カレーは老弱男女誰にでも好かれるメニューですね。
前の日の夜の残ったカレーを翌日朝に食べるとさらにおいしい!という経験は誰にでもあるでしょう。
私も子供のころは、朝に残りのカレーを食べていました。
そしてこのカレー、
朝に食べると健康にも良い?!という噂も聞くのですが、実際のところはどうなのでしょう?
毎朝カレーを食べ続けると、さすがに太ってしまうんじゃない?という心配もでてきますよね。
というわけで、
について調べてみました。
カレー大好きで、朝から食べたい!
と思っている皆さん、参考にしてくださいね。
朝カレーは健康に良いって本当?
朝カレーを食べると健康に良いと言います。
そうなんです。
カレーにはいろんなメリットがあり、それを朝食べることでさらに効果がアップすることもあるのです。
どんなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
朝カレーのメリット1
覚醒効果
カレーにはいろんなスパイスが入っていますよね。
このスパイスたちが交感神経を刺激し、目覚めをよくしてくれる効果が高いんです。
辛い物が目を覚ませてくれる。
というわけですね。
朝に好きなカレーを食べることで、頭も体もシャキッとするわけですね。
朝カレーのメリット2
集中力向上
カレーを食べると、脳内の血流が約4%増加するそうです。
そうなると脳の動きが活発になるので、集中力や計算力にもいい影響がありそうですよね。
また、
学生さんが朝にカレーを食べれば、1限目に睡魔に襲われる確率は低くなるでしょうし、
社会人であれば、朝の会議からロケットスタートを切れるのではないでしょうか。
朝カレーのメリット3
1日の活力になる
カレーに含まれているスパイスたちは、漢方に使われるスパイスも多くあります。
新陳代謝をアップし、脂肪燃焼や冷え改善などの効果も期待できます。
そして、
1日を出発する朝にカレーを食べると、ご飯やじゃがいも、人参など、いろんな具が入っていて栄養とカロリーを効果的に摂取することができ、それが1日の活力につながるのです。
朝カレーのメリット4
肌荒れ予防
カレーには野菜やお肉が入って栄養もたっぷりです。
ビタミン、たんぱく質、ミネラル類も多く含まれていますね。
カレーによって血流がよくなると、お肌にも栄養が行き届いて肌荒れ防止に役立ちます。
さらに、クルクミンというスパイスが抗酸化作用をもたらし、アンチエイジング効果も期待できるというのです。
ここで大切なのは、「信じて食べる」とうことですね^^
朝カレーのメリット5
ダイエット?!
「カレーを食べることで代謝がアップしダイエットにも効果が期待できる」
とたまに聞きませんか?
これは、昼や夜にカレーを食べても代謝がアップしますが、昼や夜に食べるよりは朝に食べて1日元気に動いたほうがダイエット効果もアップする。ということです。
ただし、そこはお世辞にも低カロリーとは言えないカレーさんです。
量や種類によっては当然逆に太ってしまいますよね。注意が必要です。
ダイエットで朝カレーを食べるなら、糖質を減らしたり、食べ過ぎないようにしたり、カレーの具も工夫してみる方がいいでしょう。
朝カレーのメリット6
冷え予防・免疫アップ
血流がよくなり代謝がアップすると体温も上がってきます。
体温があがると免疫力も上がります。
これもスパイス効果ですよね。
冷え性の人は自律神経も乱れがちなので、朝カレーを食べて体を温めるということは、そのどちらにも効果的といえますよね。
朝カレーのメリット7
便通にも効果的?
スパイスは胃腸の働きを活性化させてくれます。
カレーを食べることで胃腸の機能を高めることも期待できますし、便秘に悩んでいた人が朝カレーを食べることで便通が良くなったという人も話しも少なくありません。
また、朝にカレーを食べることで胃腸に刺激を与えているので、便通にもいい影響が期待できますよね。
カレーに入っているスパイスの効果とは?
カレーにはいろんなスパイスが入っていて健康に良いということを述べてきましたが、どんなスパイスにどんな効果があるのでしょうか?
主なものを見ておきましょう。
ターメリック(ウコン)
ターメリックと聞いてもピンとこなくてもウコンといえば、なんとなく親しみのある名前ですね。
カレーに入っているこのターメリックは、
- 便秘解消
- 消化不良改善
- 抗酸化作用による肌の健康維持
などの働きがあります。
クミン
クミンというスパイスの一番大きな作用は代謝が上がるということです。
また、抗炎症作用があり、むくみを予防したり、脂肪分解の働きもあり、このスパイスがダイエットも助けてくれるようですね。
海外ではクミンを毎日大さじ1杯とることで体重が減るという研究結果もあるのです。
コリアンダー
パクチーというハーブはよくご存じではないでしょうか。
パクチーは葉の部分で、コリアンダーはその種の部分をさします。
このコリアンダーもカレーのスパイスとして配合されています。
このコリアンダーには葉緑素を豊富に含んでいて、
- 疲労回復
- アンチエイジング
- 貧血予防
- 免疫アップ
- 動脈硬化、心筋梗塞予防
- デトックス
といった健康効果が期待できるものなのです。
カレーはいつ食べてもこのような健康効果がありますが、朝に食べるとさらに良いということもわかりますね。
朝カレーは太る?
朝にカレーを食べると体に良いことはわかりましたが、「カレーも好きだから毎朝カレーにしようかな」と考えてる人の中には、「でも、カレーって太らない?」こんな疑問があることでしょう。
一般的に考えてもカレーってカロリーが高いというイメージがありますし、「がっつり」食べるというイメージがあって、どうも太ると思ってしまうのですね。
実際のところはどうなのでしょう?
ズバリ!
朝カレーを毎日食べると太る確率は高くなります。
しかし、食べ方によっては太らないどころか、ダイエットにも効果が期待できるというのです。
朝カレーで太る食べ方とは?
カレーの標準的カロリーは普通のお皿にご飯を盛って一皿、600~700kcalくらいになります。
一般的なカレーと言えば、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、豚肉を炒めて煮込んで市販のルーで仕上げるといったものです。
成人女性の1日の摂取カロリーが1600kcalから2000kcalですから、一食カレーを食べて太るというわけじゃないのですが、朝にこれだけのカロリーを摂り、昼も夜も高カロリーな食事を摂ると、カロリーオーバーになりかねません。
また、もう一つの問題は「糖質」が多いということです。
ご飯やじゃがいも、市販のルウにもりんごやカラメルなどが入っていて、カレー1人前を食べると、糖質の摂取量は約130~150gになります。
1日2日、朝カレーを食べてもすぐに太るわけじゃありませんが、毎日続けていると、太ってしまうのです。
朝カレーの太らない食べ方とは?
身体によいのであれば、毎朝でもカレーにしたい、でも太りたくない、そんな時には次のポイントに気を付けて食べましょう。
糖質の量を減らす
カレーを食べるときには、糖質の量が気になります。
糖質の多いカレーを毎日食べていたのでは太る元になるので、ご飯の量を減らすとか、カレーの具になるじゃがいもを他の野菜に変えるなどという工夫が必要になります。
ヘルシーなカレーだと太る心配もなく、毎朝食べても大丈夫ですよ。
野菜を先に食べる
野菜サラダをカレーを食べる前に食べておくと良いのです。
それは、野菜に豊富に含まれている食物繊維が血糖値の上昇や脂質の吸収を抑えてくれるので、カレーを食べる前に野菜を食べておくと、太るのを予防することができますよ。
ただし、ポテトサラダやマカロニサラダといったものは食物繊維よりは糖質が多いので太ってしまうことになるので、繊維質の多い野菜を選ぶようにしましょう。
朝カレーはレトルトでも効果あり?
忙しい朝ですから、時短でささっと作って食べたいのが主婦の心です。
簡単にできるレシピも紹介しましたが、正直もっと楽に作れるものはないか?って考えますよね。
そこで利用したいのがレトルトカレーです。
しかし、レトルトカレーというとどうしても体に悪いというイメージがありますよね。
添加物とか、はたまた栄養面でも足りないのではないかとか。
実際のところどうなのでしょうか?
レトルトカレーの添加物って大丈夫?
先ず気になるのは添加物ですね。
長期保存が可能なものですし、食欲をそそるおいしさですし、いろんな添加物が入ってるのではないかと心配です。
どんなものが入っているか見てみましょう。
野菜(じゃがいも、にんじん)、りんご繊維、ポテトペースト、ソテーオニオン、でんぷん、砂糖、パーム油、酵母エキス、トマトペースト、食塩、りんごペースト、カレーパウダー、ウスターソース、バナナピューレ、しょうがペースト、ソテーカレーペースト、ヨーグルト、香辛料、ガーリックペースト、調味料(アミノ酸)、カラメル色素、乳化剤、酸味料、香料、香辛料抽出物、(原材料の一部に小麦、豚肉を含む) |
原材料を見ると、いろんなものが入ってますね。
ここでいくつかの原材料に注目してみましょう。
調味料(アミノ酸)
これはうまみ調味料のことで、これが入るとおいしいんですよね。
何種類か入っているこの調味料の中でもグルタミン酸ナトリウムというものが注目されています。
このグルタミン酸ナトリウムを摂取して具合が悪くなったという実例もあるからなのですが、こうした調味料はどこまでも「過剰摂取」することで人体に影響があるもので、レトルトカレーに入っている量では特に気にすることはないということなのです。
もっとも、レトルトカレーを毎日食べたりしていると過剰摂取につながることもあるので、注意が必要ですけどね。
カラメル色素
これは着色料になります。
カラメル色素はいろんなインスタント食品にも使われていますが、カラメル色素の中でも人体に影響のあるカラメル色素があります。
それはカラメルⅢ、カラメルⅣなどと表示されているもので発がん性も心配されている成分。
しかし、安全基準をもとに作られているレトルトカレーには、こうした人体に影響のある成分は入っていないので、特に心配する必要はないでしょう。
保存料
このレトルトカレーには保存料が入っていません。
このカレーだけではなく、レトルトカレーは高温高圧で殺菌するので、保存料が必要ないのです。
この点は安心できますね。
栄養不足は避けられない?
レトルトカレーですから、手作りのカレーのような栄養は満たされないでしょう。
レトルトだけでは栄養不足は避けられないかもしれません。
しかし、一工夫することで、栄養を補うこともできますよ!
サラダと一緒に食べる
野菜サラダをつけて、一緒に食べると野菜不足が解消されます。
レトルトカレーに具材をプラスする
レトルトカレーには具材が少なめです。
なので、自分で野菜や肉などを下処理したうえで、レトルトカレーに入れてひと煮立ちさせるだけでも違ってきます。
卵やチーズのトッピング
不足しがちなたんぱく質を補うには卵がおススメです。
ゆで卵や半熟でも良く合いますね。
ヨーグルトをプラス
レトルトカレーに入れてもいいですが、デザートにフルーツとヨーグルトというのも良いですね。
サラダのドレッシングにヨーグルトを使うというのもありですね。
こうした工夫をすることで栄養不足は解消されます。
基本的に、レトルトカレーは食品なので、安全性に基づいて作られています。
しかし過剰摂取は体を壊す元になるということも覚えておきましょう。
どうしても忙しい時、また疲れていて準備ができないときなど、たまに利用するには便利なレトルトカレーですね。
そして、最近では「無添加」のレトルトカレーも販売されています。
添加物が気になるようであれば、こうしたものを選んで利用してみるのも良いですね。
朝でも簡単に作れるカレーレシピ
忙しい朝でも簡単に作れるカレーがあったらいいなあという方のために、レシピを紹介しましょう。
トマトとチキンのスープカレー
市販のルーを使い、またぐつぐつ煮込む必要がないので、簡単に作れます。
【材料3人分】
- 鶏むね肉 100g
- トマト 1個
- キャベツ 100~150g
- コーン缶 大さじ3
- 市販のカレールー 50g
(2.5かけ) - コンソメ 1/2個
- 水 500cc
【作り方】
- 鶏むね肉-ひとくち大
トマト:くし形
キャベツ:大きめに手でちぎる - 鍋に水、鶏むね肉を入れて火にかける
- 沸騰したらアクをとり、コンソメとカレールーをいれる
- トマト、キャベツ、コーンを入れてひと煮立ち
カレーを作るのに時間がかかるのは、ぐつぐつ煮込むからですよね。
火の通りが早い野菜を使っているので、お肉さえ火が通っていれば、あとはさっと煮立てるだけでも大丈夫です。
他の野菜を入れてもOKですよ。
またスープの濃さは好みで調節できますよ。
残りカレーでカレーつけパン
夜のカレーがちょっと残ったり、カレーライスはちょっと飽きたかなというときにはパンをお供に食べてもOKです。
【材料1人分】
- 残りカレー
- 牛乳 お好みで
- パン
- ソーセージ、卵 お好みで
【作り方(食べ方)】
こちらは作り方というより食べ方ですね^^
- 残りカレーは牛乳をいれて温めなおすとよりパンに合う味になります
- 目玉焼きやソーセージはお好みで
食パンそのままをカレーにつけて食べてもおいしいですし、軽くトーストしても良いですね。
簡単リメイクですが、朝からシャキッと目覚めて1日が過ごせそうです。
毎朝パンを食べている人も多いかと思います。
ご飯に飽きた時にはパンでもおいしくカレーが食べられますよ。
まとめ
みんなが大好きなカレーは健康にも良いことがたくさんですね。
しかも朝食べることで1日を元気に過ごすことができそうです。
レトルトカレーも上手に利用したり、カレースープを作り置きして冷凍ストックしておくと時短にも役立ちますよ。
自分なりのレシピを開発して、一人でまたは家族でカレーを楽しんでみてくださいね。
今回はここまで!
COMMENT