「防音室」
あったらいいなあ〜と思いますよね。
今ではいろんなツールが簡単に手に入るので、家でなんでもできてしまいます。
「録音したい」
「在宅勤務で自分の出す音が漏れないようにしたい」
「集中したい」
「楽器を演奏したい」
「思いっきりカラオケしたい」
「瞑想したい」
などなど様々な目的で防音のことを考えてる人は多いようです。
しかし、防音室と一言で言ってもどうしたらいいのかわからないし、ぶっちゃけ費用も…
と思うとなかなか一歩が踏み出せません。
ということで、
といったことについて調べてみました。
目次
組み立て式(型)防音室で、安い?おすすめ6選!
個人的にも気になる組み立て式の防音室。
部屋全体を工事して防音室にするよりはお手頃な6つを選んでみました。
仕事がら、ナレーション録音に使っているブースの老朽化も気になってきたところなので、この機材(?)を選ぶのはとてもいい勉強になりました。
早速みていきましょう。
1、OTODASU Ⅱ LIGHT
手軽に組み立てられる防音室、このOTODASUがあげられます。
- 軽量素材設計
- 工具不要簡単組み立て
という特徴を持ったOTODASUなのですが、窮屈な防音室ではなく、幅広い個室スペースを得ることができ、人気です。
なんと女性一人でも組み立てられるんですよ。
組み立ててからの移動も簡単ですし、使わないときにはたたんで保管するので邪魔になりません。
遮音効果はどうでしょうか?
遮音性能をもつ特殊なボードを壁面に利用し、4方面計測で20dB 以上の削減効果を計測しています。
(10dB減衰で聴感上の音は半減すると言われている、ちなみに物理的な信号は6dBで半減します)
また、
回転式の天井で換気もできますし、光も差しこんできます。
広さは成人男性一人入っても余裕があるという広さ。
ここで椅子に座って楽器を演奏するのもよいですし、カラオケの機械を持ち込んで歌いこむのも良いでしょう。
お値段は吸音材なしの場合は10万円を切るのですが、中で音が響くので吸音材が必要な場合は、吸音材ありのものを購入するのがお得です。
口コミは?
一人でも組み立てはできるかもしれないけれど、できれば2人以上で協力して組み立てるとスムーズに早く組み立てられる
中で歌ったりしゃべったりすると反響するので、吸音材などが必要なこともある(歌を録音するなどの場合)
商品説明には女性一人でも組み立て可とあるのですが、実際に組み立ててみた人の話では、一人じゃけっこう大変化もってことなので、できれば2~3人協力してくれる人と一緒にすると良さそうです。
2、ダンぼっち
名前からも想像できるように、ダンボール素材でできた防音室です。
様々なサイズのラインナップを出していて、ゲーム実況やライブ配信などをしている人たちに人気を集めています。
ハニカム構造のダンボールを利用し、音を吸収するので、内部の音量が90dbなら60dbまで削減できるとか。
安い防音室でも10万円は超えるのが普通ですが、こちらは10万円以下というのも人気の理由でしょう。
口コミは?
- 正直、防音力は弱い
- 補強すれば使える
- 暖房効果があり暖房費が抑えられるかも
- 狭いところが落ち着く人には良い勉強部屋になる
- 梱包が大きくて受け渡しに注意
といったものがありました。
ダンボール素材というだけに、防音効果が低い反面、暖かいんですね。
そして梱包が大きいので、すぐに使わなければおいておくと邪魔になるし、エレベーターに乗らない可能性もあり受け渡しに注意が必要だということです。
使用目的に応じて注文する時期を考える必要もありますし、補強して防音効果をアップさせるなら、他の商品と値段が変わらないのでは?ということも良く考えてみるとよいかと思いました。
3、おてがるーむ
こちらも簡単に組み立てられる防音室。
表面の素材は硬質ダンボールで、同じマークとマークを合わせることで組み立てられます。
重量は少しありますが、女性でも十分に組み立てられるものです。
もちろん、工具なども必要ありません。
遮音効果は、平均15dbの音を削減することができます。
録画したり、ライブ配信したり、または楽器演奏やオーディオ視聴などにも使えます。
天井には換気口もありますし、上下に一か所ずつ配線用の穴も設けられています。
口コミは?
- 組み立てはカンタン
- 思ったより場所を取る
- 歌の収録などには十分に使える
- 高い防音効果や耐久性を求める人には不向きだけれど、趣味の範囲では十分に使える
- 見た目もおしゃれで換気扇や電気コードの穴もあって便利
と、なかなかの好評ですよ。
簡易防音室なので100%の遮音は無理だとしても、中の音をかなり減らせるので有効に使えるかと思います。
4、かる~む
他の防音室に比べたら少しだけ高めになりますが、それでも20万円を切っています。
フェノール樹脂という固いプラスチックを発砲したものでできたCALMOFOAMを吸音材として使っており、減音効果があるというものです。
素材も軽いもので、組み立ても簡単というのは他の簡易防音室と同じですね。
テレワークや音楽演奏、練習、ゲームやカラオケ、動画撮影などなど、いろんな場面で使えます。
口コミは?
- ボーカル録りの為に購入完全防音は最初から求めてないので軽減率なら全く問題なし
- ダンボール製ですが良い意味で重く堅牢なので、安心して作業に取り組める
- 防音ブースはピンキリですが価格に見合った商品
- 電源は上下に穴があるのでそこから可能
- トランペットの練習に使っている人もそれなりに満足
- 同じ部屋の中ではけっこう聞こえるけれども、隣の部屋に行けばおどろくほどに音が減っているのが分かる
といった感じです。
かなりいい口コミでした。
5、infist DesignLight Room
こちらは芯としてステンレスワイヤーが使われており、外面や内面はファブリック、ポリエステル100%の素材で作られています。
ソファの素材を使っているので、インテリア的にはとてもなじみやすいのではないでしょうか。
広さはS~LLを選ぶことができ、LLだと1畳くらいの大きさになります。
組み立てもチャックをしめるだけなので、簡単。
ただ、組み立てには2人以上の人手があると良いそうです。
見た目、ちょっとしたテントに見えて、一人の時間を過ごすのに良いかな~とも思えます。
口コミは?
- ソリッドギターを指弾きで使用するために購入。Lightroomの中に入ると大分集中出来るようになりました。今はソリッドギターですが、フルアコでも大丈夫そうなので、試してみたいとおもいました
- 動画投稿用に購入。中で何度か撮影しました。今のところ苦情等は無いので、ある程度の防音はできているのかな?と思います
- 組み立てが思った以上に大変でした
- 注意書きにもありましたが、やっぱり2人以上で組み立てたほうが良い
- 床がないのがやはり欠点
- 簡易的に計測したら、声楽で-30dBくらい
- どうしても中の明るさが足りなかったので中にライトが必要だなぁと思いました
6、ISOBOX2
こちらは組み立て式防音室とはちょっと違うアイテムになります。
防音室を置くほどのスペースもないし、録音だけできればいいんだけどという人にはこちらもおススメです。
プライベートレコーディングルームとも言えるこのISOVOXは、頭・顔の部分だけが入るようなサイズですが、スタジオクラスのレコーディングを可能にするというボーカルブース。
言ってみれば、「最小限のボーカルブース」ですね^^
概要的には、
- 劇的なサウンドリダクションで周囲への音漏れを最小限に
- クリアなボーカル録音が可能
- 取り外し可能なサイドパネル
- 劇的な吸音とアイソレーション
- 肩に当たらないショルダー・カットアウトとジッパーによる簡単な構造
- 後方のルームノイズを遮断
という感じです。
口コミは?
- ISOVOX2、宅録でコンデンサーマイクを使う方には本当おすすめです
- 防音効果もありますが、そんなことより『部屋鳴り(反響)』や『環境ノイズ』が驚くほど消えます
- 下部が空いてるために圧迫感なくていい
- 中に入ると、噂通り、超デッドな空間を実感できる
- 超デッドですので、録音された音も、通常の室内で録ったものよりかなりクリア
などなどマイナスな口コミが見当たりません。
満足度の高いブースと言えますよね。
そもそも防音とは?遮音、吸音との違いについて。音をあらわす単位 dB, D値、Dr値、ΔL等級について
ここで、そもそも防音とはどういうことを意味するのでしょうか?
遮音や吸音といった言葉もちらちら見えてきますよね。
こうした言葉も何が違うのか、ここで整理しておきましょう。
防音
防音というのは、外部の音が室内に入ることや、室内の音が外部に漏れることを防止することを意味します。
遮音
遮音は空気中を伝搬する音波を遮ることです。
なので、室内の音が外に漏れないようにしたり、外の音が室内に入らないようにするといった効果を発揮するのです。
防音室を作るうえで最も大きい役割を果たすのが遮音性能になります。
吸音
文字通り、音を吸収することを意味します。
音を吸収することで外に漏れるのを防ぐことができます。
音楽室やスタジオなどでよく見かける穴の開いたパネル。これが吸音効果のあるパネルなのです。
吸音することで、反響することも防げるので、音質をクリアにすることもでき、音楽を録音するときなどによく使われるのです。
防音と遮音、吸音は似たような言葉なのですが、防音の方法として「遮音」と「吸音」があるというわけです。
dBって何?
dBというのは音の強さを表す単位で、
dB=デジベルと読みます。
例えば人間の耳に聞こえる最小の音を0dBとして、
- ジェットエンジンの音
120dB - 地下鉄の音
80dB - 通常の会話
60dB - ひそひそ話
20~30dB
といった感じで表すことができます。
もう少しくわしくはこちらの記事で↓
D値 / Dr値
これは遮音性能を表す値のことです。
空気中を伝わる音がどれだけ遮音されているかを表す数値になります。
例えば、防音室から100dBの音が発せられているときに、防音室の隣では50dBの音量で聞こえるという場合には「D-50」または「Dr-50」といったように表されているのです。
この数値が大きいほど遮音性能が優れているということになります。
ΔL等級
L値というのは床に衝撃が伝わった時に生じる音を表す数値のことです。
マンションなどの集合住宅で床の遮音性能を調べるときにL値、LL値といったものが使われてきました。
最近では「ΔL(デルタエル)等級」という新しい表示法が使われています。
このΔL等級は、
床材が衝撃音をどれだけ抑えられるか
を表すものであり、この値が大きいほど性能が良い。
つまり遮音性能が優れているということになります。
防音室はレンタル?購入? どっちがいい?
在宅での仕事や趣味、副業などで「防音室」が欲しいと思ったとき、どんな方法があるでしょうか?
先に紹介したような簡易組み立て防音室を購入するというのも一つの方法ですね。
他には、防音室をレンタルするという方法もありますし、部屋全体をリフォームするという方法もあります。
リフォームするには大きな工事が必要ですし、一番てっとり早いのがレンタルか購入ということになりますね。
でも、どういう選択が良いのか?
決めるときのポイントを見ていきましょう。
まずはレンタルと購入の場合の商品の違いについて見ていきましょう。
今回は、ヤマハの「セフィーネNS 0.8畳」を参考にしてみます。
レンタル | 購入 | |
サイズ | 0.8畳~2.0畳 | 0.8畳~4.7畳 |
遮音性能 | Dr-35 | Dr-35,Dr-40 |
高さ | 標準壁 | 標準壁、高壁 |
費用 | 10,890円~ | 分割払いの場合 5,840円~ |
費用に関しては、その商品やサイズによっても変わってきますが、購入した場合には分割払いもできますし、一度購入すれば、ずっと使えるという点では長期にわたって使う場合にはお得ということになります。
また、こうした商品はレンタルで使い始めて、のちに買い取ってしまうというケースも多いようです。
ではレンタルと購入、どちらがおススメなのか、状況別に見てみましょう。
レンタルがおススメな場合
防音室はレンタルすることもできます。
使用期間が1年~数年程度と決まっている場合には、レンタルが便利でしょう。
購入してしまうと、使わなくなった後に荷物になってしまいますね。
また、設置場所に余裕がある場合には、レンタルしても良いかと思います。
購入がおススメな場合
状況別で見ていきましょう。
費用を抑えたい場合
レンタルすると毎月の費用がかかります。
購入すると、購入するときには費用がかかりますが、その後はかからないので、手ごろなものを購入したほうが低コストになるでしょう。
グランドピアノを設置する場合
レンタルではアップライトピアノが設置できる2畳くらいまでの大きさが多く、グランドピアノの設置が可能な3畳ほどの大きさとなると、購入ということになる場合が多いのです。
複数名で同時に使いたい場合
この場合もやはり広いスペースが必要になりますね。
3畳から4畳のスペースが必要となればやはり購入がおススメです。
身長の高い人、立って楽器を演奏したい人
レンタルには標準壁が一般的ですが、購入する場合には「高壁」のものもあります。
身長が高い人やバイオリンのように立って演奏するような人には高い壁がおススメになります。
なので、こうした場合にもレンタルよりは購入が良いということですね。
防音室を使う目的や期間は人によって違いますので、その状況に合ったものを選び、購入かレンタル、どちらが経済的か、どちらが便利かということを考えてみると良いでしょうね。
6畳のお部屋を防音室にしたい時、リフォームするといくらかかる?
簡易防音室、組み立て式の防音室の紹介をしてきましたが、今度はお部屋自体を防音室にしたいと思ったらどのくらいの費用がかかるか調べてみました。
6畳の部屋の防音工事は200万~250万円
部屋を全体的に工事すると200万から250万円ほどの費用がかかると言われています。
部屋全体の工事となると、床、壁、窓、ドアなど全部が含まれるのでこのように高額になりますね。
部分別費用
では一部分だけ工事した場合にはいくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
床 | 床材だと25~30万円 (床に敷くカーペットなどなら1~5万円) |
壁 | 30万円 |
窓 | 9万円 (1か所) |
といった具合に、一部分だけ工事をしてもけっこうな額がかかるんですよね。
目的に応じては、部屋全体を一気に工事した方が安くつくということもありますので、よく検討してみると良いでしょう。
例えば、子供の足音がうるさいから、下の階の人に迷惑にならないようにしたいというのであれば床だけカーペットを敷く程度でよいかもしれません。
しかし、ピアノを弾くからという場合には、壁や窓なども気になります。
そうした場合にはやはり部屋全体を工事したほうが良いのではないかということです。
防音室はDIYできる?
部屋自体を防音室にするには膨大な費用がかかるので、それは無理と考えましょう。
でもDIYで自分で作ることってできるんじゃない?
そう考えている人も多いでしょうし、実際に作っちゃう人もいるんです。
木材を使って本格的に
本格的DIYが得意な人は、木材から準備をし、サイズに合わせて切ったり、釘を打ったりと作ることもできるでしょう。
ただ、時間はかかるでしょうし、その労力や材料費などを考えると、組み立て式を買ったほうが安いかもということもあります。
しかし木材を使って作り、さらに遮音シート、吸音マットなどを使って防音力をアップさせれば簡易防音室に負けない強力な防音室を作ることができますね。
ダンボールで作る
木材はさすがに負担だという人は、ダンボールで作るということもできます。
実際にダンボール素材の組み立て式防音室もありますよね。
しかし、ダンボール素材では防音力が甘いということもあり、さらに吸音シートなどのアイテムを加えてグレードアップする必要もあります。
また、ダンボールを部屋の壁に貼ることで、部屋全体を防音室に作り上げることもできます。
ダンボールや紙製の卵パックも吸音効果があるということで、合わせて利用すると効果アップできますね。
押入れ改造
木材などを使って防音室を作るのは負担ですが、あらかじめある押し入れやクローゼットなどを改造して防音室を作るという方法もあります。
こちらのほうがハードルが低く、チャレンジしやすいかもしれませんね。
押入れを防音室にするには、まず押し入れにある棚板を外す必要があります。
そうしてから、遮音シートを貼り、その上から吸音素材を貼ります。
大まかにはこのくらいの作業で出来てしまいますよ。
もちろん、もっと細かい部分の補修が必要かもしれませんが、大まかにはこういう感じなので取り組みやすいかと思います。
備え付けのクローゼットなども中間の棚板などがなければもっと簡単にできそうですね。
遮音シートと吸音素材を貼り付け、床にも防音マットを敷いておきましょう。
スペースにもよりますが、小さなデスクを入れて作業スペースにしたり、楽器を演奏するもよし、録音するも良し、好きなことに使えます。
注意すること
自分でDIYで防音室を作ろう!という意気込みは良いのですが、まずは賃貸か持ち家かどうかという点を考えてくださいね。
賃貸の場合、そうした施工ができるかどうかということも大家さんや不動産に確認する必要があります。
元通りにするのが大変な場合、しないほうがベターですので、気を付けてくださいね。
賃貸の部屋の場合は、やはり組み立て式の簡易防音室が便利かと思います。
また、持ち家であったとしてもマンションなどの集合住宅の場合、そうした施工が可能かどうか、管理事務所などに確認が必要なのでそちらも気をつけましょう。
防音室の自作 VS 購入
押入れやクローゼットを改造して防音室を作っても、ある程度性能の良い遮音シートなどのアイテムを購入すると、抑えても10万円を超えるという話も聞きます。
これでは、簡易防音室を買うのとさほど差がないのではないでしょうか。
自作と購入、どちらが良いのでしょう?
- 手間をかけて、費用を抑えたい人は自作がおススメ
- 費用がかかっても手をかけたくない人には既製品購入がおススメ
- 費用がかかり、さほど厳密な防音性を求めていなければ既製品がおススメ
ということが言えます。
既製品を買っても十分な防音効果が得られないということが多いからですね。
買ってもさらに補強するのに費用がかかります。
なので、自分で作ったほうがその費用は少し抑えられるということです。
では、どちらが良いか?
やはりこれも自分が防音室を使う目的と環境、どのくらいの性能を求めるかによって違ってきますね。
防音対策できるアイテム5選!
では次に、防音対策ができるアイテムも紹介していきましょう。
部分的に防音対策したい場合には、こうしたアイテムだけを使っても良いですし、自作の防音室を作る場合や、簡易防音室を購入後に補強したい時にも使えます。
1、足音マット
こちらの足音マットは遮音等級が高く下の階への音を減らすことができます。
お子さんが走り回る音が気になる家には必需品かもしれません。
合わせて静床ライトというカーペットを重ねて使うことで、等級がΔLL-6と高い等級になります。
つまり下の階にはほぼ聞こえないくらいの遮音ができるということです。
2、吸音パネル
壁などに貼り付けて使う吸音パネルです。
不要なノイズを吸収し、エコーを低減するので、音楽を録音したりスピーチを録音したりするときに役立ちます。
こちらの吸音パネルは100%ポリウレタンで出来ているので、壁に貼り付けるのも簡単です。
部屋の壁に貼る、もしくは組み立てた防音室の壁に貼って吸音率をアップさせるということもできますよ。
3、遮音シート
高比重物質配合リサイクル塩ビ樹脂シートで遮音性をもった軟質シートです。
これは防音性能を高める基礎材料になるもので、防音内装材と併用するとさらに効果アップさせることができます。
購入して使ってみた人のレビューを見てみると、やはりこれを貼ってからクッション性のある壁紙を貼ったり、または吸音ボードと組み合わせて使ったりしている人が多いですね。
このシート自体は少々重量があるので、貼るときにはひとりではなく助けを頼んだほうが良さそうです。
遮音効果のほうも実感している人が多く、期待できそうです。
4、KOOPRO防音シート
100%ポリエステル素材の防音パネルです。
環境にもやさしく、取り付けも簡単というのも人気の理由の一つですね。
そして吸音と防音の効果を兼ね備えているので、これ1枚で対処できるというのもうれしいところですね。
3M両面テープなどを使って簡単に貼り付けることができますよ。
インテリア的にもこうしたパネルを貼ると統一性がありおしゃれに見えます。
5、遮音カーテン
窓から漏れる音をどうしたらいいでしょうか?
窓は2重サッシにするとか、隙間テープなどで隙間を無くすなどの方法もありますが、遮音カーテンという方法もあります。
カーテンによっては遮音効果だけではなく、遮光、遮熱・断熱効果も兼ね備えているカーテンも多く販売されているので、インテリアに合わせて選んでみると一石二鳥どころか三鳥四鳥にもなりそうです。
窓全体を取り換えるよりもコストも抑えられますし、遮音カーテンも一度検討してみると良いでしょう。
まとめ
在宅ワークや趣味で動画を録音したり、さらには楽器の演奏など防音室が欲しいと思ってる人はけっこう多いんですよね。
私も楽器の練習をするときには、聴かれるのが恥ずかしいので、防音室があったらいいなと思うこともあります^^;
こうした時に、レンタルが良いのか、組み立てが良いのか、自作が良いのか?
いろんな方法の中でどれを選択したらよいのか、さらには、どんなアイテムを使ったらよいのかなど、参考になれば幸いです。
今回はここまで!
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