をスクロールすると文字が大きくなるので、老眼メガネをかけることなく読むことができて便利です。なので、紙面の文字が見にくい方は、ぜひ、iPadのタブレットを使ってみられるといいですね。

 

そして、何といっても「いつでもどこでも読める」といったことですね。

 

まず、読みたい本があった場合、本を買うこと自体がスマートフォンやタブレットから、いつでもどこでも買うことができます。

 

読むときも、言ってしまえば満員電車の通勤中でも読めるわけで、防水対応の端末を使えばお風呂の中でさえ読めてしまうわけですよね。これは、紙の本では到底できなかったもので、まさに文明の利器と言っても過言ではないでしょう。

このように、電子書籍は使い方によって「読みやすさ」を享受することができる、大変便利なツールであると言えるでしょう。

まとめ

文字を読んで、それを理解して知識を得たり、感動したり、ワクワクしたりなどできるのは人間にしかできません。

文字というのは、象形文字など古来の文明から存在した唯一のメッセージの伝達ツールであり、文字ひとつひとつに、書いた人の「言霊」が込められているものだと、私は考えます。

 

「読む」

という行為は、単に文字から情報を得るためだけのものではなく、本を手にし、本の厚みや重みを感じて、そこに込められている知識や物語を享受することで、著者への思いや、知的好奇心を駆り立てられたりして、読書を「感じる」ことではないかと思います。

 

確かに、文明の利器の発達で電子書籍という便利なものが開発されました。

 

わざわざ本屋に行って買う手間もなく、スマートフォンやタブレットで端末の操作一つで読みたい書籍が手に入るのは、実に効率的だと思います。いつでもどこでも、タップひとつで読めることはメリットがあると思います。

 

しかし、

上記に述べたような「読みづらさ」があり、画面の発光で眼にも優しくないし、端末が壊れたら読めなくなる心配もあります。

それに電子書籍だと、自分にとって大切な一節に、手でペンを使って線を引くことも出来ません。

 

それに比べて、紙の本というのはアナログではありますが、ボリューム感や手触り、表紙のデザインや挿絵なども楽しむことができ、電子書籍では決して感じられない魅力があると思います。

紙の本は、ひとつひとつに個性があります。

帯がついてて、著名人からの推薦文なんかもあります。

電子書籍が読みにくいのはなぜか。それは、私の言葉で言わせてもらえれば、「ぬくもり」が感じにくいのではないかと思うのです。

 

私も、実は本が書きたくて、ある商業出版のコンサルタントの方と面談しました。

そのコンサルタントの方、曰く、これから段々、新しい著者の新書の出版は難しくなっていくと仰っていました。その背景には、このような電子書籍が市民権を得ていき、紙の本が売れにくくなっていくのも、その理由の一つでした。

すべての読み物がデジタル化され一元化すると、書籍を管理しているのはコンピューターのデータですから、家事や天災で消滅することはありませんが、コンピューターのデータならでは、何らかのエラーやハッカーの仕業などによって、一瞬に消滅してしまう可能性は否定できません。

 

そういう心配を避けるためにも、やはり、後世に残していく大切な遺産として、紙の本はこれからも大事にしていかなければならないと思います。

 

電子書籍にも、読みにくくなく、紙の本のような「ぬくもり」が感じられる改善が必要だと言えますね。

 

つくし
つくし
以上!
今回はここまで!

 

 

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