新しい家に引っ越したり、気分転換や模様替えで、
新しいカーテンを取り付けたい時ってありますよね^^
引っ越ししなくても、古くなったカーテンを新しく変えるだけでも、お部屋の中の雰囲気がガラっと変わって気分転換にもなるものです。
でも、
「サイズってどう選べばいい?」
「既製品のカーテンのサイズって?」
「窓のサイズを計ってからじゃないと買いにいけない?」
「カーテンの長さってどのくらいを目安にしたらいい?」
と、意外と疑問があるんですよね^^;
ということで、
「カーテンの長さの目安」についてお伝えしていきます。
などなど、カーテンの疑問について調べてみました!
ぜひ参考にしてください!
目次
一般的な窓の種類別の目安サイズ
いろんな家に住んでみた人、またはいろんなお宅に行ってみたことがある人は、いろんな窓があることに気づいていることでしょう。
床から天井近くまである大きな窓もあれば、上半身部分の中くらいの窓、さらには台所やお風呂場などでは小さめの窓があったりもします。
カーテンをつける窓はたいてい、その大きな窓や中くらいの窓。
日差しが入って来たり、または外から中が見えそうな窓ですよね。
この窓にもいろんな種類があって、そのサイズもいろいろあるということをまずは知っておきましょう。
窓の種類とサイズ
窓は大きく分けると2つの種類に分かれます。
一つは「引違い窓」、もう一つは「飾り窓」です。
引違い窓というのは、私たちが普段使っているような左右ともに横にスライドできる窓です。
そして飾り窓というのは外壁を飾る目的でつけられているような窓で、横にスライドするのではなく、前後に滑り出したり、上下に上げ下げしたりという窓のことになります。
まずはよく使う、引違い窓から。
引違い窓にもまた種類があります。
床から天井近くまである大きな窓を「掃出し窓」と言い、壁の中間くらい、つまり大人の腰のあたりから上まである窓を「腰高窓」と呼びます。
それぞれのサイズはコチラにまとめました。
窓の種類 | 掃出し窓 | 腰高窓 |
標準サイズ (単位:㎜) |
W1890×H2030 W1890×H1830 |
W1960×H370 W1960×H570 W1960×H770 W1960×H970 W1960×H1170 W1960×H1370 W1960×H1570 |
こうして見ると、窓の幅は同じなのですが、高さに違いがあるのですね。
一般的なサイズなので多くの家ではこのサイズが適用されていると思います。
では飾り窓はどうでしょうか。
窓の種類 | ルーバー窓 | ハメ殺し窓 | 縦滑り出し窓 | 上げ下げ窓 |
標準サイズ (単位:㎜) |
W405×570 W405×770 W640×970 |
W405×770 W640×970 |
W405×570 W405×770 W640×970 |
W405×770 W640×970 |
ルーバー窓というのは、細長い羽根板を縦や横に隙間をあけながら平行に並べたもの。
ハメ殺し窓は開閉できないように固定された窓のこと。
縦滑り出し窓は、縦方向を回転軸に窓枠の上下に設けられた溝にそって滑り出しながら開ける窓のことです。
最後に、上げ下げ窓は上下方向に開閉する窓のことを言います。
こうした窓たちは一般の住宅ではあまり使われないものもありますし、カーテンを使わなくても良い場所(浴室など)に使われてることも多いですね。
さて、飾り窓の中に、「出窓」もあります。
出窓というのは、外に飛び出しているような作りになっている窓のことですね。
一軒家などに多く見られ、外に出っ張っている部分がスペースになって観葉植物などを置いていることもよくあります。
出窓のサイズは
W130~150㎝、床から30センチ以上離れている、出る幅は50㎝未満
ということで、高さはまちまちのようです。
一般的な窓の種類とサイズを大まかに見てきました。
既製品のサイズはどのくらいがあるの?サイズ別から判断する窓の大きさや部屋のタイプの目安
さて、こうした窓に合うカーテンを選んでいくわけですが、カーテンには既製品が多く販売されています。
もちろん、お気に入りの生地でオーダーメイドで作るという人もいますが、既製品の中からお気に入りを探すという人も少なくありません。
この既製品のカーテン、サイズって決まってるのでしょうか?
そう、実は既製品のカーテンってサイズがほぼ決まってるのです。
それは一般的な窓の大きさに合わせて作られているからなのです。
既製品のカーテンのサイズ
ではその既製品のカーテンのサイズってどうなってるのでしょうか?
一般的に3つのサイズがあります。
・幅100×丈135㎝
・幅100×丈178㎝
・幅100×丈200㎝
幅は100㎝と同じですが、丈の長さが違ってくるのですね。
窓の種類と部屋、そしてカーテンサイズ
では先ほど見てきた窓の種類とカーテンのサイズを見てみましょう。
一般の住宅で使われている窓は引違い窓が多いですね。
引違い窓の中でも2つ種類がありましたが、高さが違っていました。
掃出し窓
床から天井あたりまである大きな窓ある場所とは家の中でどんなところでしょうか?
リビングや部屋とベランダやバルコニーにつながる場所などがそうですね。
明るい日差しがたくさん差し込んでくる場所でもあります。
こうした場所のカーテンのサイズは、
幅100㎝×丈178,200,230㎝
が一般的になっています。
この丈の長さが違うのは窓の大きさにもよりますが、カーテンレールの位置によっても変わってくるので、同じ窓だからと安易に同じサイズのカーテンを買うのは注意が必要です。
新しい家に引っ越すときには窓のサイズはもちろんのこと、カーテンレールの位置を確認して採寸してから購入するようにしましょう。
採寸の仕方については後に詳しく紹介しますね。
腰高窓
もう一つは腰高窓ですが、これは腰の高さあたりから天井近くまである窓ですね。
こうした窓がある部屋はどんなところでしょう?
子ども部屋、リビング、寝室、キッチンなどがあげられます。
日差しは掃出し窓ほど入ってはこないかもしれませんが、腰の高さあたりまでは普通の壁なので、その空間にソファを置いたり、家具を置いたりすることもでき、空間利用には適しています。
そんな部屋、そんな窓のカーテンの丈は短く、この窓に使われるカーテンのサイズは、
幅100×丈105,135㎝
が目安となります。
こちらも窓の大きさもそうですが、カーテンレールの位置によっても変わってくるので、購入の前に採寸が必要です。
また、窓の下に家具などを置く場合には、家具にかからないようにカーテンの長さを調整することも大切なポイントになってきますよ。
「カーテンの長さはどれくらい?決め方は?」まずはサイズの測り方がポイントです!
では、カーテンの長さはどのくらいが良いのでしょうか?
どうやって決めたら良いのでしょう?
カーテンは長さって意外と大切
カーテンの長さってなんでもないようで、実は大切なポイントなのです。
なぜかって?その理由を説明していきましょう。
カーテンの丈が長すぎる
腰高窓ではあまり感じることはありませんが、掃出し窓の場合、窓が床から天井近くまであるので、床まで届くカーテンということになります。
しかし、カーテンが床についてしまっていると、横にスライドするときに床にすれてホコリなどをかき集めたり、カーテンの下の部分が汚れたりします。
要するに不衛生ってことですよね。
最悪、湿気がこもってカビが生えたりすることも。
そういうことは避けたいものです。
また、掃除するときにも邪魔になりますし、子供たちが遊んでいて、踏んずけたら滑って転んでしまう可能性もでてきます。
なので、適度な長さというのが良いというわけですね。
カーテンの丈が短すぎる
長いと邪魔になるから短めだったらいいのか?といえばそうでもないのです。
短いとどんなことが起こるでしょうか?
カーテンにはもともと、日差しが入ってくるのを調整したり遮断したり、また断熱、遮熱の役割を果たしています。
さらには目隠しの役割もあったり、防音や防災の役割も果たしているのがカーテンなのですね。
ところが、そのカーテンが短くなると、朝日や西日などの強い日差しが入って来て朝の睡眠を妨害されたり、寒い冬にはそこから冷たい風が入って来たり、うるさい音もそこから漏れるということもあるわけです。
これではカーテンのもつ本来の役割を果たすことができませんね。
なので、短すぎてもよくないというわけです。
カーテンの長さはジャストサイズがベスト
カーテンの長さはちょうどよいサイズがおススメなのです。
では、そのちょうどよいサイズってどんなサイズ?ってことになりますね。
そのサイズを出すときには、サイズの計り方に鍵があるのです。
レールから床まで、または窓の下までの長さを正確に計ることで、適したカーテンのサイズをみつけることができるのです。
ということで、次に具体的なサイズの計り方を紹介していきましょう。
【カーテンのサイズの正しい計り方1】
まずは準備物からそろえよう
さあ、カーテンのサイズを計ろう!と意気込んだはいいものの、必要なものがないと困りますね。
慌てることのないように、まずは必要な道具を準備してから始めましょう。
準備するものは、
・メジャー
・椅子や踏み台
・紙とペン
これらの3点があると良いですよ。
メジャーは金属製のメジャーのほうが計りやすいです。
そして一度に計れるように長さが5m前後あるものだと便利です。
天上近くについているカーテンレールからの長さを計らなければならないので、高いところにも手がとどくように脚立や椅子、踏み台などを準備しましょう。
ただ、動く椅子などは危ないので避けたほうが良いですね。
長さを頭の中で覚えておくというのもありですが、すぐ忘れてしまって、あれ?なんだっけ?ってことにならないよう、計ったらメモするほうが良いでしょう。
そのために紙とペンを手元に準備しておくわけです。
【カーテンのサイズの正しい測り方2】
幅(巾)サイズの測り方
それでは具体的に測定していきましょう。
まずは幅の測り方です。
ここでポイントは「どこを」測るか?です。
もしかして、今かかっているカーテンの横幅を測ろうとしていませんか?
また窓の枠から枠を測ろうとしていませんか?
そういう人はもう一度頭の中を白紙にもどし、「カーテンレール」に着目してくださいね。
カーテンの幅を測るときにはカーテンレールを測るのです。
幅の長さを測ろう
カーテンレールには、
・機能性レール
・装飾レール
の2種類があります。
これらのレール別に測り方を見ていきましょう。
機能性レールの場合
機能性レールというのは、カーテンの開閉だけを目的に作られたもので、アルミや樹脂などでできています。
はたからみても、レールはあまり目立たず、ただ、カーテンレールの機能を果たすだけのレールですね。
このレールの幅を測るわけですが、レールの端から端ではありません。
レールの両端に固定ランナーというものがあるはずです。
カーテンの一番端をひっかけてリングですが、それは固定されて動かないようになっています。
その固定ランナーから固定ランナーまでの長さを測るのです。
測る時には2人いれば、楽に測れますが、一人の場合にはレールにメジャーを伝わせながら測ると良いでしょう。
装飾レール
装飾レールというのは、装飾も目的としたものです。
棒のようなものをひっかけて、そこにリングもついていてカーテンをひっかけるというものですね。
見た目にもおしゃれになるので、こうしたレールを設置する家も少なくありません。
この装飾レールの場合はどこを測るのでしょう?
やはりこの装飾レールの場合にも、両端に固定されている固定ランナーがあります。
その固定ランナーから反対側の固定ランナーまでの長さを測るのです。
出窓の場合
ところで、窓には外に出っ張っている出窓もあるんですよね。
そこにもやはりカーテンは必要です。
ところが、出窓の場合カーテンレールがまっすぐではなく、壁につたって曲がっているので、測るのが少し面倒になりますね。
でも基本は同じです。
両側の固定ランナーの間を測れば大丈夫です。
カーテンの横幅のサイズの決め方
さて、カーテンレールの長さを測り、これでカーテンのサイズが決められますね。
でも、ここで注意が必要です。
私も思ったんです。
カーテンレールのサイズを測ったから、その数字のカーテンを探したらいいんじゃない?って。
大きな間違いでした^^;
サイズを測ったら、今度はカーテンの横幅を算出して数字を出さないといけないのです。
その方法を紹介していきますね。
カーテンの開き方
カーテンは左右両側に開く両開きにするか、片方だけに開く片開きにするかでサイズも変わってきます。
まずはそのカーテンの開き方を自分で決めておく必要がありますね。
部屋の状況によっては片開きのほうが良いという場合もあるので、そのあたりも考慮したうえで決めると良いですね。
両開きの場合のカーテンの横幅サイズの算出法
両開きの場合が多いのですが、この場合の横幅サイズの出し方です。
測ったサイズ+測った長さの5%÷2
これで計算すると良いでしょう。
この+5%って何?って思った人も多いでしょう。
これはカーテンの「ゆとり」部分です。
カーテンというのは布でできていますし、ピンと張った状態だと元に戻る力が働いて隙間ができてしまいます。
そのためにきちんと閉まらなかったり隙間ができたり、きれいなドレープが生まれなかったりというトラブルの原因にもなってしまうのです。
なので、カーテンレールの長さよりもやや長めのカーテンを買うのが一般的です。
また、フラットカーテンというヒダ山のないカーテンでお部屋をスッキリ見せたいという人もいますね。
フラットカーテンなのでカーテンレールのサイズぴったりに合わせれば良いと思いがちですが、こちらも少なくても3%くらいの余裕をプラスして注文するのが無難ですし、お部屋をきれいに見せることができますよ。
【カーテンのサイズの正しい測り方3】
高さサイズを測ろう
カーテンの横幅のサイズの目安が出てきたら、今度は高さを測ってみましょう。
高さの測り方
どこからどこまでを測るか?というのがポイントになってきます。
上はカーテンレールの固定ランナーのリング下
下は掃出し窓の場合は床まで、腰高窓や出窓の場合は窓枠の下まで
の長さを測ります。
※ポイントBOX
カーテンレールの上や真下からではなく、「リングの下」から測るのがポイントです。
測るときには、メジャーの先端を下に固定し上でメモリを見ると測りやすいですよ。
カーテンの長さの算出法
高さを測ったところで、今度はカーテンの長さを決めなければなりませんね。
先述したように、長すぎても短すぎてもカーテンの役割を十分に果たせません。
掃出し窓の場合-床の上よりも1~2㎝短くする
つまり測ったサイズから1~2㎝短くした長さということですね。
ただ、レースカーテンも一緒につける場合は、部屋の中から見えないように厚手のカーテンよりもさらに1~2㎝短くするのが一般的です。
腰高窓の場合-窓枠下までの長さ+15~20㎝
窓枠よりもさらに15㎝から20㎝長くすることで、日差しを遮断できたり、暑さ寒さも遮断することができ快適に過ごすことができます。
ただ、この場合にも注意が必要です。
腰高窓の場合、その窓の下には家具を置くことができるというメリットがあります。
なので、窓の下にソファやタンスなどの家具を置く場合には、カーテンが長すぎると家具にかぶってしまうので、長さの調節が必要ですね。
腰高窓にレースのカーテンも一緒につける場合にも、やはり厚手のカーテンよりも1~2㎝短くしておきましょう。
出窓の場合
では出窓の場合はどうでしょうか?
出窓の場合には、同様にランナーから出窓のカウンタートップまでの高さを測り、そこから1センチ短くした長さにします。
レースはさらに1センチ短くします。
これはカーテンが擦れたり汚れたりするのを防ぐためなのですが、出窓の場合でも遮光が目的の場合には、スレスレにするか正面付けで窓を覆ってしまうのが良いでしょう。
フックの種類と選び方
カーテンの幅と長さがだいたい決まってきましたね。
今度はフックのお話です。
フックの種類
カーテンをレールに引っ掛けるには「フック」が必要ですね。
このフックにも、
・スチールフック
・アジャスターフック
の2種類があります。
スチールフックの場合は、丈夫だけれど高さの調整ができないという短所もあります。
そのせいか、最近ではアジャスターフックが一般的に使われているのです。
アジャスターフックは高さが調節できるプラスチック製のフックです。
そして、このフックにはAタイプ、Bタイプの2つのタイプがあります。
Aタイプ
Aタイプはのびしろが約1センチで、カーテンをつるしたときに、レールが見えるタイプのものです。
装飾レールのように、レールは見せたいというときには、こちらのAタイプのフックがおススメですね。
Bタイプ
一方、Bタイプはのびしろが約4センチあり、こちらはカーテンをつるしたらレールも隠してくれるものなのです。
あまり見栄えのよくないアルミのレールを隠したいというときには、こちらがおススメですね。
フックの選び方
では、Aタイプ、Bタイプ、どちらのフックを選んだら良いかというのは、見える見えないだけの問題ではなく、カーテンレールによっても違ってくるので、家についているカーテンレールをまずはチェックします。
もし新しい家に引っ越して、カーテンレールも新しくつけるという場合にもレールに合わせてフックを選ぶと良いですね。
レールには先述したように、
・機能性レール
・装飾レール
・カーテンボックス
があります。
カーテンボックスというのはレールを箱で覆ったものです。
このレールの形とともにチェックすべきなのはレールが何本か?という点です。
レースのカーテンもつけるならレールは2本になってます。
シングルレールなのか、2本になっているダブルレールなのかをチェックしましょう。
レールの種類、本数をチェックしたら、もう一つ見るポイントはレールがどこについているか?です。
正面から見えるところ、つまり壁についているのか、それとも天井についているのかという点をチェックしてみましょう。
ではレール別つけ方別にフックの選び方を見ていきましょう。
機能性レール / シングル / 正面付け
この場合にはBタイプにすると、正面から見た時にレールも隠れてきれいに見えます。
機能性レール / ダブル / 正面付け
シングルレールの場合はBタイプのフックだけでよいのですが、ダブルレールでレースのカーテンも一緒につけたい場合はどうでしょうか?
その場合には、より窓側につけるレースのカーテンにはAタイプを、その上につけるドレープカーテン(厚手のカーテン)にはBタイプをつけましょう。
そうすることで、レールを隠すこともでき、内側にあるレースのカーテンの動きの邪魔になりません。
機能性レール / シングル / 天井付け
今度は天井付けの場合です。
天井についている場合はレールを隠さずともあまり見えないので、Aタイプのフックで大丈夫です。
機能性レール / ダブル / 天井付け
ダブルレールになっている場合でも天井付けならレースもドレープもAタイプで問題ありません。
逆に、天井付けのレールにBタイプのフックを使うと、生地の上の部分が天井にひっかかったりしますし、見た目にもきれいではないので、Aタイプが良いのです。
装飾レール / シングル
装飾レール、シングルの場合はAタイプ。
装飾レールはもともと「見せる」ものなのでレールを隠さないAタイプが良いのです。
装飾レール / ダブル
装飾レールがダブルになっているというよりは、装飾レールの内側に機能性レールがついていてダブルレールになっているパターンが多いです。
この場合、レースカーテンを機能性レールにつけることになるので、これはBタイプを。
装飾レールにつけるのはAタイプです。
カーテンボックス
カーテンボックスはレール全体を箱でカバーしているので、見える心配がありません。
さらに光が漏れるという心配もないので、こうしたものも良いですね。
この場合にはAタイプを使いましょう。
既製品とオーダーではどっち?メリットとデメリット
カーテンには既製品とオーダーメイドとがあります。
どちらが良い?と聞かれると、う~~んと悩んでしまいますよね。
そこでそれぞれの違いは何か?
メリットデメリットは何か?
を調べてみました。
既製品とオーダーメイドの違い
カーテンは既製品でも一般的なサイズはそろっているので、よっぽどでないかぎりサイズがないということはありません。
しかしそれでもあえてオーダーメイドにしたいという人もいるんですね。
サイズだけの問題ではないようです。
既製品とオーダーメイドの違いはどこにあるのでしょう?
まとめてみました。
既製品カーテン | オーダーメイドのカーテン | |
サイズ | 主に100×135㎝、178㎝、200㎝ | 1㎝単位で幅、丈ともに注文可能 |
ヒダ | 1.5倍ヒダのみ | 1.5倍ヒダ、2倍ヒダ、フラットなど選択可能 |
芯地 | 7.5㎝ポリエステル芯地 折り返し部分の縫製なし |
9㎝ポリエステル芯地 折り返し部分の縫製あり(生地による) |
裾 | 8㎝で折り返し部分は2重(不完全3つ折り)、ウエート無し | 10㎝の完全3つ折り、ウエート入り |
サイド(耳) | 幅1.5㎝の不完全3つ折り | 幅2.5~3㎝の完全3つ折り |
柄合わせ | なし | あり |
縫製 | 海外での大量生産 | 国内自社工場にて受注生産 |
納期 | 在庫があれば即日出荷 | 約7日~10日後の出荷 |
梱包 | 平畳み | プリーツ畳み |
生地・柄 | 限られたものの中から選択 | 豊富な種類の中から自由に選択 |
開き方 | 2枚一組の両開きのみ | 片開き、両開き指定可能 |
アイロンがけ | アイロンがけなし | 耳、裾、ハギ目にアイロンがけあり |
こうして比較してみることで、既製品カーテンとオーダーメイドのカーテンの違いが見えてきますね。
やはりオーダーメイドは梱包やアイロンがけなどにおいても丁寧に扱われており、またヒダも指定できるので、見た目にもきれいなカーテンが手に入ります。
既製品とオーダーメイドのメリット / デメリット
オーダーメイドの方が良さそうに見えますが、既製品が全く良くないものというわけではありません。
それぞれのメリット・デメリットもまとめてみました。
既製品カーテン | オーダーメイドのカーテン | |
メリット | ・価格が安い ・即日持ち帰り可能 ・量販店やネット通販などを利用して手軽に購入可能 |
・好みの素材、デザインを選ぶことができる ・1㎝単位で注文ができる ・機能を優先して選べる ・縫製が丁寧、耐久性あり、長持ちする |
デメリット | ・縫製が雑 ・洗濯するとヨレヨレになる ・限られた中からの選択するしかない |
・納期がかかる ・既製品よりも値段が高い ・返品不可能 |
既製品のほうが手軽に購入できますし、すぐに必要な場合には便利ですよね。
少々品質が落ちてもそのくらい大丈夫というのであれば、既製品が良いかと思います。
時間とお金に余裕があれば、お気に入りの生地、色柄を選んでオーダーメイドで作ってもらうのも悪くはないですよね。
お部屋の印象を決めるカーテンなので、慎重に選びたいものです。
普通のカーテンやレースカーテンを取り付けるコツ
それではここで、普通のカーテンやレースカーテンを取り付け方をまとめてみましょう。
カーテンをつける天順としては以下のようになります。
1. カーテンレールの取り付け
2. カーテンの採寸
3. カーテン購入
4. カーテンフックをつける
5. カーテンをレールに取り付ける
カーテンレールは自分で取り付けることもできますが、女性一人では難しいということもあるので、人手が足りなければ業者に頼んでつけてもらいましょう。
カーテンは真ん中からつけると良い
カーテンレールにはランナーが少し多めについています。
カーテンを取り付けた時にこのランナーが余ってしまうこともよくあるのですが、余ったランナーは取り外して保管しておくと良いですね。
しかし、取り外すと失くしてしまうかもしれないという不安から、つけたままにしている人も少なくありません。
こうした場合に、端からカーテンをつけていくと、真ん中でランナーが余って、見栄えがよくなくなることがあります。
そこで、カーテンを取り付けるときには真ん中からつけていくと、余ったランナーは端の方に追いやられるので目立ちません。
アジャスターフックは初めに位置を揃える
一般的に多く使われているアジャスターフックですが、フックの位置を上下に移動でき、カーテンの長さを少し調整することもでき便利です。
が、このフックをカーテンにつけるときに、位置を揃えておかないと、カーテンをつけたときに見栄えがよくなくなってしまうことがあります。
アジャスターフックを2か所ほどつけてみて、カーテンレールに装着してみましょう。
そうして丈感を確認してから、気に入らなければ、もう一度調整、気に入れば他のフックも同じ位置に装着しましょう。
カーテンの洗濯時にはフックをまとめておく
カーテンを洗濯するときにはフックを取り外しますね。
この時に、ドレープカーテンとレースのカーテンのフックが同じであれば問題がありませんが、先ほど見てきたように、Aタイプ、Bタイプと分けて使うこともありますよね。
それぞれ混ざらないように、まとめて置いておくと、カーテンを再びつける際に困りません。
もし、フックを失くしてしまった、壊れてしまったなどというときには100均などでも販売しているので、手っ取り早くそういうところで手に入れましょう。
まとめ
一般的な窓のサイズからはじまり、窓によって違ってくるカーテンのサイズも見てきました。
まずは、適切なサイズを選ぶために、カーテンレールからの長さを正確に測ることが大切なポイントになりますね。
既製品でもオーダーメイドでも採寸をきちんとしたうえで、好きな色や柄、素材のカーテンを選びステキなお部屋を演出してみましょう。
カーテンは部屋の雰囲気を決めるといっても過言ではないくらい大きな役割を果たしています。
もちろん雰囲気やインテリアだけではなく、日差しを遮ったり、寒い空気を入れなかったりといった快適な生活においても大切な役割をもっているものです。
ちょっと面倒だなと思う人もいるかもしれませんが、しょっちゅうあることではないので、一度細かくサイズを測ってみてくださいね。
カーテンの購入を考えている方たちの助けになれたら幸いです。
今回はここまで!
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