運動をした後や日々の生活の中で疲れが溜まった際に、よく使われる「湿布」
症状がある部分に貼るだけで、痛みがなくなりすっきりとした気分になることができるのでとっても便利ですよね。
しかし、湿布にはいろいろな種類があります。
痛みを温めて症状を治す「温湿布」と、痛みを冷やして症状を治す「冷湿布」です。
湿布は、症状によって使い分けなければたくさんの効果を実感することはできません。
今回は、そんな湿布についてどの症状にはどちらの湿布を使ったらいいのか、
詳しくご紹介していきます。
温湿布は慢性、冷湿布は急性の痛みに効く!
皆さんは、どのようなシーンで湿布を使うことが多いでしょうか?
肩こりや腰痛、ねんざや筋肉痛など身体の一部が痛くて思うように身体を動かせない場合によく使われると思います。
私も、学生時代から湿布をよく使っています。
高校の部活動ではバレーをしていたのでよく手首をひねったり、足をねんざしたりしていました。
その度にマネージャーに「湿布貼って!」と大騒ぎで駆けつけていたことを覚えています(笑)
そして、現在主婦として子育てをしながら日々の生活を送っていますが、いまだに湿布は私の生活には欠かせないものとなっています。
子どもと過ごしていると、抱っこをしたり子どもと同じ目線で話をしたりするのでとにかく肩こりと腰痛とは常にお友達状態。
なので、あまりにもひどい時は寝る前に痛い部分に湿布を貼って翌朝までにすっきりせることがあるんです。
まさに「貼って、寝て、気持ち良い」ですね(笑)
そんな湿布ですが、先ほどもお伝えしたように温湿布、冷湿布と2種類のものがあります。
では、どの痛みにどの湿布を使えば効果的なのでしょうか?
湿布別にご紹介していきましょう。
温湿布
温湿布は、慢性の痛みに効果があります。
- 肩こり
- 腰痛
- 神経痛
主な症状はこの3つです。
このように、普段から気になっている部分や日々の過ごし方によってだんだんと積もった痛みが耐えきれなくなった際に使う時は、温湿布の方が効果があります。
近年ではスマートフォンの普及によってこの症状で苦しんでいる人はたくさんいると思いますし、私のように子育てをしている人は特に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
こちらは、寝る前などに使うことで身体が温まるので、ぜひ試してみてください!
冷湿布
冷湿布は、先ほどの温湿布とは違い、急性の症状に効果があります。
例えば、
- 筋肉痛
- ねんざ
- 打撲
- 打ち身
- ギックリ腰
など、スポーツの最中だったり急に身体の一部に衝撃があった際に使うのが効果的なんだそうです。
普段、運動をあまりしない方が急に激しい運動をするとなる「筋肉痛」。
また、ねんざや打撲などとっさに身体を守ろうとする行動などでなりやすい「ねんざ」や「打撲」。
運動以外でも私たちの生活の中にはたくさんの危険が潜んでいます。
そういったときのためにも常備しておいたほうがいい湿布とも言えます。
温湿布と冷湿布の使い分けが必要な理由とはここまででお伝えしたように、温湿布と冷湿布は、それぞれ効果が違います。
使い分けることによって身体にはどのような影響があるのでしょうか。
慢性的な痛みに効く温湿布は、トウガラシエキスなどが配合されていて、貼ると皮膚の温度がぐんと上がります。
肩こりや腰痛などは筋肉がかたまってしまっている状態だったり冷えている場合がとても多いので、その部分を集中的に温めることで症状が改善されていくんですね。
一方で、冷湿布はメントールなどスースーする成分が含まれているので皮膚の温度を下げる働きがあります。
赤く腫れていたり、痛い部分が熱くなっていたりするのはその部分が熱を持っている証拠です。
冷湿布で冷やしてあげることにより、炎症が治まるとされているんです。
このように、症状によって身体に効果的なものが違うのには深い理由があったんですね。
確かに、肩こりの部分に冷湿布を貼ってもさほど気持ち良くない気もしますし、筋肉痛を温湿布で温めても症状が良くなるとは思いません。
私は、普段から家に湿布を常備していますが、痛かったらとにかく湿布!というアバウトな考えしか持っていませんでした(笑)
普段何気なく痛い部分には湿布を貼ってきましたが、ここまで効果が違うのならばきちんと使い分けていきたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
症状がある部分を温める「温湿布」と冷やしてくれる「冷湿布」。
湿布には2つの種類があり症状によって使い分けることでより効果があることがわかりました。
温湿布は、慢性的な痛みである肩こりや腰痛、神経痛など筋肉が冷えていたりかたまっていたりするときに使うとじわじわと体が温まって痛みを和らげてくれますし冷湿布は、筋肉痛やねんざ、打撲など外からの衝撃によって急な痛みとなった場合に熱を持った部分を冷やして痛みを抑えてくれるとのこと。
一般的に、本人が「気持ちいい」と感じる方を使えばいいという説もありますが、湿布もそこまでお手頃価格というわけではありません。
身体にとってより良い湿布を選ぶことで無駄がなく確実に痛みを和らげてくれるで購入する際には、この知識を知っておくと間違った湿布を買うことがなく便利かもしれませんね。
私も、これからは症状によって湿布を使い分けていきたいです!
今回はここまで!
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