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撮影機材や物を大切にあつかう(あつかってもらう)方法

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こんにちは!
つくしです

 

技術の会社に入ったり(フリーでも)、この仕事を始めると、毎日機材に囲まれる環境になります。

カメラ、レンズ、マイク、ミキサーなどなど。

どれもすごく高価なものなので、個人でひょいと買えるものではありません。

 

しかし、

高価な機材とわかっていても、だんだんあつかいが雑になってしまうもの。

つくしにも心あたりがあります(汗)。

そしてそれは残念ながら習慣化してしまうことが多く、高確率で故障や破損につながっていきます。

これを防止するるために、今でも実践している方法があります。

それは、

「機材に名前をつける」

です。

ただ、名前をつけるだけです。

 

つくしは新人の頃、あつかい方がわからずワイヤレスマイクをぶっ壊してしまったこともありましたが…

こちらの記事↓

社内でピンマイクぶっ壊し事件【撮影現場の失敗談1】こんにちは! つくしです 遅刻をしたり、 機材を壊してしまったり、 マイクの影を出してしまったり、 フィーダー...

この事件以降からず〜と続けている方法です。

新人さんからベテランまで、誰でもできる効果的な方法なので参考にしてみてください。

 

数ある「同じ道具」でも、愛着がある道具とそうじゃない道具では、たとえ結果が同じでも過程の信頼度や満足度が全く違うもの

機材ってたくさんありますよね?

そして、個人で買って使ってたりしないかぎり、1種類の機材が1個という環境でなないと思います。

そんな複数個ある同じ機材の中で、いつも選んでしまう物ってありますよね?

ここです。

要するに、「機材に名前をつける」ということのポイントは、この「お気に入り」をつくるというです。

 

このお気に入り機材はとても大切で、見出しの、

数ある「同じ道具」でも、愛着がある道具とそうじゃない道具では、たとえ結果が同じでも過程の信頼度や満足度が全く違うもの

ということにつながります。

仕事に安心感や余裕がうまれ、過程の視野が広がる効果もあります。

 

また、

同じ機材でも聞こえてくる音や、メーターの振り方などが微妙に違うものです。

同じ機材を使い続けることは、この特性をしっかり把握することができるので、アウトプットが安定します。

これらの効果を得るために「お気に入り機材をつくる」ことはとっても有効で、その手段として、「機材に名前をつける」ということです。

いいことしかありません。

 

しかし、

お気に入り機材ができるとその効果(影響)は意外に大きくなり、特に初めての現場や難しい仕事の場合、メンタル的にも安心を与えてくれる相棒になるんですが…

 

お気に入り機材が、他の人とかぶってる場合は?

ですよね。

でも、この結論は簡単で、

後輩優先で使わせる!

です。

先輩「えー!!」
ですか?そうですよね^^
でも大丈夫です。

これにはちゃんと対応策があります。

それは、

全ての機材をお気に入りに(把握)してしまいましょう!

です。

場数や経験値のある先輩です。必ずこの点はクリアしておきましょう。

 

お気に入り以外の機材をお気に入りに(把握)する方法と考え方

機材に名前をつけてお気に入りにする流れは、

  1. 名前をつける
  2. 愛着がわく
  3. よく使うようになる
  4. 機材のクセがわかる
  5. お気に入りになる

という感じです。

この方法で面白いのは、とにかく名前をつけてしまえばこの流れが始まり、その時点でそれなりに愛着がわく。

という点。

なので、

お気に入り機材じゃなくてもまず名前をつけてしまえばいいんです。

その結果、

名前と機材の特徴が結びつき、細かく把握しやすくなります。

お気に入りでなくても「〇〇はこんな特徴がある」「〇〇はこう使えば問題なし」。という感じで、人と性格のような感覚ではっきりと覚え分けができます。

そうなるとこっちものも。

自信を持って「その機材(俺のお気に入り機材)、持ってけ」と言えますよね^^

 

ここまで長々と書きましたが、要するに、

どの機材もひと通り把握して使えるようにしておく

ということです。先輩

 

まとめ

機材を大切にあつかうことは当たり前なのですが、雑になってしまったり、意識が低くなったりしてしまうものです。

これを防止するための、

「機材のに名前をつける」

という方法でした。

 

まとめると、

  • 機材を大切にあつかうためのポイントはその機材をお気に入りにする
  • そのためにはまず機材に名前をつけてしまう
  • お気に入りの機材をつくりアウトプットを安定させる
  • その後、他の人とお気に入り機材がかぶってしまわないようにその他全ての機材も把握する
  • そのためにもひと通り名前をつけて使っていくと、人と性格のような感覚ではっきりと覚え分けがしやすい

ということです。

 

実はこの、「機材に名前をつけて大切にあつかう方法」は、つくしが新人の頃ワイヤレスマイクをぶっ壊した時に先輩から教わった方法です。

その頃のつくしの状況は、

  • 専門学校の勉強が楽しすぎて奇跡的に成績優秀だったので、仕事はできないくせに知識はあった
  • 会社に入りはじめての失敗が技術屋にとって最悪の「機材を壊す」ということだった
  • 周りからいろいろ励まされたが史上最強に落ち込んだ
  • 「二度と同じことはしない!」と自分に誓う

でした。

こんな知識だけある頭でっかちな新人が「どうしたら同じ失敗を絶対にしないか…」と悩んでいた時に、なんの抵抗もなくスッと入ってきたアドバイスが、「機材に名前をつけてみろよ」でした。

いまその光景を思い出しても、「え?!それ、実践する?!」って感じなんですが^^;

実はその先輩、つくしが高校生の時に大好きだったドラマの音声担当していた人。

マニアックな理由なんですが、

そんな学生時代からまだ間もないつくしからしてみたら、「神様からの神アドバイス」だったんです。

なんの疑問も持たず、「はい!すぐ名前つけます!」って感じでした(素直)

 

何か(仕事)を覚えるにはやっぱり「誰もが通る道」的なことはあります。

同じ機材でも特徴があり、使い続けて熟練していくものなので、最初は「同じ機材で経験を積む」ということはいい方法なんです。

「はい!すぐ名前つけます!」の時は何も考えませんでしたが、結果、名前をつけてお気に入りになった機材はアウトプットが安定して、安心、納得の仕事ができます。
(数年後、あ、そういう意図で機材に名前を…と気づき現在に至る)

 

しかしその反面、

  • 他のスタッフが使っている
  • 故障
  • 事故

などなどその機材が使えない場合、精神的なリスクも発生する方法でもあります。

なので、やっぱり最終的にはどんな機材も把握して使いこなせるようにしておいた方がいいに決まってます。

「あの機材がないから、今日の仕事…」っていうのはプロとしてお客さんに失礼ですよね。

 

「そのマイクはこっちの現場で持って行くからな!」とよく言われたものです。

当時いい機材は先輩が独占していました。

なのでつくしは新人の頃からどの機材も使えるようにしていたので、機材の選択や変更にはあまり困ったことはありません。

そんなこんなである時、

後輩に「この機材持っていっていいですか?」と聞かれ、「この記事書かなきゃ」と思いました。

 

プラーベートで使っている物にも応用がきく方法なので、ぜひ参考にしてみてください!

つくしの自家用車は歴代しっかりと名前がついていますよ^^

 

つくし
つくし
以上!
今回はここまで!

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    ABOUT ME
    つくし
    ドラマ、中継などなど、いろんな音の仕事をさせていただきました、名古屋のつくしです。かけだし音声さんのための基礎知識と、その他書きたい記事を、ぼちぼちと。温泉、キャンプ好き。