赤ちゃんが泣いてるときにおしゃぶりをあげると、不思議と泣き止むということを多くのお母さんたちが経験していることでしょう。
私の子供もそうでした。
それでつい、おしゃぶりを与えてしまうのですが、一方では、あんまりよくないという話も耳にします。
赤ちゃんのおしゃぶりの効果ってどんなもの?本当にいるの?その理由は?
そんな疑問や、おすすめのおしゃぶりも調べてみました!
目次
おしゃぶりを使う効果は?使うならいつまで?
おしゃぶりを使うとどんな効果があるのでしょうか?
泣いている赤ちゃんがおしゃぶりを与えると、ぴたっと泣き止んですやすや寝たり、機嫌がよくなったりします。
これは赤ちゃんが「安心している」という証拠なのです。
おしゃぶりを吸うと安心するの?
そうなんです。
赤ちゃんには本能的に口に触れたものを吸うという「吸啜反射」というものが備わっているのです。
なので生まれたばかりの赤ちゃんでも授乳が可能なのです。
また、ママのおなかの中でも指しゃぶりをしていると言われているので、この「吸う」ということが赤ちゃんの精神安定につながっているということがわかるのです。
それで、
眠りたい→安心したい→吸う
というのも自然なことなんですね。
おしゃぶりを吸わせることで、赤ちゃんの気持ちが落ち着いて静かに眠ることができるというわけです。
おしゃぶりにはこんな効果があるのです。
でも、おしゃぶりはいつまでも吸っていて良いわけではありません。
歯のかみ合わせが悪くなったり、依存症になるなどという問題もでてくるので、適当な時期にやめさせるようにするのが良いのです。
それはいつ頃まででしょう?
できれば1歳までには辞めさせたいものですが、無理なら、少しずつ遠ざけていくというのが理想的です。
遅くても満2歳くらいまでにはおしゃぶりとさよならしたいですね。
おしゃぶりのメリット、デメリット
では、おしゃぶりのメリット・デメリットを見ていきましょう。
おしゃぶりのメリット
赤ちゃんが泣き止む
先述したとおり、おしゃぶりを吸わせることで、赤ちゃんが泣き止むことが多いです。
赤ちゃんの気持ちが安定するということはよいことなので、赤ちゃんが望むなら思う存分吸わせてあげてもよいでしょう。
外出時に赤ちゃんが泣き止まないと周りの目がきになります。
そんな時にもおしゃぶりで泣き止ませることができれば、大助かりですよね。
寝かしつけが楽になる
「眠いのに眠れないぃぃぃっ〜!」と言って赤ちゃんはよく泣きます。
抱っこしてあげると眠るけど、おろすと泣くの繰り返し。
これでママたちは相当ストレスを受けているのです。
でもおしゃぶりを吸わせるとすやすや眠ってくれるということで、寝かしつけが楽になります。
鼻呼吸をするようになる
おしゃぶりで口がふさがれるので、当然、口呼吸ではなく鼻呼吸をするようになります。
鼻呼吸をすることで、喉が守られ、鼻の粘膜がウイルスの侵入を防ぐので風邪などの予防にもなります。
指しゃぶり防止になる
赤ちゃんは吸うことで安心感を得るので、おしゃぶりがなかったら代わりに指をしゃぶるということもします。
指しゃぶりはのちに止めさせるのに苦労しますし、大きくなってもやめられないこともあるので、指しゃぶりをするよりはおしゃぶりのほうがいいですね。
ママの負担が減る
ママは赤ちゃんのお世話に家事にと1日もあっというまに過ぎていきます。
赤ちゃんがぐずってばかりだと、抱っこしてあやしての繰り返し。
そんな中で、家事も十分にできなければ、ママがお茶を一杯飲んでゆっくり休む時間もないんですよね。
そんなときに赤ちゃんがおしゃぶりを吸いながら眠ってくれたら、ママはほっと一息つける時間ができ、ストレスが減り、気持ちの余裕ができ、赤ちゃんにもまた優しい気持ちで接することができます。
これもまたおしゃぶりのメリットなのです。
おしゃぶりのデメリット
もちろん、デメリットもあります。
歯並びやかみ合わせが悪くなる
生まれて数か月の赤ちゃんがおしゃぶりを吸ったからといって、すぐに歯並びが悪くなるということはありません。
満1歳前後には歯が生え始め、だんだんと乳歯が生えそろってきますね。
そうした時期におしゃぶりをずっと習慣的に吸っていると、歯並びやかみ合わせに悪影響がある場合があります。
なので乳歯が生えそろうころにはおしゃぶりをやめるように徐々に離していくようにしていきましょう。
コミュニケーションが減る
赤ちゃんがおしゃぶりで寝てくれたら、ママは抱っこする必要もなくなりますね。
また、赤ちゃんが大きくなるにつれて少しずつ言葉を発するようになりますが、おしゃぶりをいつも吸っていると発語の機会も減ります。
ママが赤ちゃんを抱っこしたり、肌が触れ合いながら、目を合わせて話しかけたり、コミュニケーションをとる時間もとても大切な時間です。
そうした時間がおしゃぶりによってなくならないように気を付ける必要があります。
また言葉を話し始める時期に、おしゃぶりで口をふさいでいると言葉が遅れてしまうという可能性もあります。
なので長く続けないように、意識して少しずつやめさせていくのがいいでしょう。
対象月齢に注意!おすすめおしゃぶり5選!
おしゃぶりを選ぶときには、対象月齢をチェックすることが大切です。
新生児から使えるもの、6か月から使えるものなどありますが、赤ちゃんの成長段階に合わせて作られているものなので、赤ちゃんの口にフィットするおしゃぶりが、赤ちゃんの安心感も高めてくれます。
それではおすすめおしゃぶりを紹介していきましょう。
おすすめおしゃぶり①
nuk おしゃぶりジーニアス2.0
nukはおしゃぶりでも有名なメーカーです。
最新の医療研究と技術から設計されたおしゃぶりです。
- ニップルの先がやわらかく曲がりやすい
- 赤ちゃんの口に最適にフィットする
- あごや歯へのストレスを減らすためネックを薄く細くしている
- 舌が適切に動き、赤ちゃんが飲み下しやすいように幅広かつフラットな形
こうした特徴があり、多くのママたち、赤ちゃんたちが愛用しています。
サイズも S M L とあり、月齢に合わせて選べます。
おすすめおしゃぶり②
テテオ おしゃぶり 入眠ナビ ケース付き
こちらは新生児におススメのおしゃぶりです。
- 対象年齢は0~3か月
- 軽くて新生児の赤ちゃんの口にフィットします
- 付属のケースにいれて電子レンジで簡単除菌ができて便利
ぐずぐずして寝てくれない赤ちゃんの眠りを誘ってくれます。
おすすめおしゃぶり③
出っ歯になりにくい チュチュベビー蓄光デンティスター
- 赤ちゃんの舌にピッタリフィット。乳首を平たくつぶしたような形
- 厚みが薄く、舌の入るスペースを確保していて、さらにかみ合わせが自然に整うように設
- 蓄光タイプで、台座部分がほのかに光、夜中にも見つけやすい
おしゃぶり吸わせたいけど、歯並びが気になるというママにおすすめです。
おすすめおしゃぶり④
フィリップス アヴェント ウルトラソフトおしゃぶり
- アメリカでは96%の赤ちゃんがくわえている
- 左右の羽がやわらかう圧力をかけずにフィット
- 圧が少ないのでくわえた後も口の周りに跡が残らない
専用ケースに入れてレンジで簡単除菌も可能です。
おすすめおしゃぶり⑤
レック アンパンマンおしゃぶりセット
かわいいアンパンマンのおしゃぶりセットです。
鉄板です。
- ホルダーと消毒ケースもセットに
- 消毒ケースにいれてレンジで簡単除菌OK
- ニップルの先端の傾斜が赤ちゃんの舌にフィット
気になるおしゃぶりはありましたか?
月齢を考慮しながら素材、消毒のしやすさなどをよく考慮して選んでみましょう。
あとがき
おしゃぶりは必ずしも必要なものではありません。
また赤ちゃんがうまく吸えなくて拒否する場合もあります。
嫌がるときには無理にくわえさせないほうが良いですね。
また、よく吸ってくれるからといって、おしゃぶりに依存してしまうとのちの赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼすこともあるので、どうしても大変なときだけ使うようにしたいものですね。
今回はここまで!
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