寒い季節になると、朝晩冷え込んで氷点下の気温になることもありますね。
そんなさむーい朝に出勤しようと車に乗ろうとしたら、
フロントガラスが凍っていたーー!
ということはありませんか?
エンジンをかけて温まるのを待って解かしてから…
となると時間がどんどん過ぎていきます。
ということで、今回は、
といったことについて調べてみましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
フロントガラスの凍結防止にはバスタオルがいいってホント?
フロントガラスが凍ってしまったら、解かすしか方法はありませんが、できれば事前に防いでおきたいものです。
調べてみるとフロントガラスの凍結防止には「バスタオル」が良いということがわかりました。
実はこれは、警察もおススメということで、警視庁のホームページに掲載されているほどなんです。
方法もごく簡単で、
いらなくなったバスタオルをフロントガラスにかけておくだけです
かけて置くだけだと、風でずれたり飛ばされたりするので、ワイパーで抑えて固定しておくといいですね。
朝、寒くて、バスタオルが凍っていても、フロントガラスはすっきりきれいなままです。
すぐにエンジンをかけて出発できますよ。
使い古したバスタオルは家にも1枚くらいはあるのではないでしょうか。
すぐにできる方法なので、ぜひ試してみてください。
フロントガラスの凍結防止に手作りカバー?
フロントガラスにバスタオルをかけて凍結防止というのもいいけど、
タオルは雑巾にしたいし…ほかに家にあるもので手作りでカバーが作れない?
と考えてる人もいることでしょう。
100均で買ってきたものを使ったり、家にあるものを使って、カバーを作ることもできます。
どんなものがあるでしょうか?
サンシェードで作る
夏には日よけとして活躍していたサンシェードが冬には家で眠っているということはありませんか?
サンシェードをそのままフロントガラスにかけておくだけでもいいかもしれませんが、もう少し手を加えると便利に使えるようになります。
100均でも買えるゴムひもを買ってきて、サンシェードの両端につけます。
ゴム紐はわっかになるようにつけて、両端のそのゴムはサイドミラーにひっかけることになります。
そうすると、サンシェードはそのままフロントガラスを覆い、ゴムで固定するので、飛ばされることもなく、安心です。
そして設置も楽々ということですね。
アルミシートで作る
100均で買えるアルミ保温シートを使います。
フロントガラスの大きさに合わせて、両端の角を折ります。
折ったところはOPPテープでとめて固定しましょう。
それから、全体を一周ぐるりとOPPテープをはって補強します。
これで出来上がりです。
簡単ですよね。
これはゴム紐がないので、固定するには、ワイパーや車のドアで挟んで固定することになります。
先に紹介したようにゴム紐で固定したいということであれば、両端にゴム紐をとりつけてサイドミラーにひっかけるということもできますよ。
カバーをかけるときのポイント
バスタオルなどもそうですが、こうしたカバーをフロントガラスにかけるときに気を付けたいポイントがあります。
それは、
- 隙間をつくらない
- 水分がつかないようにする
の2つです。
隙間を作るとその隙間から冷気が入ったりすることもありみあすし、ガラスに水分がついていると凍結の原因になりますので、要注意ですね。
フロントガラスが凍結してしまったらどうする?対処法は?
ここで、質問です。
フロントガラスが凍結してしまったらどうしてますか?
どうしていいかよくわからないけど、隣の人はどうしているのか、気になりますよね。
とある調査によりますと、こんな方法を挙げた人が多かったといいます。
- 車のデフロスター(曇り止め機能)を使う
- お湯をかける
- 解氷スプレーを使う
- 霜とりでそぎ落とす
という方法です。
私も豪雪地域に住んでいたころは、お湯をかけるといったこともした記憶があります。
霜取りでそぎ落とすということもよくありそうな話ですね。
デフロスターを使うのもいいのですが、温まるまでに時間がかかり、氷が解けるまでに10分くらいの時間が予測されるので忙しい朝にはとってもイライラしそうです。
お湯をかけるはNG
実は多くの人たちが使っているこのお湯をかける方法はNGなのです。
特に、「熱湯」は危ないです。
熱湯をかけると、熱膨張によってフロントガラスが割れてしまうこともあるのです。
なので、熱湯はだめですし、じゃあ、熱湯じゃないけど温かいお湯だったら?と考えますが、外気の温度が氷点下などであれば、お湯をかけても、凍ってしまいます。
なので逆効果というわけですね。
手っ取り早い方法ではあるのですが、これはもう考えないでおきましょう。
霜取りもNG?
霜取りでがりがりとこそげ落とすこともできますが、手も冷たいですし、下手するとフロントガラスを傷つけてしまうこともあります。
要注意ですよね。
フロントガラスが凍結してしまったらこの方法を試してみましょう
フロントガラスの凍結予防を考えていても、うっかり忘れてしまったり思いがけず気温が下がってしまったりということもありますよね。
凍結してしまったときには、簡単にできるこの方法をお勧めします。
試してみたい凍結解消方法
お湯を直接かけるのはNGなのですが、ぬるま湯を使ってフロントガラスの凍結を解消するとっておきの方法があります。
準備する物は、
コンビニの袋(取っ手があるもの)と40度以下のぬるま湯です。
コンビニ袋の中にぬるま湯を入れて、手に持って、凍ったフロントガラスをなでるようにして動かします。
こうすることで、ぬるま湯で氷がとけ、ビニール袋を動かすことでワイパーの働きをしてくれ、とけた氷を除去してくれます。
これですっきりです。
お金もかかりませんし、簡単ですぐにできるので、重宝しますよね。
デフロスターを利用する場合
車の曇り止め機能であるデフロスターでフロントガラスの氷を解かすという方法もあります。時間がかかるということは前述したとおりですが、何も道具がなくてこれしか方法がないということもありますね。
暖かい風をフロントガラスに送るには時間がかかりますが、この時に注目したいのは「水温計」なんだとか。
エンジンが冷えていると水温警告灯が点灯していたり、水温計はCOLDのまま。
この状態では温風もでません。
警告灯が消えるか、または水温計がCからH寄りにふれたら暖かくなってきたという目安になります。
エンジンをかけて、温度があがるまでは、エアコンなどもつけたりせずに、水温計があがるのを待ちましょう。
そして水温が上がったら、ヒーターを最高温度にし、風量も最大にしてデフロスターでフロントガラスを温めましょう。
フロントガラスが凍ったときに、解氷スプレーは効果あり?
フロントガラスが凍った時の対策として、解氷スプレーを使う人も多いです。
この解氷スプレーって効果があるのでしょうか?
説明より先に商品をチェックしたい人はこちらからスキップできます。
解氷スプレーとは?
そもそも解氷スプレーってどんなものでしょうか?
解氷スプレーというのは、フロントガラスについた霜や雪を解かして落とすために使うスプレーなのです。
短時間で解かすことができるので、これを車に備えている人も多いのではないでしょうか。
この解氷スプレーにはエタノールなどの解氷剤が含まれているので、解氷をスムーズに行ってくれ、再凍結の防止にも役立ちます。
解氷スプレーを使うとよい理由
この解氷スプレーを使うとよい理由の一つは「短時間で溶かせる」ということです。
車のデフロスターで温風をあてて溶かすには時間がかかるということは前述のとおりですが、時間をかけずに、短時間で溶かすことができるというのがメリットの一つです。
もう一つは、「再凍結を防いでくれる」ということです。
車用の解氷スプレーにはエタノールが含まれていて、解氷効果がありますが、同時にこのエタノール成分が再凍結を防ぐという役割も果たしてくれるので、寒い地方にお住まいの方は、短時間で溶かして再凍結も予防できるという、この解氷スプレーを1本は車に常備したいものですね。
解氷スプレーのデメリットは?
解氷スプレーもメリットばかりではないのです。
デメリットも確認しておきましょう。
一つ目は、フロントガラスの撥水加工への影響です。
シリコン系の撥水処理をしている場合には、解氷スプレーに含まれるアルコール成分によって撥水のための成分を落としてしまうのです。
なので、撥水力が落ちてしまうというわけですね。
二つ目はボディーに付着したコーティングへの影響があげられます。
これもシリコン系のコーティング剤を使っていると、解氷スプレーのアルコール成分によって落とされて、コーティング力も落ちてしまいます。
三つ目にはゴムの劣化、スプレー缶の破裂というものがあります。
ゴムの劣化はやはりアルコール成分によって、ワイパーについているゴムの部分が劣化する恐れがあります。
スプレー缶の破裂というと、ちょっと驚いてしまいますが、冬の間は大丈夫なのですが、使って余ったスプレー缶を夏場にも車の中に放置しておくと、車内温度が多角なり、特に直射日光のあたるところに放置してしまうと、破裂や爆発といったことを起こしてしまうので、注意が必要です。
そして四つ目にコストがかかるということがあげられます。
ワンシーズンに1本買うくらいなら大きな出費にはなりませんが、寒い地方にお住まいの方だと、ワンシーズンでも数本購入しなければならない場合もあります。
そうなるとコストがかかりますね。
解氷スプレーは2タイプある
解氷スプレーには、
- ガス噴射タイプ
- スプレー式
の2種類があります。
強力なのはガス噴射タイプのもの。
ガスを使って一気に噴射できるため、もう一つのスプレー式に比べると圧倒的に力が強いです。
速く解氷したい場合や、寒冷地にお住まいで厚めの氷ができてしまうような場合も、この強力タイプのものが良いでしょう。
また、狙ったところに集中的に効果を出せるというのもメリットです。
ただ、ガス噴射タイプは缶の容器なので、取り扱いには十分気を付ける必要があります。
間違って踏んでしまわないように、また暑い夏に車の中に置きっぱなしにしないようにしましょう。
もう一つのスプレー式のものですが、こちらはプラスチックの容器に入っていて、霧吹きのようにして使います。
薄い氷ならしっかり解氷できるので、特に寒い地方に住んでいるというわけではなければ、スプレータイプでも十分活用できるでしょう。
また、詰め替え用も販売されているので、環境にもやさしいというメリットもあります。
解氷スプレーの選び方のポイント
解氷スプレーと一言で言っても、先に紹介したようにすでに2つのタイプのものがあります。
さらには、いろんな商品が販売されているので、選ぶのに迷う人も多いと思います。
そこで、選ぶポイントを紹介してみましょう。
タイプで選ぶ
先に紹介したように二つのタイプがあるので、どちらが使いやすいか選んでみましょう。
解氷のスピード
なんといっても速く解氷してくれるものを選びたいですよね。
解氷スプレーの主成分はアルコール類ですが、その解氷スピードを高めるために工夫がされている商品もあります。
成分を見るだけではよくわからない場合が多いので、口コミなどを参考にしてみるとよいかと思います。
ガラスコーティングへの影響はないか
解氷スプレーのアルコール成分によってガラスコーティングへの影響があるものもあります。コーティングに影響のないタイプのものもあるようなので、チェックしてみるとよいでしょう。
再凍結防止ができるか
成分の中に再凍結防止剤が入ってるものもあります。
できればそうしたものを選ぶと、1日に何度も解氷スプレーを使うということもでてきますね。
特に寒冷地にお住いの方は、こうした再凍結防止剤が入ってるものを選ぶと便利かと思います。
鍵穴の解氷にも使えるか
車の鍵穴が凍ることもあります。
鍵穴が凍ってしまうとドアすら開けられなくて困ってしまいますね。
鍵穴にも使えるようにチューブ付きタイプの解氷スプレーを選ぶと重宝しそうです。
おすすめの解氷スプレー
では、具体的におすすめの解氷スプレーを2つ紹介しておきますね。
解氷スプレーねらい撃ち
スプレーするだけで素早く溶かし、自動車はもちろん、車庫のシャッターや鍵穴の解氷にも使えます。
寒冷地にお住いの方は一本準備しておくと便利かもしれません。
ソフト99
解氷ガラコトリガー
こちらはノンガスタイプのスプレーです。
でも解氷力は強く、解氷と同時に強力な撥水被膜を形成し、再凍結も防止してくれます。
フロントガラスの凍結予防に使えるものやその他の方法
バスタオルをかけたり、アルミシートなどでカバーを作ってかけたりという方法を紹介してきましたが、ほかにも使えるものがあります。
タオルの代わりには?
バスタオルのかわりに、使い古した毛布をかけてもOKです。
段ボールをかけておくという方法もあります。
家にあるもので代用できるものが多いのもありがたいですね。
撥水コーティング
撥水コート剤を使ってフロントガラスをコーティングしておくと、フロントガラスに水がついてもはじきやすくなるので、夜に塗っておくと翌朝、軽い力で氷をはがすことができます。
ゴシゴシこすったりしなくても軽く氷をはがせるのであれば、これもよい方法ですね。
撥水コーティングをしておくと、凍結予防になるのはもちろんですが、普段から雨などで視界が悪くならないように撥水処理しておくと安全運転にもつながります。
寒いシーズンだけではなく、普段から使える方法なので、まめにお手入れしておくとよいかもしれません。
フロントガラスの凍結予防におすすめの商品は?
凍結予防には、バスタオルをかけたり、家にあるものでカバーを作ったりということもできますが、手軽に買って使えるものが欲しいという人も多いかと思います。
そこで凍結予防におすすめな商品も選んで
みました。
PONATTENO
車用フロントガラスカバー
装置時間、約2分と素早くつけられて、夜のうちに雪が積もることも予防し、凍結も予防してくれます。
フックでかけておくだけなので、装置も取り外しも簡単。
またドアの内側にゴムバンドを挿入して固定するようになっているので盗難防止にもなりますね。
大きいサイズで周りには伸縮性ゴムバンドがあり、いろんな車種に対応できます。
そしてこれは燃えにくい素材を使っているので、もし近くで火事などがあって火の粉がとんできたとしても簡単には燃えないというのも安心ですね。
使わないときにはコンパクトに収納でき、トランクにしまっておけます。
こちら、冬だけではなく、夏には日焼け防止にも使えるので年中活躍する商品です。
車フロントガラスカバー
こちらはマグネットが内蔵されているので、マグネットで固定するものです。
内蔵されているので車を傷つける心配はありません。
高品質の防水素材を使い、雨や雪からフロントガラスを守ります。
耐久性にも優れていて、ほとんどの車種に対応しています。
リバーシブルになっていて、冬には凍結防止や積雪防止に使えますし、裏返すと、夏にはサンシェードとして使えるようにUVガード、遮光遮熱ができる作りになっています。
これも1年を通して使えるので、便利ですね。
取り付けも簡単、ドアに挟むので盗難防止にもなります。
もちろん使わないときには、小さく折りたたんでコンパクトに収納可能です。
クルマdeフロントカバー
軽自動車A-02
軽自動車をご利用の方にはこちらもおススメです。
日よけ、ほこりや落ち葉除け、そして霜、雪、氷対策に年中使えるカバーです。
両サイドについた紐を社内のシフトレバーやサイドレバーなどにひっかけて固定するので、風で飛ばされる心配もなく、盗難防止にもなります。
女性でも簡単に取り付け、取り外しが可能。
サイドミラーカバーもついているのですが、フロントカバーを畳んでサイドミラーカバーに入れて収納するようになっています。
コンパクトに収納できるので小さい軽自動車の中でも邪魔になりません。
まとめ
寒い季節、特に寒冷地にお住いの方たちは、朝、車のフロントガラスが凍っていたら本当にショックですし、焦りますよね。
凍結してしまったら、コンビニ袋にぬるま湯を入れてガラスの上を滑らせてみましょう。
するっと溶けてきれいなフロントガラスが見えるでしょう。
凍結防止には、手っ取り早くできるバスタオルがおすすめです。
でも、もっとおしゃれに、もっと実用的に使いたいという場合には、市販のカバーも1年中通して使えるものも多いので、紹介した商品を参考にしてみてくださいね。
あらかじめ予防しておくのが一番です。
そうすれば、忙しい朝も焦らずに出勤できますよね。それが安全運転にもつながりますので、自分でできそうな方法を選んで試してみてくださいね。
今回はここまで!
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